保険についてわからないことだらけで不安な人は多い
インスタでの質問の一部
今回、マネーキャリア公式Instagramで「保険についての疑問や質問」を募集したところ、非常に大きな反響が寄せられました。
上記は保険についての質問の一部です。その他にも多くの方からご質問いただきました。
生命保険は日本の90%もの人が加入しているものの、よくわからないままに加入している人が多い現状です。
保険をはじめとした、家計、住宅ローンや証券などについてもそうですが、お金にまつわる知識(マネーリテラシー)はつけておいて損はありません。
まずこの記事を読んで、わからないことだらけの保険について知って、何もわからない状態からの脱却をしていただければ幸いです。
保険について全然わからないという方のために保険の概要を解説
- 第一分野:定期保険、終身保険、養老保険など
- 第二分野:火災保険、自動車保険、賠償責任保険、海上保険など
- 第三分野:傷害保険、医療保険、がん保険、介護保険
生命保険が「わからない」「複雑」と感じる3つの理由
生命保険がわからない理由
- 保険料の算出の仕組みや過程が複雑だから
- 保険に関する複雑な専門用語や言葉の定義を用いるから
- 生命保険に関することはリスクを認識しにくいから
保険がわからない理由①:保険料の算出の仕組みや過程が複雑だから
保険料の内訳
生命保険料は、純保険料(保障の積立分と運用の利率)、付加保険料(事業の運営費用)からなっています。
詳しくは「純保険料と付加保険料の意味とは?保険料の仕組みと割合を解説!」から見ることが出来ます。
生命保険料は、厚生労働省が発表する「標準生命表」を元に、アクチュアリー(日本に1,500人程度しかいません。)という保険数理などの専門家が算出します。
保険会社が破綻することなく、できるだけ保険料が合理的で妥当になるように計算されていて、仕組みは非常にシンプルです。
ただ、純保険料と付加保険料の内訳を公表していないため、保険料の中身がわからないようになっている点が透明性がなく、少し保険料が高いのでは?自分で貯金した方が良いのでは?と不安にさせる一つの要素になっています。(保険の必要性は次の章に譲ります。)
生命保険会社では、ライフネット生命が保険料率の内訳を公開しています。(ライフネット生命の公開資料)
保険がわからない理由②:保険に関する複雑な専門用語や言葉の定義を用いるから
保険には複雑な専門用語がたくさんあります。
保険の加入や解約、告知程度ならなんとなく分かるかもしれませんが
- 失効
- 責任開始日
- 免責期間
- 予定利率
などの言葉を聞くと一気に難解に感じるのではないでしょうか。
用語の説明は保険会社のパンフレットや保険用語集としてホームページに記載されていますが読んでも分かりづらいことが多々あります。
用語が分からないまま契約するのは躊躇してしまうものです。
相談の際には分からない単語はどんどん聞いてみましょう。相談員が分かりやすく教えてくれますよ。
保険がわからない理由③:生命保険に関することはリスクを認識しにくいから
生命保険に関するリスクを認識しにくいため、なかなか目を向ける機会がないというのも保険がわからないという理由の1つです。
死亡することのリスク、入院するリスク、がんになるリスク、老後の生活費に困るリスクなど人生には多くのリスクが潜んでいますが身近に感じることが難しいのです。
特に若ければ若いほど自分が亡くなることや病気になるリスクは考えにくいでしょう。老後の生活などはずっと後のことですからピンとこなくてもしかたないかもしれません。
そのためリスクに備える保険については「なんとなく」や「必要ない」と思いがちです。あまり必要性を感じてないのですから特に調べることもなく保険は難しいんだろうなと思ってしまいます。
保険に加入する必要性がわからない方必見!保険に加入する2つの意味
保険に加入する必要性がいまいちよく分からないという方に
- 病気や死亡など万が一の時に家計の破綻を防ぐ
- 保険によって日常生活の不安を軽減する
保険加入の必要性①:病気や死亡など万が一の時に家計の破綻を防ぐ
家計が破綻するとは、上の図のようになることです。
これは極端な例のように見えますが、日常生活・老後にはよくある話です。
こういったリスクを軽減するために「保険に入る意味」はあります。
また、例えば、がんになった時に自分の病気で不安な中で、治療費からくる家計の不安が重くのしかかる点では、ここにも保険の意味があります。
実際に、一定数貯蓄がある人ほど「がんと診断されたんだけど今から保険検討できないのか」という問い合わせや相談が頻繁にあります。(診断されたら保険には入りにくくなります…)
保険加入の必要性②:保険によって日常生活の不安を軽減する
例えば、自動車保険や火災保険だとわかりやすいかと思います。
自動車保険の無保険期間だったら、運転するのを控える人も多いかと思います。新居や引っ越しした後で火災保険にまだ入っていない期間だと、火をつかった料理を控える方もいるかもしれません。
リスクを感じた状態で生活していると、行動を制限することや、リスクを回避する傾向に人はあります。
この結果知らないうちに、心の貯金(心の余裕)をすり減らしていることもありますよね。
保険の加入者に聞くと、将来の対策ができている安心感にお金を払っている、と感じている人もいます。
保険加入で備える身近な4つのリスク
人生の4つのリスク
人生には一般的に4つのリスクがあるとされています。
- 死亡時のリスク
- 入院や手術のリスク
- 老後の生活費に関するリスク
- 将来の家計に関するリスク
「生命保険は何が必要?」「入った方がいい保険って何?」という方の参考になればと思います。
今回は、自分の生活のリスク・家族の生活のリスク軸と将来の事の軸で分類してみました。
ここで、これらのリスクへの対処法(保険の活用方法)は以下の公式を元に考えるべきです。
リスクへのお金
= 公的保障 + 企業保障 + 個人保障
- 公的保障:国など支給する(例:遺族年金など)
- 企業保障:勤め先の会社が支給する(例:弔慰金など)
- 個人保障:個人(例:生命保険・貯蓄など)
公的保険があるのは、有事の際に生活に困って文化的な生活ができない日本国民を減らすために存在しています。
公的保険も立派な保険で、健康保険料や年金保険料を毎月払っているように、国民全員が保険に加入しています。民間の保険では不足している分を補うというのが基本的な考え方です。
保険加入で備えるリスク①:死亡時のリスク
死亡時のリスクで特筆すべきは万が一が起こった時の配偶者や子供の生活費の不足です。
配偶者(33歳)と子供1人(10歳)の3人が月30万円で暮らしていた場合を例に挙げてみましょう。
自分に万が一が起きた場合30万円×0.7=21万円となるため子供が独立する年を22歳とすると3,024万円がかかります。
子どもが独立した後は配偶者だけとなりますが厚生労働省によると平均余命は43歳ですので30万円×0.4×12×43=6192万円かかることになるのです。
合計を見ると約9000万円以上の費用がかかります。
もちろん公的制度である遺族年金や遺族厚生年金はありますが、それだけですべてをカバーするのは難しく、やはり自分で備えてく必要があるでしょう。
一度万が一のことが起きた時、遺族にどのぐらいの年金がありどのぐらい資金が不足するのか考えてみましょう。
難しい場合はプロに相談すると良いですよ。
そのうえで民間保険の死亡保険を検討しましょう。
保険加入で備えるリスク②:入院や手術のリスク
入院や手術のリスクは急な出費です。
日本は国民皆保険制度になっており何かしらの社会保険に加入しています。そのため公的対象の治療を受けた時の自己負担率は多くて3割です。
高額療養費制度もあるため支払う金額も一定以上になると払い戻しがあります。
しかし厚生労働省の令和元年度生活保障に関する調査によると入院一回につきかかる自己負担額は公的保障を利用した上で平均20.8万円となっており、逸失収入(病気やけががなければ本来得られはずだった資金)を含めると30万円以上に上るのです。
またがんに万が一なった場合、先進医療の例をあげると
陽子線治療 | 約2,697,658円 |
---|---|
重粒子線治療 | 約3,089,343円 |
と、多額の治療費がかかります。公的保障対象外のため全額自己負担です。
もし急にけがをして入院費や手術費が必要になった場合、がんになった時最先端の治療を受けたいと思ったとき、貯蓄では賄いきれないことや大事に貯めていたお金から捻出しなければならない可能性があります。
そのような事態を回避するためにも医療保険やがん保険は大切なのです。
保険加入で備えるリスク③:老後の生活費に関するリスク
老後は生活費に関するリスクがでてきます。
定年後は公的年金制度があり主な収入は年金となります。
生命保険文化センターの調査によると夫婦二人が暮らしていくための最低額は平均で22.1万円で、ゆとりがある生活を送るためには上乗せで14万ほどが望ましいという調査結果が出ています。
つまりゆとりのある生活を夫婦で送るためには36万円程度は月に必要ということです。
しかし日本年金機構の実際の支給額の目安をみてみると令和3年度で
国民年金(老齢基礎年金(満額) | 65,075円 |
---|---|
厚生年金※(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額) | 220,496円 |
となっており特に国民年金では到底生活費をカバーできないことが分かります。
そのため老後に備えて自分で生活費を確保していくことが必要なのです。
保険で準備する場合は「個人年金保険」をおすすめします。
退職金を活用して資産形成をするのも良いですが、資産運用には時間が必要です。できるだけ早いうちから老後の備えを考えておくべきでしょう。
保険加入で備えるリスク④:将来の家計に関するリスク
将来の家計に関するものでは子供の教育費と自分介護費が大きなリスクとして考えられます。
教育費
フコク生命の調査によると幼稚園から大学までの平均的な費用は
すべて私立 | 約2409万円 |
---|---|
すべて国公立 | 約998万円 |
ほどされています。
特に大学は私立の場合約643万円、国公立でも約477万円が平均という調査結果がでており急な出費は難しい額となっています。
こつこつ貯蓄をする手ももちろんありますが、学資保険を使うことで
- 簡単に引き出しができない
- 契約者に万が一があった時に保険料の払込が免除になる
- お祝い金を設定できる
というメリットもあるため一度は検討してみることをおすすめします。
介護費
介護については公的保障として介護保険があり40歳になると支払が始まります。
その制度のおかげで介護状態になった時に自己負担率が1~3割程度ですむので準備は必要ないと思うかもしれません。
しかし、介護保険申請するには介護認定されなければならずだれでも使うことはできないのです。
またどの施設に入るか、どのような介護を受けた以下で介護の費用は大きく変わり月々の支払いが20万円以上かかることもあります。
自分が万が一介護状態になった時介護保険でカバーできるのかを考え、足りない場合は民間の介護保険を検討すると良いでしょう。
保険の必要性がわからないから保険に加入しない人も!保険未加入の理由とは
保険の必要性がわからないから保険に加入しないという人もいます。
その理由については主に
- 保険加入の代わりに自分で貯蓄しているから
- 日本では健康保険が充実しているから
保険に加入しない理由①:保険加入の代わりに自分で貯蓄しているから
貯蓄は三角、保険は四角
保険にお金使うくらいなら自分で貯金する!という考えの方もいます。
よく保険の初心者の方に説明するのは「貯蓄は三角、保険は四角」ということです。
上図のように、最初の数年間の貯蓄が十分でない範囲では、お金が不足します。貯蓄よりも保険が優れている点としては、不測の事態のリスクを保険会社に転換するツールとなる点です。
一方で、保険に加入すれば、保険料を支払うわけなので不測の事態にならなかった場合はリスクを保障したことに対してお金を払っているということになりますし、手元に持っておくお金は使い勝手が良いので、他のことにお金を回せる柔軟性があります。
すでに十分に貯蓄がある方、もしものために貯金し続けられる方であれば、貯金でも問題はないかもしれません。
ただ、多くの人はコツコツ毎月貯金することなんてできませんし、多くの人はいくら貯金していれば良いのか家計簿に組み込むことはできないかと思いますので、そういう方は少額でも保険を活用した方が良いかと思います。
保険に加入しない理由②:日本では健康保険が充実しているから
- 病気になった時にお金の心配はしたくない。
- 保険適用外の治療にかかるお金が不安である。(特にがんなど。)
- 差額ベット代や交通費など、入院時の生活のお金がかかる。
- 自営業やフリーランスで十分な社会保障がない。
保険の選び方を解説!生命保険は種類が多くてわからないという方も必見
ここからは生命保険の選び方について考えていきましょう。
冒頭にもあるように、保険はよく分からないままそのままにしておくと無駄に加入して損した…と感じやすい商品です。
選び方については普段このように説明しています。
- 公的保険を加味して、なお不安なリスクをカバーする保険に入る
- 短期のリスク → 長期のリスク → 中期のリスクの順に考える
保険の選び方①:公的保険を加味して、なお不安なリスクをカバーする保険に加入
もし、自分で勉強して知識をつけておきたいという場合には、FP3級のテストを受けてみるのがオススメです。FPとはファイナンシャルプランナーという国家資格のことです。
年に2-3回試験を行なっていて、気軽に受けられるテストなので、仕事で使わなくても、専業主婦の方なども取得している方も増えてきました。
筆者もFP資格を取得しましたが、最初の3級のテストの勉強では、「国民健康保険」や「年金制度」の仕組みなど体系的に理解することができました。
そして、公的保険を理解した上で、必要な保障を考えることが大事です。
今回は死亡保障・がん保障について具体的に考えていきましょう。
- 死亡保障…
結婚をしている家庭の場合には必ず検討する必要があります。生計を支えている人がなくなった場合、遺族基礎年金は毎年100万円程度しかもらえません。(※)厳密な遺族基礎年金の計算はこちらから行なってください。住宅ローンが残っていたり、毎月の出費が多い場合には、残された家族は生活の水準を下げざるをえなくなります。
- がん保障・医療保障…
がんは治療が長期に渡り、また高額な治療費になりやすい病気です。国民皆保険制度には、「3割負担の健康保険」「高額療養費制度」「傷病手当金」などがあります。しかし、がんの場合には「先進医療」と呼ばれる健康保険の対象外となる治療方法があったりします。がんになると、ただでさえ不安が大きいのに対して、お金の不安で満足いく治療ができないのは不安という人が多いです。
ただし、常に無駄に保険料を支払っていないかだけはチェックをするようにしましょう。
信頼できる一生涯のFP(お金の専門家の国家資格)を友人にしておくことができればベストですね。
保険の選び方②:短期のリスク→長期のリスク→中期のリスクの順に考える
次にリスクを考える順番です。
筆者は、短期のリスクをまず補填した後は、長期(老後)→中期(短期と長期の間)を考えていく方法をおすすめしています。
まず短期のリスクを抑えるのは、「家計が破綻しないように貯金しよう」「明日がんになってもお金に困らないようにしておこう」というように、緊急性が高いためです。
例えば、老後の貯金をするために、今の生活費を削って苦しい生活をする、なんてのは本末転倒ですよね。
まずは目下5年で必要になるお金や貯金だと賄えないリスクを補填しておくことが大事です。
次に、長期的なリスクです。長期的なリスクとは、ずばり老後の生活費・年金についてです。
未来のリスクになればなるほど、不確実性が高まる(不確実性とは、文字通り、将来の状況や環境はわからない、不透明であるということです。)ため、中期以降のリスクについては、確実性の高いものからリスクを補填することが大事です。
今後は、テクノロジーの進展によりがんの早期発見がすすんだり、医療の治療費が大幅に安くなったり、一方で、医療制度が破綻して個人負担が増えたりと、不確実性が高いので、必ずくる老後の生活費を残しておくことは大事ですよね。
保険の種類や選び方はライフステージに応じて見直しが必要!タイミング6選
保険の種類や選び方はライフステージによって異なります。
見直しが必要なタイミングである
- 就職
- 結婚
- 妊娠・出産
- 住宅の購入
- 子どもの独立
- 定年後
保険見直しのタイミング①:就職
就職時には保険の見直しを行いましょう。
実家で暮らしている人もいるでしょうが、生計を1人で立てる人も多いかと思います。
その中で必要なのは働けなくなった時や病気やけがで仕事を休んでいる時の収入の補填です。
例として挙げると
- 医療保険
- 就業不能保険
がおすすめです。
社会人になってから間もないため貯蓄がまだまだできていない場合はほとんどでしょう。そんな中働けなくなって収入が減ったり医療費での急な出費が起きた場合対応できない可能性があります。
万が一の出費に困らないような保障を準備はしておきましょうね。年齢が若く疾患リスク自体は少ないため最低限の保障でも良いでしょう。
ちなみに死亡保障はあまり必要ありません。加入したとしても自分の万が一(お葬式等)に充てられる分で十分です。
保険見直しのタイミング②:結婚
結婚した場合の見直しも大切です。
家族が増えるため万が一のことがあった時に配偶者が困らないような保障に変更しましょう。
おすすめの保険は
- 死亡保険
- 医療保険
保険見直しのタイミング③:妊娠と出産
妊娠と出産のタイミングでは
- 医療保険
- 死亡保険(定期)
- 学資保険
保険見直しのタイミング④:住宅の購入
住宅の購入には多額の費用がかかります。
そのためこのタイミングの見直しは保険への加入というよりは、今ある保険の見直しが主となります。
月々の出費が大きく増えますので無駄な保障がないか、保障金額が大きすぎないかの見直しをしましょう。
住宅ローンを組む際はほとんどの場合団体信用保険(借主が亡くなった場合その後の支払いが免除される)に加入します。そのため死亡保障と重複する部分がないかはしっかりチェックしておくべきです。
保障内容がほぼ同じでも、会社によっては保険料は異なります。
インターネット専用の保険の方が安かったり、付属のサービスや特約が充実しているものは内容は良いものの保険料が高めに設定されているケースもあります。
たくさんの保険の中からより良いものを自分で探すのは難しいのでプロに相談して提案をしてもらうことをおすすめします。
保険見直しのタイミング⑤:こどもの独立
こどもが独立するタイミングも見直しをしましょう。
ここでの大きなポイントは死亡保険の保険金額です。
今までは子供の生活費や教育費を考えて死亡保障を設定していたと思いますが、子供が独立するため保障は減額しても問題ないでしょう。
必要保障額はを今一度割り出してみましょう。保険料が大きく変わってくるはずです。
ちなみに新たに検討する保険でおすすめは
- がん保険
- 個人年金保険
保険見直しのタイミング⑥:定年後
定年後に見直すべきは医療保険や死亡保険が「終身」になっているかどうかです。
定期という選択肢が今まではありましたが、そのままにしておくと更新時に保険料がどんどんあがってしまいます。
また更新には年齢制限があるため生涯保障を受けたい場合には不適切です。
終身に切り替えることで、生涯の安心が得られるだけでなく保険料は加入時から変わらない場合がほとんどなので支出の見通しがつきやすく今後のライフプランが立てやすくなります。
退職金で終身分を一括で支払ってしまうという手もありますので検討してみましょう。
新たに考えるべきは民間の介護保険です。
令和元年度「生活保障に関する調査」によると老後の不安を抱えている人は8割で、生活や万が一のことがあった時に公的資金では賄えないのが特に大きな理由となっています。
現在は介護保険でも認知症に特化したものなど内容は多岐にわたります。
介護に不安がある場合は検討してみると良いでしょう。
加入すべき保険の種類や選び方がわからない方は保険相談してみよう
何がいい保険?何が入ってはいけない保険?という疑問はみなさんお持ちでしょう。
それもそのはずで、インターネット上では、自由な解釈による保険商品の解説などが禁止されています。
もちろん、知識のない人が保険商品を勝手に解説することで、「保険について何もわからない」と思っている人が困惑するので、当然ですが、その反面で、ネット上には信頼できる情報が少なくなっています。
どんな保険が良い保険で、どんな保険が入ってはいけないのか、については、保険のプロに相談をするのが一番良いです。
「保険の営業マンに何を売られるかわからないから不安…」
「初心者すぎて理解できるか不安…」
といった不安をお持ちな方も多いかもしれませんが、自分であらゆる保険商品を比較して加入しようという方が無謀です。
毎月のように新しい保険商品が発売されていますし、細かい商品の比較に関しては、難しい専門用語だらけです。
独立系のファイナンシャルプランナー(保険を売らないFP)でさえ、保険商品に詳しくないので、自分で比較することなんてできないでしょう。
複数の保険の窓口に相談する、保険のプロで信頼できる人を探す、会わずにウェブ上(電話相談やチャット相談)で相談する、などITを駆使して効率的に保険の相談をできる機会は増えているので、こういったサービスを利用する他に手段がないと思った方が良いです。
オンライン相談ならマネーキャリアがおすすめです。無料で相談できますので、少しでも保険に不安のある方はお気軽にご利用ください。
まとめ:保険がわからない場合は保険のプロに相談してみるのもおすすめ
今回は保険がわからない理由とともに必要性と選び方に関して紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
確かに自分で貯蓄しているから、公的保障がしっかりしているからという理由で保険に入らないという方もいるかもしれません。
しかし人生にはリスクがつきものですし、いつどこでそのリスクに遭遇するかは分かりません。万が一のことが起こった時に保険に加入していると経済的な困難をしっかりカバーしてくれます。
保険は難しくて分からないというのであれば一度プロに相談してみましょう。
保険相談窓口の1つである「マネーキャリア」は全国対応で何度でも相談は無料、スマホ一つで簡単に相談できます。
分からないところも1つ1つ丁寧に教えてくれますよ!
ほけんROOMでは、保険に関する記事が数多くありますので興味のある方は合わせてご覧ください。