資産運用とは?
資産運用とは、自分の持っているお金を 預貯金や投資に配分(運用)することで効率的に増やしていくことです。
投資では、元本の保証はありませんが、「投資したお金が減る(もしくは無くなる)可能性がある」というリスクを取ることによって、預貯金よりも高いリターンが期待できます。
日本と海外での家計の金融資産構成の違い
日本と海外での家計の金融資産構成の違いは、日本銀行調査統計局の「資金循環の日米欧比較」で確認できます。
この統計によると日本、アメリカ、ユーロ圏の保有資産における運用方法の割合は以下の通りです。
日本人はリスクを回避する傾向があり、資産の5割以上を預貯金として保有しています。
これに対して、アメリカでは株式・投資信託など比較的リスクのある金融資産を5割以上の割合で保有しており、その違いが明らかです。
資産運用をどの資産で、どのくらいの割合で行うかは人それぞれですが、この統計は一つの目安になるのではないでしょうか。
どのくらい貯まるの?
資産運用をどう始めるか悩んでいる場合、運用することでどのくらいお金が増えるのかは気になるところです。
ここで、簡単なシュミレーションを見てみましょう。
例えば、つみたてNISAは1年間最大40万円を20年積み立てることができます。20年間資産を運用すると20年後はいくらになるのでしょうか。
毎月30,000円を20年、利回り5%で積み立てた場合、10年後には元本360万円が465万円に、20年後には元本720万円が最終的に1200万円以上になります。