・この記事を読んでほしい人

  • 車とバイクの二台持ちをしたいけれど金銭面で不安な人
  • 車とバイクの二台持ちに必要な年収や二台持ちの維持費を知りたい人
  • 車とバイクの二台持ちだけでなく、さらに車かバイクを持ちたい人

・この記事を読んでわかること

  • 車とバイクの二台持ちに必要な年収と維持費
  • 車とバイクを二台持ちするメリット・デメリット
  • 車とバイクを二台持ちして、さらに車かバイクを持つ場合に必要な年収

車とバイクの二台持ちは年収いくらからできる?そんな疑問をもつ方は多いのではないでしょうか。この記事では、車とバイクの二台持ちに必要な年収を紹介します。車とバイクの二台持ちにかかる維持費についても解説します。ぜひ最後までご覧ください。

記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

この記事の目次

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車とバイクの二台持ちは年収いくらからできる?

こんにちは、マネーキャリア編集部です。


先日、車やバイクなど乗り物に乗ることが趣味ある人からこんな相談がありました。

車とバイクの二台持ちをするためにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。

確かに車やバイクはその購入費用が掛かるだけでなく、メンテナンスなどの維持費用も掛かります。


「車とバイクの二台持ちを維持するためにはどの程度の収入が必要なのだろうか。」


車種やこだわりの程度によって異なりますが、平均的には1台の車を維持するためには年間で30~40万円程度必要になります


今回は車とバイクを維持するためにかかる費用と二台持ちを維持するために年収について解説します。


これから車とバイクの二台持ちをしようとしている方のお手伝いになれば幸いです。

車とバイクの二台持ちは年収300万あればできる!


結論から申し上げると車とバイクの二台持ちを行うためには年収300万円でも可能です。


その根拠について以下の2点を解説します。

  1. 車の購入価格は年収の半分以下が目安
  2. 車種や排気量にこだわらなければ二台持ちは可能

車の購入価格は年収の半分以下が目安

車の購入価格は一般的に年収の半分以下が目安であると言われています。


車は高額であるため、車を購入する際はローンを組んで購入する方は多いと思いますが、銀行などの貸金融業には総量規制がかけられいます。


総量規制とは、お金を貸し出す上限を規制する法律で、借り手の年収の3分の1までしか貸し出すことができません。


しかし、カーローンに限っては総量規制の対象外となっていますが、銀行が車のローンとして貸し出せる上限について年収の半分が相場となっています。


そのため、車の購入価格は年収の半分以下が目安であると言われています。

車種や排気量にこだわらなければ二台持ちは可能

では、年収300万円の人が車とバイクの二台持ちをする場合、どのような車両を購入することになるのでしょうか。


年収300万円の人が目安にするべき車両の購入価格は150万円です。


軽自動車やコンパクトカーであれば、新車で85~120万円で購入することができます。


一方、バイクについては排気量250ccの中型バイクの場合、新車で約50万円で販売されています。


つまり、新車であれば、軽自動車・コンパクトカーと250ccバイクの組み合わせであれば、年収300万円の人でも二台持ちが可能になります。


当然、中古であれば、大型車・大型バイクやブランドの車も購入することができます。

車とバイクの二台持ちにかかる維持費を紹介!【税金・保険・その他】


ここからは車とバイクの二台持ちにかかる維持費を紹介します。


今回は新車で約150万円で購入可能な軽自動車・コンパクトカーと250ccバイクの維持費について紹介します。

車1台にかかる維持費

まずは、軽自動車・コンパクトカーにかかる維持費について紹介します。


車1台を維持するためにガソリン代や駐車場代、さらには車検費用などがかかります。


今回は軽自動車とコンパクトカーそれぞれに分けて維持費を紹介します。


軽自動車1台にかかる維持費

軽自動車は車両の重量が軽く、排気量も少ないため、自動車の中では税金が一番低く設定されています。


また、燃費も比較的良いため、ガソリン代も抑えることができます。

軽自動車
自動車税
10800円/年
自動車重量税3300円/年
自賠責保険
12535円/年
任意保険80000円/年
駐車場代120000円/年
ガソリン代
80000円/年
車検代25000円/年
合計
331635円/年

駐車場代の賃料や月にかかるガソリン代、加入する任意保険料などによって金額は異なりますが、一般的には軽自動車を維持するためには年間33万1635円かかります。


コンパクトカー1台かかる維持費

コンパクトカーも重量が小さく、排気量も小さいため、比較的維持費を安く抑えることができます。


しかし、軽自動車よりは大きいため、税金などの維持費が軽自動車よりも少し高くなります。


コンパクトカー
自動車税30500円/年
自動車重量税12300円/年
自賠責保険12915円/年
任意保険料85000円/年
駐車場代120000円/年
ガソリン代100000円/年
車検代30000円/年
合計390715円/年

一般的にコンパクトカーを維持するためには年間39万715円必要になります。


軽自動車と比較して、税金が高くなることやガソリン代が必要になることから年間で約6万円程度維持費が高くなります。

バイク1台にかかる維持費

次は250ccバイク1台の維持費を紹介します。


年間の維持費は以下のようになります。


250ccバイク
軽自動車税3600円/年
自動車重量税4900円/年
自賠責保険4502円/年
任意保険料42570円/年
駐車場代4000円/年
ガソリン代30000円/年
車検代0円/年
合計89572円/年

結果として250ccバイクを1台維持するためにかかる費用は軽自動車やコンパクトカーよりもかなり抑えることができます。


そもそもバイクは自動車よりも車両が小さいため、税金はかなり安くなっています。


また、バイクの方が燃費がよいため、ガソリン代は半分以下に抑えることができます。


さらに250cc以下のバイクであれば、車検は義務付けられていないため、車検費用は掛かりません。


以上から250ccバイクは軽自動車やコンパクトカーに比べて年間維持費を20万円以上抑えることができます。

車とバイクの二台持ちにかかる維持費の合計

車とバイクの年間の維持費を紹介してきましたが、それらを合計すると年間で約40~50万円かかることになります。


軽自動車と250ccバイクの二台持ちの場合、年間で42万1207円の維持費がかかります。


コンパクトカーと250ccバイクの二台持ちの場合、年間で48万287円の維持費がかかります


車とバイクの二台持ちをされる際にはこの程度の維持費が年間にかかることを念頭に検討するようにしましょう。

車とバイクの二台持ちをするメリット・デメリットを解説!


ここからは車とバイクの二台持ちをするメリットとデメリットについて解説します。

車とバイクの二台持ちをするメリット

まずは車とバイクを二台持ちするメリットについてこの記事では以下の3つについて解説します。


  1. 用途に合わせて使い分けできること
  2. 一台の消耗を防げること
  3. どちらかが故障・車検の時に代車が不要であること

用途に合わせて使い分けできる

二台持ちのメリット1つ目は用途に合わせて使い分けができることです。


例えば、ドライブを行いたい場合、ドライブをする人数によって使い分けをすることができます。


家族など複数人でドライブをする場合、車を使う必要があります。


一方、一人でドライブをする場合は車を使う必要はなく、同居する家族の都合や本人の気分次第でバイクを使うことになります。


このように家庭の事情や利用用途によって車とバイクを使い分けることができます。


一台の消耗を防げる

二台持ちのメリット2つ目は一台の消耗を防げることです。


車やバイクは当然、その使用頻度が高くなるほど消耗が激しくなり、メンテナンスの回数が増えたり、乗車できる期間が短くなったりします。


お気に入りの車やバイクが長期間乗車できない可能性があります。


しかし、二台持ちにして適度な割合で使い分けると使用頻度が分散されるため、各一台における消耗は緩やかになります。


つまり、購入した車やバイクがお気に入りのものであれば、それを長期間乗車できることになります。


どちらかが故障・車検の時に代車が不要

二台持ちのメリット3つ目は車かバイクのどちらかが故障・車検の時に台車が不要になることです。


車やバイクはいくらメンテナンスを行っていたとしても突然故障する可能性はありますし、事故に遭遇する可能性があります。


また、車検についても車検を行う車両が集中すると代車を利用できない場合があります。


バイクについても251cc以上のものを所有している場合は車検が必要になりますので、同様のことが言えます。


しかし、二台持ちであれば、これらのことが起こったとしてももう一台に乗車できるため、急に徒歩や公共交通機関を利用しなければならない事態を避けることができます。

車とバイクの二台持ちをするデメリット

次は車とバイクを二台持ちするデメリットについてこの記事では以下の3つについて解説します。


  1. 維持費がかかること
  2. 車検などの手続きが面倒であること
  3. 駐車代がかかること

維持費がかかる

二台持ちのデメリット1つ目は維持費がかかることです。

先ほど紹介したように二台持ちを行うと軽自動車・コンパクトカーと250ccバイクの組み合わせの場合、年間で40~50万円程度の維持費がかかります。

一方で車であれば、年間維持費は30万円~で、バイクであれば、年間維持費は約9万円となり、当然維持費が安くなります。

家計の負荷のかかり方を考慮して二台持ちを行うか検討しましょう。

車検などの手続きが面倒

二台持ちのデメリット2つ目は車検などの手続きが面倒であることです。

車検などの手続きは一台でも面倒であると感じている人は多いと思います。

しかし、二台持ちになるとその面倒さが2倍になります。

面倒とは言っても、手続きを行うことが法律で決められているため、二台持ちを決めたら廃車するまできっちりと手続きを行いましょう。

駐車代がかかる

二台持ちのデメリット3つ目は駐車場代がかかることです。

二台持ちの場合、年間で駐車場代が13万円以上かかります。

一方で、一台持ちであれば、先ほど紹介したように車であれば、年間12万円以上、バイクであれば、年間で4000円程度に抑えられます。

また、都市部にお住まいの方は駐車場代が車一台で月額3万円以上、年間で36万円以上になるところもあります。

駐車場代についても家計を考慮して二台持ちにするか検討しましょう。

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車とバイクの二台持ちにかかる維持費を安くおさえる方法を紹介!

車とバイクの二台持ちとなると、維持費がやはりかかってしまいますよね。

そこで、維持費を安く抑える方法について以下で紹介したいと思います。


  1. 低燃費の車種にする
  2. 車を軽自動車に買える
  3. 買い替えの費用を抑えたいなら中古車購入も検討する

低燃費の車種であればガソリン代を抑えることができますし、軽自動車であれば車1台にかかる税金や保険料を安く抑えられます。
また、同じ車に乗り続けるのでなければ買い替えのしやすい中古車購入もおすすめです。

【年収別】車にかける金額やおすすめの車種・車の選び方を解説!

参考:車2台とバイクの3台持ち・大型バイク2台持ちに必要な年収は?


最後にもっと車やバイクを持ちたいという人向けに必要な年収について紹介します。

今回は以下の2つのパターンについて解説します。
  • 車2台とバイクの3台持ちの場合
  • 大型バイクの2台持ちの場合

車2台とバイクの3台持ちは年収500~600万が目安

車2台とバイクの3台持ちが可能な年収は500~600万円が目安になります。


軽自動車2台と250cc中型バイクの3台持ちであれば年収500万円が目安

年収500万円の方が車2台とバイクの3台持ちを希望している場合、軽自動車2台と250ccの中型バイクであれば購入することができます。

先ほど紹介したように車両の購入金額はカーローンの関係から年収の半分程度が目安です。

軽自動車であれば、1台100万円程度、250cc中型バイクであれば、1台50万円程度が相場なので3台持ちの場合、購入価格は半分の250万円程度となります。

なお、この組み合わせの3台持ちの場合、年間にかかる維持費は約75万円となります。

軽自動車1台・普通車1台・250cc中型バイク1台の3台持ちであれば年収600万円が目安

年収600万円であれば、軽自動車1台・普通車1台・250cc中型バイク1台の3台持ちの組み合わせが可能になります。

普通車は車種などによって価格は異なりますが、この組み合わせて購入したい場合、約150万円の普通車を購入する方が良いと思われます。

このような車であれば、目安である年収の半分(300万円)で抑えることができます。

なお、維持費は年間で約90万円程度かかります。

大型バイク2台持ちは年収400万が目安

大型バイクの2台持ちを行う場合、年収400万円が目安になります。


大型バイクは排気量が400ccを超えるバイクのことで、道路交通法では大型バイクに乗るためには大型二輪免許を取得する必要があります。


大型バイクは新車であれば、1台100万円程度で購入することができます。


つまり、年収400万円の方であれば、大型バイクを2台購入することができます。


維持費についてですが、250ccを超えるバイクについては車検が義務付けられているため、その分、年間の維持費が高くなります。


大型バイク2台の年間の維持費は合計で約25万円となります。


マネーキャリアには車を2台持ちしたい方に向けての必要な年収について解説した記事があります。


興味のある方は是非ご覧ください。

まとめ:車とバイクの二台持ちができる年収は300万!

車とバイクの2台持ちができる年収について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • 車両の購入価格の目安は年収の半分程度であること
  • 維持費がある程度かかるため、家計を考慮する必要があること
でした。

乗り物が好きな人にとっては車とバイクの二台持ちは実現可能なことであるとこの記事を読んでもらって分かったと思います。

車やバイクを購入する際にはぜひこの記事を参考にして購入していただきたいと思います。

マネーキャリアでは、他にも読んでおきたいお金に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。

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