社会人になったら、保険に入った方が良いのでしょうか？
というご相談をよく頂きますが、「社会人になったから」ではなく、今まで大切に育ててくれた「ご両親の為」に、まずはご自身の死亡保障は最低限でも良いので入って頂きたいとお答えしています。
私がこの仕事に就くきっかけになった出来事ですが、ある日突然、知人が20代で亡くなった事がありました。
彼女は、仕事が大好きで活躍していて、プライベートも全力で楽しんでいて、とても素敵な人でした。
でも、突然亡くなってしまい、私も当時、子どもが生まれて少し経った頃だったので、命と人生について深く考えるようになった出来事でした。
ただ、その中で、彼女はまだ20代でやりたい事がいっぱいあった為か、貯金があまりなかったようで、ご両親がその子の結婚式の為に貯めていた大事なお金が、お葬式代となったと後から聞きました。
この事をきっかけにFPという仕事と、保険という仕事に携わるようになりました。
人生で1番幸せで楽しみな時の為に大切に貯めてきたご両親の思いとお金を、悲しみに変えないように、考えて頂くきっかけになると幸いです。

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保険料が上がるので、どうしたら良いかというご相談を受けた時の事です。
10年前に脳梗塞を起こされ、以降、歩行が不自由になられた方でしたが、そのご加入内容を見ると、3大疾病一時金の保障がついていました。
見直しの際に、3大疾病系の保障の保険料が大きく上がるので、半分に減額するか、高くなっても続けるべきかと、心配されていたのですが、10年前に脳梗塞を起こされた時の事を改めて伺うと、入院と手術の給付金の請求はしたものの、3大疾病一時金の給付金請求ができる事については知らず、保険会社の方からも特に何も言われなかったので、そのままになっていたとの事でした。
ですが、本来なら10年前に3大疾病一時金を受け取れていた可能性があったのではと感じ、当時の事を改めていろいろと確認をしていき、その中でご本人もしっかり対応下さったので、3年間の給付金請求の時効はありましたが、10年前の3大疾病一時金について請求をしたところ、無事、10年越しに全額受け取って頂く事ができ、且つ、10年間の払いすぎた保険料も返金してもらうことができました。
保険の見直しだけでなく、内容の確認していく事も大切な役割と感じています。

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