私がFPになった理由は、大好きだった祖父の影響です。
幼少期は両親が共働きだった関係で、おじいちゃんとゲートボールに行ったり、
幼稚園の三年間も、おじいちゃんの自転車の前に乗って送り迎えをしてもらっていたことを今でも覚えています。
おじいちゃんは身長も高く（当時の僕からすれば？）、頭の回転も速く（趣味は将棋でした）、かっこいいおじいちゃんでした。

そんなおじいちゃんが小学校６年生のころ亡くなりました。
その時ふと父に、「おじいちゃんってなんの仕事していたん？」と質問をしました。
すると父は、「社長さんやってん。町の布団屋さんの」と教えてくれました。
その布団屋さんは倒産しており、理由を聞くと、
「経営が苦しかったとき、周りにお金の相談できる人が顧問の税理士さんしかおらず、お給料など大事な従業員さんなどの人件費削減をした結果、周りの人が離れていき、倒産せざるを得なかった」と教えてくれました。

そんな過去を聞き、これは経営に限らず、一般のご家庭でも起こりうるリスクであり、事前の対策や、いつでも気軽に相談できるお金の担当者になることが、僕の使命だと思い、現在FPとして活動しています。

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