私は15歳のときに骨肉腫と診断され、抗がん剤治療と手術による闘病生活を経験しました。
当時は自分の身体のことだけでなく、治療にかかる費用や将来の不安、家族の心労など、年齢以上にさまざまなことを感じ考えた時期でした。

その後、母もがんを患い、亡くなった経験があります。
家族として支える中で、「病気は本人だけでなく家族全体の生活に大きな影響を与える」という現実を痛感しました。

私はその経験をもとに、理学療法士として医療現場に入り、リハビリを通して多くの患者さんやご家族と関わってきました。
しかし、回復を目指す過程で「医療や介護のサポートだけでは解決できない不安」、とくに経済的な不安を抱えている方が多いことにも気づきました。

そこで私は、「お金」の面からも人生に寄り添える存在になりたいと思い、ファイナンシャルプランナーの道へ進むことを決意しました。

今では、医療・介護の実情を理解したFPとして、
病気やケガ、家族の介護、老後の備えなど、人生のさまざまな局面において「安心」を届けられるよう、サポートを続けています。

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私はもともと、サッカーに打ち込む普通の少年でした。
しかし15歳のときに骨肉腫を発症し、それまでの生活は一変。抗がん剤治療と手術を経験し、長い入院生活を送りました。

同年代の仲間たちが学校や部活動に励む中、私はベッドの上で「命」や「健康」について考える日々を過ごしました。
そして退院後は、自分と同じように病気やけがで苦しむ人たちの力になりたいという思いから、理学療法士を志しました。

その後、20歳のときに母ががんで他界。
病と向き合いながら家族を支えることの大変さ、そして精神的にも経済的にも大きな負担がかかることを、家族として痛感しました。

理学療法士としては、6年間、病院や介護施設などで勤務し、患者さんの身体だけでなく、その人の人生や背景にも目を向けながら支援をしてきました。
その中で感じたのは、「健康」だけでなく「お金」に対する不安が、人生における大きな課題になっているということです。

だからこそ私は、医療・介護の現場を経験した人間として、今度はファイナンシャルプランナーという立場から、一人ひとりの「人生」に寄り添うサポートをしたいと考えています。

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