貯蓄・老後の貯蓄
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貯蓄するときに考えるべきポイントは?
貯金したいけれど、思うように貯められないという人も多いのではないでしょうか。
そのような人に共通しているのが「目標」がないということです。それぞれ、人によってライフプランとそれを達成していくために必要な金額があるはずです。
「いつまでに」「いくら」必要なのか、それを現在の貯蓄状況と合わせて考えてみると目標金額が決められると思います。
そのためには、 「支出」を把握することが重要 です。収入については、給与明細等でほとんどの人は把握していると思いますが支出については意外と把握出来ていない人が多くいます。
家計を見直すうえで支出の把握はとても重要です。何にいくら支出しているのかまずは1カ月分を計算してみましょう。把握する方法としては家計簿が一般的です。家計簿はなかなか続かないという人、何度も挫折しているという人も少なくないと思います
家計簿は、手帳タイプだけではなくアプリで簡単に入力できるものもありますので自分に合ったものを見つけてチャレンジしてみましょう。
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年代別の貯蓄の平均額はどのくらい?
いくら親しくてもなかなか貯蓄額までは聞くことがは難しいものです。でも、一体みんなどのくらい貯蓄がしているのか気になりますよね。
ここでは厚生労働省の国民生活基礎調査より年代別の平均貯蓄額を紹介します。
<世帯主の年齢別平均貯蓄額>
年代 貯金額 20代 1,548,000円 30代 4,036,000円 40代 6,520,000円 50代 10,496,000円 60代 13,376,000円 70代~ 12,601,000円 基本的に、年代があがるごとに貯蓄額は増加し、退職する60代がピークになっていることがわかります。
自分の貯蓄額と比べてみて、少ない場合には、この数字を参考に今後の貯蓄計画を具体的に立ててみてくださいね。
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老後2000万円ってどうして話題なの?
「老後2000万円」問題は、記憶に新しいと思います。これは、老後資金として2000万円の貯蓄が必要であると金融庁が発表したことに世論が混乱したという出来事ですが、心配になった方も多いのではないでしょうか。
老後の生活としては公的年金もありますが、それだけでは十分には足りないのが実情です。そのためには、プラスアルファで老後資金のために貯蓄していかなくてはなりません。
なぜ、老後資金の貯蓄が必要かというと理由は多数ありますが、
- 寿命が長くなっていること
- 退職金が削減傾向
- 年金支給額が減る可能性が高い
が特に大きな理由として挙げられます。
貰えるお金が少なくなっているのに、支出が増えるのですから当然不足分も大きくなってしまいますよね。そのため、退職するまでの期間に老後資金を見据えた貯蓄が必要になるのです。
老後資金については、独身者なのか夫婦なのか、またその暮らしぶりによっても違ってきますが、年金のみの場合は月平均5万円ほど足りないという試算もあります。退職金を含めてどのくらい貯蓄があれば、思い描く老後生活が出来るのか計算して、早い段階から計画的に貯蓄していくようにしましょう。
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インフレってどんなリスクがあるの?
インフレとは、物やサービスの価格が上昇し貨幣の価値が下がる現象のことを言います。
例えば、1本100円で購入できていた缶ジュースがインフレにより1本150円になったとします。これは、缶ジュースの価値があがった反面貨幣の価値が下がったともいえます。
インフレで私たちにとって問題なのは、お金の価値が下がることでそれぞれが持っている資産の価値の下がるということです。
インフレから、資産を守る対策の代表例としては、ずばり現金主義から金融商品など投資へシフトするということです。
インフレになると、現金はどうしても目減りします。そのため、投資信託や株式、不動産、金など現金ではないものに資産を置き換えることが有効です。
インフレでは物価が上昇する分、企業の収益はあがります。その結果、株価が上昇することが予測されます。株式は怖いという人であれば、プロが運用してくれる株式が組み込まれた投資信託も選択肢に入れてみましょう。
今は、積立方NISAなど月々少しずつ購入できるタイプの投資信託などもありますので今後のインフレ対策として是非自分のリスク許容度に合わせてた金融資産を持つことも検討してみてはいかがでしょうか。
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