タトゥーを入れていると、「生命保険に加入できないのでは」と心配している方も多いのではないでしょうか。保険会社の窓口で断られた経験がある方や、申し込みを躊躇しているという声も少なくありません。
結論から言えば、タトゥーがあっても生命保険に加入できる可能性はあります。ただし、保険会社によって審査基準が異なるため、正しい情報を把握したうえで適切に行動することが重要です。
この記事では、FP(ファイナンシャルプランナー)監修のもと以下をわかりやすく解説していきます。
- タトゥー・刺青がある方が生命保険に入れない理由
- タトゥー・刺青があっても入れるケース
- 告知義務との関係
- 各保険会社の審査基準
- 保険の選び方まで
自分に合った保険を見つけるために、ぜひ最後までお読みください。
内容をまとめると
- タトゥーがあると保険加入を断られるケースがあるのは、反社会的勢力との関連性・感染症リスク・加入者間の公平性という3つの理由によるもの
- ワンポイント・小さいタトゥーなら通常審査を通過できる場合がある
- 生命保険に加入後にタトゥーを入れた場合は、既存の契約に影響はない
- 簡易告知型・無選択型保険はタトゥーがある方でも加入しやすい
- 告知義務違反が発覚すると保険契約の解除・保険金不払いのリスクがある
- 保険会社ごとに審査基準が異なるため、複数社に問い合わせて比較することが重要
- 自分に合った保険を効率よく見つけるためにFPへの相談がおすすめ
タトゥーがあって保険に入れるか不安です。どう判断すればいいかわからなくて…。

タトゥーがあっても保険に入れる可能性はあります。ただ、保険会社ごとに基準が違うため、一人で調べるのは難しいと感じる方も多いでしょう。
マネーキャリアのFP相談なら、あなたの状況に合った保険を一緒に探すことができます。何度でも無料でご相談いただけます。
この記事の目次
- タトゥー・刺青があると生命保険に入れない理由
- 反社会的勢力との関連性が疑われるから
- 感染症など健康上のリスクがあるから
- 加入者間の公平性を保つため
- タトゥーがあっても生命保険に入れるケースとは
- ワンポイント・小さいタトゥーなら加入できる場合がある
- 生命保険加入後にタトゥーを入れた場合は既存契約に影響なし
- 簡易告知型・無選択型保険は加入しやすい
- タトゥーと告知義務の関係
- 生命保険加入時にタトゥーの告知は必要か
- タトゥーがばれる3つのタイミング
- 告知義務違反が発覚した場合のリスク
- タトゥーがある方の生命保険の選び方
- 複数の保険会社・代理店に問い合わせて比較する
- 対面・代理店経由での申し込みがおすすめな理由
- FPに相談して自分に合う保険を見つける
- タトゥーと生命保険に関するよくある質問
- タトゥーを消したら生命保険に加入できますか?
- 医療保険・がん保険もタトゥーで断られますか?
- アートメイク・眉毛タトゥーがあっても生命保険に影響しますか?
- まとめ:タトゥーがあっても正しく告知して入れる保険を探そう
タトゥー・刺青があると生命保険に入れない理由
タトゥー(刺青)がある方が生命保険への加入を断られるケースがあるのは、保険会社にとって複数のリスク要因が存在すると判断されるからです。
「差別ではないか」と感じる方もいるかもしれませんが、保険会社には独自の審査基準があり、タトゥーはその判断材料のひとつとされています。以下で、具体的な理由を3つ解説します。
反社会的勢力との関連性が疑われるから
生命保険会社が加入を断る最大の理由のひとつが、タトゥー・刺青が反社会的勢力(暴力団など)との関連性を示す可能性があるという点です。保険会社は「反社会的勢力排除」の方針を定めており、暴力団関係者への保険契約は基本的に認められません。
タトゥーや刺青は日本では長年、特定の反社会的集団のシンボルとして認識されてきた歴史があります。そのため、保険会社の審査担当者がタトゥーを発見した場合、反社会的勢力との関係を疑う判断材料のひとつとして扱われることがあります。

もちろん、ファッションや文化的な意味でタトゥーを入れている方も多く、タトゥーの有無だけで反社会的勢力と断定されるわけではありません。
しかし、審査においてリスク要因のひとつとして評価されることは避けられないのが現状です。
感染症など健康上のリスクがあるから
タトゥーの施術には針を使って皮膚に色素を入れる行為が伴います。このプロセスで、血液感染するB型肝炎・C型肝炎・HIV(ヒト免疫不全ウイルス)などのリスクが生じる可能性があります。
特に衛生管理が不十分なタトゥースタジオや、医師免許を持たない施術者によるものは感染リスクが高まるとされています。保険会社はこうした健康リスクを踏まえ、死亡保険金や入院給付金の支払いが増加する可能性があると判断することがあります。

なお、日本では医師以外によるタトゥー施術は、以前は法的にグレーゾーンとされていましたが、2020年の最高裁判決により医師免許不要との判断が確定しています。
ただし、施術所の衛生管理水準はまちまちであるため、衛生面での懸念が保険審査に反映されることがあります。
加入者間の公平性を保つため
保険は、大数の法則に基づき、多数の加入者が保険料を出し合うことでリスクを分散する仕組みです。そのため、特定のリスクを抱える人が同じ保険料で加入すると、他の加入者との公平性が保てなくなります。
タトゥーに伴う健康リスクや反社会的勢力リスクを考慮すると、一般の加入者と同じ条件で保険を提供することが公平性の観点から難しいと判断される場合があります。これは保険の仕組み上やむを得ない側面であり、タトゥーがある方を否定しているわけではありません。
ただし、保険会社によってはタトゥーをリスク要因として扱わない場合もあり、一律に加入を断るわけではないことも覚えておいてください。
タトゥーを理由に保険に断られるのは、審査基準が厳しすぎると思うのですが…。

お気持ちはよくわかります。保険会社の基準は一見厳しく感じるかもしれませんが、保険会社ごとに判断が異なります。
実際に入れる保険を探すには、複数の保険会社を比較したり、FPに相談して審査に通りやすい方法を一緒に考えてもらうのがおすすめです。
タトゥーがあっても生命保険に入れるケースとは
タトゥーがあるからといって、すべての生命保険に入れないわけではありません。保険会社の種類や商品の特性、タトゥーの大きさや位置によっては、審査を通過できる可能性があります。
ここでは、タトゥーがあっても加入できるケースを3つ紹介します。
ワンポイント・小さいタトゥーなら加入できる場合がある
すべてのタトゥーが審査で問題視されるわけではありません。ワンポイントタトゥーや小さな刺青の場合、保険会社によっては「リスクなし」と判断し、通常の審査基準で加入を認めるケースがあります。
特に、腕や手首など目立ちにくい小さなデザインのタトゥーは、健康リスクへの影響も限定的とみなされることがあります。また、ファッション目的で入れたことが明らかな小さなタトゥーは、反社会的勢力との関連性が低いと判断される場合もあります。

ただし、「小さければ必ず通る」という保証はなく、保険会社の審査基準は公開されていないことが多いため、個別に問い合わせるか、FPに相談することをおすすめします。
生命保険加入後にタトゥーを入れた場合は既存契約に影響なし
重要なのは、生命保険に加入した後にタトゥーを入れても、既存の保険契約には原則として影響がないという点です。告知義務は、契約時点における状況を申告するもので、契約後に状況が変わっても告知義務は発生しません。
つまり、現在タトゥーがない状態で生命保険に加入した後、後からタトゥーを入れたとしても、その保険は継続して有効です。保険会社から「タトゥーを入れたことを報告してください」と求められることもありませんし、保険金・給付金の支払い対象外になることもありません。

これは「契約後」のお話です。契約前からタトゥーがある場合は、正しく告知する義務があるので注意しましょう。
簡易告知型・無選択型保険は加入しやすい
通常の生命保険の審査が難しい場合でも、以下の保険は加入しやすいです。
- 簡易告知型保険
- 無選択型保険
健康状態の告知項目を大幅に絞ったり(簡易告知型)、告知そのものを不要としたり(無選択型)した商品です。

ただし、簡易告知型・無選択型保険は通常の保険と比べて保険料が割高になる傾向があります。保障内容や保険料をしっかり比較したうえで選びましょう。
簡易告知型の保険というのは、どんな人に向いているんですか?

健康状態の告知で引っかかりやすい方や、タトゥーがあって通常の審査が通りにくい方に適しています。ただし、保険料が高めになることもあるため、本当に自分に合っているかどうかはFPに相談して判断するのがおすすめです。
マネーキャリアでは保険の比較から選択まで無料でサポートしています。
タトゥーと告知義務の関係
生命保険に加入する際、申込者には「告知義務」が課されます。タトゥーがある方にとって特に気になるのが、「タトゥーを告知する必要があるのか」「ばれたらどうなるのか」という点でしょう。
ここでは以下を詳しく解説します。
- 告知義務の基本
- タトゥーがばれるケース
- 違反した場合のリスク
生命保険加入時にタトゥーの告知は必要か
結論から言えば、告知義務は、保険会社が質問した事項に対して正直に答える義務であり、質問されていないことを自発的に申告する必要はありません。これを「質問応答義務」といいます。
多くの保険会社の告知書には、タトゥー・刺青の有無を問う項目がありません。その場合、タトゥーを申告しなくても告知義務違反にはなりません。

一方で、「健康状態に影響を与える可能性のある事項」として包括的に聞かれている場合や、対面申込で担当者から直接聞かれた場合は、正直に答える必要があります。
不明な場合は、担当者、またはFPに確認してみましょう。
タトゥーがばれる3つのタイミング
「告知書に書かなければわからないのでは」と思う方もいるかもしれませんが、タトゥーが保険会社に発覚するタイミングは実はいくつかあります。主に以下の3つが挙げられます。
保険金・給付金の請求が発生した際、保険会社は医療機関に診断書や入院記録を請求します。その際、タトゥーに関連した感染症(肝炎等)や、施術中の事故など、タトゥーを起点とする健康問題が記録されていれば発覚する可能性があります。
手術や処置の際に医師がカルテにタトゥーの有無を記録することがあります。これが保険会社の調査で参照されると、タトゥーの存在が明らかになる場合があります。
保険会社によっては医師による診査が必要な場合があり、その際に目視でタトゥーを発見されることがあります。また、対面申込の場合は担当者が直接確認することもあります。
告知義務違反が発覚した場合のリスク
告知義務違反が発覚した場合、保険法第55条に基づき、保険会社は契約を解除できます。解除されると、解除前に発生した保険事故(死亡・入院等)に対しても保険金・給付金が支払われない可能性があります。また、詐欺的な告知義務違反であると判断されると、返戻金も受け取れない場合があります。
ただし、保険法には一定の時効があります。保険会社が告知義務違反の事実を知った日から1か月以内に解除の意思表示をしなかった場合、または保険契約から5年(一部2年)が経過した場合は、解除権が消滅します。

つまり、仮に告知義務違反があったとしても、長期間何事もなく契約が継続すれば解除リスクが低下することはあります。
しかし、そもそも告知義務違反を行うことは法的・道徳的に問題があり、詐欺的な告知義務違反と判断された場合は、この時効の保護が適用されないため、注意が必要です。
告知義務って難しくて、何を書けばいいか迷ってしまいます。
FPに相談すれば、告知書の読み方や記入の注意点も一緒に確認できます。
マネーキャリアの無料相談なら、告知義務違反にならないよう丁寧にサポートしますのでぜひご相談ください。
タトゥーがある方の生命保険の選び方
タトゥーがある場合、生命保険を選ぶ際には通常よりも一手間かかることがあります。しかし、正しい方法で情報を集め、適切なルートで申し込むことで、自分に合った保険を見つけることは十分可能です。
ここでは、具体的な3つの選び方のポイントを紹介します。
複数の保険会社・代理店に問い合わせて比較する
生命保険のタトゥーに関する審査基準は、各社が公開していないことがほとんどです。そのため、1社に断られたからといって全社で加入できないわけではありません。複数の保険会社・代理店に問い合わせることが、加入できる保険を見つける第一歩です。

問い合わせの際は、「タトゥーがあっても加入できますか」と直接聞くのではなく、「告知書の内容を確認したい」「健康状態について相談したい」という形で問い合わせると、より詳しい情報を得やすくなります。複数社を比較することで、自分に合った保障内容と保険料のバランスを見つけることができます。
また、保険の比較サイトや保険代理店では、複数の保険会社の商品を同時に比較できるサービスを提供しているので、活用すると効率よく情報収集が可能です。
対面・代理店経由での申し込みがおすすめな理由
インターネットで完結するネット保険は手軽ですが、タトゥーがある方には対面申込や代理店経由での申し込みをおすすめします。理由は、担当者に状況を直接説明できるからです。
ネット保険の場合、告知書に記載されていない事項(タトゥー等)が後から問題になるリスクが、対面申込よりも判断しにくいケースがあります。一方、対面申込では担当者が「タトゥーがあっても問題ない」と確認した上で進めてくれることがあり、後からトラブルになりにくいというメリットがあります。

また、代理店経由であれば、複数の保険会社の商品を取り扱っている場合が多く、担当者がより条件に合う保険を提案してくれる可能性があります。
申し込み前に担当者に率直に相談してみましょう。
FPに相談して自分に合う保険を見つける
タトゥーがある方が生命保険を探す場合、最も効率的でリスクが少ない方法は、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談することです。FPは保険に関する専門知識を持ち、特定の保険会社に偏らない中立的なアドバイスをしてくれます。

マネーキャリアでは、タトゥーがある方の保険相談にも対応した経験豊富なFPに、何度でも無料で相談できます。自分では調べにくい保険会社ごとの対応状況や、告知書の書き方、加入後のプランニングまで、総合的にサポートを受けることができます。
「本当に入れる保険があるのか不安」「どこに相談すればよいかわからない」という方こそ、まずFPに相談してみてください。プロの視点から、あなたに合った最適な保険プランを一緒に考えます。
タトゥーと生命保険に関するよくある質問
タトゥーと生命保険に関しては、特定のシチュエーションについて疑問を持つ方も多いです。ここでは、よく寄せられる3つの質問について詳しく回答します。
タトゥーを消したら生命保険に加入できますか?
タトゥーを除去(レーザー治療等)した後に生命保険に申し込む場合、タトゥーが除去されていれば審査上の障壁は低くなる可能性があります。ただし、保険会社によっては除去前のタトゥーの有無について告知を求めることもあるため、申込時に担当者や代理店に確認することをおすすめします。
なお、タトゥー除去(レーザー治療)の施術歴については、過去の医療行為として告知が必要な場合もあります。特にレーザー治療を受けた事実が医療機関のカルテに記録されている場合、保険申込時に「手術・処置歴」として告知が必要かどうかを確認しておくとよいでしょう。

医療保険・がん保険もタトゥーで断られますか?
生命保険(死亡保険)だけでなく、医療保険・がん保険でもタトゥーの有無が影響する場合があります。
ただし、多くの医療保険・がん保険の告知書ではタトゥーに関する質問項目が設けられていないケースが多く、健康状態(既往症・現在の病気等)が主な審査対象です。タトゥーに起因する感染症(肝炎等)がある場合は別途告知が必要ですが、タトゥーそのものを理由に一律に断られるケースは多くないでしょう。
アートメイク・眉毛タトゥーがあっても生命保険に影響しますか?
近年人気が高まっているアートメイク(眉毛タトゥー・リップタトゥー・アイラインタトゥーなど、コスメティックタトゥーとも呼ばれます)についても、生命保険の審査との関係が気になる方が増えています。
アートメイクは医療行為に分類され(医師法上)、医師またはその指示のもとで行われるべきとされています。そのため、適切な医療機関でのアートメイクは衛生上のリスクが低く、保険会社によっては通常のタトゥーとは扱いが異なる場合があります。

ただし、現状では保険会社の告知書でアートメイクを明確に除外と定義している会社は多くなく、タトゥーの定義に含まれるかどうかが曖昧なケースも多いです。
眉毛タトゥー・アートメイクの施術歴がある方は、申し込み前に保険会社または担当FPに確認しておくと安心です。
自分のタトゥーの状況だとどうなのか、結局よくわからなくて不安です。
マネーキャリアのFP相談では、あなたの具体的な状況をお聞きしたうえで、加入しやすい保険会社や商品を一緒に探すことができます。オンラインで何度でも無料でご相談いただけますので、ぜひ気軽にお声がけください。
まとめ:タトゥーがあっても正しく告知して入れる保険を探そう
この記事では、タトゥー・刺青がある方の生命保険について、加入できない理由・加入できるケース・告知義務・各社の対応・選び方・よくある質問まで幅広く解説しました。
最後に要点を整理します。
- タトゥーがあると保険加入を断られるケースがあるのは、反社会的勢力との関連性・感染症リスク・加入者間の公平性という3つの理由によるもの
- ワンポイント・小さいタトゥーなら通常審査を通過できる場合がある
- 生命保険に加入後にタトゥーを入れた場合は、既存の契約に影響はない
- 簡易告知型・無選択型保険はタトゥーがある方でも加入しやすい
- 告知義務は「告知書で聞かれた項目」にのみ正直に答えればよく、聞かれていないことを自発的に申告する義務はない
- 告知義務違反が発覚すると保険契約の解除・保険金不払いのリスクがある
- 保険会社ごとに審査基準が異なるため、複数社に問い合わせて比較することが重要
- 対面・代理店経由での申し込みが、トラブルになりにくくておすすめ
タトゥーがあって保険選びに悩んでいる方には、まずFPへの相談がおすすめです。保険のプロに相談することで、自分の状況に合った保険を効率よく見つけることができます。

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