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お金に関する不安疑問があるときには、FP(ファイナンシャルプランナー)へ相談するのがおすすめです。

FPとは、お金の専門家のことで、相談者の収支バランスの状況や、保険の加入状況について具体的なアドバイスしています。

「FPと相談するときに必要なものはあるのか」「FPと相談する前に知っておくべきことはあるのか」など、疑問を持っている人はぜひ本記事を参考にしてみてください。

保険についてのお悩みがあるなら、保険のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのがおすすめです。 


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お金の不安や疑問があるときには、FP(ファイナンシャルプランナー)への相談がおすすめです。今回は、FPと相談する前に用意すべき持ち物や、必要なものについて解説していきます。FPとの相談を検討している人などはぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

FP(ファイナンシャルプランナー)に相談する前に用意すべき持ち物・必要なものは?


ファイナンシャルプランナーに相談する前には、持ち物などを用意しなくても特に問題はありません


とはいえ、相談内容に応じて、あると便利なものも存在します。


一般的に、ファイナンシャルプランナーと相談するときには次の5つのシーンが想定されるでしょう。

  1. 保険の相談
  2. 老後資金の相談
  3. 家計の相談
  4. 住宅ローンの相談
  5. お金全般に関する相談
下記でそれぞれの相談時にあったほうがよい持ち物について詳しく解説していきますので、ファイナンシャルプランナーとの相談を検討している人は参考にしてみてください。

保険の相談に必要な持ち物は?

保険の相談を受けるときには、次の2つの持ち物を用意しておくのがおすすめです。

  • 加入している保険商品の保険証券
  • 健康診断の結果
保険証券とは、加入している保険で受けられる保障内容や契約者、被保険者などが記載されている書類です。

保障内容をすぐに確認できる保険証券があると、保障内容は十分であるかどうか、同様の保障内容で安く加入できる保険商品があるかどうかをスムーズに判断してもらえるでしょう。

健康診断の結果が必要な理由は、保険を切り替えられるかどうかの判断をするためです。

健康状態によっては加入できない保険商品もあるため、健康診断の結果があると加入している保険を見直しやすいでしょう。

保険を切り替えたいときに加入できないなどの事態が発生しないよう、健康診断の結果は用意しておくことをおすすめします。

老後資金の相談に必要な持ち物は?

老後資金の相談を受けるときには、次の4つの持ち物を用意しておくのがおすすめです。

  • ねんきん定期便(将来受け取れる予定年金額がわかるもの)
  • 加入している個人年金保険など貯蓄性がある保険商品の保険証券
  • 預貯金を確認できるもの(通帳など)
  • 資産状況を確認できるもの(株式や不動産など)
老後資金の相談をするときには、受け取れる年金の予定額がわかる書類を用意しておきましょう。

また、公的年金以外にも、個人年金保険などの個人で将来に備えるための保険に加入している場合は、保険証券を用意しておくことでスムーズに老後の資金計画を立てやすいです。

保険商品以外にも、預貯金や資産状況を確認できるものがあると、資産状況の確認だけでなく、相続税についての一般的な説明も受けられるでしょう。

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家計相談の際に必要な持ち物は?

家計相談を受けるときには、次の3つの持ち物を用意しておくのがおすすめです。

  • 預貯金を確認できるもの(通帳など)
  • 給与を確認できるもの(源泉徴収票など)
  • 支出を確認できるもの(家計簿など)
会社員の場合は、源泉徴収票や給与明細などから収入を把握します。また、支出は家計簿などから把握するため、可能な場合は用意しておきましょう。

収入や支出を確認できるものがあると、ファイナンシャルプランナーは支出バランスを確認しやすくなるため、的確なアドバイスを受けられる可能性が高くなります。

家計簿がなく、支出の内訳がわからない場合は、直近1ヶ月間の支出を把握しておくだけでも受けられるアドバイスの質が変わるため、可能な限りで用意しておくのがおすすめです。

住宅ローン相談で必要な持ち物は?

住宅ローンを組んでいる人で、ファイナンシャルプランナーに相談をしたい場合は、次の4つの持ち物を用意しておくのがおすすめです。

  • 資産状況を確認できるもの(通帳など)
  • 支出の状況を確認できるもの(家計簿など)
  • ねんきん定期便
  • 生命保険証券
上記のものを用意できていると、現状だけでなく、将来的にも無理のない範囲でローンを組めているかが確認できます。

なお、住宅購入を検討している人は、次の3つの持ち物を用意しておきましょう。
  • 購入予定の不動産のパンフレット
  • 重要事項説明書(署名前でも可)
  • 売買契約書(署名前でも可)
重要事項説明書や売買契約書の確認において不明点がある場合は、ファイナンシャルプランナーに確認するのがおすすめです。

不動産購入に対して不安があるなら、事前にファイナンシャルプランナーに相談しておきましょう。

お金全般の相談に必要な持ち物は?

お金全般のことに対する相談をファイナンシャルプランナーにする場合は、次の3つの持ち物を用意しておくのがおすすめです。

  • 預貯金を確認できるもの(通帳など)
  • 収入を確認できるもの(給与明細や源泉徴収票など)
  • 支出を把握できるもの(家計簿など)
ファイナンシャルプランナーに相談するときには、お金全般のことであれば特に内容を決めておく必要はありません。

家計収支のバランスはとれているか、加入しておくべき保険はあるかどうかなど、お金全般のことで不安があるなら積極的に相談してみましょう。

なお、相談を受けるときに上記の持ち物を用意しておくと、より的確なアドバイスをしてもらえる可能性が高いといえます。

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その他のFP(ファイナンシャルプランナー)に相談する前の事前準備は?


ファイナンシャルプランナーに相談する前には、持ち物以外にも次の5つの準備をしておくと、より具体的なアドバイスを受けやすくなります。

  1. 理想の人生設計を前もって明確にする
  2. ファイナンシャルプランナーに聞くことを予めリストアップする
  3. 収入や支出の内容や現在の資産状況をまとめておく
  4. 相手に必要な情報や資料があれば事前に共有しておく
  5. 相談に関する基本知識を学んでおく
ファイナンシャルプランナーとの相談を控えている人は以下の解説を参考にしてみてください。

理想の人生設計を前もって明確にする

理想の人生設計を前もって明確にしておくと、ファイナンシャルプランナーとの相談がスムーズに進みます。


人生設計とは、何歳までに自分はどうなっていたいのかといった、大まかな計画を立てておくことです。


計画を前もって明確にしておくと、ライフイベントごとに必要になる資金をファイナンシャルプランナーが見積もってくれるため、目標金額も設定しやすくなるでしょう。


なお、人生設計を考えるときには次の5つのライフイベントを組み込むのがおすすめです。

  • 結婚
  • 出産(子どもは何人を予定しているのかなども)
  • 子育て
  • 子どもの独立
  • 老後
上記以外にも、住宅購入や結婚式など大きくお金が動くイベントを計画しているなら、人生設計に組み込んでおきましょう。

なお、ライフプランは日本FP協会ライフイベント表を活用して作成可能です。

ファイナンシャルプランナーに聞くことを予めリストアップする

ファイナンシャルプランナーに相談する前には、聞きたいことを予めリストアップしておきましょう。


聞きたいことを予めリストアップしておくことで、ファイナンシャルプランナーとの相談をスムーズにできます。


また、質問したいことの順番を自分の頭の中で予め整理しておくことで、ファイナンシャルプランナーからのアドバイスも頭に入りやすくなります。


特に、お金の相談でわからないことが多い場合は、新しい情報について多く触れるため、事前に相談の流れを考えておくのが重要です。


ファイナンシャルプランナーとの相談は貴重な時間となりますので、短い時間でも濃い内容の相談ができるように、聞きたいことは予めリストアップしておきましょう。

収入や支出の内容や現在の資産状況をまとめておく

ファイナンシャルプランナーに相談する前には、収入や支出の内容、現在の資産状況をまとめておきましょう。


ファイナンシャルプランナーは、相談者の収入や支出、資産状況に考慮して、最適な保険商品や資金計画のアドバイスをしてくれます。


そのため、事前に収入や支出、資産状況をまとめておくと、より的確なアドバイスを受けやすくなるのです。


一般的な会社員の場合は、次の3つの収入があります。

  • 給与(手取り換算額)
  • ボーナス(手取り換算額)
  • 給与以外の収入(副業など)
おもな支出には、次の6つがあげられます。
  • 家賃(ローン返済額)
  • 水道光熱費
  • 食費
  • 通信費
  • 保険料
  • 各種ローン(カーローンやフリーローンなど)
資産状況は、預貯金や保有している株式、不動産などの価値を把握しておけば十分といえます。

相談に必要な情報や資料があれば事前に共有しておく

ファイナンシャルプランナーに相談する前に、必要な情報や指定されている資料がある場合は、共有しておきましょう。


特に、初めてファイナンシャルプランナーと相談する場合は、ファイナンシャルプランナー側も事前に知っておきたい相談者の情報が多くあるでしょう。


事前に相談者が情報や資料を共有していくれていると、相談もスムーズに進めやすくなります。


なお、ファイナンシャルプランナーから相談時に用意してほしいものを指定されている場合は、指定されたものを事前に共有しておくのがおすすめです。


また、質問票などの記入を求められた場合は、自分の把握している範囲で記入しておきましょう。


把握できていない、わからない部分については、相談時にファイナンシャルプランナーへ質問できます。

相談に関する基本知識を学んでおく

ファイナンシャルプランナーと相談する前には、相談に関する基本知識を学んでおくのがおすすめです。


ファイナンシャルプランナーと相談するときには、難しい内容の説明が多くなる可能性もあります。


相談に関する内容の基本知識を予習しておくことで、アドバイスしてもらった内容がすんなり頭に入ってくるでしょう。


例えば、保険について相談する場合は、保険に関する基本知識の予習をしておくことで、より具体的かつ的確なアドバイスを受けやすくなります。


現在はネットで調べれば知りたい情報をすぐに確認できるため、相談内容についての基本知識もすぐに得やすいです。

事前のリサーチでわからない点がある場合は、ファイナンシャルプランナーに質問することで、専門的な知識を教えてもらえるでしょう。


また、独学での勉強が難しい場合はマネーセミナーに参加してみることもおすすめです。

マネーセミナーの詳しい内容は下の記事にて紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

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FP(ファイナンシャルプランナー)に相談する前に確認!相談の流れ


ファイナンシャルプランナーに相談する前には、相談の流れについて確認しておきましょう。


ファイナンシャルプランナーとの相談は、次の4つのステップで行われるのが一般的です。

  1. 現在の状況を聞かれる
  2. 相談内容の深掘り
  3. ライフプランの作成
  4. ライフプランに基づいて今後のアドバイスを受ける
相談当日の流れを事前に把握しておくことで、スムーズにファイナンシャルプランナーとの相談が可能です。

それぞれのステップについて、詳しく解説していきます。

1.まずはFPから現在の状況を聞かれる

はじめに、ファイナンシャルプランナーから現在の状況を聞かれます。


おもに聞かれる内容は、次の2つです。

  • 毎月の収入、および支出
  • 資産状況(預貯金、株式、不動産など)
毎月の収入、および支出については、通帳や家計簿があると確認作業をスムーズに行えます。

また、大きな支出が発生するライフイベントがある場合は、相談の最初の段階でファイナンシャルプランナーへ伝えておきましょう。

例えば、結婚式や住宅購入、子どもの進学などのライフイベントには、大きな支出が発生します。

どのライフイベントまでにいくら貯めておきたいのかも事前に決めておくと、資金計画を立てるための具体的なアドバイスを受けられるでしょう。

2.相談内容の深堀り

現在の状況についての確認が終わると、相談内容の深掘りへ進みます。


保険や老後資金、家計の相談など、目的に応じた具体的なアドバイスはこのステップで受けられます。


そのため、事前にまとめた聞きたい内容などは、このときに積極的に質問してみましょう。


また、ファイナンシャルプランナーは最初の状況確認から得た情報で、次の3つの点を確認しています。

  1. 現在の収入、および支出の状況で相談者の目標を達成できるか
  2. 無駄な支出、抑えられる支出はないか
  3. 現状のままだと将来の資産状況はどうなるのか
ファイナンシャルプランナーは、相談者の目標達成に向けた具体的なお金のアドバイスを提供していますので、受けた提案については参考にしてみるのがおすすめです。

3.ライフプランを作成する

相談内容の深掘りの次に、ライフプランの作成に移ります。


ライフプランを作成するときには、具体的、かつ無理のない範囲での作成を心がけましょう。


なぜなら、具体的なプロセスがなければ目標を達成させるのが難しく、無理のあるライフプランでは継続するのにストレスがかかるからです。


ファイナンシャルプランナーが提案してくれたアドバイスを参考にするのは大切ですが、自分の意向も組み入れたライフプランを立てられるようにしましょう。


なお、ライフプランの作成で使用するツールは次の3つです。


<ライフプラン作成ツール>

ツール名概要
ライフイベント表
ライフイベントごとに必要な資金を時系列でまとめた表
キャッシュフロー表現在の収入・支出の状況とライフプランに基づき、
将来的な収入・支出の状況と貯蓄状況の推移をまとめた表
個人バランスシート一定時点の個人の資産、および負債の状況をまとめた表


4.ライフプランに基づいて今後のアドバイスを受ける

ライフプランの作成が終わると、ライフプランに基づいた今後のアドバイスを受けます。


なお、注意するべきこととして、ファイナンシャルプランナーと相談して決めたライフプランは、必ず計画どおりに進められるわけではない点があげられます。


ただし、ファイナンシャルプランナーから受けたアドバイスについては可能な限り守ることを心がけて、ライフプランを円滑に進められるようにしましょう。


なお、ライフプランに基づいたアドバイスには、おもに次の3つがあげられます。

  • 家計の収支バランスに対するアドバイス
  • 保険の契約内容や料金は適切かどうか
  • 相続対策についての一般的な説明
ライフプランは経済情勢によって大きく変化したり、ライフイベントの変更によって変わったりする可能性が高いです。

そのため、可能な限りで定期的にライフプランの見直しをしておくのがおすすめといえます。

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どういう場合にFPに相談するのがおすすめ?


ここからは、ファイナンシャルプランナーにお金の相談をするタイミングについて解説していきます。


結論、次の2つのタイミングでお金の相談をするのがおすすめです。

  1. 人生の転換期に差し掛かったとき
  2. お金や保険について疑問や不安が湧いたとき
疑問や不安をそのままにしておくと、知らないうちに必要以上の出費が発生する可能性があります。

少しでも不安なことがあるときには、お金に詳しいファイナンシャルプランナーへ相談しておきましょう。

人生の転換期に差し掛かったとき

人生の転換期に差し掛かったときには、ファイナンシャルプランナーにお金の相談をするのがおすすめです。


人生おもな転換期には、次の5つがあげられます。

  • 結婚
  • 子どもの誕生
  • 住宅購入
  • 子育て〜子どもの独立
  • 老後
人生の転換期には、お金が大きく動く可能性が高いです。

また、必要な資金についての知識がない場合は、思わぬ場面でお金の問題が発生する可能性があります。

子育てや住宅購入には多くの費用が発生しますので、ライフイベントを細かく分けて、支出への備えをしておくとよいでしょう。

具体的なライフプランを立てるためには、お金の専門家であるファイナンシャルプランナーへの相談がおすすめです。

そのため、人生の転換期に差し掛かったときには積極的にお金の相談をしてみましょう。

お金や保険について疑問や不安が湧いたとき

お金や保険についての疑問や不安が湧いたときには、ファイナンシャルプランナーへ相談してみましょう。


毎月の収支バランスは取れているかどうか、保険には過不足なく加入できているかどうかなど、お金と付き合うときにはさまざまな不安が生じるものです。


しかし、それらの不安を放置したままにしておくと、いざというときにお金が足りなくなったり、無駄な支出に気づかなかったりしてしまう可能性があります。


無駄な支出はないか、保険の契約内容や料金は適正かどうかなど、少しでも疑問に感じることがある場合は積極的にファイナンシャルプランナーへ相談するのがおすすめです。


ファイナンシャルプランナーへの相談は無料でできるケースも多くあるため、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。

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FP(ファイナンシャルプランナー)に相談する前に解決しておきたい疑問


ここからは、ファイナンシャルプランナーに相談する前に解決しておきたい疑問について解説していきます。


多くの人がファイナンシャルプランナーとの相談前に疑問に思いやすいことは次の4つです。

  1. 無料相談と有料相談との違いについて
  2. ファイナンシャルプランナーはどのように選ぶべきか
  3. 有料相談にかかる費用について
  4. 無料相談はなぜ無料でできるのか
それぞれの疑問について、詳しく解説していきます。

FPの無料相談と有料相談の違いは?

FPの無料相談と有料相談のおもな違いは、手数料の発生条件です。


有料相談では、コンサルティングや相談をすることを目的としたFP事務所などが請け負うことが多いため、相談に手数料がかかります。


有料相談の場合は、保険などの金融商品の販売によって手数料を得ているわけではありません。


一方で、無料相談の場合は、保険などの金融商品の販売によって手数料を得ています。


相談やコンサルティングで手数料を得ているわけではないため、相談段階は無料となるのです。


また、無料相談を請け負っているのは企業系ファイナンシャルプランナーと独立系ファイナンシャルプランナーです。


広い幅の商品提案を受けたいなら、独立系のファイナンシャルプランナーへの相談がおすすめといえます。

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FPの無料相談はなぜ無料?勧誘される?【有料相談との違いも解説】

どうやってファイナンシャルプランナーを選ぶべき?

ファイナンシャルプランナーを選ぶときには、次の4つの点を意識しておくのがおすすめです。

  1. CFPもしくはAFP資格を持っているかどうか
  2. 相談したい内容の相談実績が豊富かどうか
  3. 相談料はいくらかかるか
  4. 税理士など専門家との繋がりがあるかどうか
CFPやAFPを保有しているファイナンシャルプランナーは、資格保有を継続するための教育を受けているため、最新の情報に強いといえます。

また、相談したい内容についての相談実績が豊富なファイナンシャルプランナーなら、さまざまな経験から得た情報を提供してくれるでしょう。

なお、税に関する具体的な相談など、ファイナンシャルプランナーが受けられない内容の相談も検討しているなら、他の専門家とのつながりにも考慮しておくのがおすすめです。

FP相談先を選ぶ際の注意点をしっかりと理解しておきましょう。

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ファイナンシャルプランナー(FP)に相談の注意点とは?選び方も解説

FPの有料相談っていくらくらいでできるの?

FPの有料相談を受ける場合は、1時間あたりで5,000円〜20,000円がかかるのが一般的といえます。


FP協会の調査によると、1時間あたりの相談料は5,000円〜10,000円がかかる割合が一番多いです。


ただし、提案書の作成などを依頼する場合は別途費用がかかります。


別途費用が発生する作業には、次の3つがあげられます。

  • ライフプランの作成
  • キャッシュフロー表の作成
  • 保険の見直し
FPの有料相談は、相談やコンサルティングで手数料が発生しているため、上記の作業が発生する場合は別途費用がかかるのです。

なお、有料相談で保険を見直すメリットには、中立的な立場で提案をしてもらえる点があげられます。


無料相談の場合は、提案した保険商品を契約してもらうことで手数料を得ているため、相談者に100%寄り添った意見であるといい切れない場合があるのです。

FPの無料相談はなぜ無料でできるの?

FPの無料相談ができる理由は、相談から保険など金融商品の販売につながることがあるからです。


保険商品の見直しを検討している人に対して、よりよい商品を提案できれば、契約してもらえるチャンスが広がります。


相談者に保険を契約してもらえると、ファイナンシャルプランナーは販売手数料を得られるのです。


このような仕組みを知ると、無料相談を敬遠してしまう人も増えてしまうかもしれませんが、あくまでも保険契約は任意となります。


気に入ったものなら契約するべきですし、そうでないなら断るのも相談者の自由です。


また、相談だけなら無料で受けられますので、気軽にお金のことを聞けるのは大きなメリットといえるでしょう。

FPには相談できないこともあるので注意


ファイナンシャルプランナーと相談する前には、相談できないことについて知っておきましょう。


ファイナンシャルプランナーはお金全般の相談ができますが、高い専門性が必要な相談は受けられないのです。


なお、ファイナンシャルプランナーが請け負えないおもな業務は次の4つあります。

  • 確定申告書の作成
  • 税額の具体的な計算(一般的な説明は可)
  • 資産運用に関する具体的なアドバイス
  • 遺言書の作成
これらの業務は有償、無償に関わらず、ファイナンシャルプランナーは請け負えません。

そのため、相続税についての具体的なアドバイスや、確定申告書の作成を依頼したいときには、専門家とのつながりがあるファイナンシャルプランナーへの相談がおすすめです。

まとめ:FP(ファイナンシャルプランナー)に相談する前に用意すべき持ち物・必要なものは?

ファイナンシャルプランナーと相談する前には、相談内容に応じた持ち物を用意しておくのがおすすめです。


また、相談する前には、現在の資産状況の把握や、将来のライフイベントなどを考えておくことで、より具体的なアドバイスを受けやすくなります。


なお、ファイナンシャルプランナーを選ぶときには、相談したい内容の相談実績が多い人がおすすめです。


上手にファイナンシャルプランナーと付き合い、無駄な支出や保険を見直して、将来必要となる資金に備えておきましょう。

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