「高年齢雇用継続給付金を受け取っているのに年金が思ったより減った」
「申請したのに手取りがほとんど増えていない」
とお困りではないですか?
結論から言うと、その原因のほとんどは「二重カット」をはじめとした制度特有のデメリットです。
本記事では高年齢雇用継続給付金の6つのデメリットを具体的に解説します。令和7年改正後の最新支給率早見表・損益シミュレーション・2030年廃止スケジュールも合わせてまとめています。
次のような方は、ぜひ参考にしてください。
- 在職老齢年金との「二重カット」の仕組みを詳しく知りたい方
- 受け取るべきかどうか、損得を正確に確認したい方
- 2025年の改正内容と2030年廃止スケジュールを知りたい方
給付金をもらっているのに年金が減って、本当に得しているのか不安です…。

給付金には在職老齢年金の追加停止など複雑な仕組みがあるため、トータルで損得を計算することが大切です。
60歳以降のお金の不安はマネーキャリアのFPに何度でも無料でご相談ください。LINEから簡単に予約でき、全国どこからでもオンラインで対応します。
この記事の目次
- 高年齢雇用継続給付金とは|デメリットを知る前に押さえる基本
- 受給対象者と3つの要件
- 2種類の給付金|継続勤務型と再就職型の違い
- 支給額の計算方法(令和7年4月改正後)
- 高年齢雇用継続給付金のデメリット6つを徹底解説
- デメリット①|在職老齢年金と給付金の「二重カット」問題
- デメリット②|受給できるのは最長5年のみ、65歳になると終了
- デメリット③|賃金の低下幅が小さいと実質的な恩恵はほぼゼロ
- デメリット④|個人だけでは申請できない、事業主との連携が必須
- デメリット⑤|2025年4月以降は支給率が大きく引き下げられた
- デメリット⑥|2030年廃止予定、今のうちに代替策を準備しよう
- 在職老齢年金との二重カット問題|仕組みと令和7年改正後の早見表
- 二重カットの仕組みをわかりやすく解説
- 令和7年改正前後の比較表
- 支給額シミュレーション早見表(令和7年4月以降に60歳到達の方)
- 高年齢雇用継続給付金の廃止はいつ?段階的縮小スケジュール
- 2025年4月改正|支給率の上限が15%から10%に引き下げ
- 2030年廃止に備えて今すぐ取り組める3つの老後対策
- 受け取って得か損か?年金カット分を含めたトータルで判断しよう
- 損か得かを決める3つの判断ポイント
- 受給する vs しない|5年間のトータル損益を比較
- 給付金をもらいながら年金の繰下げを組み合わせる戦略
- 高年齢雇用継続給付金の申請方法と手続きの流れ
- 初回申請に必要な書類
- 申請の流れと注意点
- 申請でよくある3つのミスと対処法
- 給付金だけに頼らない、60歳以降のお金の作り方
- iDeCo・NISAを上手に使って老後資産を着実に積み立てる
- よくある質問
- 副業・兼業をしながら受け取れますか?
- 在職老齢年金と追加停止の二重調整を避けられますか?
- 課税関係はどうなりますか?
- まとめ|高年齢雇用継続給付金は「活用しつつ、備える」が正解
高年齢雇用継続給付金とは|デメリットを知る前に押さえる基本
デメリットを正しく理解するには、まず制度の基本を押さえることが大切です。受給要件・給付の種類・計算方法を順に確認しましょう。
受給対象者と3つの要件
高年齢雇用継続給付金は、60歳以降も働き続ける労働者が賃金の大幅な低下で生活に困らないよう支援する雇用保険の給付制度です。受け取るには次の3つの要件をすべて満たす必要があります。
- 60歳以上65歳未満の雇用保険の一般被保険者
- 被保険者期間が5年以上
- 60歳以降の賃金が60歳時点の賃金の75%未満に低下していること
「60歳時点の賃金月額」は、60歳到達前6か月の賃金総額(賞与除く)を180で割って30日分にした額です。なお法律上の60歳到達日は「誕生日の前日」となるため、手続きのタイミングには注意が必要です。

被保険者期間5年の計算は、複数の会社での期間を通算できます。ただし1年以上のブランクや基本手当の受給があると通算できない場合があります。60歳到達の前にハローワークで一度確認しておくと安心です。
2種類の給付金|継続勤務型と再就職型の違い
給付金には2種類あります。「高年齢雇用継続基本給付金」は基本手当を受けずに60歳以降も同じ会社で働き続ける方(定年後の再雇用など)が対象です。一方「高年齢再就職給付金」は、基本手当を受けた後、残日数100日以上を残して再就職した方が対象で、支給期間は最長2年(残日数200日以上)または1年(100日以上200日未満)です。
対象:基本手当(失業給付)を受けずに、60歳以降も同じ会社で働き続ける方(定年後の再雇用など)
対象:基本手当を受けた後、支給残日数を100日以上残して再就職した方
支給期間:基本手当の残日数に応じて、最長2年間(残日数200日以上)または1年間(100日以上200日未満)
高年齢再就職給付金と再就職手当は同じ就職に対して両方は受け取れません。どちらが有利かは試算したうえで、慎重に選ぶことをおすすめします。

定年後すぐに同じ会社で再雇用される方は「基本給付金」、一度失業給付を受けてから再就職する方は「再就職給付金」の対象です。自分がどちらに当たるかを確認しておきましょう。
支給額の計算方法(令和7年4月改正後)
毎月もらえる給付金の額は、「再雇用後の月給 × 支給率」で計算します。この支給率は、60歳時点の賃金と比べて今の給料がどれくらい下がったか(低下率)によって決まります。
2025年4月以降に60歳を迎えた方(新ルール)の支給率は以下の通りです。
| 60歳時賃金との比較 | 支給率 |
|---|---|
| 64%以下に低下 | 現在の月給の10%(最大) |
| 64%超〜75%未満に低下 | 0%超〜10%未満(段階的) |
| 75%以上を維持 | 不支給(対象外) |
60歳時点の月給が30万円で、再雇用後の月給が18万円に下がった場合
低下率:18万円 ÷ 30万円 × 100 = 60%(64%以下のため、支給率は一律10%)
支給額:18万円 × 10% = 月々 1万8,000円
なお、ボーナス(賞与)は計算対象外となり、毎月の固定給のみで判定します。また、再雇用後であっても月給が支給限度額(38万6,922円)を超えている場合や、計算された給付額が最低限度額(2,411円)以下の場合は支給されません。

「自分はいくらもらえる?年金はいくら減る?」こうした疑問は数字を出してみないとわかりません。
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高年齢雇用継続給付金のデメリット6つを徹底解説
受給を検討するなら、あらかじめ知っておきたいデメリットが6つあります。一つひとつ詳しく見ていきましょう。
デメリット①|在職老齢年金と給付金の「二重カット」問題
給付金を受け取ると、在職老齢年金によるカットに加えて年金がさらに追加停止されます。これが最大のデメリットです。
2025年4月以降に60歳を迎えた「新ルール」の対象者の場合、年金の追加カット幅は標準報酬月額の「最大4%」と決まっています 。
具体的に、再雇用後の月給が18万円(低下率64%以下)のケースで見てみましょう。
- 雇用保険からの給付金:18万円 × 10% = +1万8,000円
- 年金の追加カット(停止額):18万円 × 4% = -7,200円
- 差し引きの手取り増加額:1万8,000円 - 7,200円 = +10,800円
この年金のカット額(7,200円)は、支給される給付金(18,000円)の40%(4割)に固定されています 。そのため、給付金をもらったせいでトータルの手取りが赤字になる(損をする)ことは構造上絶対にありません。
せっかく給付金を1万8,000円もらえると思っても、裏で年金が7,200円引かれてしまうため、「思ったより手取りが増えないな……」と目減り感をおぼえやすいでしょう。

なお、2026年(令和8年)4月の法改正により、在職老齢年金で年金がカットされ始める基準額は月「65万円」へと大幅に引き上げられました。
これにより、給料と年金の合計が65万円以下であれば本来の年金カットは一切かからなくなったため、この給付金による追加カットの影響だけで済む方が増えています 。
デメリット②|受給できるのは最長5年のみ、65歳になると終了
受給できるのは60歳から65歳に達する日の属する月まで(最大5年間)に限られます。法律上の年齢到達は誕生日の前日のため、例えば1日生まれ(月初)の方は、誕生月の前月が受給最終月となります。
65歳以降は受給資格を失い収入の補填がなくなるため、65歳以降の備えは別途しておく必要があります。また、賃金が75%以上に回復した月は支給対象外となるため、昇給や一時的な収入増があった月は受け取れないケースもあります。

65歳以降の収入補填はiDeCoや個人年金で備えるのがおすすめです。60歳の段階でライフプランを一度見直しておきましょう。
デメリット③|賃金の低下幅が小さいと実質的な恩恵はほぼゼロ
令和7年4月以降は最大支給率が10%のため、絶対額は思ったより少なくなりがちです。低下率が73%前後(75%に近い場合)、支給率は1〜2%程度にとどまるため、手続きの手間に見合わないケースもあります。
たとえば月給20万円・低下率73%の場合:支給額約3,200円から年金追加停止分約1,300円を差し引くと実質約1,900円。2か月に1回の申請の手間と照らし合わせると、恩恵がごくわずかになるケースがあります。

実質的な手取り増加額を計算してから申請するかどうか判断することをおすすめします。
デメリット④|個人だけでは申請できない、事業主との連携が必須
申請は事業主を経由して行うのが原則です。初回申請に必要な「60歳到達時等賃金証明書」は会社が作成しなければならず、個人だけでは完結しません。

その後も2か月に1回の定期申請が必要なため、継続的に会社の担当者と連携する必要があります。申請が遅れると手元に入る時期も遅くなります。時効は2年ありますが、もらいそびれを防ぐためにも、忘れないうちに会社の担当者と連携して手続きしましょう。
デメリット⑤|2025年4月以降は支給率が大きく引き下げられた
令和7年(2025年)4月1日から、60歳到達日が同日以降の方の支給率の上限が15%から10%に引き下げられました。令和2年改正雇用保険法に基づく変更で、同一賃金同一労働の推進を背景とした制度縮小の第一段階です。

令和7年3月31日以前に60歳に達した方には従来の15%が引き続き適用されます。
デメリット⑥|2030年廃止予定、今のうちに代替策を準備しよう
高年齢雇用継続給付は2030年度(令和12年度)を目途に廃止される方向で議論が進んでいます。廃止されれば60歳以降の賃金低下を補う公的な給付制度がなくなります。
給付金に頼れないとなると老後資金が足りるか不安です…。

廃止後の備えとして何をすればよいか、あなたの状況に合わせたプランをFPが一緒に考えます。
在職老齢年金との二重カット問題|仕組みと令和7年改正後の早見表
給付金を受け取ると年金が追加カットされる「二重調整」について、仕組みと実際の計算方法を確認しましょう。
二重カットの仕組みをわかりやすく解説
60歳以降に働きながら厚生年金を受け取る場合、収入によって2段階で年金が削られることがあります。
① 一重目:在職老齢年金による調整
収入(給与+年金)の合計が月65万円を超えると、超過分の年金が停止されます。
※2026年4月の法改正で基準額が51万円→65万円に引き上げられたため、対象外になる方が増えました。
② 二重目:高年齢雇用継続給付による追加停止
給付金を受け取ると、標準報酬月額の最大4%(2025年4月以降)が年金からさらに追加停止されます。この計算は日本年金機構が自動で行うため、知らないうちに引かれています。
具体例(月給18万円・低下率60%の場合)
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 受け取れる給付金 | 18,000円 |
| 年金の追加停止額 | △7,200円 |
| 実質的な恩恵 | 10,800円 |

年金受給額が多い方ほど追加停止の影響が大きくなります。受給前に年金事務所で在職老齢年金の試算を依頼しておきましょう。
令和7年改正前後の比較表
改正前後で実質的な恩恵がどれだけ変わるか比較してみましょう(60歳時賃金30万円・再雇用後月給18万円の場合)。
| 項目 | 令和7年3月以前 | 令和7年4月以降 |
|---|---|---|
| 支給率上限 | 15% | 10% |
| 年金追加停止率(最大) | 6% | 4% |
| 実質恩恵(月給18万円の場合) | 約16,200円/月 | 約10,800円/月 |
令和7年4月以降に60歳を迎えた方は、改正前と比べて実質的な恩恵が約3分の2に減少します。5年間の累計では、改正前の約97万円から改正後は約65万円にとどまります。

60歳到達日が令和7年3月31日以前か4月1日以降かによって適用されるルールが変わります。
支給額シミュレーション早見表(令和7年4月以降に60歳到達の方)
以下の早見表は支給額の目安です(最低限度額・支給限度額の影響で実際とは異なる場合があります)。
| 60歳時賃金 | 再雇用後賃金 | 低下率 | 支給率目安 | 給付金目安 |
|---|---|---|---|---|
| 30万円 | 22万円 | 73.3% | 約1.6% | 約3,500円 |
| 30万円 | 20万円 | 66.7% | 約7.2% | 約14,400円 |
| 30万円 | 18万円 | 60.0% | 10% | 18,000円 |
| 40万円 | 24万円 | 60.0% | 10% | 24,000円 |

早見表はあくまでも目安です。ご自身の60歳時賃金や年金受給額をもとにした正確なシミュレーションはFPに相談するのがおすすめです。
高年齢雇用継続給付金の廃止はいつ?段階的縮小スケジュール
制度の縮小スケジュールと廃止に向けた準備について整理します。
2025年4月改正|支給率の上限が15%から10%に引き下げ
令和7年(2025年)4月1日施行の法改正により、制度の縮小に向けた第一段階がスタートしました。変更のポイントは以下の通りです。
60歳到達日が2025年4月1日以降の方は、支給率の上限が従来の15%から10%に引き下げられました。
給付金の引き下げに伴い、働きながら厚生年金を受給する際の追加支給停止率(カット率)の上限も、従来の最大6%から4%へと変更されています。

この改正は、年齢にかかわらず職務内容や責任に応じた賃金を支払う「同一労働同一賃金」の普及などを背景としたものです 。さらにその後、2030年度(令和12年度)を目途に制度そのものが完全廃止される予定となっています。
2030年廃止に備えて今すぐ取り組める3つの老後対策
令和12年度(2030年度)の廃止を目途とした議論が進んでいます。廃止後の備えとして今から取り組めることは主に3つです。
- iDeCo(65歳まで加入可・掛け金が全額所得控除の対象)への積み立て継続
- 老齢厚生年金の繰下げ受給の検討(65歳→70歳で最大42%増額)
- 新NISAを活用した長期的な資産運用

廃止まで時間があるうちに私的年金・資産形成を育てておくことが最善策です。給付金以外の収入の柱を今から準備しておきましょう。
何から始めていいか分かりません…。

マネーキャリアのFP相談では、制度の縮小・廃止スケジュールを踏まえ、あなたのご年齢や定年時期に合わせたオーダーメイドのライフプランや老後資金プランを何度でも無料でご提案いたします。
受け取って得か損か?年金カット分を含めたトータルで判断しよう
給付金を受け取るべきかどうかは、年金への影響も含めたトータルの損益で判断する必要があります。
損か得かを決める3つの判断ポイント
損得を見極める上で、事前に押さえておきたい3つのチェックポイントを解説します。
再雇用後の減給が少なく低下率が75%ギリギリだと、給付金は月々数千円程度です。そこから年金カット(給付額の4割分)が引かれるため実質の手取り増はごくわずかになり、申請の手間が見合わないことがあります。
2026年の法改正で「65万円の壁」へ緩和されたものの、年金額が多い人ほど調整の影響を受けやすいため、給料とのバランスを事前に計算しておく必要があります。
給付金をもらって年金が一部停止されている期間は、その停止された部分について将来の繰下げによる増額(月0.7%アップ)の対象外になってしまいます。

給料が64%以下まで大きく下がる方は、10%支給されるため確実にお得です。しかし、給料があまり下がらない方や、将来の年金増額を最大化したい方は、あえて「申請しない」方が有利になるケースもあります。
受給する vs しない|5年間のトータル損益を比較
【ケースA】月給18万円・低下率60%:月間実質恩恵10,800円 × 60か月 = 約65万円(5年間)
【ケースB】月給22万円・低下率73%:月間実質恩恵約2,100円 × 60か月 = 約12.6万円(5年間)
ケースAは受給するメリットが大きいですが、ケースBは申請の手間に見合わない可能性があります。自分がどちらのケースに近いかを確認しましょう。

高年齢雇用継続給付は非課税ですが、年金の増減が翌年の住民税に影響することがあります。総合的な試算はFPに依頼するのがおすすめです。
給付金をもらいながら年金の繰下げを組み合わせる戦略
60〜65歳の間は給付金で収入を補いつつ、65歳以降の年金受給を繰り下げる戦略がおすすめです。70歳まで繰り下げると年金が最大42%増額されます。
繰り下げが有利かどうか、自分の場合はどう判断すればいいんだろう…。正直よくわからない。

繰下げが有利かどうかは健康状態や配偶者の状況によっても異なります。マネーキャリアのFPと一緒にあなたの状況に合った戦略を考えてみましょう。
高年齢雇用継続給付金の申請方法と手続きの流れ
受け取るには事業主と連携した手続きが必要です。必要書類と申請の流れをまとめます。
初回申請に必要な書類
初回申請には、以下が必要になります。
- 雇用保険被保険者60歳到達時等賃金証明書(事業主が作成)
- 高年齢雇用継続給付受給資格確認票・初回支給申請書
- 賃金台帳・出勤簿等
- 年齢を確認できる書類(運転免許証のコピー等)
必要書類は、管轄のハローワークへ事業主が提出します。

60歳を迎える2〜3か月前には会社の担当者へ相談しておきましょう。2か月に1回の定期申請が続きます。申請スケジュールをご自身でも把握しておくと安心です。
申請の流れと注意点
申請の流れは次のようになります。
- 60歳前:人事担当者に相談
- 60歳後:初回申請(ハローワーク)
- 以降:2か月ごとに定期申請
- 支給決定から約1週間で振込。

注意点として、月の途中で退職した月は支給対象外です。また定期申請を忘れると未支給になってしまうので、注意しましょう。
申請でよくある3つのミスと対処法
定期申請は事業所ごとに指定された申請月(奇数月型・偶数月型)が原則の期限です。期限を過ぎても2年間の時効(支給対象月末日の翌日が起算点)内であれば遡及申請で全額受け取れます。気づいたら速やかにハローワークへ相談しましょう。
通勤手当の按分計算など細かいルールがあります。賃金台帳と申請書を必ず照合してから提出してください。
なお不正受給は3倍返還の対象となります。正確な申請を心がけてください。
給付金がもらえるのはわかったけど、65歳以降の生活費はちゃんと足りるのかな…老後の家計が心配。

老後の家計シミュレーションから給付金の活用方法まで、マネーキャリアのFPが丁寧にサポートします。何度でも無料でご利用いただけますので、まずは気軽にご相談ください。
給付金だけに頼らない、60歳以降のお金の作り方
デメリットを踏まえると、給付金に頼りすぎず並行して老後資産を育てることが重要です。今からできる対策をまとめます。
iDeCo・NISAを上手に使って老後資産を着実に積み立てる
最長65歳まで加入でき、掛け金は全額が所得控除の対象になります。再雇用で下がったお給料の税金を賢く抑えながら、効率よく老後資金を積み増しできます。
年間最大360万円まで非課税で投資できます。年齢制限がないため、60代からでも「手元の資産を守りながら増やす」長期運用が十分に機能します。
新たな収入源として有力な選択肢ですが、雇用形態によっては給付金の受給額に影響することがあります 。思わぬ減額を防ぐためにも、始める前にハローワークへ確認しましょう。
60代から新NISAやiDeCoを始めても遅くないですか?副業で逆に給付金が減ってしまうのも怖くて、何から手をつければいいか分かりません…。

iDeCo・NISA・副業の最適な組み合わせは個人の状況によって大きく変わります。
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よくある質問
高年齢雇用継続給付金に関するよくある疑問にお答えします。
副業・兼業をしながら受け取れますか?
基本的には受け取れます。ただし、雇用されている形態の副業の賃金は合算の対象となり、合算後の賃金が75%以上に回復した月は支給対象外になります。個人事業主・フリーランスとして得た収入は原則として合算対象外です。
副業を始める前にハローワークへ確認することをおすすめします。
在職老齢年金と追加停止の二重調整を避けられますか?
結論から言うと、それぞれのカットを避けるには「給付金」や「年金」の受け取り時期を工夫する必要があります。
給付金による追加カットを避けたい場合
給付金をあえて「申請しない(受け取らない)」ことが唯一の方法です。給料があまり下がっておらず給付金額がごく僅かな方は、申請しない方が将来の年金額で得をする場合があります。
在職老齢年金によるカットを避けたい場合
年金の受け取りを「繰り下げる(遅らせる)」という選択肢があります 。そもそも年金をもらわなければ、カット(支給停止)される対象自体がなくなるためです 。
60〜65歳は給付金のみ受け取り、65歳以降に繰下げた年金を増額して受給する戦略が合う方もいます。
課税関係はどうなりますか?
高年齢雇用継続給付金(基本給付金・再就職給付金いずれも)は非課税です。所得税・住民税の対象外で確定申告も不要です。
ただし年金受給額が変動すると翌年の住民税の計算に影響することがあります。複数の収入がある場合は確定申告が必要になるケースもあります。
老後の手取りが実際いくらになるのかわからなくて不安です…。

税金・年金・給付金を含めた老後の手取り額は、個別の試算が必要です。マネーキャリアのFPが家計全体を整理してサポートします。まずはお気軽にご相談ください。
まとめ|高年齢雇用継続給付金は「活用しつつ、備える」が正解
高年齢雇用継続給付金は受給できれば毎月の収入補填になりますが、次のデメリットを踏まえた上で活用することが大切です。
- 在職老齢年金がさらにカットされる(最大4%の追加停止)
- 受給できるのは60〜65歳の最大5年間のみ
- 2025年4月以降は支給率の上限が15%→10%に引き下げ
- 申請は事業主経由で継続的な管理が必要
- 2030年度廃止予定で代替制度は未定
- 賃金低下幅が小さいと実質的な恩恵が限定的
給付金を受け取るだけで終わりにせず、iDeCo・新NISAを活用した私的年金の積み立てを並行して進めることが、廃止後も安心できる老後の基盤づくりに欠かせません。
「受け取るべきか」「年金の繰下げとどう組み合わせるか」など、個人の状況に合わせた判断はFP相談がおすすめです。
給付金が今後廃止されるなら、それ以降の老後資金はどう準備すればいいんだろう…。iDeCoやNISAも始めた方がいいのはわかるけど、何から手をつければいいかわからない。

高年齢雇用継続給付金の活用や廃止後の老後設計について、マネーキャリアのFPが丁寧にサポートします。
こんな方はぜひご相談ください
・給付金の受取額と年金への影響を正確に把握したい方
・廃止後の老後資金の準備プランを立てたい方
・iDeCoやNISAの活用方法をプロに相談したい方



