「共働きなのに全然貯金が増えない。」
「うちの貯金額って、みんなと比べて少ないのかな…。」
そんな不安を抱える共働き夫婦は、実は少なくありません。
2人分の収入があるはずなのに、気づけば月末には、思うように貯蓄が残っていない…ということはありませんか。その原因のほとんどは、貯金の仕組みができていないことにあります。
本記事では、共働き夫婦の平均貯金額・年代別データをもとに、貯金できない原因と具体的な改善策を徹底解説します。
また、家計管理の方法やNISA・iDeCoを活用した資産形成のコツまで、今日から実践できる情報もお届けするので、ぜひ最後まで読んでみてください。
共働きなのにお金が貯まらないのはどうしてだろう。うちの貯金ペースって遅いのかな…。

共働き夫婦が貯金できない最大の理由は、夫婦2人の収支を把握できていないことです。まずは世帯全体のお金の流れを見える化し、先取り貯金の仕組みを整えることが第一歩です。
どこから手をつければよいかわからない場合は、マネーキャリアのFPにご相談ください。ご家庭の状況をお聞きしながら、無理のない貯金プランをご提案します。
この記事の目次
- 共働き夫婦の平均貯金額はいくら?年代・世帯年収別に解説
- 年代別の共働き夫婦の平均貯金額(中央値も紹介)
- 世帯年収別の年間貯金目安(年間100〜500万円シミュレーション)
- 毎月の貯金額の目安は手取りの何割?
- 共働きなのに貯金できない5つの原因
- ①夫婦間で収支を把握していない
- ②収入が増えると支出も増えてしまう(生活水準の上昇)
- ③「相手が管理してくれている」という思い込み
- ④貯金の目標・目的が決まっていない
- ⑤固定費を見直せていない
- 共働き夫婦の家計管理方法5パターン【メリット・デメリット比較】
- ①費用別分担型:費目ごとに担当を決める
- ②共通口座型:生活費分を共通口座に入れる
- ③片方収入型:一方の収入で生活・もう一方を全額貯金
- ④お小遣い制:二人のお金を一本化して管理
- ⑤生活費・貯蓄分担型:役割で生活費と貯蓄を分ける
- 共働き夫婦が貯金を増やす7つのコツ
- ①先取り貯金を仕組み化する
- ②目的別に口座を複数持つ
- ③家計簿アプリで収支を見える化する
- ④固定費・変動費を定期的に見直す
- ⑤ボーナスの使い方・配分ルールを決める
- ⑥NISAやiDeCoを活用して資産を効率よく増やす
- ⑦夫婦で定期的にお金の話し合いをする
- 共働き夫婦が将来に備えて準備しておきたいお金
- ①まず確保したい緊急予備資金(生活費の3〜6ヶ月分)
- ②住宅購入資金の目安と貯め方
- ③子なし共働き(DINKs)の貯金目標と戦略
- ④子持ち共働き夫婦の貯金術|保育園時期〜教育費・老後資金の積み立て方
- 共働き夫婦の貯金に関するよくある質問
- 共働き夫婦の年間貯金額の目安はどれくらいですか?
- 共働き夫婦の貯金は誰の名義にすればいいですか?
- ボーナスはどう貯金に活用すればいいですか?
- 共働き夫婦の貯金を成功させるために【まとめ】
共働き夫婦の平均貯金額はいくら?年代・世帯年収別に解説
「他の共働き夫婦はどのくらい貯金しているのか」まずはこの疑問に答えます。
年代や世帯年収によって貯金額には大きな差がありますが、平均データを参考にすることで、自分たちの目標設定がしやすくなります。まずは、貯金の目安を確認していきましょう。
年代別の共働き夫婦の平均貯金額(中央値も紹介)
金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査(2024年)二人以上世帯」によると、金融資産保有額(貯蓄・投資含む)の平均・中央値は以下のとおりです。
平均値は高資産世帯に引き上げられやすいため、実態を把握するには「中央値」も必ず確認しましょう。
| 年代 | 平均保有額 | 中央値 |
|---|---|---|
| 20代 | 約382万円 | 約84万円 |
| 30代 | 約677万円 | 約180万円 |
| 40代 | 約944万円 | 約250万円 |
| 50代 | 約1,168万円 | 約250万円 |

中央値で見ると、30代・40代でも180〜250万円前後にとどまっており、「みんなもっと貯めている」という思い込みは必ずしも正確ではありません。
大切なのは平均と比べることではなく、自分たちのライフプランに合った目標額を設定し、着実に積み上げていくことです。
世帯年収別の年間貯金目安(年間100〜500万円シミュレーション)
共働き世帯の貯金額は、世帯年収によって大きく異なります。一般的に世帯年収の15〜25%を年間貯金額の目標とするケースが多く見られます。
▼世帯年収の20%を目標とした場合のシミュレーション
| 世帯年収 | 年間貯金目安(20%) | 月額換算 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 500万円 | 約100万円 | 約8.3万円 | まずはここを目指す |
| 700万円 | 約140万円 | 約11.7万円 | 標準的なペース |
| 900万円 | 約180万円 | 約15万円 | 資産形成を本格化 |
| 1,200万円 | 約240万円 | 約20万円 | NISAをフル活用 |
| 1,500万円以上 | 300〜500万円以上 | 25万円〜 | 投資・資産運用を積極活用 |

ただし、「年収が高いから安心」という考えは危険です。
収入が上がるほど生活コストも上昇しやすく(生活水準の上昇)、実際の貯金率が落ちているケースも多いため注意が必要です。
毎月の貯金額の目安は手取りの何割?
一般的に推奨されているのは、手取り収入の10〜20%を毎月の貯金目標にすることです。共働きの場合は、夫婦2人の手取りを合算した金額を基準にします。
たとえば夫の手取りが25万円・妻の手取りが20万円なら、合計45万円の15%にあたる「月6〜7万円」が目安です。ただし、住宅ローンの有無や子どもの教育費の状況によって適切な額は変わります。

大切なのは「無理なく続けられる金額」から始めることです。最初から高い目標を設定しすぎると長続きしないため、まずは月3万円からでもコツコツ積み上げる姿勢が大切です。
年代別の平均を見ると、うちは少し少ないかも…今からでも間に合いますか?

貯金額の多い少ないより、「今からどう増やすか」という具体的な行動です。共働きであれば2人分の収入という大きな強みがあります。毎月の手取りの10〜15%を先取り貯金するだけで、年間で数十万円の差が生まれます。
マネーキャリアでは、あなたの世帯の収支状況に合わせた無理のない貯金プランをFPが個別にご提案します。
共働きなのに貯金できない5つの原因
「2人で働いているのに、なぜかお金が残らない…。」その背景には、共働き特有の落とし穴が潜んでいます。よくある5つのパターンを確認しておきましょう。
①夫婦間で収支を把握していない
共働き夫婦の家計でもっとも多いトラブルが、お互いの収入・支出をきちんと把握していない状態です。「自分の分は自分で管理」という形にしていると、世帯全体でいくら使っていて、いくら余っているのかが見えなくなります。

月1回でもいいので、夫婦で家計全体の収支を確認する場を設けることが、貯金を増やすうえで欠かせません。
家計簿アプリを夫婦で共有するだけでも、状況は大きく変わります。
②収入が増えると支出も増えてしまう(生活水準の上昇)
昇給や収入増に伴って外食の頻度が増えたり、より良いものを買うようになったりして支出が膨らむ現象をライフスタイル・インフレーションと呼びます。
収入が増えても貯金が増えない場合、この傾向が強い可能性があります。

収入アップの恩恵は、生活の質の向上ではなく、先取り貯金の増額に充てることを意識することが、長期的な資産形成につながります。
③「相手が管理してくれている」という思い込み
共働き夫婦に多いのが、お互いに「相手がちゃんと管理しているはず」と思い込んでいるケースです。
実際には誰も管理しておらず、気づいたときには貯金がほとんどないという状況になりがちです。

家計管理の担当者を明確にするか、夫婦で共同管理のルールを決めておきましょう。
どちらが何を管理するのかをはっきりさせるだけで、無駄な支出を防ぎやすくなります。
④貯金の目標・目的が決まっていない
「なんとなく貯金しよう」というふわっとした意識では、なかなかお金は貯まりません。人は明確な目標があると行動しやすくなります。

・3年後にマイホームの頭金300万円を貯める
・5年で教育資金200万円を確保する
のように、具体的な金額と期限を設定することが、貯金を継続させる最大のコツです。
⑤固定費を見直せていない
固定費は一度削減できると、以降ずっと節約効果が続く、家計改善の土台となる項目です。
▼主な見直し対象
| 見直し対象 | ポイント |
|---|---|
| スマートフォンの料金プラン | 格安SIMへの乗り換えで月1〜2万円の削減も |
| 生命保険・医療保険 | 保障内容と保険料が現状に合っているか確認 |
| サブスクリプションサービス | 使っていないものは解約を検討 |
| 光熱費 | 電力・ガスの料金プランを見直す |

特に共働き夫婦の場合、それぞれが個別に契約しているサービスを合算すると月数万円になることも珍しくありません。
まずはすべての固定費をリストアップし、本当に必要かどうかを夫婦で確認しましょう。
ありがちな原因はわかりました。でもどこから手をつければいいのかわかりません。

最初のステップは、世帯全体の収支を1枚で見える化することです。収入・固定費・変動費・貯金額を並べるだけで、問題点がわかりやすくなります。
何から始めればよいかわからない場合は、マネーキャリアのFPにご相談ください。プロの視点で優先順位をつけ、あなたのご家庭に合った改善プランをご提案します。
共働き夫婦の家計管理方法5パターン【メリット・デメリット比較】
共働き夫婦の家計管理には、大きく分けて5つのスタイルがあります。どの方法が合うかは夫婦の価値観・収入バランス・ライフスタイルによって異なります。
それぞれのメリット・デメリットを比較して、自分たちに最適な方法を見つけましょう。
①費用別分担型:費目ごとに担当を決める
「家賃・光熱費は夫、食費・日用品は妻」のように、費目ごとに担当を決めるスタイルです。
それぞれの責任範囲が明確で管理しやすい。
担当費目の金額が変化したとき(例:家賃値上がり)に不公平感が生じやすい。
世帯全体の収支が把握しにくくなる場合も。
②共通口座型:生活費分を共通口座に入れる
毎月決まった金額を共通口座に入れて生活費を管理し、残りはそれぞれが自由に使うスタイルです。共働き夫婦に最も多い管理方法の一つです。
お互いのお金の自由が確保でき、ストレスが少ない。
共通口座への拠出金額が曖昧になりやすく、貯金額が不安定になりがち。個人の使いすぎが見えにくい。
③片方収入型:一方の収入で生活・もう一方を全額貯金
どちらか一方の収入だけで生活費をまかない、もう一方の収入を全額貯金・投資に回す方法です。最も効率よく貯金を増やせる可能性があります。
貯金額が大きくなりやすく、育休・産休で一方の収入がなくなっても生活水準を維持しやすい。
生活費担当の側に負担が集中しやすい。収入差が大きいと不公平感が生じることも。
④お小遣い制:二人のお金を一本化して管理
2人の収入を一本化して共同管理し、それぞれにお小遣いとして一定額を渡すスタイルです。世帯全体の収支が最も把握しやすい方法です。
家計の全体像が見えやすく、無駄な支出を防ぎやすい。
お小遣い金額をめぐって摩擦が生じたり、窮屈さを感じる人もいる。
⑤生活費・貯蓄分担型:役割で生活費と貯蓄を分ける
「夫が生活費担当、妻が貯金・投資担当」のように、役割を明確に分けるスタイルです。計画的な資産形成に向いています。
役割分担が明確で責任感が生まれやすく、貯金の進捗が把握しやすい。
一方の収入に変化があった場合にバランスが崩れやすい。

5つの方法、どれが一番いいんでしょう?うちに合った方法を知りたいです。

正解は夫婦によって異なりますが、収支の見える化ができている状態を保てる方法を選びましょう。始めやすいのは「共通口座型」や「片方収入型」です。
どれが合うか迷った場合は、マネーキャリアのFPにご相談ください。ご夫婦の収入バランスや生活スタイルに合わせた家計管理スタイルをご提案します。
共働き夫婦が貯金を増やす7つのコツ
家計管理の方法が決まったら、次は実際に貯金を増やすための具体的な行動に移しましょう。
以下の7つのポイントは、どれも今日からすぐに実践できるものです。できるものから一つずつ取り入れてみてください。
①先取り貯金を仕組み化する
貯金を増やすうえで最も効果的な方法は、「給料が入ったら先に貯金分を移す」先取り貯金の仕組みを作ることです。
残ったお金で生活するのではなく、貯金額を天引きしてから生活費に充てることで、自然と貯蓄が積み上がります。

給与振込と同時に別口座へ自動移管される自動積立定期預金を活用すれば、意識しなくても貯金が進みます。
「使った余りを貯金する」から「先に貯金してから使う」に発想を転換しましょう。
②目的別に口座を複数持つ
目的ごとに口座を分けることで、何のために貯金しているかが明確になり、使い込みを防ぐ効果があります。
▼口座の使い分けの例
| 口座の種類 | 用途・管理のポイント |
|---|---|
| 生活費口座 | 毎月の支出をここから管理 |
| 緊急予備資金口座 | 生活費3〜6ヶ月分をキープ。原則手をつけない |
| 住宅購入口座 | 頭金・諸費用を積み立て |
| 教育費口座 | 子どもの学費・習い事費用を先取り積立 |
| 老後資金口座 | NISAやiDeCoと連動させて長期運用 |

ネット銀行は複数口座を無料で開設できるものが多く、目的別管理に便利です。
口座ごとにニックネームをつけておくと、残高を確認するたびに目標を意識できます。
③家計簿アプリで収支を見える化する
マネーフォワードMEやZaimなどの家計簿アプリを使えば、クレジットカードや銀行口座と自動連携して収支が記録されるため、手間なく家計を把握できます。

夫婦で同じアプリを共有することで、お互いの支出が透明化され、「どこにお金が消えているのか」が一目でわかるようになります。
月1回、アプリを見ながら夫婦で家計を確認する習慣をつけるとさらに効果的です。
④固定費・変動費を定期的に見直す
節約効果を最大化したいなら、まず固定費の見直しから始めましょう。
スマホを格安SIMに変えるだけで月1〜2万円、保険の見直しで月数千円〜数万円の削減につながることがあります。

固定費は「一度削減すれば毎月自動的に節約される」点で、変動費の節約より何倍もの効果があります。
半年に1回は固定費リストを見直す習慣をつけましょう。
⑤ボーナスの使い方・配分ルールを決める
ボーナスは毎月の収入に比べて金額が大きいため、使い道を事前に決めておかないとあっという間に消えてしまいます。
受け取る前に夫婦でルールを決めておくことが肝心です。

おすすめの配分例は「貯金・投資50%、生活費補填や特別支出30%、自由・娯楽費20%」です。
ボーナス月の前に夫婦で話し合って、配分を決めておくようにしましょう。
⑥NISAやiDeCoを活用して資産を効率よく増やす
貯金だけでは物価上昇(インフレ)に追いつけない時代です。
NISAやiDeCoを活用することで、税制優遇を受けながら効率よく資産を増やすことができます。
2024年からスタートした新NISAでは、運用で得た利益が非課税になります。投資枠は以下の2種類です。
| 投資枠の種類 | 年間投資上限 |
|---|---|
| つみたて投資枠 | 120万円 |
| 成長投資枠 | 240万円 |
| 合計 | 360万円 |
共働き夫婦の大きなメリットは、夫婦それぞれがNISA口座を持てる点です。2人分の枠を合算すると、年間720万円・生涯で最大3,600万円(1,800万円×2人分)まで非課税で資産を育てることができます。

iDeCoは老後資金形成に特化した私的年金制度で、掛金が全額所得控除になるため、現役世代の節税効果も非常に高く共働き夫婦におすすめの制度です。
⑦夫婦で定期的にお金の話し合いをする
「お金の話はギスギスしそうで避けてきた」という夫婦も多いですが、定期的にお金の話し合いをする夫婦ほど貯金が増えやすい傾向があります。

月1回「お金会議」を開く習慣を作りましょう。
・先月の収支確認
・今月の予算決め
・将来の目標共有
この3ステップだけでOKです。カフェで話すなど、楽しい雰囲気で行うと継続しやすくなります。

7つのコツ、全部やろうとすると大変そう。どれから始めればいいですか?

まずは先取り貯金の仕組み化と家計簿アプリの導入の2つから始めるのがおすすめです。この2つを実践するだけで、多くのご家庭で貯金額が大きく変わります。次のステップとして固定費の見直しやNISA活用へと広げていきましょう。
どこから手をつければよいかは、マネーキャリアのFPがご家庭の状況に合わせてロードマップをご提案します。
共働き夫婦が将来に備えて準備しておきたいお金
毎月の貯金だけでなく、将来のライフイベントに向けた中長期的な資金計画が不可欠です。緊急時のお金から住宅購入・教育費・老後資金まで、優先順位をつけて準備を進めましょう。
①まず確保したい緊急予備資金(生活費の3〜6ヶ月分)
どんな貯金計画よりも先に確保すべきなのが、緊急予備資金(生活費の3〜6ヶ月分)です。
突然のリストラ・病気・怪我・設備の故障など、予期せぬ支出に対応するための守りの貯金です。

夫婦2人の月の生活費が25万円なら、最低でも75〜150万円を別口座にキープしましょう。
②住宅購入資金の目安と貯め方
住宅購入を検討している共働き夫婦にとって、頭金の準備は大きな課題です。一般的に頭金は物件価格の10〜20%が目安とされており、3,000万円の物件なら300〜600万円が目安です。
頭金のほかに、諸費用として以下も別途用意する必要があります。
- 仲介手数料(物件価格の3%+6万円程度※物件価格が800万円超の場合)
- 登記費用・司法書士報酬(数十万円)
- 住宅ローン関連費用(保証料・団信・印紙代など)
- 引越し費用・新生活の初期費用
③子なし共働き(DINKs)の貯金目標と戦略
子どもを持たない共働き夫婦(DINKs)は、教育費が発生しない分、老後資金と資産形成に集中できるチャンスがあります。
総務省「家計調査年報(家計収支編)」令和5年(2023年)によると、65歳以上の夫婦のみの無職世帯の消費支出は月約25〜27万円です。
公的年金収入との差額が毎月の不足額となるため、その不足分を補う資産を現役時代に積み上げておく必要があります。

年金収入との差額・想定老後期間・運用利回りにより必要額は異なりますが、目安として65歳までに2,000〜3,000万円規模の資産形成を目指すことが一つの指標です。
NISAやiDeCoをフル活用し、早い段階から複利の力を使うことが大切です。
④子持ち共働き夫婦の貯金術|保育園時期〜教育費・老後資金の積み立て方
子どもがいる共働き夫婦は、教育費・住宅費・老後資金を同時並行で準備する必要があります。優先順位を決めながら、計画的に積み立てていきましょう。
| 時期 | 主な費用の目安 | 準備のポイント |
|---|---|---|
| 保育園〜小学校期 | 保育料 月2〜5万円・習い事代 | 固定費として組み込み、教育費専用口座を開設 |
| 中学〜高校期 | 学費・塾代 年100〜200万円 | 高校授業料支援制度の活用。NISAで教育資金積立 |
| 大学期 | 入学金・学費 4年で400〜700万円 | 学資保険や奨学金・教育ローンを組み合わせて備える |
| 子育て終了後 | 老後資金に集中 | iDeCo・NISAで本格的な資産形成を加速 |

「教育費と老後資金はどちらを優先すべきか」とよく聞かれますが、老後資金は奨学金のような借入手段がないため、老後資金の積立を最優先にすることが原則となります。
教育費は奨学金や教育ローンで補完できる部分があります。
住宅購入も教育費も老後資金も全部同時に準備するなんて、本当にできるの?

一度に全部を完璧に準備しようとする必要はありません。まず緊急予備資金を確保し、次に住宅購入の時期を決めて逆算し、教育費・老後資金は長期積立で効率よく備えることができます。
何から始めるべきかはご家庭の状況によって異なりますので、マネーキャリアのFPに相談いただければ、ライフプラン全体を踏まえた資金計画をご提案します。
共働き夫婦の貯金に関するよくある質問
共働き夫婦の貯金に関して、多くの方から寄せられる疑問にお答えします。ご自身の状況に置き換えながら参考にしてみてください。
共働き夫婦の年間貯金額の目安はどれくらいですか?
世帯年収の15〜25%が年間貯金額の目安です。世帯年収700万円なら年間105〜175万円、1,000万円なら150〜250万円が目安ラインです。ただし住宅ローンの有無や子どもの人数によって適切な額は変わるため、ライフプランをもとに設定することをおすすめします。
共働き夫婦の貯金は誰の名義にすればいいですか?
夫婦で共同で積み立てた資金でも、口座名義は1人にしか設定できません。一般的には、家計管理を担当している方の名義にするケースが多いです。
注意点として、名義人が亡くなった場合に口座が凍結されるリスクがあるため、夫婦それぞれが一定額の貯金を持つか、受取人指定ができる金融商品(生命保険・個人年金など)の活用も検討しましょう。
ボーナスはどう貯金に活用すればいいですか?
ボーナスの使い道は、受け取る前に夫婦でルールを決めておくことが最重要です。
おすすめの配分は「貯金・投資50%、特別支出(旅行・家電等)30%、自由費20%」です。特に新NISAの成長投資枠への入金に活用すると、非課税枠を有効活用しながら効率よく資産を増やせます。
他にも細かい疑問がたくさんあります。どこに相談すればいいのでしょうか?

ご自身の状況に合わせた具体的なアドバイスが必要な場合は、マネーキャリアのFP無料相談をご活用ください。
オンライン対応(Zoomなど)なので、忙しい共働き夫婦でもご都合のよい時間帯に自宅から相談いただけます。家計・貯金・NISA・保険など、お金に関することなら何でもFPが丁寧にお答えします。
共働き夫婦の貯金を成功させるために【まとめ】
本記事では、共働き夫婦の貯金について、平均額・原因・改善策・将来への備えまで幅広く解説してきました。最後に重要なポイントを整理します。
- 共働き夫婦の平均貯金額は年代で異なり、実態に近い中央値で見ると30代で約180万円・40代で約250万円
- 貯金できない主な原因は「収支の把握不足」「生活水準の上昇」「目標のなさ」「固定費の見直し不足」
- 家計管理は5つのスタイルから夫婦に合った方法を選ぶことが重要。まずは収支の見える化から
- 先取り貯金の仕組み化と固定費見直しを最初のアクションとして取り組もう
- 緊急予備資金の確保→住宅・教育費の準備→老後資金の順で備えを充実させる
- 新NISAやiDeCoを活用した税制優遇の仕組みで効率よく資産を増やすことが現代の必須戦略
大切なのは、完璧な計画より今日から始めることです。まずは月1回の家計確認と先取り貯金の設定から、一歩踏み出してみましょう。
自分たちに合ったプランはどうやって作ればいいでしょうか?

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