内容をまとめると
- 七十七銀行の住宅ローンは商品内容の充実さと担当者の対応が良かったと評価されている反面、手数料・保証料での評価が低かった
- メリットは良い評判にもあったように宮城県周辺に詳しい銀行員に相談できる点と独自プランについても直接相談できるという点
- デメリットはサービスが宮城県周辺に限定される点と第三者目線でのアドバイスを受けにくい点が挙げられる
- 七十七銀行の住宅ローンか他行の住宅ローンがいいか判断できない場合は、相談件数10万件を超える実績豊富なファイナンシャルプランナーが在籍しているマネーキャリアのような相談窓口で詳しく相談するのがおすすめ。
この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る
この記事の目次
- 七十七銀行の住宅ローン相談の評判
- 七十七銀行の住宅ローン相談のメリット
- 宮城県周辺に詳しい行員に相談できる
- 「77みやぎ応援住宅ローン」などの独自のプランについて相談できる
- 直接銀行にいって相談ができる
- 七十七銀行の住宅ローン相談のデメリット
- サービス範囲が宮城県周辺に限定される
- 第三者目線でのアドバイスを受けにくい
- 相談のために店舗へ足を運ぶ必要がある
- 七十七銀行の住宅ローンの特徴
- 七十七銀行の住宅ローン審査は厳しい?
- 七十七銀行の住宅ローンの金利交渉は可能?
- 「七十七銀行住宅ローンの評判は?」と気になる人におすすめのサービス
- 住宅ローンに関する相談が何度でも無料で可能:マネーキャリア(丸紅グループ)
- 七十七銀行住宅ローンの口コミ評判やメリット・デメリットまとめ
七十七銀行の住宅ローン相談の評判
七十七銀行は宮城県のなかでも仙台を中心に144店舗展開している国立銀行です。総資産額103,317億円と宮城県内の預金・貸出シェアでトップの規模を誇ります。
また七十七銀行の住宅ローンの評判は、オリコン顧客満足度の総合得点で67.9点(2025年1月時点)と評価されました。
詳しい評価項目
評価項目 | 得点 |
---|---|
A.商品内容の充実さ | 70.6点 |
B.担当者の対応 | 71.4点 |
C.団体信用生命保険の充実さ | 69.9点 |
D.付帯サービス | 65.7点 |
E.審査・契約手続き | 70.3点 |
F.金利 | 67.8点 |
G.手数料・保証料 | 63.4点 |
H.繰り上げ返済 | 65.0点 |
I.サイトのわかりやすさ | 64.0点 |
七十七銀行はA.商品内容の充実さとB.担当者の対応で特に高評価であることがわかりましたが、対してG.手数料・保証料が低く評価されていました。
続けて実際に七十七銀行を利用した方の口コミ・評判を紹介していきます。
20代女性
金利が安かった
金利が他社より安かった。地元の銀行なので安心感がある。
30代男性
保留地でも借り入れできた
保留地でも借り入れが可能、店舗銀行としては金利が妥当。
30代男性
安心感がある
地元の地銀で借りたので安心感がある。
50代男性
罹災証明が活用できた
震災の罹災証明書があると金利を下げてくれたので助かった。
代
カードの申し込みが必要だった
条件でカードの新規申し込みが必須だった。
30代女性
金利が高い
金利が高い。ローンの組み方など詳しい説明をまったくしてもらえないので、自分で勉強をしてから臨む必要がある。
七十七銀行の住宅ローン相談のメリット
七十七銀行の住宅ローン相談には3つの大きなメリットがあります。メリットを見て自分に適しているかを見極める基準として活用しましょう。
- 宮城県周辺に詳しい行員に相談できる
- 「77みやぎ応援住宅ローン」などの独自のプランについて相談できる
- 直接銀行にいって相談ができる
宮城県周辺に詳しい行員に相談できる
七十七銀行の住宅ローン相談のメリット1つ目として、宮城県周辺に詳しい行員に相談できる点があります。
七十七銀行には地元出身または長年地域に根ざしている行員が多数在籍しているため、地元の経済状況や不動産市場の動向に関する情報を提供してくれます。
たとえば、仙台市内の再開発計画や新しい路線開通による地価への影響、災害リスクの低い地域の情報など、地元ならではの細かな知識をもとにしたアドバイスを受けられるなどです。
また、地元の不動産業者や建設会社との信頼関係も強く、最新の不動産情報にもアクセスしやすい環境があります。
「77みやぎ応援住宅ローン」などの独自のプランについて相談できる
七十七銀行では、地域密着型の独自商品「77住宅ローン」を中心に、さまざまなニーズに合わせた住宅ローンプランを提供しています。
七十七銀行の住宅ローンには以下のようなプランが用意されています。
- <七十七>フラット35
- 一般団信付住宅ローン
- がん保障特約付き住宅ローン
- 3大疾病団信付住宅ローン
- ライフサポート団信(全傷病保障)付住宅ローン
- ダブルサポート団信付住宅ローン
- 連生団信付住宅ローン
- 連生がん団信付住宅ローン
- 引受条件緩和型団信(ワイド団信)付住宅ローン
直接銀行にいって相談ができる
七十七銀行は宮城県内を中心に140店舗以上の支店があり、住宅ローンを対面で直接相談できる体制が整っています。
インターネットやスマートフォンでの手続きが一般的になった現在でも、住宅ローンのような大きな借入れについて直接相談したいニーズが高いからです。
本店ローンセンターをはじめ、各支店では土日・祝日でも住宅ローンに関する相談を受け付けています。
なお事前予約がなくても相談は受けられますが事前予約をしておくとスムーズに利用できるのでおすすめです。
七十七銀行の住宅ローン相談のデメリット
七十七銀行の住宅ローン相談に関して、メリットだけでなくデメリットも知っておくことも重要です。後悔しないためにも、デメリットも知って自分にとって最適な方法を探しましょう。
- サービス範囲が宮城県周辺に限定される
- 第三者目線でのアドバイスを受けにくい
- 相談のために店舗へ足を運ぶ必要がある
サービス範囲が宮城県周辺に限定される
七十七銀行の住宅ローン相談の一つの大きなデメリットはサービス範囲が宮城県周辺に限定される点です。
地方銀行である七十七銀行は、宮城県を中心に営業を展開しているため、店舗網や担当者の対応範囲が限られています。
そのため、宮城県外での物件購入を検討している方には、相談や手続きの面で不便が生じる可能性があります。
たとえば、東京や大阪など遠方での物件購入を考えている場合、現地での詳細な物件調査や担当者との対面相談が難しくなります。
宮城県外での物件購入をお考えの方は、物件所在地の地方銀行や全国展開している金融機関での相談の検討もおすすめです。
マネーキャリアの相談サービスは、全国47都道府県に対応しているので、遠方にお住いの方で宮城県の引越し・マイホーム購入を相談したい場合にぜひ活用しましょう。
第三者目線でのアドバイスを受けにくい
七十七銀行の住宅ローン相談のデメリットとして、第三者目線でのアドバイスが受けにくい点があります。
銀行の住宅ローン担当者は、自行の金融商品やサービスを優先的に提案することが多いため、他の金融機関との比較や中立的なアドバイスが期待できない場合があるからです。
たとえばフラット35や他行のローン商品の方が有利な条件である可能性や、借り入れ以外の資金調達方法が適している可能性があっても、それらの情報が積極的に提供されないことがあります。
返済計画についても、銀行側の審査基準を満たすことに重点が置かれ、借り手の将来的なライフプランを十分に考慮した提案が限られる場合がある点に注意しましょう。
相談のために店舗へ足を運ぶ必要がある
七十七銀行の住宅ローン相談は、基本的に店舗での対面相談が中心なので来店が必要です。
詳細な相談や具体的な審査を進める際には、必要書類の確認や本人確認、正確な情報のやり取りのために、実際に店舗に足を運ぶ必要があります。
ただし、平日仕事で忙しい方や、店舗から遠い場所にお住まいの方にとっては、時間的・物理的な負担が大きくなります。
そのためオンラインでの完結型サービスが充実している他行と比較した場合、利便性に欠ける面があります。
たとえば仕事や家庭の都合で平日の営業時間内に店舗に行く時間が取れない方にとって、オンラインでの相談や電話対応がないと非常に不便です。
七十七銀行の住宅ローンの特徴
七十七銀行の住宅ローンは、宮城県を中心に展開する地方銀行ならではの特徴があります。そのため地域に密接したサービスを提供するため、迅速で丁寧な相談対応を期待できます。
七十七銀行では基本的な住宅ローン以外にも次のようなプランを用意しています。
- 77リフォームローン
- <七十七>リバースモーゲージ
77リフォームローンは、リフォームを検討している方向けのプランで、担保なしで最大1,500万円までの増改築や太陽光発電といったリフォームに関する幅広い用途に利用できるプランです。
<七十七>リバースモーゲージは、持ち家を担保にリフォームや住み替えなどに利用できるシニア層向けの住宅ローンです。
また所定の条件を満たすと住宅ローン金利が最大0.07%引き下げられるサービスも提供しています。
七十七銀行の住宅ローン審査は厳しい?
結論からいえば七十七銀行の住宅ローン審査は、一般的な地方銀行と同程度の審査基準なので極端に厳しいことはありません。
審査が厳しいか緩いかの感じ方は人によって異なるので、77住宅ローン(マイホーム口)の申し込み条件をみて判断しましょう。
- 18歳以上70歳以下で、完済時年齢が80歳以下(親子二世代型の場合、親の完済時年齢は問いません)
- 勤続年数1年以上、営業年数3年以上
- 前年の税込年収(自営業の場合は申告所得)が150万円以上で、引続き ご返済に見合った安定した収入があること
- 当行指定の団体信用生命保険に加入適格であること
- その他、当行所定の取扱基準を満たすこと
- 【Web申込の要件】 宮城県在住であり、当行ローンセンターへのご来店が可能な方(ご契約の際は ご来店が必要となります)
七十七銀行の住宅ローンの金利交渉は可能?
七十七銀行では住宅ローンの新規借り入れや他行からの借り換えについて金利交渉自体は可能です。ただし必ずしも金利が引き下げになるとは限りません。
とはいえ、住宅ローンの借り換え契約件数自体が増えていることや、金融機関同士の顧客獲得の競争が激しい背景から、金利の引き下げには比較的柔軟に対応してくれる金融機関が多いです。
七十七銀行も例外ではなく、地域密着型を強みとして住宅ローンの金利交渉を受け付けています。そのため金利交渉を成功させるポイントは次を参考にしましょう。
- 他行で提示された金利や条件を持参して相談する
- 給与振込口座を七十七銀行に設定する
なかでも他行で仮審査まで通しておくと、「他の銀行に借り換えされてしまう」と判断して金利の引き下げ交渉が有利に進む可能性が期待できます。
「七十七銀行住宅ローンの評判は?」と気になる人におすすめのサービス
七十七銀行の住宅ローンは自分にあっているのか判断ができないと不安に思う方におすすめのサービスを紹介します。
そもそも七十七銀行の提供する住宅ローンの金利やプランに関する詳しい情報は、インターネットで検索すればすぐにわかります。
しかし、「どのプランが自分にあっているのか」「そもそも宮城県で住宅ローンを組むのがベストな選択なのか」などの疑問を自分で解決するのは難しいため、「こんなはずではなかった」と後悔する場合も多いです。
そこで住宅ローンに関するプロが多数在籍するマネーキャリアの利用をおすすめします。
ファイナンシャルプランナーと一緒に、住宅ローンやマイホーム購入などに関する疑問の相談以外にも、個別の状況にあった柔軟な提案やアドバイスが受けられるので、無理のないローンを組んでしまうリスクが避けられます。
マネーキャリアは無料なだけでなく、回数制限なく相談できるので、納得がいくまで住宅ローンの悩みが相談できます。
七十七銀行を含めた、第三者目線で最適な住宅ローンに関するアドバイスが受けられることもあって、累計10万人以上の方が申し込みをしています。
住宅ローンに関する相談が何度でも無料で可能:マネーキャリア(丸紅グループ)
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20代女性
住宅ローンのローン形態、借入先、金利タイプがわかりやすかったです!
住宅ローンの他にも投資信託のことまで分かりやすく教えて頂きました。こちらが質問したことにも丁寧に教えてくださり面談して良かったです!
30代女性
住宅ローンを中心としたライフプランの相談もできました!
たまたま見つけて申し込みをしたのですが、親身になって色々と相談に乗って頂きました。無理してローンを組もうとしていたのを思いとどまることができ、とても感謝しています。ありがとうございました!
40代男性
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住宅ローンの利用にあたり、現在の家計簿見直しを合わせて相談させてもらいました。自分で試算していて不安を覚えた部分が相談により解消でき、モヤモヤがなくなりすっきりしました。
七十七銀行住宅ローンの口コミ評判やメリット・デメリットまとめ
今回は七十七銀行住宅ローンの口コミ評判のほかに、メリット・デメリットを詳しく解説しました。
七十七銀行の住宅ローンは、金利が安かった・地銀だから安心感があったというポジティブな評判があった反面、金利が高い・カードの申し込みが必須だったというネガティブな評判もありました。
もちろん、口コミや評判は実際に利用した人にとっての感想なので、自分にも同じように当てはまるとは限りません。
そのため七十七銀行の住宅ローン以外にも他行の住宅ローンも一緒に検討がおすすめです。
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