
本記事では、ネット銀行とメガバンクの住宅ローンの比較をしながらメリット・デメリットを解説します。
また、どっちを選ぶべきか判断するポイント、それぞれを選んだ方の体験談も紹介するのでぜひ参考にしてください。


この記事の監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次
- 住宅ローンはネット銀行とメガバンクどっちがいい?比較表で解説
- 住宅ローンの金利で比較
- 手数料・保険料で比較
- 審査の厳しさ・スピードで比較
- 団信の充実度で比較
- サポート体制で比較
- あなたにぴったりなのはどっち?FPと一緒に最適な住宅ローンを選ぼう
- ネット銀行とメガバンクのメリット・デメリットは?
- ネット銀行のメリット・デメリット
- メガバンクのメリット・デメリット
- 住宅ローンを提供しているネット銀行3行を紹介
- 住信SBIネット銀行
- ソニー銀行
- auじぶん銀行
- 住宅ローンを提供しているメガバンク3行を紹介
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- 【実際どうだった?】ネット銀行・メガバンクの住宅ローンを選んだ人の体験談
- 住宅ローンはネット銀行・メガバンクのどちらを選びましたか?
- ネット銀行を選んだ人の体験談(良かったこと・悪かったこと)
- メガバンクを選んだ人の体験談(良かったこと・悪かったこと)
- これから住宅ローンを契約する人にアドバイスがあれば教えてください
- 【まとめ】ネット銀行・メガバンクの違いを把握して最適な住宅ローンを選ぼう
住宅ローンはネット銀行とメガバンクどっちがいい?比較表で解説
ネット銀行かメガバンクか。どっちで住宅ローンを組むかお悩みの方へ向けて、双方を比較していきます。
▼ネット銀行とメガバンクの比較表
ネット銀行 | メガバンク | |
---|---|---|
金利水準 | 低め (0.3〜0.5%前後) | やや高め (0.5〜0.7%前後) |
手数料 | 保証料不要 事務手数料は2.2%前後 | 保証料あり 事務手数料は数万円〜 |
審査の厳しさ | やや厳しい | 柔軟な対応あり |
審査スピード | 早め ただし書類不備があると時間がかかる | やや時間がかかる |
団信の充実度 | 特約なしで保障される範囲は限定的 | がん保障などが無料で 付帯されることも多い |
サポート体制 | チャットやメールなど オンライン中心 | オンラインや店舗など 相談窓口が豊富 |
こんな人におすすめ | 金利重視・自己管理ができる人 | 対面重視・手厚いサポートが欲しい人 |
結論、ネット銀行かメガバンク、どっちがあっているかは「人による」というのが正直なところ。
例えば、支払い総額を少しでも減らしたい方はネット銀行が、店舗で丁寧な説明を受けたいはメガバンクがあっているなど、何を重視するかによっておすすめの金融機関は変わってきます。
以下で各項目をさらに詳しく比較していきます。
どっちが自分にあっているか確認していきましょう。
- ①住宅ローンの金利で比較
- ②手数料で比較
- ③審査の厳しさ・スピードで比較
- ④団信の充実度で比較
- ⑤サポート体制で比較
住宅ローンの金利で比較
自分にはネット銀行かメガバンク、どっちがあっているのか。まずは金利から考えていきましょう。
▼ネット銀行とメガバンクの比較(金利)
金利 | ネット銀行 | メガバンク |
---|---|---|
変動 | 約0.3%〜0.5%前後 | 約0.5%〜0.7%前後 |
固定 | 約1.2%〜1.8% | 約1.4%〜2.0% |
一般的に、ネット銀行は実店舗がない分、メガバンクよりも金利が低いことが多いです。
また、メガバンクではWebからの申し込みで低金利が適用されるプランがあることも。
例えば三菱UFJ銀行は変動金利だと、年▲2.20%〜2.28%、固定金利だと年▲2.36%~年3.73%金利が安くなるプランがあります。
手数料・保険料で比較
手数料は銀行によって異なります。ここでは、住信SBIネット銀行と三菱UFJ銀行を例として比較していきます。
▼ネット銀行とメガバンクの比較(手数料)
住信SBIネット銀行 | 三菱UFJ銀行 | |
---|---|---|
保証料 | 不要 | 一括前払い型:融資額×2.06%(借入期間35年) 利息組込み型:金利に年0.2%上乗せ |
事務手数料 | 融資額×2.2%(税込) | 一括前払い型:33,000円(税込) 利息組込み型:33,000円(税込) 事務手数料型:融資額×2.2%(税込) |
一部繰上返済手数料 | 無料 | Web:無料 電話・テレビ窓口:5,500円(税込) 窓口:16,500円(税込) |
全額繰上返済手数料 | 変動金利期間中:無料 固定金利期間中:33,000円(税込) | インターネット:16,500円(税込) テレビ窓口:22,000円(税込) 窓口:33,000円(税込) |
銀行によっても異なりますが、ネット銀行とメガバンクの保証料・事務手数料に大きな差はありません。例えば、3000万円を借り入れた場合は下記の初期手数料がかかります。
- 住信SBIネット銀行:66万円(事務手数料)
- 三菱UFJ銀行:61.8万円(保証料)+33,000円(事務手数料)=65.1万円
一方、繰上げ返済手数料は金利プランや手続き方法などによって少々ばらつきが見られます。
繰上げ返済を前提で計画している方は、無料もしくはできるだけ負担が少ない金融機関を選ぶなど、一つの判断材料としましょう。
審査の厳しさ・スピードで比較
ネット銀行 | メガバンク | |
---|---|---|
審査の厳しさ | 厳しめ スコアリングなどの機械的判断が多い | 柔軟な判断が可能 個別の事情に応じての対応も |
審査スピード | 早い場合で1~3営業日(仮審査) 本審査含め1~2週間程度 | 仮審査で3~5営業日 本審査含め2~3週間が一般的 |
審査の傾向 | 書類に不備があると手続きが止まり 融資まで時間がかかる | 不備があっても担当者がサポート 人による柔軟な対応も |
融資実行までの期間 (目安) | 3~4週間程度 ※書類不備なしの場合 | 4~6週間程度 |
機械的判断で審査されるネット銀行は比較的審査が厳しめ。書類不備などにより手続きがストップしやすい傾向があり、融資実行まで時間がかかることも。
一方、メガバンクは審査・書類受付でも柔軟な対応が受けられる可能性があります。
どっちを利用するにしても、契約の前に審査にかかる時間を確認、融資の期限から逆算してスケジュールを立てましょう。
団信の充実度で比較
自分にはネット銀行かメガバンク、どっちがあっているのか。万が一に備える団信の充実度も重視しましょう。
団信の内容・金利は銀行によって異なります。ここでは、住信SBIネット銀行と三菱UFJ銀行を例として比較していきます。
▼ネット銀行とメガバンクの比較(団信)
住信SBIネット銀行 | 三菱UFJ銀行 | |
---|---|---|
無料付帯される保障 | 死亡・高度障害保障(100%) 3大疾病保障(50%) 全疾病長期入院保障 | 死亡・高度障害保障(100%) |
団体信用生命保険(団信)とは、住宅ローンの返済期間中に契約者が死亡・高度障害状態になった場合、住宅ローンの残高が0円になる保険のこと。
団信の内容はネット銀行もメガバンクも大きく変わらないことが多いですが、ネット銀行は上乗せ金利なしで受けられる保障が充実しています。
ネット銀行の団信について、下記の記事で詳しく紹介しております。ぜひ参考になさってください。
サポート体制で比較
自分にはネット銀行かメガバンク、どっちがあっているのか。住宅ローンの知識に自信のない方は、サポート体制が充実しているかも重視しましょう。
▼ネット銀行とメガバンクの比較(団信)
住信SBIネット銀行 | 三菱UFJ銀行 | |
---|---|---|
相談方法 | 主にオンライン (チャット・電話・メール) | 主に店舗での対面相談 電話・メールも対応 |
店舗数 | 対面相談可能な拠点は一部 (NEOBANK住宅ローン取扱店のみ) | 全国に多数の支店あり |
サポート対応時間 | 平日 9:00〜18:00 土日祝 9:00〜17:00 | 店舗:平日 9:00〜15:00 電話:平日 9:00〜17:00 |
書類提出方法 | 郵送・オンラインでアップロード | 店頭提出または郵送 |
実店舗があるメガバンクは、対面でサポートを受けながら書類を作成・提出できることが大きなメリット。契約の内容についても丁寧な説明が受けられます。
ネット銀行は数は少ないものの、実店舗を構えている銀行もあります。
- 住信SBIネット銀行:全国50拠点以上
- auじぶん銀行:12拠点以上
あなたにぴったりなのはどっち?FPと一緒に最適な住宅ローンを選ぼう

自分にとって最適な住宅ローンを契約するには、ネット銀行とメガバンクどっちがいいかだけでなく、現在のご家庭の状況や返済計画など総合的な視点から検討する必要があります。
「どこで・どんな住宅ローンを組むべきか…」などのお悩みは、1人で抱え込まずにマネーキャリアのFPにご相談を!
現在のご家庭の状況や返済計画、金利と保障・サポートのバランスなどを考慮し、必要に応じて家計・保険の見直しも実施。
住宅ローンのお悩みをトータルサポートし、あなたにぴったりな金融機関、金利プランなどを提案させていただきます。

ネット銀行とメガバンクのメリット・デメリットは?
ネット銀行とメガバンク、どっちで住宅ローンを契約するか迷っている方へ向けて、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。
- ネット銀行のメリット・デメリット
- メガバンクのメリット・デメリット
ネット銀行のメリット・デメリット
ネット銀行のメリットとして、以下が挙げられます。
- 金利が低く、返済総額を抑えられる
- 保証料が不要なことが多く、初期費用を抑えられる
- 繰上返済手数料が無料の銀行が多く、自由に返済プランを立てやすい
- 申し込みはほとんどスマホやPCで完結できる
- 団信の保障内容が充実している
逆に、以下のようなデメリットもあります。
- 審査や書類受付などで柔軟な対応は期待できない
- 自分で審査通過後〜融資実行までの進捗管理をする必要がある
- 基本的に対面での相談はできない
- 書類不備などがあると進行が止まりやすく時間がかかる
メガバンクのメリット・デメリット
メガバンクのメリットとして、以下が挙げられます。
- 全国にある支店で対面相談できる
- 店舗窓口や電話で丁寧な説明・案内が受けられる
- 担当者が進捗管理や書類チェックなどのサポートをしてくれる
- 審査や書類受付などで柔軟な対応をしてくれることがある
逆に、以下のようなデメリットもあります。
- ネット銀行に比べて金利がやや高め
- 保証料や繰上返済の手数料がかかることが多い
- 書類の提出や契約のために来店が必要なことがある
住宅ローンを提供しているネット銀行3行を紹介
- 住信SBIネット銀行
- ソニー銀行
- auじぶん銀行
住信SBIネット銀行
住信SBIネット銀行の住宅ローンにおける主要な特徴は以下の通りです。
項目 | 住信SBIネット銀行 |
---|---|
金利 | 変動金利
年0.650%〜 (物件価格80%以内) |
手数料 | 借入額 × 2.2% (一部プラン) |
保証料 | 無料 |
審査情報 | 審査結果により 金利上乗せ0.1%〜0.3% の可能性あり |
団信 | 全疾病保障も無料で付帯可能 |
オンライン相談 | WEB申込コースあり手続きはWeb完結可 |
実店舗相談 | 対面相談コースあり全国50店舗以上で対応 |
住信SBIネット銀行は、業界最低水準の低金利と保証料不要で総コストを抑えやすい特徴がありす。
団信は全疾病保障が無料で付帯し、50歳以下なら3大疾病保障も利用できるため安心です。
さらに、WEB完結で手続きでき、繰上返済や対面相談にも対応しており利便性も高い住宅ローンです。
ソニー銀行
ソニー銀行の住宅ローンにおける主要な特徴は以下の通りです。
項目 | ソニー銀行 |
---|---|
金利 | 変動金利
0.897%-1.257% 固定金利2年 1.835%-1.735% |
手数料 | 変動・固定セレクトローン 借入額 × 2.2%住宅ローン 一律44,000円(税込) |
保証料 | 無料 |
審査情報 | 仮審査は最短60分で結果通知 本審査は情報アップロードで可 期間は7〜10日程度 |
団信 | がん団信50は金利込み追加でがん100や 三大疾病などにも対応(追加金利あり) |
オンライン相続 | リモート相談可能 専任アドバイザーによる相談あり (オンライン対応) |
実店舗相談 | CONSULTING PLAZA など店舗での予約制相談あり (全国対応) |
ネット銀行ならではの低金利が魅力で、変動金利は年率約0.897%と業界でもトップクラスの水準です。
手数料や保証料、印紙税、繰上返済手数料などがすべて無料で、借りる前も借りた後もトータルコストを大幅に抑えることができます。
加えて、仮審査はAIで最短60分回答、本審査後は電子契約でスムーズに手続きも完結するなど、利便性も抜群です。
auじぶん銀行
項目 | auじぶん銀行 |
---|---|
金利 | 変動金利 年0.780%~ |
手数料 | 借入金額×2.20% (税込) |
保証料 | 不要 |
審査情報 | 仮審査はWEB完結 審査結果などは公式に詳細非掲載 だが保証プランあり |
団信 | 全疾病保障ペアローンで 連生団信対応など充実 (PayPay銀行情報含む) |
オンライン相続 | オンライン相談可能 住宅ローン専用コールセンターあり |
実店舗相談 | 対面相談は限定的 全国のauStyle店舗での相談会 (予約制)あり(主に都市部) |
auじぶん銀行は通常金利が変動でも0.684%と業界最低水準であり、au回線や電気・光回線とのセット割引もあり最大0.15%の金利優遇が受けられます。
事務手数料は借入額の2.2%ですが、保証料・印紙税・繰り上げ返済手数料(条件により一部)などが無料で、総コストを抑えやすい設計となっています。
住宅ローンを提供しているメガバンク3行を紹介
住宅ローンはネット銀行だけでなく、メガバンクの3行について解説します。
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
それぞれのメガバンクごとに金利や手数料、団信、サポート体制の特徴を詳しく解説していきます。
ネット銀行との違いを把握したうえで自分に合った住宅ローン選びの参考にしてください。
みずほ銀行
項目 | みずほ銀行 |
---|---|
金利 | ネット専用変動金利:0.375%~ 全期間固定金利も業界最低水準。 |
手数料 | 33,000円(税込) |
保証料 | 金利に含む |
審査情報 | AI事前診断が可能で審査前に 通過可能性を把握できるので効率的 |
団信 | がん団信、8大疾病補償 有料オプションなどプランが充実 |
オンライン相続 | AI診断やチャットなど ネット相談が充実し ネット専用プランも利用可能 |
実店舗相談 | 全国の支店や 「ローンコンサルティングスクエア」 で専門スタッフと相談可 |
みずほ銀行はネット専用住宅ローンで変動金利0.375%~とメガバンクの中でも業界最低クラスの水準を実現し、全期間固定金利も低めに設定されています。
保証料は金利に含まれており、手数料も33,000円(税込)など明瞭な設計で、安心して借りられる仕組みが整っています。
さらに、AIによる事前診断やライフステージ応援プランなど、相談から返済設計まで幅広くサポートする体制が整備されており、対面・オンライン双方の相談にも対応しています。
三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行は日本最大級のメガバンクで、全国の豊富な窓口網と安定した運営体制を背景に、安心・信頼の住宅ローンサービスを提供しています。
三菱UFJ銀行の住宅ローンにおける主要な特徴は以下の通りです。
項目 | 三菱UFJ銀行 |
---|---|
金利 | 変動金利:年0.595%〜 10年固定金利:年1.95%〜 競争力ある低水準 |
手数料 | 借入額×2.2% |
保証料 | 不要 |
審査情報 | 審査スピードに優れており 最短翌日に結果を得られる場合あり |
団信 | 一般団信は無料7大疾病保障付き などオプションも充実。 |
オンライン相続 | ネットから申し込み可電子契約により 印紙税・一部手数料が無料 |
実店舗相談 | 全国500店舗以上の窓口に加え 来店での相談も可能 |
三井住友銀行
三井住友銀行(SMBC)は、日本を代表するメガバンクの一つで、全国に広がる店舗ネットワークと圧倒的な信頼性で住宅ローン利用者に安心感を提供します。
三井住友銀行の住宅ローンにおける主要な特徴は以下の通りです。
項目 | 三井住友銀行 |
---|---|
金利 | 変動金利: 0.925%〜 (WEB申込専用プラン) 固定金利も幅広く用意 |
手数料 | 借入額×2.2% |
保証料 | 不要 |
審査情報 | オンライン完結可能で店舗訪問なしに 事前・本審査を進められる 利便性があります |
団信 | 一般団信に加えクロスサポート(連生団信) や8大疾病保障自然災害支援の特約 など豊富な保障ラインナップ |
オンライン相続 | WEB申込専用で手続きが完了し 繰上返済や金利変更もネットで可能 |
実店舗相談 | 全国の支店窓口での対面相談が可能 専門スタッフに安心して 相談できる体制も整っています |
【実際どうだった?】ネット銀行・メガバンクの住宅ローンを選んだ人の体験談
実際にネット銀行・メガバンクで住宅ローンを組んだ方へ実施したアンケート結果を紹介します。
- 住宅ローンはネット銀行・メガバンクのどちらを選びましたか?
- ネット銀行を選んだ人の体験談(良かったこと・悪かったこと)
- メガバンクを選んだ人の体験談(良かったこと・悪かったこと)
- これから住宅ローンを契約する人にアドバイスがあれば教えてください
住宅ローンはネット銀行・メガバンクのどちらを選びましたか?

住宅ローンをネット銀行かメガバンク、どっちで組むか。ネット銀行を選んだのは43.7%、メガバンクを選んだのは56.3%でした。
ネット銀行を選んだ人の体験談(良かったこと・悪かったこと)

ネット銀行を選んで良かったこととして最も多かったのは、「金利が低い」(49.7%)でした。

一方で、「対面での相談ができず不安だった」(38.1%)と感じた方も。
なかには書類の準備に手間取った・不備があったなどの理由で「本審査までに時間がかかった」(14.3%)という声も見られました。
メガバンクを選んだ人の体験談(良かったこと・悪かったこと)

メガバンクを選んで良かったこととして多かったのは「対面で相談できて安心だった」(40.7%)、「サポートが手厚かった」(18.5%)でした。
一方、「ネット銀行よりも金利が高めだった」(41.3%)をいう声も。
これから住宅ローンを契約する人にアドバイスがあれば教えてください

40代男性
手数料が無料・安い銀行を選ぶべき

50代女性
安心できる金融機関を選ぶのが一番
住宅ローンの知識に自信がない人は、わからないことをその場で聞けるよう対面で相談できる金融機関を選ぶのがいいと思います。自分が安心して進められるかを軸に選びましょう。

30代女性
複数の銀行を比較する
時間はかかりますが、複数の金融機関をしっかりと比較するのが後悔しないコツ。比較することで最適な選択ができる上に、条件交渉の材料にもなります。手間を惜しまないで!
【まとめ】ネット銀行・メガバンクの違いを把握して最適な住宅ローンを選ぼう

本記事では、ネット銀行とメガバンクの住宅ローンの比較、メリット・デメリット、どっちを選ぶべきか判断するポイント、それぞれを選んだ方の体験談を紹介しました。
<結論>
ネット銀行かメガバンク、どっちがを選ぶべきかは各人の家庭状況や収支、住宅ローン契約で何を重視するかによって異なります。
一般的に、支払総額を抑えたい方は金利の安さがメリットのネット銀行、手厚いサポートを受けたい方は対面相談できて安心感のあるメガバンクが向いているでしょう。

住宅ローンは長期間の支払いが前提となるため、途中で繰り上げ返済したい場面が出てきます。手数料がかからない銀行を選べば、タイミングを気にせず気軽に返済できます!