住宅ローン相談はどこがおすすめ?人気の無料FP相談窓口・選び方を解説のサムネイル画像

「住宅ローン相談はどこがおすすめ?」

「住宅ローンで失敗しないために安心できる相談先が知りたい」


このように感じていませんか?

  • 結論、住宅ローン相談は、中立性の高さと幅広い相談範囲への対応力を兼ね備えた専門家、「FP」に相談するのがおすすめです。

本記事では、おすすめの住宅ローンFP相談窓口15社を紹介します。また、後悔しないための相談窓口の選び方も解説。自分に合ったFP相談窓口を見つけて、住宅ローンの悩みを解決しましょう。


まずは、当サイト編集部がおすすめする無料の住宅ローンFP相談窓口3社をご紹介します。


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※各相談窓口のランキングは、「相談窓口の信頼性」「予約のしやすさ」など住宅ローン相談窓口の評価基準で定めた8つの観点から決定しております。

この記事の監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!
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この記事の目次

住宅ローン相談はどこがおすすめ?【結論:FP】

住宅ローンの相談先には、FP、銀行(金融機関)、不動産会社・ハウスメーカーなどがありますが、おすすめなのはFPへの相談です。


その理由は、FPの中立性の高さと幅広い相談範囲への対応力にあります。


住宅ローンのおすすめの相談先


そもそも、銀行は自社の商品の案内、不動産会社は物件や提携先のローンの案内を前提として住宅ローンの相談を受けている場合も多くあります。


そのため、「どれくらいなら無理なく返済できるのか」「どの金融機関で借入するべきか」などを決めないまま相談にいくと、よくわからないまま借入・住宅購入の話が進んでしまう可能性もあるため注意が必要です。

井村FP

だからこそ、まずはFPによる相談窓口で、住宅ローンの基礎知識、家計に合った金利・頭金の金額・団信プラン、将来のライフプランを見据えた借入金額などを0から教えてもらうのがおすすめです。


住宅ローンの返済は今後の人生を左右するため、ぜひFPに相談して悔いのない住宅ローン計画を立てていきましょう。

ベストなFP相談窓口はどこか迷ったら、こちらの診断を使ってみましょう!

住宅ローンFP相談窓口フローチャート


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【後悔しないために】住宅ローンFP相談窓口を選ぶ際のポイント

住宅ローンは高額かつ返済が長期にわたるため、住宅購入は人生において重要なイベントの1つと言えます。それだけに慎重な判断が求められるわけですが、自身や家族の意見だけでは判断がつかず、決めかねている方も多いのではないでしょうか。


そんなとき頼りになるのがFP(ファイナンシャルプランナー)です。


FPとは、相談者の人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面からサポートしてくれる専門家です。窓口によっては住宅ローンの詳細や商品の比較などが行える場合も。


まずは失敗しないFP相談窓口選びのポイントから解説して行きましょう。

住宅ローンだけでなく総合的なプランニングをしてくれるか確認する

FPと一括りにしても、一人ひとり専門が異なり窓口の特色もさまざまです。

住宅ローンの相談は不動産会社や銀行に所属するFPや、独立系と呼ばれるFPなどがありますが、網羅的に解決へのアドバイスを行ってくれる窓口がおすすめです。


住宅ローンなどの長期的な支払いの場合、将来のお金の動きを見越した判断が必要になります。返済期間が長期であればあるほど、子供の教育費・転職による収入の変化・老後資金など人生に起こるイベントを考慮し、多角的な側面から考える必要があるのです。


まずはFPの「相談可能ジャンル」を確認しましょう。相談できるジャンルが多いほど、包括的な視点からのアドバイスが期待できます。

幅広いジャンルに対応できるところなら、相談内容によって何か所も窓口をはしごする必要もありません。同じ担当者が一貫してサポートしてくれる点も安心材料となるでしょう。


住宅ローンの加入後も相談できる「アフターフォロー」や、移転後にも同じ担当者に相談できる「オンライン相談」があるとより安心感が増しますよ。

FPの得意分野を確認する

FPには得意とする分野・専門外とする分野があります。「金融資産運用」「住宅関連(不動産)」「リスク管理(保険)」など、お金の悩みは多岐にわたるため、それぞれのFPによって得意とする分野が異なるのです。


たとえば住宅ローンの相談であれば、長期ローンや住宅購入を得意とするFPを選ぶのはもちろん、家計全体を見渡したプランニングにも対応できる、包括的な視点を持つFPを探してみましょう。

FPに相談する際は、そのFPがどの分野を得意としているかを事前に確認しておきましょう。公式プロフィールや所属事務所のホームページ、これまでの相談実績などが参考になります。


また、自分の悩みに近い相談事例があるかもチェックすると安心です。希望する相談内容と相性の良いFPに出会えれば、より的確で納得感のあるアドバイスを受けられますよ。

FPの経歴・保有資格を確認する

FPの経歴や保有資格も重要なチェックポイントです。実は、FPは職業名であり、資格がなくても名乗ることができることをご存じでしょうか。アドバイスを行う際には、お金に関する基本的な知識が不可欠です。まずは、資格の有無をしっかり確認しておきましょう。


また、FPの経歴をチェックすることで、これまでどのような事例に対応してきたかがわかり、判断材料になります。例えば、証券会社に所属していた経歴を持つFPは資産運用に強く、不動産会社に所属していたFPは住宅関連に強い傾向があります。

経歴や保有資格は、FPの基本的なアドバイス能力を判断するために重要な要素です。知識の深さや実績の豊富さは、悩み解決に欠かせません。住宅ローンを賢く選ぶためには、これらのチェックポイントをしっかりと確認しておきましょう。


加えて、丁寧な対応や初心者にもわかりやすい説明など、顧客対応面に独自の基準を設けている窓口を選ぶと安心です。なかには「高圧的な態度」「偏った提案」などをするFPもいるため、注意が必要です。

当編集部のおすすめ相談窓口はこちら
都道府県ごとにおすすめのFP相談窓口

【無料】おすすめの住宅ローンFP相談窓口5選

ここからは、住宅ローン相談におすすめの無料FP窓口5選を紹介します。

紹介するFP相談窓口は以下の通りです。
おすすめの
FP相談窓口
マネーキャリア
ほけんのぜんぶほけんの窓口FPナビマネードクター
相談料何度でも無料何度でも無料何度でも無料何度でも無料何度でも無料
相談可能
ジャンル

住宅購入・住宅ローン
ライフプラン
保険の見直し
資産形成
教育資金
老後資金
家計相談
節税対策
生前贈与
ライフプラン
教育資金
家計相談
住宅ローン
老後資金
保険の見直し
保険の見直し
老後資金の準備
家計
教育資金
保険
住宅購入
老後資金
住宅ローン
NISA・iDeCo
老後資金
家計
資産形成
保険
専門家の
プロフィール掲載
---
対応エリア全国全国全国全国全国
オンライン相談
訪問相談××
来店相談××
詳細詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら詳細はこちら
公式サイトマネーキャリア
公式サイト
ほけんのぜんぶ
公式サイト
ほけんの窓口
公式サイト
FPナビ
公式サイト
マネードクター
公式サイト

マネーキャリア

住宅ローン相談窓口マネーキャリア

マネーキャリアの特徴

✔ FP相談満足度98.6%

✔ 累計相談件数が100,000件以上

✔ 相談可能ジャンルが12種類以上

✔ 3,500人以上のFPや専門家が在籍

✔ 専門家個人の経歴や口コミを確認できる

マネーキャリアの最大の特徴は、相談満足度98.6%を誇る高品質のサービスです。

3,500名以上のFPと提携しており、住宅ローンだけでなくライフプラン相談や保険相談など、お金に関するあらゆる悩みに寄り添い解決まで並走します。

相談の予約はすべてLINE上で完結し、ZOOM等を用いたオンライン面談や全国への出張相談にも対応しているため、忙しい方にも非常に便利です。さらに相談は何回でも無料のため、非常におすすめのサービスです。

当編集部のおすすめ度<★★★★★>

プロフィール公開や相談員とのマッチングシステムなど、サービスの向こうにいる「人」とのつながりがしっかり感じられる窓口です。長期にわたるアフターフォローがあり、同じ担当者に継続して相談できる点も大きな魅力です。


また、口コミによる独自の判定システムを採用しており、対応力に定評のあるFPしか担当を任されません。安心して相談を進められる環境が整っています。


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マネーキャリアの専門家情報

簡単30秒!無料相談予約はこちら▶︎

ほけんのぜんぶ

住宅ローン相談窓口ほけんのぜんぶ

「ほけんのぜんぶ」の最大の強みは、保険や住宅ローンの見直しを専門家と効率的に進められる点です。オンラインで簡単に相談予約ができ、利用者のライフスタイルやニーズを踏まえた最適なプランを提案します。


相談は無料で、複雑な商品内容も専門スタッフがわかりやすく解説するため、初めての方でも安心です。さらに、契約後もアフターサポートが充実しており、将来的な見直しや条件変更にも柔軟に対応してくれます。


◆ほけんのぜんぶの特徴

  • 幅広い商品の比較が可能
  • 専門家による無料相談
  • 加入後のアフターサポート
  • 初心者でも安心のわかりやすい説明

当編集部のおすすめ度<★★★★☆>


オンライン完結型の仕組みにより、商品選定から契約後のフォローまでシームレスに進行。忙しい方でもスムーズに利用でき、信頼性の高いアドバイスを受けられる点が高く評価されています。

ほけんのぜんぶで相談する

ほけんの窓口

住宅ローン相談窓口ほけんの窓口

ほけんの窓口は、保険に関する相談だけでなく、住宅ローンに関するアドバイスも提供しています。住宅ローンや多くの保険商品を一度に比較・検討できることが大きな魅力です。


住宅ローンを選ぶ際、金利タイプや返済期間、借入額など、さまざまな条件を比較し、最適なプランを提案してくれます。さらに、専門知識を持つ相談員がユーザーのライフスタイルやニーズに応じたアドバイスを提供。住宅ローンの選定から見直し、返済計画のシミュレーションまで、丁寧にサポートしてくれます。


無料で相談ができ、専門家によるわかりやすい説明が受けられるため、初心者でも利用しやすい環境が整っています。


◆ほけんの窓口の特徴

  • 無料でアドバイスが受けられる
  • 近くの店舗で対面相談が可能
  • 複数のローン商品を比較・検討できる
  • 返済計画の見直しや借換えに対応

当編集部のおすすめ度<★★★☆☆>


ほけんの窓口では、住宅ローンの返済計画の見直しや借換え相談にも対応し、変動する金利やライフスタイルに合わせて柔軟に対応できるのが特徴です。長期的なサポートを受けることができるのは将来家計が変わったときでも安心ですよね。


一方で、資格を持っていない相談員もいるため事前チェックは行っておきましょう。また、訪問相談には対応していないため、小さなお子さんがいる家庭はオンライン相談を活用すると便利です。

ほけんの窓口で相談する

FPナビ

「FPナビ」は、全国のファイナンシャルプランナー(FP)とマッチングできる点が大きな特徴です。保険・資産運用に加え、住宅ローン分野にも精通しており、ライフプラン全体を踏まえた実践的なアドバイスが得られます。


住宅ローンの提案では、金利タイプ・返済期間・借入額の比較はもちろん、教育費や老後資金とのバランスを考慮した最適なプランニングが可能です。実績豊富なFPが多く、条件に合う専門家を選びやすい点も魅力です。


◆FPナビの特徴

  • 住宅ローンに強いFPを指名できる
  • 将来を見据えたライフプランと連動した提案が可能
  • 相談は何度でも無料で利用できる
  • 訪問・オンラインどちらにも対応

当編集部のおすすめ度<★★★☆☆>


利便性が高く、自宅からでも相談できるため、忙しい方や子育て中の家庭でも活用しやすいサービスです。ただし、担当FPによっては特定商品を優先的に勧めるケースもあるため、複数の意見を比較する視点を持つことが推奨されます。

FPナビで相談する

マネードクター

「マネードクター」は、何度でも無料で相談できる点が大きな魅力。訪問・オンライン・店舗での相談に対応しており、希望に合わせた柔軟な相談スタイルを選べます。最短で翌日から面談できるスピード感も特徴です。


さらに、ワンランク上のサービス「マネードクタープレミア」では、住宅ローンに限らず、ライフプラン全体を見据えた高度な資産設計の相談も可能です。


◆マネードクターの特徴

  • 無料で何度でも相談できる
  • 来店・来訪・オンラインの相談に対応している
  • 最短で申込み翌日から相談が可能である
  • ワンランク上の「マネードクタープレミア」も用意されている

当編集部のおすすめ度<★★★☆☆>


全国に多数のFPが在籍しており、保険・住宅ローン・資産運用まで幅広い分野でのサポートが可能です。ただし、担当FPによっては提案の方向性や中立性に差が出る場合があるため、複数のFPを比較しながら選定する姿勢が求められます。

マネードクターで相談する

現役FP直伝!住宅ローンFP相談窓口を賢く活用する方法

より自分にあったFP相談の進め方には注目すべきポイントがあります。賢くFP相談を活用したい人のために、専門家目線で裏技を直伝します!

下記の3つをおさえておけば、より賢く効率的な住宅ローン選びが叶いますのでぜひ試してみてくださいね。

  1. 現状の収支・相談目的を明確にしておく
  2. 納得できない場合はセカンドオピニオンとして他のFP相談窓口を活用する
  3. 住宅ローンだけでなく将来のライフプランを踏まえて相談する

現状の収支・相談目的を明確にしておく

現在の収支・相談目的を明確にする際のポイント

FP相談を有意義にするには、家計状況の整理と相談目的の明確化が不可欠です。


まず、毎月の収支・貯蓄額・ローン残高など家計の全体像を把握しましょう。その上で、「教育資金の計画」「老後資金の準備」「保険の見直し」など、優先度を付けた目的を整理しておくと、効率的な提案を受けやすくなります。

<ワンポイントアドバイス>


家計管理が苦手な方は、相談時に必要書類を確認しておくと安心です。給与口座の入出金履歴、光熱費の領収書、クレジットカード明細、ローン返済予定表などがあれば、FPが状況を正確に把握しやすくなります。

納得できない場合はセカンドオピニオンとして他のFP相談窓口を活用する

FP相談では、住宅ローンだけでなくライフプラン全体を見据えたアドバイスを受けられます。ただし、何を重視するかは専門家によって異なり、提案内容が必ずしも一致するとは限りません。


提案に納得できない場合や、別の視点を得たい場合は、複数のFPに相談する「セカンドオピニオン」を活用するのがおすすめです。複数の意見を比較することで、選択肢が広がり、より納得感の高い判断が可能になります。

<ワンポイントアドバイス>


住宅ローンは人生で大きな契約のひとつです。すでに提案を受けている方も、一度セカンドオピニオンを取り入れ、時間をかけて慎重に検討するとよいでしょう。


>>住宅ローンの専門家が多数在籍!セカンドオピニオンにおすすめの無料FPはこちら

住宅ローンだけでなく将来のライフプランを踏まえて相談する

住宅ローンの相談は、将来のライフプラン全体を踏まえて検討することが重要です。教育費や老後資金など長期的な視点で家計を見直せば、無理のない返済計画や資金準備が可能になります。


住宅ローンは返済期間が長いため、資金計画やライフイベントとの連動を前提に総合的に判断することが欠かせません。

<ワンポイントアドバイス>


FPは返済シミュレーションを用いて最適な返済額を試算できるほか、教育費・老後資金の準備や貯蓄計画まで含めたプランニングが可能です。


幅広いジャンルに対応できる「マネーキャリア」を活用すれば、住宅ローン以外の家計相談にも対応できます。

簡単30秒!無料相談予約はこちら▶︎

【FP座談会】こんなはずじゃなかった!?住宅ローン相談の落とし穴<金利編>

「住宅ローンの金利、変動と固定どちらを選べばいいの?」


多くの方が直面するこの疑問ですが、実際には金利選択を誤って後悔するケースが後を絶ちません。返済額が増えて家計が苦しくなったり、逆に“安心”を優先したことで割高なローンを抱えてしまったり…。


今回はFPが実際に見てきた“金利の失敗例”を、座談会形式でご紹介します。

※ 左側:奥山FP、右側:加藤FP


  • 変動金利の落とし穴
  • 固定金利の後悔例
  • その他の金利に関する失敗例
  • 現役FPが教える金利選択の考え方

変動金利の落とし穴

住宅ローンの金利を選ぶとき、多くの人が「とりあえず安いから変動金利でいいかな」と考えがちです。 しかし実際には、その安さに飛びついた結果、将来思わぬ後悔をしてしまうケースも少なくありません。


まずは、現役FPの2人に「変動金利をめぐる失敗談」について本音で語ってもらいました。

加藤FP:正直、一番多い失敗は“変動金利が安いから”と深く考えずに選んでしまうことですね。


奥山FP:そうですね。0.3%下がっただけで「月1万円安くなる!」と即決される方も多い。でも35年で考えたら数百万円単位で変わります。


加藤FP:しかも、金利が上昇しても“5年ルール・125%ルール”があるから大丈夫、と思っている方が多いんです。


奥山FP:実際は返済額は変わらなくても、元本がほとんど減らない“利息だけ地獄”になる可能性があるんですよね。


加藤FP:そう。そこに気づかず数年後に“思った以上に残高が減っていない!”と相談に来る方、かなり多いです。


奥山FP:金利が上がる局面では特に要注意。『安いから』だけで選んだ人ほど打撃を受けますね。

井村FP

変動金利は目先の返済額が安く見える一方で、仕組みを理解せずに選ぶと将来のリスクが大きくなります。


金利選びでは“今の安さ”だけにとらわれず、長期的な返済計画を見据えることが欠かせません。

固定金利の後悔例

住宅ローンの金利といえば、「変動は怖いから固定にしておけば安心」という考え方をされる方も多いでしょう。


確かに固定金利は返済額が変わらないという安心感がありますが、その分“割高感”を覚えて後悔してしまうケースも少なくありません。


では逆に、固定金利を選んで後悔したケースについて、FPのお二人に伺ってみましょう。

奥山FP:“安心だから固定にした”という方が、後で『低金利が続いて損した』と感じるケースは多いですね。


加藤FP:そうそう。全期間固定は1%以上高いこともあるから、総返済で300万〜500万円多く払う計算になることもあります。


奥山FP:それを“保険料”と割り切れる人はいいんです。でも繰上げ返済を早めにするなら、“固定にする意味あった?”となる。


加藤FP:あと、固定にして安心していたら、結局途中で借り換えを検討する羽目になって“二重にコストがかかった”人もいます。


奥山FP:実際に『変動にしておけば借り換えで対応できたのに』と相談に来たご夫婦、印象的でした。


加藤FP:結局“安心”をどの程度お金で買うか、そこを冷静に考えないと失敗しますね。

井村FP

固定金利は返済の安定というメリットがある一方で、総返済額が大きくなり「損をした」と感じる人も少なくありません。


ライフプランや返済計画を考えずに“安心感”だけで選んでしまうと、後悔の原因になりやすいのです。

その他の金利に関する失敗例

金利の選び方を間違えると、返済額や家計に大きな影響を与えるだけでなく、家庭内の価値観の違いが表面化してしまうこともあります。


実際にどのようなケースで金利選択の失敗が起きたのか、FPのお二人に事例を伺いました。

加藤FP:ある家庭では、子育て中だから支出が増えると考えて“とりあえず変動”にしました。でも数年後に金利上昇で返済額が月2万円増え、教育費を削らざるを得なくなったんです。


奥山FP:逆に、繰上げ返済を5年で予定していたご夫婦が全期間固定にした結果、返済総額が300万円以上多くなってしまいました。


加藤FP:あとは“夫婦で相談せずに決めた”ケース。ご主人が「安心だから固定」と決めたけど、奥さんは「変動で少しでも安くしたかった」と不満が残って揉めてしまった。


奥山FP:ライフプランを共有せずに金利を決めると、家計だけじゃなく夫婦関係にも影響することもあるんですよ。


加藤FP:それぐらい、金利選びは大事な意思決定です。


奥山FP:“誰にでも正解がある”と思わないことが大切ですね。

井村FP

金利の選択ミスは、返済額や教育費といった家計面の負担だけでなく、夫婦間の価値観のズレによる不満や衝突にもつながります。


金利は単なる数字の問題ではなく、家族の生活や将来設計に直結する重要な決断だと理解しておきましょう。

現役FPが教える金利選択の考え方

ここまで、変動金利や固定金利をめぐる「よくある失敗事例」を見てきました。


最後に大切なのは、どの金利タイプを選ぶかではなく「自分たちのライフプランに合った金利をどう選ぶか」です。では、失敗しないためにはどんな考え方が必要なのでしょうか。


最後に、住宅ローンの金利を選ぶときの正しい考え方について、FPのお二人に伺いました。

加藤FP:まずは“ライフプランにおけるお金の山”を整理すること。教育費、リフォーム、老後資金…。そこに返済額増加がぶつからないかを見る。


奥山FP:それと“借り換えの可能性”も考慮する。最初は変動で、ある程度貯蓄ができたら固定に切り替える方法もあります。


加藤FP:シミュレーションは最低でも3パターン。「全変動」「全固定」「ミックス(夫婦で別金利など)」を試算して比較してほしい。


奥山FP:ネット上の試算ツールだけでは不十分です。世帯年収や将来の昇給率、ライフイベントも加味しないと本当の答えは出ません。


加藤FP:だからこそFP相談で“自分専用のシナリオ”を作るのが一番安心なんです。


奥山FP:金利の損得だけでなく、“生活が破綻しないか”まで見られるのがFPの強みですね。

井村FP

金利選びで後悔しないためには、収入や家族構成、将来のライフイベントまで加味した“自分専用シナリオ”を立てることが重要です。


ネット情報だけでは限界があるからこそ、FPと一緒にシミュレーションを行うことが、失敗を防ぐ一番の近道といえます。


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住宅ローンFP相談窓口での相談事例|体験談を紹介

住宅ローンについてFPに相談する際は、実際にはどのような相談が多いのでしょうか?

こちらでは、住宅ローンのFP相談における一般的な相談事例や体験談をご紹介します。


▼FPに相談できる事例5つ

  • 住宅購入と子育て費用のバランスに関する相談(30代女性)
  • 転職を控えたシングル女性の住宅ローンに関する相談(30代女性)
  • 親との二世帯住宅に関する相談(40代男性)
  • 頭金ゼロでの住宅購入に関する相談(20代夫婦)
  • 住宅ローンの借り換えに関する相談(50代夫婦)

住宅購入と子育て費用のバランスに関する相談(30代女性)

共働き30代夫婦が住宅購入を検討する中、教育費とのバランスに不安を感じFPへ相談。


ライフプランを可視化し、住宅ローン返済シミュレーションを実施した結果、無理のない返済計画と教育資金の積立プランが整い、安心して購入を決断できました。

住宅ローンを組む際は、将来の家計負担を踏まえた返済額の設定が欠かせません。教育費や老後資金も含めた総合的なプランニングを行い、必要な貯蓄額を把握したうえで計画を立てることが重要です。


家計全体の相談から資金計画まで一括で対応できる「マネーキャリア」なら、住宅ローンの豊富な相談実績をもとに、各家庭の状況に即した提案を受けられます。


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転職を控えたシングル女性の住宅ローンに関する相談(30代女性)

転職を控えた30代シングル女性が、住宅ローンの可否をFPに相談。

返済可能額の精査と収支バランスの見直しを行い、転職後の収入変動を踏まえた柔軟な資金計画を提案されたことで、不安が大幅に軽減されました。

転職期の住宅ローン計画では、現状収入だけでなく将来の収入変動を含めたシミュレーションが不可欠です。収入減にも対応できる余裕を持たせ、予備資金を確保した返済プランを設計しましょう。


また、シングル世帯では、自治体の支援制度や節税策を活用することで家計管理がより効率的になります。オンライン相談対応の窓口を利用すれば、忙しいスケジュールでも柔軟に相談できます。

親との二世帯住宅に関する相談(40代男性)

親との同居を機に二世帯住宅を検討した40代男性が、ローン負担の配分や税務、相続対策についてFPに相談。


住宅ローン控除や贈与制度を効果的に活用し、家族全体に最適な計画を立てることができました。

二世帯住宅では、親子間の負担割合や将来の相続を踏まえた計画設計が不可欠です。住宅ローン控除や税制優遇を活かしながら、家族のライフプランに沿った返済プランを策定しましょう。


また、将来的な介護や収入減リスクに備え、保険などのリスク対策も検討すべきです。幅広い保険商品を扱う「マネーキャリア」なら、多角的な視点から最適なアドバイスが得られます。


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頭金ゼロでの住宅購入に関する相談(20代夫婦)

貯蓄が少ない状態で住宅購入を検討していた20代夫婦がFPに相談。


頭金ゼロで利用可能な制度やローン商品を学び、リスクとメリットを比較したうえで、将来の収支計画を踏まえた無理のない契約を実現しました。

頭金なしでもローンは組めますが、返済額が増加するリスクがあるため、事前のシミュレーションは必須です。将来の収支を踏まえ、余裕を持った借入額を設定しましょう。


特に、出産や育児を控える世代は支出が変動しやすいため、長期的にフォローしてくれる相談窓口を選ぶと安心です。

住宅ローンの借り換えに関する相談(50代夫婦)

金利変動を機に借り換えを検討した50代夫婦がFPに相談。


現在の条件と借り換え後のシミュレーションを比較した結果、総返済額が数百万円単位で削減可能であることが判明し、有利な条件で借り換えを実現しました。

借り換えは、返済額や金利を見直す好機です。現状条件を正確に把握した上で、返済額削減効果を試算し、無理のない返済計画を再設計しましょう。


相談先を選ぶ際は、金利やローンに精通した専門知識・中立的な提案・長期的なフォロー体制を備えているかが重要です。「マネーキャリア」なら、これらを兼ね備えたFPから最適なアドバイスが受けられます。

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【番外編】住宅ローンの相談ができるFP相談窓口一覧


店舗名日本FP協会
(本部)
SUUMO
家とお金の相談
保険チャンネルオカネコモゲチェックFP住宅相談ネットワークマネプロ家計の窓口マネーフォワード七福計画株式会社
住所東京都港区虎ノ門4-1-28
虎ノ門タワーズオフィス5F
--東京都中央区日本橋兜町9-1
兜町第2平和ビル
FinGATE BLOOM 4F
東京都千代田区大手町1-6-1-東京都足立区西新井栄町1-20-1
アリオ西新井1F
(西新井店)
神奈川県横浜市中区不老町1-2-1
中央第6関内ビル11階
東京都港区芝浦3-1-21
msb Tamachi
田町ステーションタワーS 21F
東京都港区赤坂2-22-18
福吉町アネックスビル2F
アクセス日比谷線
神谷町駅(4b出口)徒歩5分
--東京駅 徒歩14分東京駅 徒歩8分-西新井駅 徒歩8分関内駅 徒歩2分田町駅 徒歩4分乃木坂駅 17分
営業時間10:00~16:00
(15:30受付終了)
10:00~19:0010:00~19:009:00~17:00-9:00~22:0010:00~19:0010:00~17:00--
定休日土日・祝日・年末年始水曜日、年末年始水曜日、年末年始土日・祝日---土日祝
(予約可)
--
電話番号0120-211-7480120-204-0170120-994-21903-6452-5757-0120-012-4000120-810-699045-228-7482-03-5114-6886
公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト公式サイト

※くわしくは公式サイトから直接お問い合わせください。

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【まとめ】おすすめの住宅ローンFP相談窓口

住宅ローンは人生の大きな決断であり、FPの専門的な助言を得ながら進めることが理想的です。ただし、提案の質や相性はFPによって異なるため、まずは無料相談で気軽に相談してみることをおすすめします。

マネーキャリア」なら、満足度98.6%の実績を誇り、LINEで簡単に予約でき、オンライン相談にも対応可能です。専門家への相談を、住宅ローン計画の第一歩として活用してみてください。

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