愛媛で住宅の購入を考えるなら、次に考えるのは住宅ローンのことですよね。住宅ローンは30年以上の長い期間にわたって返済することになるので、慎重に検討したいもの。今回は、愛媛で住宅を購入する人が利用できる住宅ローン無料相談窓口をご紹介します!
この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
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この記事の目次
【愛媛】住宅ローンの相談場所
人生で一番大きな買い物といわれる、住宅。
一括で支払えたらいいけれど、実際には住宅ローンを組んで返していく、という方の方が多いでしょう。
- 愛媛で住宅の購入をしたい!
- 住宅ローンにもいろいろあるらしいけど、どうやって調べたらいいんだろう…
そう考えているあなたに、ぜひ読んでいただきたい今回の記事。
住宅ローンは長期間返していくものになりますから、どの住宅ローン商品を選んで契約していくかは大変重要です。
返済していく人の立場から、親身に相談に乗ってくれる相手がほしいと思いませんか?
そこで活用したいのが、住宅ローンの無料相談窓口です。
今回は、次の4つの無料相談窓口について、メリット・デメリットをふまえ解説します。
- 銀行
- 不動産業者
- FP(ファイナンシャルプランナー)
- 住宅金融支援機構
また、愛媛での住宅ローン相談での必要書類や、相談する上での注意点についてもお伝えしていきますので、ぜひ目を通してください。
銀行
愛媛での住宅ローン無料相談窓口としてまず最初にあがるのは、銀行。
実際に住宅ローンを契約する相手は、銀行をはじめとした金融機関になります。
そのため、住宅ローンの相談相手としては的確といえます。
銀行に相談するメリット
- 専門のコンサルタントがいる銀行も多く、その銀行の住宅ローン商品に詳しい
- 相談して納得したら、そのまま申し込みを行うことができる
口座は住宅ローン契約時に作ればいいことが多く、まだ口座がないという理由で躊躇する必要はありません。
銀行に相談するデメリット
- 他行の商品の情報は持っていない
- 自行商品の勧誘が目的にあるので、営業をかけられる
不動産業者
愛媛で住宅の購入をする場合、不動産会社を通しておこなうことがほとんど。
そのため、住宅ローンの相談もしたい、と考える人も多いでしょう。
不動産会社に相談するメリット
- 契約の代行もおこなっているので、豊富な経験からのアドバイスをもらえる
- 提携銀行の住宅ローン商品の情報をもっている
不動産会社は、住宅購入の業務の一環として住宅ローン契約の実務を行っています。
そのため、扱っている住宅ローン商品には詳しく、豊富な経験からの有益なアドバイスを受けることができるでしょう。
不動産会社に相談するデメリット
- 提携していない銀行の住宅ローンの情報は持っていない
- 住宅ローンの相談だけは難しく、購入の勧誘をかならずされる
不動産会社の本業は、あくまで不動産の売買です。
住宅ローン相談は、購入を前提としてのサービスであり、住宅ローンそのものの専門家ではありません。
そのため、その不動産業者での購入を考えていない場合の住宅ローン相談としては不向きです。
FP(ファイナンシャルプランナー)
FPは、暮らしにまつわるお金の専門家。
ライフプランニングから年金、保険、税金、資産形成など多岐にわたって相談することができます。
もちろん、愛媛で住宅購入を考えている方は住宅ローンの相談ができます。
FPに相談するメリット
- 中立的な立場で、家計の総合的な事情をふまえてのアドバイスをきける
- 住宅ローン相談以外にも、家計の見直し、保険や資産形成の相談もできる
FPに住宅ローンの相談をする場合、商品のアドバイスだけではなく、家族ひとりひとりのライフイベントや家計の状況のヒアリングも行います。
そのうえで、この先にひかえる教育資金や老後資金などの準備をも視野にいれた上で住宅ローンの返済計画などを提案します。
FPに相談するデメリット
- 相談はできるが、申し込みは金融機関に赴いて自分で行う必要がある
銀行や不動産業者と違い、FPの相談窓口で住宅ローンの申し込みを出来るわけではありません。
提案された商品の申し込みは、自分で金融機関に行って行うことになります。
そのかわり商品の勧誘をされず中立的なアドバイスがきけるというメリットがあるわけです。
そのため、FP無料相談窓口はセカンドオピニオンとしても活用できます。
マネーキャリアは、お金の悩みの総合相談プラットフォーム。
FP無料相談窓口のひとつで、オンライン、電話、来店もしくはカフェなどを指定しての相談ができます。
ぜひ、あなたの愛媛での住宅ローン相談にお役立てくださいね。
住宅金融支援機構
住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)は、フラット35という固定金利住宅ローンを提供しています。
意外に思う方もいらっしゃると思いますが、ここでも住宅ローンの相談に応じています。
住宅金融支援機構に相談するメリット
- 独立行政法人であるため、勧誘がなく、中立的なアドバイスをもらえる
- 補助金や助成金に関する提案を受けられる
住宅金融支援機構は独立行政法人のため、勧誘されることはありません。
2023年の利用者は51,142件と、たいへん多くの人が利用しているフラット35について、詳細な説明を受けることができます。
住宅金融支援機構に相談するデメリット
- 他の金融機関が出している住宅ローンの情報はもっていない
- 四国は香川県に一店舗、来店相談は平日のみ
店舗が少なく四国は香川県に1店舗しかありません。
利用を検討される方は、電話か不定期に開催されるオンライン相談を予約する方がよいでしょう。
住宅ローン相談をする上で注意すべきポイント
愛媛で住宅を購入を考えている方に、4つの住宅ローン無料相談窓口についてご説明しましたが、ここならいいな、と思える相談窓口は見つかったでしょうか。
相談窓口を決めたら、住宅ローン相談に向けての準備をしましょう。
相談に向けては、注意すべきポイントがいくつかあります。
これらを押さえておかないと、せっかくの相談のチャンスを十分に生かせなくなることもあります。
よくチェックして、相談の日に備えておきましょう。
ポイントは3つ。
- 事前予約が必要かどうか
- 必要書類を用意しておく
- 何を相談すべきなのか明確にしておく
では、これらの注意点について、順番にお伝えしていきますね。
事前予約が必要かどうか
まず1つめは、相談に事前予約が必要かどうか、ということ。
コロナ以降、愛媛でも住宅ローンをはじめさまざまな相談窓口で予約が必要となりました。
銀行などで、ふらっと立ち寄って相談できるところもないわけではないですが、その場合は担当者が不在であったり、窓口がいっぱいだったりする可能性もあります。
せっかく相談しに行っても、それでは無駄足になってしまいますから、担当者が在籍かどうかや、予約が必要かどうかを確認しておきましょう。
また、相談窓口では、具体的な収入額からの返済シミュレーションをしてくれることもあり、条件があえば契約に向けての審査にすすむこともあります。
愛媛での住宅購入に向けて、住宅ローン相談に行く機会を十分に活かすため、準備を入念にして臨みたいものですね。
そのため、事前予約をする際に必要書類を確認しておくことをおすすめします。
何を相談すべきなのか明確にしておく
予約ができたら次にすることは、何を相談すべきか明確にしておくこと。
あとから聞き洩らした!とならないように、事前に確認したいことや希望などをリストアップしてみましょう。
質問メモをつくっておくと、相談の時間が有意義なものとなるはずです。
愛媛での住宅購入において、住宅ローン相談で確認すべきこととは…
- どのような住宅ローン商品があるのか
- いくら借り入れが可能か
- 返済シミュレーション
- 用意すべき頭金の金額
- 住宅ローン控除の仕組みと、利用ができそうか
住宅ローンは金額が大きく返済が長期にわたるため、無理のない返済計画を立てることが一番大切になってきます。
返済していくのはあなた自身ですから、詳しく返済シミュレーションをしてもらい、自分が納得いくまで検討するのが大切です!
条件を満たせば、住宅ローン控除で所得税と愛媛での住民税からの控除を受けることができますので、それについても聞いておきましょう。
必要書類を用意しておく
愛媛の住宅購入て住宅ローン相談に行く場合は、必要書類をしっかり用意しておきましょう。
借り入れ総額を計算し、返済シミュレーションをするために必要ですので、忘れないように。
購入する物件が決まっていない場合は、
- 年収が分かる書類:源泉徴収票、住民税通知書
- 身分証明書:健康保険証やマイナンバーカード
- 残債証明書:他に自動車などのローンがある場合
購入する物件が決まっている場合は、その物件の概要や価格が記載された書類も用意しましょう。
そのほか、FPに愛媛での住宅ローンの相談する場合は、
- 毎月の支出が分かるもの
- 年金加入関係の書類
- 生命保険証券
- 預金通帳
などがあるとよいでしょう。
いずれの場合も、予約時に必要な書類を確認すると安心です。
【愛媛】住宅ローン相談に行くメリット
ここまで、住宅ローンの無料相談窓口と、相談に向けての準備についてお伝えしました。
ここからは、住宅ローンについて相談することの重要さをお話したいと思います。
愛媛で住宅を購入することを決心したら、どの物件にするか選んだり、住宅ローンを申し込をしたりとアクションを起こす前に、かならず住宅ローン相談に行きましょう。
住宅ローン相談のメリットは…
- 家族のライフプランに合わせた返済計画を立てられる
- 自分に合った住宅ローンが分かる
具体的にどのように役に立つのか、ひとつずつ解説していきましょう。
ライフプランに合わせた返済計画を立てられる
住宅ローンの特徴は、その金額の大きさと返済年数の長さ。
令和4年度住宅市場動向調査報告書(国土交通省)によると、住宅ローンの返済期間は下記の通りとなっています。
住宅タイプ | 平均返済年数 |
---|---|
注文住宅(建築のみ) | 32.8年 |
注文住宅(土地含む) | 34.5年 |
分譲戸建住宅 | 32.7年 |
分譲集合住宅 | 29.7年 |
見ていただくとおり、返済年数は平均30年超。
それだけの長い年数ですから、子供は成長し、自分は年を重ねます。
つまり、教育資金や老後生活資金の確保を、住宅ローンの返済と並行でおこなっていくことになるのです。
見通しが甘ければ、最悪、ローン破綻ということがありえます!
あせって決めてしまわず、住宅ローンについてよく相談しライププラン全体を俯瞰して返済プランを考えていきましょう。
また、そういった視点からも一緒に考えてくれる相談先を選ぶことも大切ですね。
自分に合った住宅ローンが分かる
愛媛で住宅を購入する上で、住宅ローン商品が返済を左右する重要なものであることは、おわかりいただけたと思います。
しかし実際の住宅ローン商品にはたくさんの種類があり、
- 総借入金額をいくらにするか
- 金利タイプ:全期間固定金利型・固定金利選択型・変動型
- 返済タイプ:元利均等返済型・元金均等返済型
- 自己資金の割合をどのくらいにするか
等々、決めていかなくてはいけないことがたくさんあります。
そのすべてを自分たちだけで選び、決定していくのは大変なこと。
住宅ローン相談にいけば、プロから詳細な説明と住宅ローン商品の提案を受けることができ、納得したうえで住宅ローンの申し込みができます。
30年以上も付き合っていく住宅ローンですから、じっくりとプロの手を借りながら検討していきましょう。
まとめ:愛媛で住宅ローンの悩みは無料でFP相談するのがおすすめ
今回は、愛媛での住宅購入をする場合の住宅ローン無料相談窓口についてお伝えしました。
愛媛で利用できる無料相談窓口は、
- 銀行
- 不動産会社
- マネーキャリアを始めとしたFP無料相談窓口
- 住宅金融支援機構
などがあり、それぞれのメリットやデメリットを考え、自分に合っていると感じる相談先を選びましょう。
FP無料相談窓口では、住宅ローンの申し込みはできませんが、そのぶん金融機関や不動産業者と違い勧誘もありません。
あなたの立場に立ってのアドバイスを聞くことができ、セカンドオピニオンを求める相談先としても最適。
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