
- 住宅購入を検討しているが、うつ病の人
- 住宅ローンを希望しているが、通院中の人
- 住宅ローン審査の際、うつ病がばれるか知りたい人
- うつ病だが、住宅ローンを組む方法を知りたい人
- うつ病になったら住宅ローン審査は通るのか
- うつ病を隠して告知したらばれるのかどうか
- うつ病の人が住宅ローンを組むための方法
- うつ病の人が住宅ローンを組むためにおすすめの銀行
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この記事の目次
目次を閉じる- うつ病になったら住宅ローンの審査を通ることは難しい
- なぜうつ病だと住宅ローンを通るのが難しいの?
- うつ病でも住宅ローン・団信の審査に通ったことはある?
- 団体信用生命保険の審査に通らなくてもワイド団信の審査に通る場合もある
- 住宅ローンの審査で休職中なのはバレる?
- 住宅ローンを通るためにうつ病を隠したらバレる?
- うつ病でも住宅ローンに通るための対処法は?
- うつ病でも住宅ローンを組みたい人におすすめの銀行は?
- 住宅ローン返済中にうつ病になったらどうする?
- うつ病状態で住宅ローンを申し込むときに注意すべきことは?
- まとめ:住宅ローンの審査時にうつ病はバレる?うつ病でも住宅ローン・団信の審査に通ったことはある?
うつ病になったら住宅ローンの審査を通ることは難しい
うつ病になったら、住宅ローンの審査を通ることは難しいと言われています。それでは、うつ病を隠して住宅ローンの審査が通った場合、うつ病がばれることはあるのでしょうか。
前提として、住宅ローンを組む際はうつ病を告知する必要があります。なぜなら、うつ病であることを告知しないで、住宅ローンを組んだ場合は告知義務違反となり、団体信用生命保険が適用されないからです。
団体信用生命保険が適用されないということは、万が一のことがあったときには保障がされず、住宅ローンはそのまま残ってしまいます。つまり、うつ病がばれると数千万円の借金を負うことになるかもしれません。
「うつ病がばれるかどうか」で判断するのではなく、うつ病であることを隠して住宅ローンを組むことは絶対にやめてください。
それでは、うつ病の人は住宅ローンを組むことができないのでしょうか。
本記事ではうつ病の人が住宅ローンを組むことが難しい理由と、その対策について解説しています。うつ病の人や家族の方はぜひ参考にしてください。
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なぜうつ病だと住宅ローンを通るのが難しいの?
うつ病になったら住宅ローンの審査に通ることは難しい、うつ病はばれる、と言われています。なぜでしょうか。
この項では、うつ病になったら住宅ローンの審査を通ることが難しい理由を以下の手順で説明します。
- 団体信用生命保険への加入が難しくなるため
- 【補足】告知義務があるのは過去3年以内にうつ病と診断されている場合
それでは、一つずつ見ていきましょう。
団体信用生命保険への加入が難しくなるため
うつ病の人が住宅ローンを通るのが難しい理由は、団体信用生命保険への加入が難しくなるためです。
住宅ローンを組むときには、契約者は団体信用生命保険に加入することが一般的です。
団体信用生命保険(団信)とは、契約者に万が一のことがあった場合は銀行など金融機関が住宅ローンを回収できなくなりますので、保険会社が代わりに住宅ローンを一括で返済する保険です。
銀行は貸したお金を回収できないと困りますので、住宅を購入する際は契約者に団信の加入を求めますが、うつ病の人は団信に加入することができません。
団信に加入するときに、契約者は健康状態を告知する必要がありますが、うつ病があると加入できない可能性が高いからです。
うつ病は一度治療しても再発する人が非常に多く、うつ病の人の6割は再び発症するとも言われています。またうつ病による自殺者も存在しています。死亡する可能性が高いと保険に加入することは難しいと言われています。
つまり、団信への加入が難しいので、住宅ローンが通るのも難しくなります。
【補足】告知義務があるのは過去3年以内にうつ病と診断されている場合
団体信用生命保険の加入時には、健康状態を告知する義務があるとお伝えしましたが、告知義務があるのは過去3年以内にうつ病と診断されている場合です。
団体信用生命保険では、現在の健康状態だけではなく、3年間にわたる病歴や投薬歴を告知する必要があります。もちろん、うつ病以外の病気も対象です。
ここで注意したいのが、うつ病を発症したのが3年以上前だとしても、住宅ローン審査の3年以内まで治療が続いている場合は、告知の義務があるということです。
一方、うつ病の診断が3年以上前で、3年以上前に完治している場合は告知する必要はありません。
繰り返しますが、過去3年以内にうつ病の診断を受けた方は必ず告知してください。うつ病はばれる可能性が非常に高いので、隠してもメリットはひとつもありません。
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うつ病でも住宅ローン・団信の審査に通ったことはある?
うつ病はばれる、うつ病の場合は住宅ローン審査に通るのは非常に難しいとお伝えしましたが、うつ病でも住宅ローン審査に通ったことはあるのでしょうか。
この項では、うつ病でも住宅ローン・団信の審査に通った理由を以下の手順で説明します。
- 3年以上前にうつ病を完治していた場合
- 【補足】住宅ローンを通るためにうつ病を隠した場合は告知義務違反になるので注意
それでは、一つずつ見ていきましょう。
3年以上前にうつ病を感知していた場合
3年以上前にうつ病を完治していた場合は、団体信用生命保険に入れる可能性が非常に高いので、住宅ローン審査も通る可能性が高くなります。
住宅ローンの一般的な団信に書かれている告知項目は、大きく分けると以下の通りです。
- 過去3ヶ月以内に医師の治療や投薬を受けたか
- 過去3年以内に手術を受けたり、2週間以上にわたる治療や投薬を受けたりしたか
うつ病などの精神疾患はほぼ投薬治療が2週間以上続きますので、上記に当てはまります。
実は過去に1度でもうつ病と診断されている場合は、完治と診断されることも難しいかもしれません。一般的には、病気から3年が経てば申告は必要ないと言われていますが、うつ病の場合は経過観察期間と捉えることもできます。
保険会社の中には告知義務が5年のケースもあります。よって、うつ病が治ってから5年が経ち、何の問題もなく生活している場合は医師からも完治と診断され、告知の必要もないと言えるでしょう。
【補足】住宅ローンを通るためにうつ病を隠した場合は告知義務違反になるので注意
うつ病の場合、住宅ローンが通るのは非常に難しいと感じた人も多いかもしれません。
しかし、住宅ローンを通すためにうつ病を隠した場合は告知義務違反になりますので注意しましょう。
では、告知義務違反になるとどうなるのでしょうか。
実際に契約者が死亡して団信が適用された場合、保険会社は大きな金額を支払わなければなりません。そのため、必ず契約者の健康保険の給付履歴がチェックされます。
たとえ、うつ病を隠して告知しても、このときに告知義務違反でばれる可能性は非常に高いでしょう。
うつ病は精神疾患ですので、端から見たら病気とわからない場合も多く、告知しなければ融資実行は可能かもしれません。
しかし、住宅ローンを組んだ後に告知義務違反がばれる可能性があり、ばれてしまって保険金が受け取れなければ何の意味もありません。
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住宅ローンを通るためにうつ病を隠したらバレる?
住宅ローンを通るためにうつ病を隠したらばれるのでしょうか。結論から言うと、ばれる可能性は非常に高いでしょう。
この項では、住宅ローンを通るためにうつ病を隠したらばれる理由を以下の手順で説明します。
- 保険金請求時に必ずばれる
- うつ病であることを隠して後から報告するとフラット35も利用できない可能性がある
それでは、一つずつ見ていきましょう。
保険金請求時に必ずバレる
住宅ローン審査を通るためにうつ病を隠したとしても、保険金を請求するときに必ずばれるでしょう。
保険金を請求するときには、必ず死亡診断書を保険会社に提出しなければならないからです。当然、死亡診断書がなければ保険金は降りません。
死亡診断書にはがんや心筋梗塞など直接的な死因だけではなく、死因に関係すると思われる原因や病名も記載されます。
例えば死因が自殺で、うつ病による自殺の可能性があれば、死因の原因として死亡診断書にうつ病も記載されます。
よって、このタイミングで保険会社にうつ病であることがばれるというわけです。
もし、保険に加入するときにうつ病を告知していない場合、申告は虚偽だとばれるでしょう。そのため保険金を受け取ることができません。
うつ病であることを隠して後から報告するとフラット35も利用できない可能性がある
仮にうつ病を隠して告知し、住宅ローン審査が通った場合を考えてみましょう。
審査が通ったので安心し、後からうつ病を報告した場合はフラット35を利用できない可能性があります。
フラット35は名前の通り、返済期間中の金利が固定されている住宅ローンで、一般的な金融機関の住宅ローン審査より通りやすい傾向にあります。
フラット35は保証人が必要なく、団信に加入していない場合でも審査に通る可能性が非常に高いと言われています。
しかし、うつ病を後で報告した場合はフラット35が選択できなくなるかもしれません。なぜならフラット35は国がバックアップしている住宅ローンですので、契約者自身に信用が必要だからです。
団信に入れなかった場合でも、フラット35は利用できる可能性があります。つまり、うつ病を隠して告知するよりも、正直に告知する方が選択肢が広がると言えるでしょう。
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うつ病でも住宅ローンに通るための対処法は?
うつ病でも住宅ローンに通るためにはどうしたら良いのでしょうか。
この項では、うつ病でも住宅ローンに通るための対処法を以下の手順で説明します。
- ワイド団信を利用する
- フラット35を利用する
- 他の金融機関の住宅ローンに申し込んで再審査を受ける
それでは、一つずつ見ていきましょう。
ワイド団信を利用する
うつ病でも住宅ローンに通るための対処法の一つ目は、ワイド団信を利用する方法です。
うつ病の治療歴があったり、治療中であったりして、団体信用生命保険に加入できず、住宅ローンを組めない場合はワイド団信を提案します。
先述したようにワイド団信は、一般の団体信用生命保険よりも審査基準が緩和された保険です。
ワイド団信は住宅ローンに落ちてしまった人向けに開発された保険とも言えるでしょう。
ワイド団信の審査基準は一般団信よりも低くなっていますので、うつ病の人も審査に通る可能性は高いでしょう。
最後にワイド団信の注意点をお伝えします。
- 一般的な団信よりも、年利0.1~0.5%の金利が追加される
- 年齢や病状、治療歴などによっては、ワイド団信にも加入できない場合がある
- ワイド団信は一部の銀行だけで取り扱っている
上記の注意点も覚えておくと良いでしょう。
フラット35を利用する
うつ病でも住宅ローンに通るための対処法の二つ目は、フラット35を利用する方法です。
フラット35 は全国300以上の金融機関と住宅金融支援機構が共同提携している住宅ローンです。フラット35は団体信用生命保険への加入が任意で、うつ病の人が加入できる可能性が高いと言えます。
フラット35のメリットは、主に以下の通りです。
- 全期間で金利が固定されている
- うつ病でも審査に通りやすい
- 保証人・繰上返済手数料無料
フラット35は全期間で金利が一定ですので、誰でも組みやすい住宅ローンと言えるでしょう。
ただし、団体信用生命保険に入らない場合は、契約者が亡くなった時にローンが残ってしまいます。フラット35を利用するときは、あわせて民間の生命保険などに加入することをおすすめします。
他の金融機関の住宅ローンに申し込んで再審査を受ける
うつ病でも住宅ローンに通るための対処法の三つ目は、他の金融機関の住宅ローンに申し込んで再審査を受ける方法です。
本記事では、何度もうつ病の人は団体信用生命保険に加入できないと伝えてきましたが、100%保険に加入できないわけではありません。
保険会社の審査に落ちた場合でも、別の保険会社で審査すれば通る可能性はゼロではありません。
団体信用生命保険はそれぞれの金融機関が提携していますが、金融機関によって提携している保険会社は異なります。
そのため、別の保険会社と提携している金融機関を選び、再び保険の申請を行ってみましょう。
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うつ病でも住宅ローンを組みたい人におすすめの銀行は?
この項では、うつ病でも住宅ローンを組みたい人におすすめの銀行を以下の順番で説明します。
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- イオン銀行
- PayPay銀行
それでは、一つずつ見ていきましょう。
三菱UFJ銀行
みずほ銀行
イオン銀行
PayPay銀行
住宅ローン返済中にうつ病になったらどうする?
住宅ローン返済中にうつ病になった場合はどうしたら良いのでしょうか。
この項では、住宅ローン返済中にうつ病になったときの対処法を以下の手順で説明します。
- リースバックを利用する
- 返済期間の変更を相談する
- 傷病手当から返済する
- 労災保険の給付から返済する
それでは、一つずつ見ていきましょう。
リースバックを利用する
住宅ローン返済中にうつ病になったときの対処法の一つ目は、リースバックを利用する方法です。
リースバックとは、さまざまな理由で資金状況が厳しくなったり、まとまった資金が必要になったりしたときに、家を売ることで資金を得て現在の家に住み続ける方法です。
まず、現在住んでいる家を売却しますが、その時に売却した相手と賃貸契約を結ぶことで、同じ家に住み続けられます。
家は売却しますので、形態としては賃貸になります。
売却でまとまった資金を得られますので、家賃を払うことは可能でしょう。よって、返済が厳しくなったときに利用できる選択肢の一つです。
もちろん物件は売却相手の資産になります。そのため、家賃が高かったり、相手に賃貸借契約の契約更新を拒否されたりすると、同じ家に住めなくなる可能性もあります。
リースバックを選ぶ際には、事前に売却相手と契約内容を決めておきましょう。
返済期間の変更を相談する
住宅ローン返済中にうつ病になったときの対処法の二つ目は、金融機関に返済期間の変更を相談する方法です。
何らかの理由により住宅ローンの返済が厳しくなった場合には、金融機関と相談して住宅ローンの返済期間を延長することが可能です。
誤解している人も多いかもしれませんが、基本的にすべての金融機関で返済期間の延長が可能です。
銀行で相談した後、申請用紙を提出すれば期間延長を行うことができますので、まず利用しましょう。
なお、返済期間の延長によって金利が高くなる場合もありますので注意しましょう。
返済期間を延長することで、毎月の支払い金額は低くなります。一方、最終的に支払う合計金額は高くなる可能性が大きいですが、家を手放すという選択肢の前に検討してみましょう。
傷病手当から返済する
住宅ローン返済中にうつ病になったときの対処法の三つ目は、傷病手当から返済する方法です。
傷病手当とは、公的健康保険に加入している人が受けられる制度です。病気や怪我などで会社を休んだ場合には、最長1年6ヶ月の間、給与の一部の金額が公的健康保険から傷病手当金として支給されます。
給付される金額は、月給のおよそ3分の2程度が一般的ですが、当面の生活費や住宅ローン返済には十分な金額と言えるでしょう。
注意点として、傷病手当金は公的健康保険のみでの制度ですので、国民健康保険にはありません。つまり、国民健康保険に加入している個人事業主やフリーランスの人は傷病手当を受けることができません。
労災保険の給付から返済する
住宅ローン返済中にうつ病になったときの対処法の四つ目は、労災保険の給付から返済する方法です。
うつ病の原因が仕事に起因した場合、労災保険を利用することができます。
労災保険とは労働者の権利で、労働者が仕事によって病気や怪我をした場合、労働者への補償を目的とした保険です。
例として、休業補償給付と休業補償など合わせて給料の8割程度の金額が支給されます。心当たりがある人は申請してみることをおすすめします。
傷病手当金と同様に給与の大部分が支払われますので、住宅ローン返済も可能ではないでしょうか。
住宅ローン返済が難しくなった場合は、利用できる制度や保険を必ず調べてみましょう。
うつ病状態で住宅ローンを申し込むときに注意すべきことは?
うつ病状態で住宅ローンを申し込むときには注意すべきことがあります。
この項では、うつ病状態で住宅ローンを申し込むときに注意すべきことを以下の手順で説明します。
- うつ病を隠すのは絶対にダメ
- フラット35には死亡保障が用意されていないので注意
それでは、一つずつ見ていきましょう。
うつ病を隠すのは絶対にダメ
うつ病の状態で住宅ローンを申し込むときに、うつ病を隠すのは絶対にやめてください。
なぜなら、団体信用生命保険を審査する際に、健康診断書が必要になる場合があるからです。
団体信用生命保険の審査において、健康診断書の提出が必要なケースは主に以下の通りです。
ローンの借り入れ金額が大きい(5,000万円を超える場合など)ケース
- 金額が大きい場合、今後無理なく継続して返済できるかどうか確認するためです。
病歴・入院歴や持病の追加情報が必要と言われるケース
- 告知書に病歴や持病について記載があった場合、さらに詳細の病状を必要とするために、追加情報として健康診断書が求められる場合があります。告知だけの内容では判断できないためです。
がんなど疾病保障特約付きの保険を申し込むケース
- 特約にある疾病を経験していたり、現在何らかの疾病にかかっていたりすると、特約を利用できない可能性もあるためです。
うつ病はばれる可能性が非常に高いので、必ず正直に告知してください。
フラット35には死亡保障が用意されていないので注意
フラット35には死亡保障が用意されていないので注意しましょう。
フラット35は団信に加入していなくても契約できる住宅ローンです。
審査はゆるいので、ほとんどの人がフラット35に申し込めるでしょう。しかし、死亡保障がないため、万が一のことが起こったときはローンはそのまま残ります。
そのため、フラット35を契約する場合は、生命保険などに加入し、必要の金額が得られる保険を用意しておきましょう。
仮に何も保険に入らずにフラット35を契約し、万が一のことが起こった場合はローンは残された家族が負担することになります。住宅ローンは借金のひとつですので、当然借金は相続されます。
万が一のことが発生しないのが一番ですが、人生は何が起こるか分かりません。
残された家族のことも考えて、フラット35には死亡保障がないことを忘れないようにしましょう。
まとめ:住宅ローンの審査時にうつ病はバレる?うつ病でも住宅ローン・団信の審査に通ったことはある?
- ワイド団信を利用する
- フラット35を利用する