【県民共済】生命保険との違いとは?共済保険の種類をわかりやすく解説のサムネイル画像
▼この記事を読んで欲しい人
  • 共済保険と生命保険どちらにするか迷っている人
  • 共済保険について詳しく知りたい人
  • 生命保険について詳しく知りたい人
▼内容をまとめると
  • 共済保険の運営目的は非営利目的
  • 生命保険の運営目的は営利目的
  • 県民共済は割安の保険料で最低限の保障を備えるのにおすすめ
  • 生命保険は様々な種類があり保証額も大きく備えることが出来る
  • 保険の相談は無料で何度でも相談できるマネーキャリアがおすすめ

民間の生命保険と共済(県民共済、こくみん共済、コープ共済、JA共済)の違いって何?おすすめな人と向いていない人、徹底比較してご紹介します。両方のメリット・デメリットを踏まえたうえで、県民共済だけで大丈夫かどうか、今一度検討されてみてくださいね。

この記事の目次

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県民共済と生命保険ではどう違う?


まず初めに県民共済生命保険の違いについて解説していきます。

早速ですが、県民共済と生命保険の大きな違いとしては、以下の通りです。


  • 運営が組合と保険会社で異なる
  • 営利目的であるかないかの違い
  • 加入できる対象者

このように、運営や管理、加入対象者が大きな違いとしてあります。
保障内容についても、このことにより異なってくる点が出てきます。

それでは、次から県民共済と生命保険の違いに関する詳細と保障内容に関する解説、そしておすすめについて解説をしていきます。
当記事により正しい内容を理解して間違いのない選択が出来るよう参考にしてください。

県民共済と生命保険の違いは?どっちがおすすめか


それでは、県民共済と生命保険の違いについての解説とどっちがおすすめかについて解説いたします。

県民共済と生命保険の違いについて以下の3点で解説していきます。

  1. 運営目的
  2. セーフティネットの有無
  3. 根拠法と監督省庁
このように、運営方法や金銭的な保障、根拠となる法律や監督省庁に違いがあります。

保証の内容もこのことにより異なってくる点が出てきます。


次から、この3つの違いについて解説していきますので参考にしてみて下さい。

それでは、見ていきましょう。

共済と保険の違い①:運営目的

まず一つ目の共済と保険の違いは、それぞれ運営目的が異なります。

共済保険と生命保険の運営目的の違いについては以下の表の通りです。

共済保険と生命保険の違い①共済保険生命保険
運営目的非営利営利
広告費無し有り
営業無し有り

共済保険の運営目的は、現在加入中の組合員同士で保険料を出し合うことにより助け合い(相互扶助)を目的とした運営をしており、営利事業ではありません。 

反対に生命保険の運営目的は、新しい契約者を募集して会社の成長のために広告費を費やし利益を出しすことを目的としており、営利事業です


このことから、共済保険は運営費用が安いことから掛け金が安く、生活に必要な最低限の保障を準備しており組合員同士で相互扶助をする傾向が強いです。


そして、生命保険は様々な顧客のニーズに応えれる多様な保障の商品を準備しており、保障の範囲や種類に関する自由度が高いです。


最低限の保障を備えるには共済保険を選ぶように、保証を充実させるには生命保険を選ぶようにするのがおすすめです。

共済と保険の違い②:セーフティネットの有無

二つ目の共済保険と生命保険の違いはセーフティネットの有無です。


共済保険と生命保険におけるセーフティネットの違いは以下の通りです。

共済保険と生命保険の違い②共済保険生命保険
加入セーフティネット無し生命保険契約者保護機構

このように、生命保険は「生命保険契約者保護機構」というセーフティネットがあり、共済保険にはセーフティネットが有りません。


ここで言うセーフティネットとは、保険会社が経営破たんした場合に保険契約者を金銭面において保護する仕組みです。  


生命保険会社が破綻したさいには契約者の金銭は大部分が保証されますが、共済保険は組合が破綻しても保障はされません。


このように、万が一加入する保険会社等が破綻などした場合に支払ってきた保険料を保証してほしい方は生命保険がおすすめです。


しかし、少額の貯蓄性が少ない共済保険にセーフティネットは必要性が無いと考えることもできます。

共済と保険の違い③:根拠法と監督省庁

三つ目の共済保険と生命保険の違いは、根拠となる法律と監督省庁です。


全ての医療保険などは根拠となる法律があり、そして共済組合や保険会社などを監督している省庁があります。


共済保険と生命保険における根拠法と監督省庁の違いは以下の通りです。

共済保険と生命保険の違い③共済保険生命保険
根拠となる法律消費生活協同組合法
農業協同組合法
保険業法
監督省庁厚生労働省
農林水産省
金融庁

共済保険は、県民共済やコープ共済などでは厚生労働省の監督で消費生活協同組合法が適用されます。


また、JA共済については農林水産省が監督で農業協同組合法が適用されます。

生命保険は、金融庁が監督で保険業法が適用されます。


これにより、どちらがおすすめということはありませんがこのような違いもあります。

県民共済と生命保険のメリット・デメリットを比較


次に県民共済と生命保険のメリットとデメリットを徹底比較します。
次の通りで県民共済と生命保険について解説いたします。

  • 県民共済のメリット
  • 県民共済のデメリット
  • 生命保険のメリット
  • 生命保険のデメリット
  • 共済と保険、おすすめはどっち?
運営目的等で、県民共済と生命保険とでは保険の種類や保障の大きさなどが異なってきます。


ここでの解説を通して、自分が県民共済等や生命保険どちらに向いているのかを判断する材料としてください。

それでは、見ていきましょう。

県民共済のメリット

まず初めに県民共済のメリットについて解説します。
県民共済は、以下のようなメリットがあります。
  • 掛金が一定でシンプル
  • 還付金があり掛け金が安い
  • 加入条件が緩い

県民共済は、様々な顧客のニーズに応えるような豊富な種類の保険はありません。

しかし、簡単に言うと生活をする上で最低限必要となる医療保障等を備える商品が多いです。


そのため、貯蓄性は低いですが掛け金を安く抑えてシンプルな保障内容となっています。


また、一年に一回、支払った掛金の一部が還付金として戻ってきたり、生命保険みたいに職業制限とかもありません。

さらに年齢によって掛け金が変わることもなく一定となっているのも魅力の一つです。

県民共済のデメリット

次は県民共済のデメリットについて解説します。
県民共済は、以下のようなデメリットがあります。
  • 最低限の保障しかない
  • 85歳までしか加入できない

県民共済は、掛金は安いですが最低限程度の保障しかなく十分な保障があるとは言えません

そして、どれだけ続けたくても85歳までしか続けることは出来ず、一生涯の保障をつけることが出来ないのです。


従って、家庭を持っていて大きな保証が必要な方や一生涯の保障を必要としている方には向いていないかもしれません。

生命保険のメリット

共済保険のメリット・デメリットについて解説しましたが、次は生命保険のメリットについて解説します。


生命保険は、以下のようなメリットがあります。

  • 保障の種類や範囲など、ある程度自由に設定できる
  • 顧客のニーズに合わせて商品の改善がされている
  • 時代に合った様々な特約が追加される
生命保険は、営利目的であるため様々な顧客のニーズに応えるために貯蓄性のある商品や終身保険、その他にも様々な種類の保険商品があります。

また、lgbtカップル向けなど時代に合った特約が開発されたり商品も改善されています。


最低限の保障だけでは足りず、自分に合った保険としてカスタマイズが自在にしたい方にとっては生命保険が向いているでしょう。

生命保険のデメリット

次に生命保険のデメリットについて解説します。


生命保険は、以下のようなデメリットがあります。

  • 加入条件が厳しい
  • 年齢や性別で保険料や選べる保障の種類が異なる
  • 短期解約による解約返戻金がマイナスになる
生命保険は、職業審査など加入条件が厳しいことや、年齢や性別によって保険料が変わるのが特徴です。

共済保険は年齢・性別は基本的に関係なく一定の保険料となっていますが、生命保険は違います。


また、貯蓄性の高い商品でも短期解約をしてしまうと解約返戻金が少なくなり損をしてしまう可能性も高いです。


職業によって加入が出来なかったり、年齢によって条件が悪くなることもあるので生命保険を選ぶには注意が必要です。

共済と保険、おすすめはどっち?

県民共済と生命保険のメリットとデメリットについて解説しましたが、内容を以下でまとめます。


共済保険がおすすめの人

  • 独身の方
  • 持病や入院歴がある方
  • 危険な職業で働いている方

以上から、共済保険は、最低限の保障で十分な方や審査で生命保険の加入が厳しい方におすすめです。


生命保険がおすすの人

  • 貯蓄性の保険を選びたい方
  • 終身保険を備えたい方
  • 保障の手厚い保険に加入したい方
  • 時代に合った最新の保険に加入したい方
以上から、生命保険は、家庭を持ち貯蓄性や大きい保障が必要な方へおすすめです。

また、保証の大きさも幅広く加入時に決めれたり特約を付与することが出来るので、そういった目的のある方は生命保険が向いています。


上記を参考にして、自分は共済保険と生命保険のどちらが向いているのかを考えてみて、間違いのない選択をするようにして下さい。

また、一人で考えたり悩むよりかは保険のプロであるFPに相談することをおすすめします。

他の共済とも比較してみよう


ここまで、県民共済を代表して共済保険と生命保険の違いについて解説してきました。
では、共済保険には県民共済も含めて他にどういったものがあるかを解説いたします。

共済保険の種類と代表的な保障ラインナップについて以下の表にまとめます。
共済保険共済組合保険の種類
都道府県民共済都道府県民共済グループ総合保障型
入院保障型
熟年型
こくみん共済(全労済)全国労働者共済生活協同組合連合会医療保障タイプ
終身保障タイプ
がん保障ぷらす
総合保障タイプ
コープ共済日本コープ共済生活協同組合連合会たすけあい(医療型)
あいぷらす(生命型)
ずっとあい(終身型)
プラチナ85(シニア型)
JA共済全国共済農業協同組合連合会医療共済メディフル
養老生命共済(貯蓄型)
終身共済(終身型)
都道府県民共済は、安い掛金で医療保障を備えれるのが特徴であり入院保障型が人気です。

こくみん共済(全労済)は、安い掛け金で終身保障タイプの保障を備えれることが特徴です。

コープ共済は、たすけあい(大人向けコース女性型)など、女性に優しい保障タイプがあるのが特徴です。

JA共済は養老生命共済や終身共済など貯蓄性がかなり高く大きい保証を付けることが出来るのが特徴です。

このように、共済保険でも様々な種類がありますので自分に合う共済保険を探すのが良いでしょう。

まとめ:共済か保険どっちかだけで大丈夫か不安な方は、見直しましょう!


今回の記事では、共済保険と生命保険の違いと人によってどちらがおすすめなのかを解説しました。

また、共済保険や生命保険をバランス良く持つことが理想です。

どっちかだけを利用していたり現在の保険状況に不安のある方は、保証の見直しを考えるようにしてみて下さい。


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