▼この記事を読んでほしい人
- 大阪で住宅ローン相談をしようか迷っている人
- 大阪のいい住宅ローン相談窓口を探している人
- 住宅ローン相談を利用するメリットを知りたい人
▼この記事を読んでわかること
- 大阪の主な住宅ローン相談窓口
- 住宅ローンを相談をする際に気をつけたい点
- 住宅ローン相談にはどんないいことがあるか
監修者
谷川 昌平
フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
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【大阪】住宅ローンの相談場所
こんにちは。マネーキャリア編集部です。
先日、大阪府在住の30代会社員の方から次のようなご相談を受けました。
大阪で住宅ローンについて相談できる窓口を探しています。いいところがあれば、相談したいことがあるので、ぜひご紹介してください。
大阪で住宅の購入を考えている場合、住宅ローンを契約してという形になることが多いでしょう。
これは、大阪だけの話ではないでしょうが、一括で代金を支払えるという人は少ないです。。
そうなると、住宅ローンにまず申し込むことになりますが、どの金融機関のどの商品を選び、どのような条件で契約すればいいかは、大いに悩むところ。
そこで活用したいのが住宅ローン相談窓口です。
住宅ローンの悩みについていろいろな相談ができる窓口です。
大阪にもそのような窓口がいくつかあります。
そこで、今回は次のような窓口について、メリット・デメリットなどを踏まえながら解説していきます。
- 銀行
- 不動産業者
- FP(ファイナンシャルプランナー)
- 住宅金融支援機構
どの窓口に相談するかでも、結果が変わることがありますから、それぞれの特徴はよくチェックしておきましょう。
このほかにも、住宅ローン相談をするうえでの注意点、住宅ローン相談に行くメリットなどについても触れてみたいと思います。
この記事が、大阪で安心して相談できる住宅ローン相談窓口をお探しの方のお手伝いになれば幸いです。
銀行
大阪の銀行で住宅ローン相談をするメリットとデメリットを見てみましょう。
メリット
- 専門のコンサルタントに相談できる
- 口座がなくても相談ができる
- その銀行が扱っている住宅ローンについては何でも相談ができる
デメリット
- 他社の住宅ローンと比較ができない
- 自社商品のデメリットに触れない
- 家計の実情は考慮されにくい
それぞれの特徴を詳しく見てみましょう。
銀行は住宅ローンを扱う場所です。
そのため、住宅ローン相談専門のコンサルタントを配置しています。
その専門のコンサルタントには無料で相談可能です。
次に、住宅ローン相談をする大阪の銀行に口座がなくても、受け入れてもらえます。
口座は住宅ローン契約時に作ればいいことが多く、現在口座がないからといって、相談を遠慮する必要はありません。
それから、相談している大阪の銀行の住宅ローンのことなら、何でも相談できます。
ローンの上限額、金利プランの種類、返済が困難になった時の対応法など、気になる点はみな答えてくれますから、安心して話ができるでしょう。
銀行に住宅ローンを相談をした場合、取り上げられる商品はその銀行のものだけです。
他社の商品についてはコンサルタントも情報を持っていません。
そのため、いくつかの金融機関の住宅ローンを比較しながら検討するということはできません。
次に、銀行のコンサルタントの場合、自社商品のよいところは宣伝しますが、デメリットについてはあまり触れたがりません。
住宅ローンにはメリットもデメリットもありますが、デメリットについては自分でもよく調べる必要があるでしょう。
もう1点、相談者に合わせたプランの提案はしてくれますが、それほど家計の実情にまで踏み込んだ話にまでは至りません。
家計の実情というものは住宅ローン契約で非常に意味が大きいですが、銀行のコンサルタントはそこまでは考えてくれないのが普通です。
大阪で住宅ローン相談する場合におすすめの銀行はいろいろありますが、いくつか例を挙げてみましょう。
まずりそな銀行は、土日祝日や夜21時まで営業している店舗がありますから、忙しい人でも相談がしやすいです。
口座がない人でもOKで、契約を無理強いされることもありません。
みずほ銀行も土日祝日相談可。
こちらも無理な営業はなしですが、提案する場合もトータルコストを抑えたものを示してくれます。
また、住宅ローンだけでなく、ライフプランの検討・固定費の見直し・投資などについても相談できます。
ソニー銀行はネット銀行なので店舗はありませんが、住宅ローンの相談窓口は全国各地の銀行代理業者の各拠点に存在。
例を挙げてみると、ソニーライフ・コミュニケーションズ株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、オリックス銀行株式会社、アルヒ株式会社などです。
大阪府内にも支店がありますから、住宅ローン相談の候補に入れてもいいでしょう。
不動産業者
大阪の不動産業者に住宅ローン相談をするメリットとデメリットをチェックしてみましょう。
メリット
- 住宅ローンの基礎知識をアドバイスしてくれる
- 提携先銀行の住宅ローンに詳しい
デメリット
- 提携先でない銀行の住宅ローンについては情報不足
- 知識がどれほどあるかは不動産会社によっても違う
不動産会社は住宅を販売するのが仕事。
それで収入を得ています。
住宅販売においては、住宅ローン契約も重要な要素になってくるので、担当者は基本的な知識は有しています。
したがって、不動産会社に住宅ローン相談をすれば、押さえておきたい基本ポイントは教えてくれるでしょう。
また、不動産会社は提携している銀行の住宅ローンには詳しいです。
その銀行の審査基準などについての情報を持っていることがあり、実際に申し込むにあたって有益なアドバイスをしてくれます。
不動産会社に住宅ローンを相談をしても、提携していない銀行の住宅ローンに関してはあまり情報を有していないもの。
そのために、相談してもあまり意味がないというケースもあります。
それから、不動産会社といっても千差万別。
住宅ローンについてとても詳しい担当者がいるかと思えば、偏った知識しか持っていないというケースもあります。
したがって、自分のためになるアドバイスがもらえるとは限りない点だけは留意しておきましょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)
FPに住宅ローン相談をするメリットとデメリットは次の通りです。
メリット
- 家計の状況に合わせたアドバイスをしてくれる
- 中立的な意見がもらえる
- 住宅ローン以外の相談もできる
デメリット
- 相談料が掛かる場合がある
- 住宅ローンの申し込みにはつながらない
- 住宅ローンが得意分野でないFPがいる
FPは相談者のお金の相談に乗る専門家。
住宅ローンについて相談すると、家計のお金の状況に応じたアドバイスをしてくれます。
住宅ローンの話だけに終始するわけではありません。
この辺は銀行のコンサルタントと違う点で、ただ商品の種類を提案するだけでなく、各家庭の状況に合わせた返済プランなども考慮してくれます。
次に、FPは住宅ローンについては中立的な立場を取ります。
特定の金融機関に所属しているFPは別ですが、そうでなければ冷静な目で各住宅ローンを比較し、相談者に一番合うタイプを提案してくれるでしょう。
もう一つ、FP相談のいいところは、住宅ローン相談以外の相談もできること。
生活に掛かる費用は住宅ローンだけではなく、他の問題についても考えておかなければいけませんが、FP以外ではその相談はしにくいです。
しにくいというというよりもできないでしょう。
その点、FPは非常に頼りになりますよ。
FPに住宅ローン相談をする場合、有料というところが多いです。
それも高めになる場合があります。
1回の相談で5,000~10,000円掛かるというケースもあります。
この辺は他の相談窓口に比べて気になる点でしょう。
それから、FPに住宅ローン相談をしても、その場で住宅ローンの申し込みはできません。
FPは相談を受けるだけであり、実際の申し込みは自分で選んだ金融機関で行います。
FPの住宅ローン相談で気を付けたいのが専門でない人がいること。
FPにも得意分野というものがあり、住宅ローンにはあまり詳しくないというケースもありますから、相談相手をよく吟味する必要がありますね。
FPに相談すると、お金が掛かる場合も多いですが、マネーキャリアのFP相談なら何度しても無料。
そして、住宅ローンに詳しいFPが各家庭の収支状況に応じたアドバイスをします。
相談の仕方は出張相談やオンライン相談など。
直接面談でもパソコンやスマホを通じた面談でもどちらでも利用可能です。
対応エリアは日本全国47都道府県ですから、大阪在住の人ももちろん相談できます。
住宅ローンについての気軽な相談から専門的な相談にまで応じています。
住宅ローン以外のお金に関する相談もOK。
ぜひともマネーキャリアを住宅ローン相談の候補に入れてください。
住宅金融支援機構
住宅金融支援機構では、民間金融機関と提携しながら「フラット35」という固定金利住宅ローンを提供しています。その住宅金融支援機構に住宅ローン相談をするメリットとデメリットです。
メリット
- 土日にフリーダイヤルで相談できる
- 中立的な立場から意見がもらえる
- 補助金や助成金に関する提案をしてもらえる
デメリット
- 店舗が全国に9つしかない
- 相談会やセミナーは制限付き
住宅金融支援機構に住宅ローン相談をするメリット
住宅金融支援機構の相談窓口の営業時間は9:00~17:00までです。
この時間帯だと、利用できない人もいるでしょうが、電話相談なら土日でも受け付けてくれます。
それもフリーダイヤルですから、無料です。
住宅金融支援機構は独立行政法人。
どこかの金融機関に偏った組織ではありませんから、中立的な意見がもらえます。
そのため、複数社の住宅ローン商品を比較して、それぞれの持つメリット・デメリットなどを客観的に評価してくれます。
住宅ローンと関係がある補助金や助成金についての情報提供や提案をしてくれるのも住宅金融支援機構のいいところです。
住宅金融支援機構に住宅ローン相談をするデメリット
住宅金融支援機構は独立行政法人ですが、その店舗は全国に9つだけ。
もしその店舗が遠いところにあると、相談に行くのも大変です。
大阪の場合、近畿支店を利用することになりますが、ここだけで滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・奈良県のすべてを担当していますから、予約が取りにくいでしょう。
それから、住宅金融支援機構では、相談会やセミナーを実施してはいますが、開催日は土日だけで人数制限もあります。
この辺も利用しにくい点ですね。
住宅ローン相談をする上で注意すべきポイント
大阪に限りませんが、住宅ローン相談においては注意すべきポイントがあります。
この点をしっかり押さえておかないと、有益なアドバイスや納得のいく回答が得られないケースもありますから、よくチェックしておく必要があります。
ここでは次の3つの注意点について解説しましょう。
- 事前予約が必要かどうか
- 何を相談すべきなのか明確にしておく
- 必要書類を用意しておく
事前予約が必要かどうか
住宅ローン相談窓口を利用する場合は、事前予約が必要かどうか確認しておきましょう。
コロナ以前は、事前予約なしで住宅ローン相談ができる窓口も多かったですが、混雑緩和のためか、最近事前予約が必要というところが増えました。
ただ、増えたというだけで、まだ予約なしでも相談OKというところもありますから、電話やホームページなどで確認しておいてください。
何を相談すべきなのか明確にしておく
住宅ローン相談では、何を相談すべきなのかあらかじめ明確にしておく必要があります。
それができれば、担当者からもスムーズに答えがもらえます。
そこで、いくつかの相談すべきポイントを示してみましょう。
- 具体的な商品
- 総借入可能額
- 無理のない返済計画
- 用意すべき自己資金
- 住宅ローン減税
住宅ローン相談では、まず具体的にどのような商品があるのかを知ることから始まります。
相談窓口にもよりますが、自分に合った商品がどれなのかを選ぶには各商品の特徴を提案してもらわなければいけません。
住宅ローンでいくら借りられるのかは重要なポイント。
これが分からなければ、住宅ローンの利用ができませんから、相談時には自分の年収と勤続年数を提示して、総借入可能額を担当者に尋ねてみましょう。
ここは最重要ポイント。
借入可能額であっても、返済に少しでも無理なところがあれば、あとで苦労します。
住宅ローン相談では、返済計画の詳細を細かく問い合わせてください。
自己資金が多くなれば、住宅ローンで返済するお金が減りますが、どのくらい用意したらどのくらい返済額が減るのかも確認しておきたいところ。
相談窓口にこの点も聞いておきましょう。
住宅ローンを組むと、住宅ローン減税といって、一部が住民税から控除されます。
その控除の仕組みやシミュレーションについて担当者に相談してみるといいです。
必要書類を用意しておく
住宅ローン相談に行く場合は、必要書類をしっかり用意しておきましょう。
必要書類は状況に応じて変わってきます。
購入する物件が決まっていない場合は、年収が分かる書類、健康保険証、ほかのローンの明細などです。
購入する物件が決まっている場合は、上記の書類にプラスして、物件の概要や価格が分かるものなどが必要です。
そのほか、FPに相談する場合は、さらに毎月の支出が分かるもの、年金加入関係の書類、生命保険証券、預金通帳などがあればスムーズに行くでしょう。
住宅ローン相談に行くメリット
大阪で住宅ローンを申し込む前に、住宅ローン相談をすることにはいくつかのメリットがあります。
次のようなメリットです。
- ライフプランに合わせた返済計画を立てられる
- 自分に合った住宅ローンが分かる
住宅ローン相談を十分にしないで申し込んでみようかなと思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、相談には大きなメリットがあります。
したがって、できるだけ相談をして、丁寧な返答を受けたうえでのほうがおすすめです。
ライフプランに合わせた返済計画を立てられる
住宅は人生においても大きな出費となります。
それだけに、住宅ローンを組む場合も、ライフプランに合った返済計画を立てなければいけません。
もし無理な計画を立ててしまうと、返済が困難になり、手に入れた住宅を手放すなんてことも起こりえます。
しかし、それだけは絶対に避けたいところ。
そのために入念に返済期計画を練る必要がありますが、そのお手伝いをしてくれる場が住宅ローン相談窓口です。
自分に合った最適な返済計画を提案してくれます。
自分に合った住宅ローンが分かる
住宅ローン商品には実に様々なものがあります。
その中から自分に合ったものを探すのは簡単ではありません。
それぞれを比較しても、どれが一番いいのかは判断がつきにくいものです。
その点、住宅ローン相談を利用すれば、自分に合った商品をアドバイスしてもらえます。
細かい特徴なども提示してくれて、どうしてその商品がいいのかも教えてくれるでしょう。
これで住宅ローン選びもしやすくなります。
まとめ:大阪で住宅ローンの悩みは無料でFP相談するのがおすすめ
ここまで、大阪で住宅ローン相談をする窓口についてお伝えしてきました。
大阪では、銀行、不動産会社、FP、住宅金融支援機構などの住宅ローン相談窓口があります。
それぞれの窓口にはメリット・デメリットがあるので、よく比較・検討したうえで、最適なところを選ぶようにしましょう。
そのほか、今回は住宅ローン相談における注意点や住宅ローン相談に行くメリットなども解説しました。
大阪在住の人が住宅ローン相談を利用するメリットは大きいです。有益な情報やアドバイスももらえますから、ぜひ活用をご検討ください。住宅ローンやお金に関する相談があるのなら、マネーキャリアもピッタリ。
現在の家計のやりくりから長期的な人生計画まで何でも相談できます。相談は何度しても無料で、土日にも対応していますから、平日に忙しい方でも相談できます。
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