夫婦別々で貯金は問題ある?共同財布のメリットや貯金成功の秘訣を紹介のサムネイル画像
「夫婦で貯金を別々にしてるけど、これって問題あるのかな?」
「相手がいくら貯めてるのか知らない…将来がちょっと不安」

そんなモヤモヤを感じている方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、夫婦別々で貯金をすること自体は問題ありません。

しかし、夫婦で貯金額を共有して将来に向けて協力し合うほうが、金銭的にも精神的にも安心できます。

この記事では、夫婦で貯金額を共有するメリットや、なかなか共有できない理由とその対処法を解説します。

 ・「うちはこのままで大丈夫?」
 ・「今からでも一緒に貯金していける方法を知りたい」

そんな悩みを持つ方は本記事を読むことで、夫婦で信頼関係を築きながら、現実的な貯金プランを見つけられるはずです。

夫婦が将来に向けて貯金を成功させるには、「お互いに合った形でお金を“見える化”すること」が大切です。


実際に、マネーキャリアの無料相談では、夫婦それぞれの金銭感覚や価値観に合った家計の仕組みをプロのFPが提案しています。


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内容をまとめると

  • 夫婦で貯金額を共有することで、将来の不安を減らし協力体制が整う
  • 共有できない理由は、金銭感覚や自信のなさが原因のことも
  • 別財布・共有口座・役割分担などで貯蓄の工夫はできる
  • マネーキャリアでは夫婦の価値観に合った家計の仕組みを無料で相談可能
この記事の監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!
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この記事の目次

夫婦別々で貯金することは問題ある?

夫婦別々で貯金すること自体は、全く問題ありません


しかし、定期的にお互いの貯金額や価値観を共有していなければ、将来的にすれ違いの火種となることがあります。


というのも、別々で管理していると「どちらがどれだけ貯めているのか」が不明確になり、家計全体の把握が難しくなるからです。


片方が堅実に貯めていても、もう一方が浪費していれば、いざというときに資金が足りないという事態も起こり得ます。

目標額の共有がないことで、マイホーム購入や老後資金の準備にズレが生じる可能性もあります。


そのため、貯金そのものを完全に一元化しなくても、少なくとも貯金額の共有や目的の明確化はしておくのが賢明でしょう。


夫婦の家計管理に悩んでいる方は、一度マネーキャリアにご相談ください。


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夫婦で貯金額を共有する3つのメリット

「なぜ夫婦で貯金額を共有したほうがいいの?」と疑問に思う方もいるでしょう。


夫婦で貯金額を共有することで、以下のようなメリットが得られます。


  • 将来必要なお金を一緒に準備できる
  • トラブルや責任のなすり合いを防げる
  • 信頼し協力し合える関係を築ける


それぞれのメリットについて、順に見ていきましょう。

将来必要なお金を一緒に準備できる

夫婦で貯金額を共有すれば、将来必要となるお金を二人で計画的に準備できます。


子どもの教育費やマイホームの頭金・老後資金など、大きな支出には長期的な視点が欠かせません。


それぞれが別で管理していると、「どの程度準備できているか」がわかりにくく、目標設定も曖昧になりがちです。

一方、貯金額を共有していれば「あと○年で○万円」という具体的なゴールを設定しやすく、達成に向けた行動もとりやすいでしょう。


共通のゴールを持つことで、二人の家計に一体感が生まれます。

トラブルや責任のなすり合いを防げる

貯金額を共有しておくことで、「誰が何にどれだけお金を出すか」が明確になり、トラブルを未然に防げます。


急な出費が発生したときに「このお金は誰が出すの?」という話になり、責任の押し付け合いになるケースも実際にあるのです。


また、結婚生活が長くなるほど、子ども関連や住宅・介護など判断が必要な支出も増えていきます。 

あらかじめ役割分担や金銭状況が共有されていれば、混乱を最小限に抑えられるでしょう。


不測の事態に備える意味でも、オープンな情報共有が信頼関係の土台となります。

信頼し協力し合える関係を築ける

貯金の情報をオープンにすることで、夫婦間の信頼と協力体制が自然と強化されます。


お金は生活の基盤であり、それを共有することは価値観を尊重し合う行動そのものだからです。


たとえば、「毎月いくら貯めている」「この目的で貯金している」と話し合うだけで、お互いの努力や不安を理解しやすくなります。 

このようなコミュニケーションが定着すれば、漠然とした将来不安も一緒に向き合えるようになります。


お金の話を「問題」ではなく、「信頼の架け橋」として捉えることが、夫婦円満の鍵になるでしょう。  

夫婦で貯金額を共有できない…その理由は?

夫婦で貯金額を共有できないのは、珍しいことではありません。


よくある理由として、以下のような心理的な要素が挙げられます。


  • 金銭感覚が根本的に合わない
  • 相手の貯金額を知るのが怖い
  • 自分の収入が少ないことに引け目がある


それぞれの背景を理解することで、円滑な話し合いができます。

金銭感覚が合わない

金銭感覚の違いは、貯金額を共有しづらくする大きな要因です。


なぜなら、「お金の使い方」に対する基準が異なると、無意識に相手を否定してしまうからです。


たとえば、片方は「将来のために貯金を優先したい」と考えていても、もう一方は「今を楽しむために使いたい」と思っているケースがあります。

金銭感覚のズレが積み重なると、貯金額の共有どころか、会話そのものが避けられるようになることもあるでしょう。


そのため、まずは相手の考えを否定せず、お互いの価値観を理解し合うことが第一歩です。

相手の貯金額を知ってショックを受けたくない

「相手の貯金額を知ってショックを受けたくない」という気持ちも、共有を避ける理由の一つです。


期待と現実に差があり、失望や不信感が生まれることを恐れるのです。


たとえば、「この人は堅実だと思っていたのに、貯金ゼロだったらどうしよう」と感じてしまう場合もあります。

また、過去の浪費や借金などが知られることで、関係が気まずくなるのを避けたいという心理も働きます。


しかし、結婚後の生活は共同作業です。事実を知らないまま進めるほうがリスクは大きいでしょう。

自分の収入が低いので聞けない

自分の収入が少ないと、貯金額の共有を「言い出しづらい」と感じる人も少なくありません。


家計にどのくらい貢献できているかに対して、引け目を感じてしまうからです。


「自分は月5万円しか貯金できていないのに、相手は10万円も…」と比較が生まれると、自信をなくしてしまうこともあるでしょう。 

このような状態が続くと、貯金についての会話自体を避けるようになってしまいます。


しかし大切なのは金額ではなく、家計を一緒に考える姿勢です。


貯金の方法は夫婦で協力してこそ見えてきます。


「夫婦でなかなかお金の話ができない」と悩んでいる方は、マネーキャリアに相談してみませんか?


二人では話しにくいことも、第三者を交えることで冷静に話し合えるはずです。

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夫婦別々で貯金がうまくいかない…共同で貯める方法

夫婦で貯金額やお金の価値観を共有し、いざふたりで協力して家計管理を使用と思っても、やり方がわからない方も多いでしょう。


そこで、夫婦の家計管理方法を4つご紹介します。


  • 支払いや貯蓄の共有口座を作る
  • 項目別に支払いを分担する
  • 生活費を平等に折半する
  • 片方が家計管理の舵を取る


夫婦の生活スタイルや性格に合わせて、最適な方法を選びましょう。

支払いや貯蓄の共有口座を作る

共有口座を作れば、毎月の支出と貯蓄を一本化でき、家計管理が圧倒的に楽になります。


支払い用の口座にお互いが入金し生活費を支払うことで、平等感が生まれるでしょう。


また、貯蓄用口座も共有していれば、「ふたりでこれだけ貯めた」という自信にも繋がります。

ただし注意点として、たとえば妻名義の口座に夫の収入を入れて使った場合、高額で夫の支出とみなされると「贈与税」が発生する可能性もあります。  


そのため、共有口座に入れるお金は「お互いの生活費」として合意のうえで管理し、同時に個人口座も維持しておくのがおすすめです。

項目別に支払いを分担する

費目ごとに支払いを分ける方法は、負担の公平性と自立の両立を可能にします。


たとえば、「夫は家賃と光熱費」「妻は食費と通信費」といったように、分かりやすく線引きができるため、無理なく家計を回せるでしょう。


お互いの収入差を考慮しながら、柔軟に調整できるのも利点です。 

ただし、貯蓄については個別に管理されがちなので、共通の貯金目標だけは話し合っておくとよいでしょう。


役割分担の明確化が、ストレスの少ない家計運営につながります。

生活費を平等に折半する

生活費を半分ずつ出し合う「折半方式」は、シンプルでわかりやすい管理方法です。


しかし、収入差が大きい夫婦には不向きな場合もあります。


たとえば、夫が月30万円、妻が月15万円の収入であっても、同額負担だと妻の負担感が大きくなりやすいでしょう。 

折半にする場合は「お互いが納得できる」ことを重視し、余裕の範囲内で無理のない金額を設定してください。


公平感と納得感のバランスが取れることが、長続きのコツです。  

片方が家計管理の舵を取る

どちらか一方が家計管理を担う方法は、忙しい夫婦やお金の感覚が近いカップルに向いています


片方が家計管理をするのメリットは、判断や管理が迅速になり、家計の見通しが立てやすくなることです。



ただし、もう一方が「任せっきり」になりすぎると、金銭感覚が乖離してしまうリスクもあります。


月に1度の家計共有タイムを設けるなど、任せる側も定期的に家計管理に参加しましょう。


夫婦の家計管理方法に悩んでいるなら、マネーキャリアにご相談ください。


ライフスタイルやご夫婦の価値観に合わせて、適切な家計管理方法をお金のプロ(FP)が無料で提案します。

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夫婦別々で貯金している人のよくある質問

夫婦別々で貯金している場合、管理や将来設計について疑問を感じる方も多いでしょう。 


ここでは、よくある疑問を3つ取り上げます。


  • 夫婦別々でも貯金はできる?
  • 貯金額はどうやって共有するの?
  • お金の話ってどう切り出せばいい?


どれも身近な悩みばかりなので、ぜひチェックしてください。

夫婦別々でも貯金はできる?

夫婦が別々で貯金していても、貯金は十分可能です。


大切なのは「目的を共有しながら、それぞれの方法で積み立てる」意識を持つことにあります。


たとえば、毎月の貯金額や使い道をざっくりと話し合うだけでも、将来に向けた土台ができるでしょう。 

実際、貯金を完全に一元管理せずとも、家族のイベントや老後資金の準備に成功している夫婦は多くいます。


そのため、「同じ口座でなければならない」と思い込む必要はありません。  

貯金額はどうやって共有するの?

貯金額を共有するために、ざっくりでもよいので家計簿をつけましょう


「月に1度」など定期的に、家計簿の結果を報告し合う場を設けるのがおすすめです。


たとえば、「今月は3万円貯められたよ」といった報告だけでも、相手に安心感を与えます。 

重要なのは「管理スタイルを揃えること」ではなく、「目的に向かって一緒に進んでいる実感」を持つこと。


お互いが自分の収支を把握できないなら、片方に家計管理を任せるのもひとつの手段です。

お金の話ってどう切り出せばいい?

お金の話を切り出すのは勇気がいりますが、タイミングと伝え方を工夫すればスムーズに進められます。


おすすめは、特別なイベントや節目のときに「これからのこと、一緒に考えてみない?」と自然に声をかける方法です。


たとえば、子どもが生まれる・ボーナスが出た・引っ越しを考えている、そんなときが絶好のチャンスでしょう。

否定や詮索にならないように、あくまで未来志向の話題として持ち出すのが上手く話せるコツです。


まずは相手の気持ちを尊重するところからスタートすると、会話のハードルもぐっと下がります。

夫婦の貯金方法でお悩みならお金のプロ「マネーキャリア」に相談

夫婦で貯金を別々に管理していると、将来の資金計画にズレが生じたり、トラブルの原因になることがあります。

本記事では、貯金額を共有するメリットや、共有できない理由、うまく共同で貯める方法について紹介しました。

これから夫婦で家計を見直したい方は、まずは「どんな将来のために、いくら必要なのか」を2人で話し合ってみることから始めてみましょう。

とはいえ、「金銭感覚が合わない」「自分の収入に自信がなくて言い出せない」などの理由で、お金の話がしづらいと感じる方も多いです。

そんなときは、第三者のプロに相談するのがおすすめです。 

「マネーキャリア」では、夫婦のお金に関する悩みや貯金の管理方法について、何度でも無料で相談できます。

2人で将来に備えた貯金を始めたいと考えている方は、一度「マネーキャリア」に相談してみると、お金に関する悩みを納得感を持って解消できます。
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