
内容をまとめると
- 中耳炎でも条件を満たすことで生命保険に入れる可能性がある
- 中耳炎でも加入できる生命保険の種類は「通常の生命保険(部位不担保)」「引受基準緩和型保険」など
- 中耳炎の方が生命保険に入る際の注意点として「告知義務違反に注意する」「複数の生命保険を比較する」「保険の専門家(FP)に相談する」などがある
- 知識がないまま生命保険の契約を決めて後悔する人がいる
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この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
中耳炎でも生命保険に入れる可能性がある
結論、中耳炎の方でも生命保険に加入できる可能性はあります。
具体的には、手術による治療から数年が経過していて、ほかに病気やケガなどがなければ無条件で加入することも可能です。
一方、現在まだ中耳炎があり、医師から手術を勧められている状態では加入するのが難しくなります。
医療保険に加入する際、現病歴や既往歴について、保険会社に対して正確な情報を伝える「告知」をするのが義務です。
中耳炎の治療の状況に関して、偽りなく正直に申告しましょう。
中耳炎でも入りやすい生命保険2種類を紹介
ここでは、中耳炎でも加入しやすい生命保険について解説します。
中耳炎でも加入できる可能性がある生命保険は以下の2種類です。
- 通常の生命保険(部位不担保)
- 引受基準緩和型保険
中耳炎の状態などによって加入できる条件が異なるため、自身がどの保険に加入できるのか今のうちから把握しておきましょう。
通常の生命保険(部位不担保)
中耳炎でも加入できる1つめの生命保険は、通常の生命保険(部位不担保)です。
中耳炎の経験がある場合でも、それが急性中耳炎であって治療が完了しているなどの条件を満たせば、無条件で生命保険に加入できる可能性があります。
ただし、中耳炎の種類や治療状況によっては、部位不担保の契約になる可能性があります。
部位不担保の生命保険では保険会社が指定する片耳あるいは両耳の病気などは保障の対象外になりますが、ほかの部位は通常どおり保障されます。
引受基準緩和型保険
2つめは、引受基準緩和型保険です。
中耳炎が重度の慢性中耳炎であるなど何らかの理由で通常の生命保険に加入できない場合、部位不担保をつけずに引受基準緩和型保険を選択したほうが良いケースがあります。
引受基準緩和型保険は告知内容が通常の生命保険よりも少なく、以下の告知内容に該当しなければ加入できます。
- 現在入院をしているか、または最近3ヵ月以内に医師から入院や手術をすすめられたことがあるか
- 過去1~2年以内に入院または手術を受けたことがあるか
- 過去5年以内にがんまたは上皮内新生物・肝硬変・認知症・統合失調症・アルコール依存症などで医師の診断・検査・治療・投薬のいずれかを受けたことがあるか
引受基準緩和型保険は部位不担保と違って、保険会社が指定する部位が対象外になることなく保障されます。
ただし、加入条件が緩いぶんだけ保険料が割高の傾向にあり、引受基準緩和型保険の種類によっては保障内容や金額が限定されていることがあるので注意が必要です。
中耳炎で生命保険に加入する際の注意点
- 告知義務違反に注意する
- 複数の生命保険を比較する
- 保険の専門家(FP)に相談する
告知義務違反に注意する
- 直近3ヵ月の健康状態
- 過去5年以内での健康状態
- 過去2年以内の健康診断の結果
- 身体の障害があるか
- がんの罹患や疑いがあるか など
複数の保険会社を比較する
保険の専門家(FP)に相談する
- 急性中耳炎
- 慢性中耳炎(化膿性中耳炎、真珠腫性中耳炎など)
中耳炎は鼓膜切開が必要になることもある耳の病気
中耳炎は「中耳」に細菌やウイルスが感染して炎症を起こし、鼓膜切開が必要になることもある耳の病気です。
耳は「外耳」「中耳」「内耳」の3つから成り立っていて、なかでも 「中耳」は、外耳と内耳の間に位置しています。
鼓膜や耳小骨、鼓室、耳管といった組織が該当し、音を増幅させて内耳へ伝える役割があります。
中耳が炎症を起こすことで、「耳が痛い」、「耳漏(耳垂れ)」、「聞こえづらい」などの症状が出るため、抗生剤や痛み止めの処方で治療をおこないます。
痛みがひどかったり高熱が続いたりする場合には、鼓膜切開で耳のなかの膿を排出することもあります。
中耳炎の生命保険に関するよくある質問
- 手術給付金はいくらもらえますか?
- 手術給付金の対象外となる手術はなんですか?
- 鼓膜切開は給付金対象ですか?
Q1:手術給付金はいくらもらえますか?
生命保険から支払われる手術給付金の金額は加入している生命保険の保障内容によって変わります。
医療保険には「入院給付金の日額」が設定されていて、手術給付金は入院給付金の日額の〇倍という倍率で設定されるのが一般的です。
たとえば、ある医療保険では中耳炎の手術を受けて入院日額の10倍が支払われる場合、入院給付金額(入院日額)が5,000円なら50,000円の手術給付金が支払われる計算です。
契約している保険ごとに設定は異なるため、気になる方は生命保険の契約内容を確認しましょう。
Q2:手術給付金の対象外となる手術はなんですか?
中耳炎の手術を受けた方が手術給付金を受け取れるかは、手術の種類によって異なる場合があります。
例えばある保険会社では、保険の種類によって手術給付金の対象に含まれるかが以下のように異なります。
保険A | 保険B | |
---|---|---|
鼓室形成手術 | 対象 | 対象 |
鼓膜形成手術 | 対象 | 対象 |
鼓膜切開術 | 対象 | 対象外 |
鼓膜チューブ挿入術 | 対象 | 対象外 |
生命保険会社や保険商品ごとに何が手術給付金の対象外になるか異なる場合があるため、契約前に確認しておきましょう。
鼓膜切開術、鼓膜チューブ挿入術、鼓膜穿孔閉鎖術などは対象外になる医療保険も少なくありません。
Q3:鼓膜切開は給付金対象ですか?
鼓膜切開について、多くの場合は給付金の対象です。
例えば医療保険に加入している方が鼓膜切開のために入院と手術を受けた場合、入院給付金と手術給付金の両方を受け取ることができます。
ただし、生命保険会社によっては鼓膜切開術が給付金の支払い対象外になる場合もあります。
中耳炎の経験がある方は、万が一の手術になったときに備え、手術としてポピュラーな鼓膜切開が保障される保険を探すことをおすすめします。
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中耳炎の生命保険に加入できるかや取れる対策も解説まとめ
ここまで、中耳炎で生命保険に入れる理由や入れる保険の種類、中耳炎の方が生命保険に加入する際の注意点などをお伝えしてきました。
記事のポイントをまとめると以下のとおりです。
- 中耳炎でも生命保険に加入することは可能
- 治療状況によっては特定部位不担保または引受基準緩和型保険にしか加入できないこともある
- 中耳炎の方が生命保険に加入する場合「告知義務違反に注意する」「複数の生命保険を比較する」「保険の専門家(FP)に相談する」などに気を付けて比較する
中耳炎でも手術や治療が終わっていれば、無条件で生命保険に加入できる場合があります。
一方、中耳炎の治療状況や他の病気に進行している場合などは、部位不担保の保険や引受基準緩和型保険のみ加入可能なケースもあるのです。
保険に入れないとしても対策はさまざまですが、どの方法が最適かは人によって異なります。
加入すべき保険で迷うときは、保障の専門家(FP)に相談しましょう。
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