
内容をまとめると
- メラノーマでも加入できる生命保険の種類は「通常の生命保険(部位不担保)」「引受基準緩和型保険」など
- メラノーマの方が生命保険に入る際の注意点として「告知義務違反に注意する」「複数の生命保険を比較する」「保険の専門家(FP)に相談する」がある
- 知識がないまま生命保険の契約を決めて後悔する人がいる
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この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
- メラノーマでも生命保険に入れる可能性がある
- 通常の生命保険は部位不担保なら入りやすい
- 引受基準緩和型保険は審査が緩和されていて入りやすい
- メラノーマで生命保険に加入する際の注意点
- 告知義務違反に注意する
- 複数の保険会社を比較して選ぶ
- 保険の専門家(FP)に相談する
- メラノーマとは?皮膚がんの一種で進行が早いがん
- メラノーマの生命保険に関するよくある質問
- Q1:メラノーマはがん保険の対象ですか?
- Q2:上皮内がんと診断された場合も保険金は出ますか?
- Q3:手術で給付金はもらえますか?
- メラノーマの生命保険の加入で悩んだら取るべき方法とは?
- メラノーマは生命保険に加入できるかや取れる対策まとめ
メラノーマでも生命保険に入れる可能性がある
結論、メラノーマに罹患していても、生命保険に加入できる可能性はあります。
生命保険に申し込む際、自身の病歴などについて生命保険会社に伝える「告知義務」があり、メラノーマも告知が必要です。
告知の内容によって、以下のいずれかの保険に加入できる場合があります。
- 部位不担保の生命保険
- 引受基準緩和型保険
ここからは、上記2つの保険の特徴を解説します。
通常の生命保険は部位不担保なら入りやすい
メラノーマでも加入できる可能性のある1つめの保険は「部位不担保の生命保険」です。
メラノーマは現症でも既往症でも引受できない保険会社が多いですが、既往症なら完治後3年以上で死亡保険、10年以上ならほかの保険でも告知内容次第で部位不担保の保険に加入できる可能性があります。
部位不担保とは、保険会社が指定した身体の部位が保障の対象外になることを指します。
部位不担保の生命保険は指定された部位以外は通常の生命保険と同様に保障されます。
皮膚が部位不担保になったとしても、ほかの身体の部位について手厚い保障を受けたい場合は部位不担保の生命保険を検討しましょう。
引受基準緩和型保険は審査が緩和されていて入りやすい
2つめは、引受基準緩和型保険です。
メラノーマに罹患しているなど何らかの理由で通常の生命保険に加入できない場合、部位不担保をつけずに引受基準緩和型保険を選択したほうが良いケースがあります。
引受基準緩和型保険は告知内容が通常の生命保険よりも少なく、以下の告知内容に該当しなければ加入できます。
- 現在入院をしているか、または最近3ヵ月以内に医師から入院や手術をすすめられたことがあるか
- 過去1~2年以内に入院または手術を受けたことがあるか
- 過去5年以内にがんまたは上皮内新生物・肝硬変・認知症・統合失調症・アルコール依存症などで医師の診断・検査・治療・投薬のいずれかを受けたことがあるか
メラノーマは進行が非常に早く命の危険がある病気ですが、一方で早期発見と治療によっても保険の加入可否が変わります。
引受基準緩和型の保険に加入することで金銭面の心配を小さくできるため、既往症の方はぜひ検討しましょう。
引受基準緩和型保険は部位不担保と違って、保険会社が指定する部位が対象外になることなく保障されます。
ただし、加入条件が緩い分だけ保険料が割高の傾向にあり、引受基準緩和型保険の種類によっては保障内容や金額が限定されていることがあるので注意が必要です。
メラノーマで生命保険に加入する際の注意点
- 告知義務違反に注意する
- 複数の生命保険を比較する
- 保険の専門家(FP)に相談する
告知義務違反に注意する
メラノーマの方が生命保険に加入する際の1つめの注意点は、告知義務違反にならないようにすることです。
生命保険会社によって告知内容の詳細は異なりますが、通常の生命保険では主に以下の内容について問われます。
- 直近3ヵ月の健康状態
- 過去5年以内での健康状態
- 過去2年以内の健康診断の結果
- 身体の障害があるか
- がんの罹患や疑いがあるか など
メラノーマの存在を隠したり、軽めに申告したりすると告知義務違反に該当し、保険契約が解除されたり、保険金が支払われなかったりすることがあります。
メラノーマに罹患した事実と治療状況は、仮に不利になりそうな情報でも偽りなく正確な情報を記載しましょう。
複数の保険会社を比較して選ぶ
2つめの注意点は、複数の生命保険を比較検討することです。
ひとくちに「生命保険」といっても、死亡保険や医療保険などさまざまな種類があり、保険会社や商品によって加入条件・保障内容・保険料などがまったく異なります。
同じ「メラノーマ」の方でも必要な保障や入れる保険の種類が異なるため、それぞれの治療状況に合う保険に加入する必要があります。
1つの保険だけ見て選んでしまうと、その生命保険が本当に最適な保障なのかわからないため、最適な保険に加入するために複数の保険を比較して選ぶことが重要です。
保険の専門家(FP)に相談する
メラノーマとは?皮膚がんの一種で進行が早いがん
メラノーマは進行の早い皮膚がんの一種で、「ほくろのがん」とも呼ばれます。
メラニン色素を作る「メラノサイト」という細胞のがん化が原因で、年齢に関係なく発生するリスクがあります。
腫瘍は茶色や黒色の「しみ」または「できもの」で、痛みやかゆみはありません。
全身のどこの皮膚にもできる可能性がありますが、日本人の場合は足の裏にできる確率が全体の約30%と比較的高い特徴があります。
非常に進行が早い病気で早期治療が大切であり、できるだけ早期のうちに切除や遠隔転移への抗がん剤治療をおこないます。
メラノーマの生命保険に関するよくある質問
- Q1:メラノーマはがん保険の対象ですか?
- Q2:上皮内がんと診断された場合も保険金は出ますか?
- Q3:手術で給付金はもらえますか?
Q1:メラノーマはがん保険の対象ですか?
メラノーマは、多くのがん保険で「悪性新生物」に分類されており、がん保険の保障対象になっています。
悪性新生物は正常な細胞の遺伝子が変異して増殖し続ける異常な細胞のことで、以下のようなものが含まれます。
- 各種がん(肺がん、乳がん、胃がんなど)
- メラノーマ
- 肉腫
- 白血病 など
Q2:上皮内がんと診断された場合も保険金は出ますか?
上皮内がんと診断された場合にがん保険から保険金が支払われるか否かは、がん保険の契約内容によって異なります。
多くのがん保険では「悪性新生物」と「上皮内新生物」は区別されており、一般的ながん保険の主契約では給付対象外となるケースが少なくありません。
ただし、特約やプラン次第では、上皮内新生物でも保障されることがあります。
すでにがん保険に加入している場合は、契約内容を見直してみましょう。
Q3:手術で給付金はもらえますか?
メラノーマの手術をした場合、医療保険やがん保険の「手術給付金」の対象になるケースが一般的です。
手術給付金の金額は入院給付金×倍率で決まるため、保険の契約内容を確認してみましょう。
例えば入院給付金の日額が5,000円で倍率が10倍の場合、50,000円を受け取れる計算です。
ただし、契約している保険によっては手術が保障の対象外となることもあるため、気になる方は事前に確認しましょう。
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メラノーマは生命保険に加入できるかや取れる対策まとめ
ここまで、メラノーマでも生命保険に入れる理由や注意点、症状の概要などをお伝えしてきました。
記事のポイントをまとめると以下のとおりです。
- メラノーマでも生命保険に加入することは可能
- 治療中だと加入できないことが多いが、治療歴によっては加入できることもある
- メラノーマの方が生命保険に加入する場合「告知義務違反に注意する」「複数の生命保険を比較する」「保険の専門家(FP)に相談する」などに気を付けて比較する
- メラノーマは進行の早い皮膚がんの一種のこと
メラノーマの場合は現症でも既往症でも引き受けできない保険会社が多いですが、完治後に一定時間が経過しているなど条件を満たせば部位不担保の保険に加入できる可能性はあります。
ただ、症状の重さによっては引受基準緩和型保険など一部のみの加入に制限される可能性もあるでしょう。
加入できる保険の選び方を知らないと自身に合わない保険を選んでしまう可能性もあります。
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