
内容をまとめると
- 脳卒中になった経験があっても生命保険に加入できる可能性はある
- 脳卒中になった方が加入できる主な生命保険は「通常の生命保険(部位不担保)」「引受基準緩和型保険」
- 脳卒中の経験者の生命保険の選び方は「自分に必要な保障で選ぶ」「複数の生命保険会社を比較して選ぶ」「保障の専門家(FP)に相談する」などの方法がある
- 知識がないまま生命保険の契約を決めて後悔する人がいる
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この記事の監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次
脳卒中でも生命保険に入れる可能性がある
結論、脳卒中になった経験がある方でも生命保険に加入できる可能性はあります。
ただし、脳卒中が現症の場合は、一部のがん保険などの例外を除き、基本的にどこの保険会社でも引き受けはしてくれません。
一方、脳卒中が既往症であれば保険会社の判断によっては何らかの生命保険に加入できることも考えられます。
ただ、脳卒中になってからの経過期間によって、緩和型の保険でも加入可否の判断が変わる可能性があるため、自身の脳卒中の治療状況でも加入できるかはしっかりと確認が必要です。
今の脳卒中の状態で保険に加入できるか気になる方は保険の専門家(FP)への相談をおすすめします。
脳卒中でも入りやすい生命保険2種類を紹介
ここでは、脳卒中を経験した方でも加入しやすい生命保険について解説します。
脳卒中の経験者の方でも加入できる可能性がある生命保険は、主に以下の2種類です。
- 通常の生命保険(部位不担保)
- 引受基準緩和型保険
脳卒中は現症ではほとんどの保険会社で引き受けが難しいですが、既往症であれば条件付きで保障を受けられる可能性もあります。
通常の生命保険(部位不担保)
脳卒中を経験した方でも加入できる可能性のある1つめの生命保険は、通常の生命保険(部位不担保)です。
脳卒中を経験した方は既往症でも生命保険への加入は難しいですが、既往症であって保険会社の基準を満たすことで部位不担保の生命保険に加入できる可能性はあります。
部位不担保の生命保険では保険会社が指定する部位の病気などは保障の対象外になりますが、ほかの部位は通常どおり保障されます。
脳卒中が再発の恐れがない状態になってから何年も経過しているなら、部位不担保の生命保険に加入できないか保険の専門家(FP)に相談してみましょう。
引受基準緩和型保険
2つめは、引受基準緩和型保険です。
脳卒中を経験した方は保険会社の判断で通常の生命保険や部位不担保の生命保険への加入を断られることがあります。
ただ、通常の生命保険に加入できなくても、引受基準緩和型保険に加入できるケースもあります。
引受基準緩和型保険は告知内容が通常の生命保険よりも少なく、以下の告知内容に該当しなければ加入できることがあります。
- 現在入院をしているか、または最近3ヵ月以内に医師から入院や手術をすすめられたことがあるか
- 過去1~2年以内に入院または手術を受けたことがあるか
- 過去5年以内にがんまたは上皮内新生物・肝硬変・認知症・統合失調症・アルコール依存症などで医師の診断・検査・治療・投薬のいずれかを受けたことがあるか
引受基準緩和型保険は部位不担保と違って、保険会社が指定する部位が対象外になることなく保障されます。
つまり、引受基準緩和型保険に加入できれば、将来的に脳に関する病気になっても保障を受けられる可能性があります。
脳卒中は1年で約12.8%、5年以内に35.3%が再発するといわれているほど再発が起きやすい病気です。
参考:京都大学医学部付属病院
将来の再発リスクに備えるなら、部位不担保の生命保険よりも引受基準緩和型保険が向いていることもあるでしょう。
ただし、加入条件が緩いぶんだけ保険料が割高の傾向にあり、引受基準緩和型保険の種類によっては保障内容や金額が限定されていることがあるので、内容の確認が必要です。
脳卒中の生命保険の選び方
ここでは、脳卒中の経験者の方が生命保険を見つけるときの選び方を解説します。
具体的な対処法は以下の3つです。
- 自分に必要な保障で選ぶ
- 複数の保険会社を比較して選ぶ
- 保険の専門家(FP)に相談する
脳卒中の経験者の方で加入できる可能性のある生命保険の種類や生命保険会社がわからない場合、上記の選び方を参考にしてみましょう。
自分に必要な保障で選ぶ
脳卒中を経験した方の生命保険の1つめの選び方は、自分に必要な保障で選ぶことです。
過去に脳卒中になった方でも制限付きの保険なら加入できる可能性がありますが、保険の種類によって保障内容や給付金額が異なります。
候補の中でどの保険が自分に合うか知るためには、自分に必要な保障金額や保障内容を明確にすることが大切です。
脳卒中は再発のリスクがあるため、必要な保障内容を満たす保険をシビアに選ばなければなりません。
どのような保障が必要か一人で判断できない場合は、保険の専門家であるFPに相談してみましょう。
複数の生命保険を比較して選ぶ
2つめの選び方は、複数の生命保険や保険会社を比較検討することです。
脳卒中は既往症であって保険会社の基準を満たせば制限付きの保険商品に加入できる可能性があります。
ただ、脳卒中を経験した方が入れる保険には「死亡保険」「医療保険」「がん保険」などさまざまな種類があり、名称は同じでも保険会社が変われば保障内容は異なります。
加入条件・保障内容・保険料など、自身に合う商品を選ぶためにも、複数の生命保険・保険会社を比較しましょう。
1つの保険だけ見て選んでしまうと、その生命保険が本当に最適な保障なのかわかりません。
保険の専門家(FP)に相談する
3つめの選び方は、保険を検討する際は1人で悩まずに保険の専門家(FP)に相談することです。
脳卒中の経験者の方でも既往症であって保険会社の基準を満たせば何らかの生命保険に加入できる可能性がありますが、選択肢が複数あると加入する保険の候補を絞り切れないこともあるでしょう。
また、脳卒中は今後に再発することも考えられるため、そこまで踏まえた保障の準備が大切です。
FPは保険会社ごとの生命保険の保障内容に精通しており、脳卒中の経験者の方が加入できる可能性がある保険のなかで相談者の方のライフスタイルに合うものを見つけ出せる可能性が高まります。
さらに、保障内容の詳細な説明や各プランのメリット・デメリットの説明もしてもらうことが可能です。
脳卒中とは?脳の血管が詰まる・破れることによって起こる病気
脳卒中は、人間の身体の働きをつかさどる脳の血管が詰まったり破れたりする病気のことです。
原因としては長年の生活のゆがみによる生活習慣病が考えられます。
また、脳卒中は以下の種類に分類できます。
- 血管が詰まって発生する「脳梗塞」
- 血管が破れて発生する「脳出血」「くも膜下出血」
- 片方の手足、顔半分の麻痺
- 呂律が回らない、言葉がでない
- 力はあるのに立てない
- 片目が見えない、視野が欠ける
- 経験したことがない激しい頭痛が起きる
脳卒中の生命保険に関するよくある質問
ここでは、脳卒中の生命保険に関するよくある質問と回答を解説します。
今回集まった質問は以下のとおりです。
- Q1:脳卒中後でも保険に入れますか?
- Q2:どの程度の後遺症が給付対象ですか?
- Q3:三大疾病保険と医療保険、どちらが良い?
Q1:脳卒中後でも保険に入れますか?
脳卒中に罹患したあとでも、既往症であれば保険に入れることがあります。
再発の恐れがない状態になってから5年以上が経過している場合、通常の生命保険(部位不担保を含む)に加入できる可能性もあります。
また、再発の恐れがない状態から5年未満でも、保険会社の条件を満たすことで、以下の保険に加入できる可能性があることを把握しておきましょう。
- 引受基準緩和型保険
- 無選択型保険
Q2:どの程度の後遺症が給付対象ですか?
どの程度の後遺症が給付対象になるかは、契約している保険の種類によって異なります。
例えば三大疾病保険の場合、以下の「所定の状態」に該当すると給付対象になる可能性があります。
- 60日以上の言語障害
- 半身不随 など
Q3:三大疾病保険と医療保険、どちらが良い?
三大疾病保険と医療保険では強みが異なるため、一概にどちらが良いか断言はできません。
三大疾病保険はがん、脳卒中、急性心筋梗塞に手厚く備えられるため、これらの病気に対してしっかり備えたい方に向いています。
一方の医療保険は三大疾病以外の病気やケガまで幅広く保障される点がメリットです。
どの保険が自身に向いているかわからないときは、保険の専門家であるFPに相談しましょう。
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脳卒中は生命保険に加入できるかや取れる対策まとめ
- 脳卒中を経験した方でも生命保険に加入することは可能
- 脳卒中を経験していても既往症かつ一定期間が経過していれば通常の生命保険(部位不担保)に加入できる場合もある
- 通常の生命保険への加入を断られたとしても、引受基準緩和型保険に加入できる可能性はある
- 脳卒中を経験した方の生命保険の選び方には「自分に必要な保障で選ぶ」「複数の生命保険会社や生命保険を比較して選ぶ」「保険の専門家(FP)に相談する」などがある