
- 都民共済のメリット・デメリットについて詳しく知りたい人
- 都民共済と民間の生命保険との違いを知りたい人
- 都民共済の口コミの評判が気になる人
内容をまとめると
- 都民共済は掛金が安く割戻金もありコスパが良い
- 都民共済には死亡保障が手薄い選択肢が少ないなどのデメリットがある
- 都民共済の口コミには良い評判も悪い評判もある
- 都民共済についての悩みはマネーキャリアの無料FP相談で解決できる
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都民共済は掛け金が割安で保障が充実していると魅力的ですが、みんなが気になるこどもの保険、火災保険や審査の厳しさについてのデメリットをリアルな口コミと共に紹介します。コロナでこどもの保険金支払われるのか、生命保険以外にも、火災保険や自転車保険についても思うことはあるみたいです。
この記事の目次
目次を閉じる都民共済のコスパはいい?比較や評判からメリット・デメリットを知ろう
都民共済は安い掛金の割に保障が充実しています。割戻金もあるので、コストパフォーマンスはかなり良いと言えます。
掛金というのは、民間の生命保険の場合の保険料に相当するもので、割戻金は決算で剰余金が出た場合に加入者に支払われるお金のことです。
ただ都民共済は安い掛金で保障が受けられる一方で、民間の生命保険と比較すると、保障内容の充実度や契約内容の多様性など劣っていると考えられる点もあります。
また都民共済に関する口コミを調べてみると、あまり良くない評判もないわけではありません。
この記事では、民間の生命保険との比較もしながら、都民共済のメリットとデメリットを解説し、口コミの評判も紹介します。
都民共済への加入を検討している方は、最後まで読んで参考にしてください。
都民共済とは?メリット3つを紹介
この記事では、どちらかと言えば都民共済のデメリットの方を中心に解説しています。
ただデメリットの方ばかりを気にしていても良い保険は選べません。まずは都民共済のメリットについて、しっかり押さえておきましょう。
そもそも都民共済は、組合員の相互扶助によって生活の安定と向上を図るための組織です。
営利目的ではない点が民間の生命保険との大きな違いで、東京都に住んでいる人や東京都に勤務地がある人が加入できます。
具体的な主なメリットとして、以下の3点が挙げられます。
- メリット①:掛金が安く、ずっと一律
- メリット②:割戻金があるのでコスパが良い
- メリット③:シンプルで分かりやすい基本コース
メリット①:掛金が安く、ずっと一律
都民共済は掛金が安いのがメリットの1つ目です。生命保険の場合、更新時に保険料が上がるのが通常ですが、都民共済は掛金がずっと一律で上がることもありません。
メリット②:割戻金があるのでコスパが良い
都民共済では、決算後に剰余金が生じれば、割戻金として掛金の一部が戻ってくる場合もあります。
もともと掛金が安いうえに割戻金もあるので、コスパの点ではかなり優秀です。
メリット③:シンプルで分かりやすい基本コース
都民共済の基本コースは大きく0歳~満17歳の人を対象にした「こども型」、満18歳~満64歳の人を対象にした「総合保障型・入院保障型」、満65歳~満69歳の人を対象にした「熟年型・熟年入院型」に分かれます。
年齢層によってコースが分かれていて、シンプルで分かりやすいのもメリットの1つです。必要に応じて、特約を付けて保障を厚くすることもできます。
中でも「こども型」は、子どもの死亡や入院の場合だけでなく、契約者の死亡でも保険金が支払われるなど、手厚い保障内容が特徴となっています。
なお、こども型の契約者には、子どもを扶養している人がなります。両親の一方が契約者になる場合が多く、親が死亡した場合に子どもが保険金を受け取れることになるのです。
民間の生命保険と比較したときの都民共済のデメリット
上記の通り、都民共済のメリットは多いです。特にコストを抑えながらも充実した保障を受けたいという方には、都民共済が有力な選択肢の一つであることは間違いありません。
一方で民間の生命保険に目を向けてみると、保障内容がより充実したプランも色々とあります。
基本的に保障内容を充実させると保険料も高くなりますが、終身医療保険の場合、若いうちに申し込めば保険料もあまり高くありません。
契約者の状況によっては、コストパフォーマンスの点でも都民共済が絶対的に有利とは言えないのです。
都民共済に加入すべきか否かを検討する際には、民間生命保険と比較することが必須です。
以下では、民間の生命保険と比較した場合の都民共済のデメリットについて解説します。
解説する具体的なデメリットは、以下の3つです。
- 終身保障がなく死亡保険が手薄い
- 自分に合った保障内容を細かく選べない
- 掛け捨てなので積立てができない
都民共済の「総合保障2型」と生命保険Aの死亡+終身医療保険を比較
個々のデメリットについて比較する前に、具体的に都民共済と民間の生命保険のプランを比較してみます。
比較に用いるのは、都民共済の共済の中でも人気No.1の「総合保障2型」です。これと比較的保障内容が近い、A生命保険の定期死亡保険+終身医療保険を比較します。
まず都民共済の総合保障2型の掛金や保障内容は、以下のようになります。
掛金は、18歳から65歳まで何歳のときに加入しても同じ額です。保障内容は、60歳になって初めて迎える4月1日以降に変更となります。
18歳~60歳 | 60歳~65歳 | |
---|---|---|
月掛金 | 2000円 | 2000円 |
死亡・重度障害 | 交通事故 1000万円 不慮の事故 800万円 病気 400万円 | 交通事故 700万円 不慮の事故 530万円 病気 230万円 |
入院 1日 | 事故 5000円 病気 4500円 | 事故 5000円 病気 4500円 |
比較対象のA生命保険の定期死亡保険の保険金額は500万~1億円の範囲、終身医療保険の入院給付金の日額は5000円~15000円の範囲で必要性に合わせて設定できます。
以下の例では、定期死亡保険の保険金額を500万円、終身医療保険の入院給付金日額を5000円に設定しています。
保険料は、加入時の年齢・性別で変わります。今回は20歳加入の場合と60歳加入の場合でシミュレートしました。
20歳 | 60歳 | |
---|---|---|
月額保険料 | 男性 1784円 女性 1767円 | 男性 8918円 女性 5872円 |
死亡・高度障害 | 500万円 | 500万円 |
入院 1日 | 5000円 | 5000円 |
以下では、上の比較結果も踏まえつつ、都民共済のデメリットについて解説します。
都民共済のデメリット①:終身保障がなく死亡保険が手薄い
都民共済のデメリット②:自分に合った保障内容を細かく選べない
先ほどは総合保障2型を例に挙げましたが、都民共済の総合保障型には、月掛金1000円の総合保障1型、4000円の総合保障4型もあります。
また入院保障型に同時に加入したり、特約を付加してたりして保障を厚くすることもできます。
ただ都民共済の場合、更に細かく保障内容を変更することはできません。
民間の生命保険の場合は、保険金額や入院給付金日額を細かく変えて、自分に合った保険にすることができます。
また都民共済では、基本コースに付加する特約を医療特約、新がん特約、新三大疾病特約、長期医療特約の4種類から選べますが、選択肢としては少な目です。
民間のB生命保険の場合、がん保険だけでも様々な種類のものが用意されています。
例えば、がんの悩みを相談できる保険や、がんを経験した人向けの保険、すでにがん保険に加入している人の保障を更に厚くする保険などです。
都民共済の基本コースや特約の種類が少ないことは、分かりやすさや選びやすさの点からはメリットとも言えますが、自分に合った保険を細かく選べないという点からはデメリットとなります。
都民共済のデメリット③:掛け捨てなので積立てができない
都民共済は、いわゆる掛け捨てです。
満期保険金や解約返戻金はありませんから、共済契約の終了時や解約時にお金が戻ってくることはありません。
一方、生命保険には保険料が戻ってくる貯蓄型と呼ばれるものがあります。
貯蓄型の生命保険は、毎月の保険料が積み立てられていき、満期保険金や解約返戻金という形で支払った保険金が戻ってきます。
契約内容や解約時期によっては支払った保険金が満額戻ってこない場合もありますが、老後に資金を残したいと考える人にとっては、保障を受けながら貯蓄もできる貯蓄型の生命保険には魅力があります。
都民共済では、毎年割戻金として戻ってくるお金は多少ありますが、貯蓄機能はありません。
ただ貯蓄型の生命保険にもデメリットがないわけではありません。掛け捨ての都民共済は掛金が安いのが特徴ですが、貯蓄型の生命保険は保険料が高くなります。
それぞれに一長一短があり、貯蓄型と掛け捨てはどちらが優れているとは一概には言えません。
ただ、そもそも都民共済には貯蓄型が存在しないので、選択肢自体がないことは都民共済のデメリットと言えます。
【口コミ】都民共済は審査が厳しい?こどもに保険金はちゃんと出る?
都民共済に実際に加入していた方や、現在加入している方の口コミをご紹介します。
口コミには、掛金や保障内容だけを見てみても分からない、審査の厳しさ、問い合わせや支払い請求への対応など、実際に契約した人にしか分からない内容が含まれています。
火災共済や自転車事故にも対応した個人賠償責任保険の口コミについてもご紹介します。
なお個人賠償責任保険は、厳密には都民共済ではなく、都民共済の加入者(生命共済、障害保障型共済、新型火災共済の加入者)が加入できる損害保険ジャパンの共同保険契約です。
持病によるが、民間の生命保険に比べて審査は優しい

50代男性
審査が簡単で、支払いが早い
都民共済は審査が簡単で、支払いが早かったイメージがある。

30代女性
手続きが楽だった
確かに私のなんかのときの保険金、都民共済は審査は簡単ですぐお金くれたけど、違う保険会社はものすごい手続きが面倒だった。

30代女性
病気によるが持病でも保険はおりた
私は都民共済に加入していますが、医療保険なら保険診療は基本に対象になると思われます。審査次第かもしれませんが、私の場合も病名:羊水不均等って書かれた診断書で、問題なく保険おりました。
都民共済のこども型は加入すべき!保険金は支払われるそう

30代男性
こどもの手術給付金が出た
我が子は都民共済のこども保険に加入している。滲出性中耳炎になった際、鼓膜切開したら手術給付金もらえた。

40代男性
コロナの保障もある
小学生の甥と姪がコロナになったが都民共済のこどもI型に入っていたら補償の対象になったらしく、都民共済凄いと思った。

40代女性
子どもの手術に備えてよかった
都民共済のこども型に加入しているけど、子供は医療費の自己負担が無いので意味ないと思った矢先に子供の手術があり、支払った以上の費用を頂きました。ありがとう都民共済。
新型火災共済は割安で手厚い!自転車保険加入も増えている

40代男性
自転車保険・他人に損害を与えた場合も支払われる
都民共済の生命共済・新型火災共済加入者対象の個人賠償責任保険、自転車保険で話題になったやつなんだけど、他人に損害を与えた場合も保険金支払可だそう。たとえば飼い犬が通行人にかみついたり、建物が水漏れした場合など。

代
都民共済の火災保険はいい。
賃貸マンションの火災保険都民共済にしたら少しずつ利益がかえってくる。 しかもマンションが最初進めてた火災保険よりずっと安い。都民共済の火災保険はいい。

30代男性
火災保険に加えて自転車保険もよさそう
2020年4月から東京都民は自転車保険加入が義務なので自転車保険をいろいろ見ていますが、やっぱり都民共済が掛け金は少ないのに保証が手厚い。月々140円で最大3億円まで保証してくれるみたいです。火災保険にプラスして自転車保険も都民共済にしようか検討中。

50代女性
ちゃんと割戻金が帰ってくる
都民共済の火災共済保険に入っていますが、今回もちゃんと剰余金の割戻金の案内が届きました。このご時世、実に誠実な組合だな、と感謝しています。

代
火災保険に他の風水害保証が少ない
県民共済と間違えたけど、火災共済扱ってたから、そのまま乗り換え相談してきたました。でも火災のみで他の災害保障が無かったからやめた。そしたら違う生命保険の火災保険も扱ってたらしく、そのまま見積もりしてきた。結果的には良かったかも
都民共済は保険金が戻らない、電話がつながらないという意見も

40代女性
手術給付金請求以前に電話がつながらない
手術に対しての金額を請求したく、電話をかけ続けて2週間経過ですが一向に繋がりません。安かろう、悪かろう。いい内容だなと入ったもののコロナ禍での県民共済最悪でした。すぐに振り込まれるとの話ですがそれ以前...

40代女性
対応が不誠実すぎる
入院したため、都民共済金の請求をしようと連絡を試みていますが、「混雑中」とのことで、何度試しても電話がつながらない。こちらも仕事や用事があって四六時中電話ができるわけにもいかず、対応が不誠実すぎて精神が安定しません。

30代女性
支払いが早いと聞いて加入したのに。
女性特有の病気で手術入院しましたが、請求しても支払いが遅いです。加入前にあった病気ではなく、加入後四年間一度も請求した事もないのに、病気に関わる保険金はないようです。早く請求金が振り込まれるのは、死亡と怪我だけだと思います。支払いが早いと聞いて加入したのに、だまわれた気分です。

60代女性
解約の電話さえ繋がらない
加入して十数年、子供が独り立ちしてので今まで支払ってきた保険料を解約しようと電話をしても一向に繋がりません。入る分には資料請求はできますが、加入したら解約はできないものと考えた方がよいです。
まとめ:都民共済のデメリットはあるものの、よい評判もある
都民共済について、デメリットを中心に解説しました。
この記事ではデメリットを主に解説しましたが、最後に紹介した口コミにもあるように都民共済に関しては、良い評判もあります。
メリットもデメリットも知った上で、総合的に判断して都民共済に加入するか、民間の生命保険に加入するか決めてください。
判断に迷うときは、マネーキャリアの無料FP相談サービスを利用してみることをおすすめします。
FPというのはファインシャルプランナーの略で、共済や生命保険だけでなく、資産形成や住宅ローンなど、お金に関すること全般の専門家です。
マネーキャリアの無料FP相談サービスでは、ファイナンシャルプランナーにオンラインで相談できます。相談料はかかりませんし、スマホでもOKで手軽で便利です。
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