埼玉県民共済とは?2000円コースや入れない人も解説のサムネイル画像
埼玉県民共済の月掛金は2,000円〜と、手頃で加入しやすい特徴があります。また、保障以外のサービスが充実していたり、加入条件が比較的ゆるやかであったりする点も魅力的です。

本記事では、埼玉県民共済の保障内容や特徴、各プランごとのメリットなどについて詳しく解説しています。

埼玉県民共済は独特なサービスも提供している特徴的な都道府県民共済であるため、加入を検討している人はぜひ本記事の内容も参考にして加入を検討してみてください。

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都道府県民共済の特徴は、各都道府県ごとに異なる場合があります。埼玉県民共済には、共済に加入しやすい、保障以外のサービスが充実しているなどの特徴があります。本記事では、埼玉県民共済がおすすめな人や、メリット・デメリットなどについて詳しく解説していきます。

この記事の目次

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埼玉県民共済の保障は独特で掛金が安いって本当?

埼玉県民共済には独特な保障があったり、加入者向けの独特なサービスを提供していたりする特徴があります。また、掛け金は「2,000円〜」と手頃なため、加入し続けやすいでしょう。


なお、埼玉県民共済に加入するときには健康告知をする必要があります。一般的な生命保険などに加入するときには健康告知をするのが一般的ですが、埼玉県民共済の健康告知はゆるやかで加入しやすい点が魅力です。


下記で埼玉県民共済のおもな特徴について詳しく解説していきますので、加入を検討している人は参考にしてみてください。

保障以外のサービスは県民共済住宅の建設からオーダースーツの注文まで様々

埼玉県民共済では、保障以外にも多岐にわたる独特なサービスを提供しています。埼玉県民共済に加入している人が受けられるおもなサービスとして、次の3つがあげられます。

  • 県民共済住宅(注文住宅)の建設
  • オーダースーツ(メンズ・レディース)の注文
  • 特別価格で利用できるネットショッピング
埼玉県民共済の組合員なら、高品質な県民共済住宅を無理のない予算で購入できます。さらに、2023年4月より価格が引き下げられているため、住宅購入を検討している人は一度ショールームなどを確認してみるのもおすすめです。

さらに組合員向けのサービスとして、メンズやレディースのオーダースーツも購入できますし、特別価格でネットショッピングを利用できるなどお得な特典が豊富にあります。

保障内容は一般的な「医療・生命共済」で死亡から入院までカバー

埼玉県民共済の保障内容は、一般的な「医療・生命共済」となっています。入院から死亡時までカバーできるため、加入者の事故病気、万が一にも備えられるでしょう。


なお、「月掛金2,000円コース」のおもな保障内容は下表の通りです。

保障内容(15〜60歳)保障内容(60〜65歳)
事故や病気による入院
(1日目〜120日目まで)
8,000円5,000円
手術入院時:50,000円
外来:10,000円
入院:25,000円
外来:5,000円
重度障害不慮の事故:1,000万円
病気:400万円
 不慮の事故:500万円
 病気:200万円
死亡 不慮の事故:1,000万円
病気:400万円
  不慮の事故:500万円
 病気:200万円

手頃な掛金でも入院日額が8,000円まで保障される点は手厚いサポートといえるでしょう。

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埼玉県民共済の掛金2000円コースはお手ごろで続けやすい

埼玉県民共済には、保障内容に応じた次の2つの掛金コースがあります。

  • 月掛金2,000円コース
  • 月掛金4,000円コース
民間医療保険では、加入時の年齢などによって毎月の保険料が異なります。なお、民間の医療保険の場合は月々2,000円で加入できるのは若い年齢のみである可能性が高いです。

そのため、65歳まで保障を受けられる埼玉県民共済の掛金は手頃で、続けやすいでしょう。また、保障を手厚くしておきたい場合は月掛金4,000円コースに加入しておくことで、2,000円コースの倍額の保障を受けられます。

保障を受けられる年齢は15歳〜65歳までと、幅広く対応していますが、60歳〜65歳の場合は保障金額が通常の半額になる点に注意が必要です。

埼玉県民共済の健康告知はゆるやか?入れない人は少ない?

埼玉県民共済には、健康告知がゆるやかで加入しやすい特徴があります。健康告知とは、保険に加入する前に、自分の健康状態を契約先へ申告する手続きのことです。


過去にがんや生活習慣病などの病気にかかっていると保険加入を断られる可能性が高いため、健康状態によっては保険加入を諦めている人もいます。また、重度な病気にかかっていると、たとえ完治していても保険に加入できないケースもあるのです。


ただし埼玉県民共済の健康告知事項を参考にすると、がんと診断されていても、「完治から5年経過している」場合は加入できる可能性があります。


自分の健康状態に不安がある場合でも共済に加入できる可能性があるため、気になる人は埼玉県民共済まで直接問い合わせてみるのもおすすめです。

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埼玉県民共済のメリットは?プランごとに解説!


埼玉県民共済には次の4つのプランがあります。

  • こども共済
  • 新型・県民共済
  • 医療・生命共済
  • 熟年型共済
それぞれのプランによってメリットが異なるため、下記で詳しく解説していきます。自分にあったプランが見つかるかもしれないため、加入を検討している人はぜひ参考にしてみてください。

こども共済のメリットとは?

こども共済とは、こどもの事故や病気、第3者に損害を与えたときの賠償に備えられる共済です。なお、こども共済にはさまざまなメリットがありますが、ここでは重要となる5つのメリットを紹介します。

  1. 入院1日目から保障を受けられる
  2. 先進医療に対する保障も受けられる
  3. 第3者へ与えた損害賠償にも対応している(※1,000円は自己負担)
  4. 18歳まで保障を受けられる
  5. 期末決算時の余剰金を割戻金として受取可能
こども共済では入院や手術、先進医療に対する手厚い保障を受けられるのはもちろん、第3者へ与えた損害賠償時にも共済金が支払われます。

申込対象年齢は14歳までですが、18歳まで保障の対象となります。支払った共済金に余剰金が発生すると割戻金として受け取れますので、お得さにおいても魅力的です。

新型・県民共済のメリットとは?

新型・県民共済とは、保障対象年齢が15歳〜80歳までと幅が広くなっている共済です。月々の掛金は「2,500円〜」と手頃で、年齢が上がっても掛金が変わらない点が魅力といえます。なお、申込条件は64歳までの健康な人である点には注意しましょう。


そのほかにも、新型・県民共済には次の3つのメリットがあります。

  1. 入院1日目から保障を受けられる
  2. 万一の死亡時の保障が手厚い
  3. 期末決算時の余剰金を割戻金として受取可能
新型・県民共済は、入院や事故にかかわらず、1日目から120日目まで保障を受けられます。なお、新型・県民共済の掛金プランは次の2つです。
  • 2,500円コース
  • 5,000円コース
新型・県民共済で受けられる保障額は50歳以降で変動するため、加入前に埼玉県民共済公式サイトを確認するのがおすすめです。

医療・生命共済のメリットとは?

医療・生命共済とは15歳〜65歳までの人が保障対象の、入院や手術、死亡時に備えられる共済です。保障の幅が広く、月掛金2,000円〜と手頃である点も魅力のひとつといえます。なお、医療・生命共済には次の3つのメリットがあります。

  1. 入院1日目から保障を受けられる
  2. 年齢が上がっても月掛金が上がらない
  3. 期末決算時の余剰金を割戻金として受取可能
入院保障は1日目から受けられて、月掛金2,000円コースの場合は「8,000円/日」の共済金を受け取れます。また、手術を受けるときにも入院の有無を問わずに共済金をもらえるため、安心の保障が備えられているといえます。

月掛金は年齢が上がっても変わりませんが、60歳〜65歳の人は保障内容がやや手薄です。とはいえ、月2,000円から幅広い保障を受けられる点はメリットといます。

熟年型共済のメリットとは?

熟年型共済は65歳〜69歳までの人が申込対象の、病気やケガ、死亡時の保障を受けられる共済です。保障対象は65歳〜85歳までであるため、高齢者向けの共済といえます。月掛金が2,000円〜と手頃である点もこの共済の魅力です。


なお、熟年型共済には次の3つのメリットがあります。

  1. 入院1日目から保障を受けられる
  2. 最長85歳まで自動更新されるため更新手続きの必要がない
  3. 期末決算時の余剰金を割戻金として受取可能
事故や病気によって入院する場合は、1日目から保障を受けられます。月掛金は2,000円からですが、手厚い保障を受けたい人は4,000円コースでの加入がおすすめです。

なお、熟年型共済の保障内容は70歳・80歳到達時に変更されるため、詳細を知りたい人は埼玉県民共済公式サイトを確認してみてください。

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埼玉県民共済のデメリットはある?気になる3点を解説!


埼玉県民共済にはさまざまなメリットがあるため、加入を検討する人も多くいるのではないでしょうか。とはいえ、メリットだけに着目してデメリットを見過ごしてしまうと、面倒な手続きがあったり、保障が足りなかったりするなどの問題が生じるかもしれません。


そのため、ここからは埼玉県民共済の3つのデメリットについて解説していきます。

  1. 県外へ住所変更するときには原則移管手続きを行う
  2. 高齢者に対する保障が足りなくなる可能性がある
  3. 民間保険のように特約を付加して自分にあった保障内容にするのが難しい

住所変更が面倒?移管手続きが必要なケースは?

埼玉県民共済に加入している人が県外へ住所変更をする場合、原則として移管手続きをする必要があります。なお、埼玉県民共済に限らず、都道府県民共済の加入者が県外に引っ越すときには移管手続きをするのが原則です。


ただし、次の2つのケースでは移管手続きをする必要がありません。

  1. 割戻金が減る地域へ引っ越した場合(住所変更のみで可としている場合)
  2. 県民共済がない地域(鳥取・徳島・高知・沖縄)へ引っ越した場合
なお、これらは移管手続きが必要ないだけであるため、住所変更の手続きは忘れずに行う必要があります。移管手続きが必要かわからない場合は、引越し前に利用している共済へ問い合わせておきましょう。

高齢時に保障内容や保障金額が足りないかも?

埼玉県民共済には少ない掛金から加入できるメリットがありますが、高齢になるにつれて保障金額が足りなくなる可能性が高いです。


熟年型共済では85歳まで保障を受けられますが、80歳〜85歳の人の入院保障額は「1,000円/日」であるため、病気にかかりやすい高齢者にとっては手薄といえます。ただし、民間の生命保険では年齢が高いほど保険料も高くなるため、月掛金2,000円で加入できるのはお得といえます。


とはいえ、保障が手薄と感じているのであれば、4,000円コースで加入したり、民間保険と組みあわせて加入したりするのがおすすめです。特に将来かかる医療費に対して不安がある人は、別の保険との組み合わせも検討するべきといえます。

民間の保険のようながん保険重視といった特約のカスタムが難しい

埼玉県民共済には、民間保険のように特約を付加させて自分にあった保障内容にカスタムするのが難しいデメリットがあります。特約には、自分が特に不安に感じていることに対する保障を手厚くできるメリットがあるため、共済の保障だけでは物足りなく感じる人もいるかもしれません。


とはいえ、埼玉県民共済の「新型・県民共済」「医療・生命共済」「生命共済」に加入している場合は生命共済プラス型への加入も可能で保障を手厚くできます。


なお、生命共済プラス型の保障内容は下記の通りです。

  • 死亡時の保障
  • 後遺障害の保障
  • 入院保障
  • 通院保障
特定の病気などに対する保障を手厚くすることはできないため、その点には注意が必要です。

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埼玉県民共済がおすすめなのはどんな人?出産のケースも比較!


埼玉県民共済のさまざまなメリットやデメリットを解説してきましたが、結論から申しますと次の3つの特徴にあてはまる人なら埼玉県民共済への加入がおすすめです。

  • 割戻率が高いお得な共済に加入したい人
  • 妊娠、出産時のトラブルに備えたい人
  • 安い掛金で最低限の保障を受けたい人
埼玉県民共済の2017年度の割戻率は47.75%と高いため、支払った掛金の約半分が返ってくることになります。2016年度の割戻率全国平均が29.91%と比較するとかなりお得です。

また、埼玉県民共済には妊娠中でも加入でき、妊娠もしくは出産におけるトラブルで公的医療制度の適用を受けた場合は、病気として取り扱われます。例えば、帝王切開で入院を伴う出産をしたときには入院共済金、および手術共済金が支払われるのです。

埼玉県民共済と他の都道府県民共済を比較してみた


埼玉県民共済と他の都道府県民共済の一番の違いは、割戻率でしょう。2017年度の埼玉県民共済の割戻率は47.75%と高水準であるため、支払った掛金の約半分が返ってくることになります。


2017年度の割戻金に考慮した実質的な掛金は、「1,045円/月」とかなり手頃であるといえます。ただし、「医療・生命共済」の入院保障が日額8,000円であるのに対し、他の都道府県民共済では日額10,000円が保障されているのが一般的です。


入院保障を手厚くするには「新型・県民共済」への加入がおすすめですが、掛金は「2,500円/月」となる点に注意が必要です。


とはいえ、埼玉県民共済は割戻率が高いため、実質的な掛金は他の都道府県民共済よりも安くなる可能性が高いでしょう。

帝王切開で出産した時の他の都道府県民共済との比較


都道府県民共済では、帝王切開で出産したときに共済金を受け取れます。なお、受取条件は下表のとおりです。

条件医療・生命共済新型・県民共済
加入時において過去5年以内に
帝王切開で出産したことがない
受取可能受取可能
 加入時において過去5年以内に
帝王切開で出産したことがある
加入後2年以内:受け取れない
加入から2年経過後:受取可能
 加入後2年以内:受け取れない
 加入から2年経過後:受取可能

都道府県民共済の入院保障2型では、いずれの条件でも加入から1年経過後に出産すると共済金を受け取れます。


なお、帝王切開による手術後に10日間入院した場合の、それぞれの受取可能な共済金の金額は次のとおりです。

医療・生命共済
(埼玉県民共済)
入院共済金:8万円
手術共済金:5万円
合計「13万円」
新型・県民共済
(埼玉県民共済)
入院共済金:15万円
手術共済金:7.5万円
合計「22.5万円」
入院保障2型
(都道府県民共済)
20万円

まとめ:埼玉県民共済とは?2000円コースや入れない人も解説

埼玉県民共済には、掛金が安かったり、保障以外のサービスが手厚かったりするメリットがあります。また、加入前に必要な健康告知も他の保険商品などと比較してゆるやかであるため、多くの人が加入しやすい点も魅力のひとつです。


ただし、高齢時の保障が手薄になったり、特約で自分にあった保障にカスタムするのが難しい点についてはデメリットでしょう。


より多くの保障を得たい場合は、掛金を高くする、別の保険と併用して活用するなどの方法がおすすめです。なお、最低限の保障を手頃な掛金で得たい人にとっては、埼玉県民共済加入のメリットは大きいといえます。