ゴルフ保険は必要?不要?ゴルフ保険の必要性をわかりやすく解説!のサムネイル画像

ゴルフ保険はゴルフの上手さやプレー頻度に関わらず加入することがゴルファーのマナーともいわれています。しかし、なかには必要性がよく理解できないという方もいるのではないでしょうか。本記事ではゴルフ保険の必要性について詳しく解説していきます。

この記事の目次

目次を閉じる

ゴルフ保険の必要性とは?


「10万円もするゴルフクラブを購入したばかりなのに練習中に破損してしまった」


「ゴルフプレー中に放ったボールが他の人の頭に直撃して、救急車で運ばれる事態になってしまった」


「ゴルフカートから降りるときに足を捻って捻挫した」


上記のようにゴルフに関するトラブルはいつ自分の身に降りかかるかわかりません。このような予測不能な事故が起こってしまった際に、金銭面や精神面でわたしたちを守ってくれるのがゴルフ保険です。


しかし、ゴルフ保険が不要だと考えている皆さんの多くは、ゴルフ保険の補償内容を理解したうえで必要性を感じていない方が多いのではないかと思います。そこで今回はゴルフ保険の必要性を実際の事例を併せながら説明したいと思います。


本記事を読んでゴルフ保険が不要と考えている方に必要性を理解してもらえたら幸いです。

基本的なゴルフ保険(ゴルファー保険)補償内容

まず簡単に基本的なゴルフ保険の補償内容を紹介します。基本的なゴルフ保険の補償内容は以下のとおりです。


  • 他人にケガをさせてしまった場合
  • 自分がケガをしてしまった場合
  • ゴルフ用品の盗難・破損
  • ホールインワン・アルバトロスを達成した場合

これら補償の詳しい内容についてはゴルフ保険のおすすめ5社を比較【2023年最新人気ランキング】で詳しく説明しているのでぜひご覧ください。

次では一般的な事例以外でゴルフ保険が適用されるケースを紹介します。

こんな時にもゴルフ保険が適用される?適用事例

ゴルフ場でブヨに刺されて病院に行くことになった

「ゴルフ場で虫に刺された箇所が悪化して病院に行くことになった」


特に夏場にゴルフをプレーしていると蚊だけでなく、ブヨやハチなどに刺されてしまうことも多いのではないでしょうか。

実はこのゴルフ場での虫刺されが原因で病院を受診することになった際、場合によってはゴルフ保険を適用することができます。


いくら虫除け対策していても刺される時は刺されてしまいますよね。ゴルフ保険に加入していれば、虫をあまり気にすることなくゴルフに集中できるかもしれません。

自宅で練習していて窓ガラスを割ってしまった

「自宅の庭で素振りをしたら窓を割ってしまった」


なかなかゴルフ場に行く時間がないという方の中には家の庭で素振り練習をするという方もいらっしゃると思います。しかし、家でゴルフクラブを振っている時に思っていたよりも振りかぶってしまい、窓ガラスを割ってしまったら大変です。


通常のゴルフ保険の補償範囲はゴルフ場の敷地内のみですので自宅で起きた事故はゴルフ関連でも補償されません。

しかし、一部ゴルフ保険では自宅補償もあり、自宅でゴルフを練習している中で事故が起きてしまった場合の補償がついています。


自宅でのもしもに備えることができるのは魅力的ですよね。

ゴルフ中に他の人にボールを当ててしまい示談交渉が必要になった

「ゴルフ中に他の人にボールを当ててケガをさせてしまった」


他の人に自分の過失でケガをさせてしまい、損害賠償請求をされるとなった際、まずは示談交渉から始まります。もし示談交渉で示談が成立しなかったら、民事調停、民事裁判という流れになります。


ゴルフ保険では、この示談交渉を代わりに行ってくれる代行サービスが補償内容に含まれているものがあります。ただでさえ、人をケガさせてしまって混乱しているなかで示談交渉の準備などを行うのは負担が大きいです。

そのような状況下で示談交渉まで肩代わりしてくれる補償内容は、本当に必要な助けですよね。

自分に合ったゴルフ保険の選び方

ここではゴルフ保険が不要だと考えている方が、どのように自分に合ったゴルフ保険を見つければ良いのかの選び方のポイントについて紹介します。


  • 自分のプレイ頻度から考える
  • 自分のゴルフスタイルから考える


ゴルフ保険は年単位の通年ゴルフ保険と、1日単位のワンデイゴルフ保険があります。

自身のプレイ頻度によって、どちらに加入した方が得なのか変わってきます。


また、自信がゴルフ保険において何を重視するのか考えることも大切です。例えば、自宅でも練習したいと考えている人は自宅練習中の事故補償がついている保険を選ぶなどです。


ゴルフ保険の選び方のポイントについてはゴルフ保険のおすすめ5社を比較【2023年最新人気ランキング】にて詳しく説明していますのでぜひ参考にしてみてください。

ゴルフ中の事故事例と補償内容を紹介

ここでは、みなさんにゴルフ保険の必要性をより理解してもらうために、実際のゴルフ事故事例と保険加入者がどのような補償を受けることができたのかについてご紹介します。

放ったボールが他人の目に直撃し失明させてしまった

これはゴルフコースでプレーしているときに起きた事故事例です。

注意をしていても近くにボールが来るまで気づかず、気づいた時には避けれずボールに直撃してしまうことは実際に起こりえます。


この事例では加害者側に賠償金3,500万円の支払命令が言い渡されました。

3,500万円という金額を全て自分で払うとなると、長い年月をかけて支払い続けなければならず、自身の日常生活にも大きな影響があります。

このようなことが起こってしまった際に、ゴルフ保険に加入していると加入している保険の上限額に合わせて保険会社の補償を受けることができます

プレー中に転倒し頭を打ってしまった

これは雨で地面の状態がよくないなかゴルフコースでプレーしている時に起きた事故事例です。


この方は雨でぬかるんでいる地面で転倒し、頭をぶつけ入院することになってしまいました。


入院費として急遽約30万円が必要となりましたが、ゴルフ保険に加入していたので全てゴルフ保険でカバーすることができました。

まとめ:ゴルフ保険は必要!必要性を理解してもしもに備えよう!


本記事を通してゴルフ保険の必要性を理解していただけたでしょうか。


上記で紹介したゴルフ中の事故が自分の身に起こる確率は低いから、ゴルフ保険は不要と考えている方には以下のことを再度認識してもらいたいです。

  • ゴルフ中の事故は突然やってくる
  • ゴルフ保険には示談金交渉やゴルフ場の虫刺されによる感染症など一般的な補償内容以外にも対処してくれるものがある


また、最初に紹介した大学生の研究では、夏場(7月・8月)の救急車出動件数がダントツで多いという結果でした。

熱中症などは気をつけていても患ってしまうこともあります。熱中症補償がついているゴルフ保険があるなど補償内容は一見全て似ているようで、それぞれ独自のゴルフ中のもしもに寄り添った補償があることもあります。


一概に自分には必要ない、不要と考えるのではなく、まずはしっかりとゴルフ保険の補償内容を調べてみてください。

マネーキャリアでは、ゴルフ保険おすすめ5社を比較【2023年最新版人気ランキング】で各保険会社のゴルフ保険について様々な観点から比較しています。

ぜひ参考にしてみてください。

記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。