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ゴルフに関連する怪我でもゴルフ保険で補償されるものとされないものがあることをご存知ですか?ゴルフ中に怪我をしても、それが補償対象か分かりづらいこともあります。今回は、ゴルフ保険補償対象・対象外となる怪我と、怪我をした後の保険金申請方法について詳しく解説します!

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
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この記事の目次

ゴルフ保険ケガの補償の基本情報

ゴルフ保険とは、私たちがゴルフを楽しむなかで起こり得る4つのリスク(自身のケガ・第三者への損害賠償責任・ゴルフ用品の盗難破損・ホールインワン/アルバトロス補償)を費用面で補償してくれるというものです。


今回取り上げる「自身のケガの補償」に関しては、各保険会社が提供するゴルフ保険で、一般的に以下の条件の場面で適用されます。

  1. ゴルフ場およびゴルフ練習場の敷地内での競技・練習・指導中
  2. 急激かつ偶発的な外来の事故が原因でケガをした場合

この場合、ゴルフ場やゴルフ練習場は、プレーの場だけでなく、休憩所や更衣室、シャワー室などの敷地内も含まれます。


ただし、ゴルフ保険のケガの補償においても、ゴルフ場で起きた怪我が全て対象となるわけではありません。本記事では、ゴルフ中に怪我をした場合でも、保険の対象となるかどうか判断が難しいケースについて解説します。ぜひ最後までご覧ください。

ゴルフ保険で補償される怪我とは?

ゴルフ中に負った怪我がゴルフ保険の適用対象となるかどうかのポイントは、先述した条件のうち2つ目、「急激かつ偶発的な外来の事故が原因で発生したケガ」かどうかです。


以下では、この判断が難しいポイントについて、各種の怪我の事例ごとに詳しく解説していきます。

ゴルフ場/ゴルフ練習場での骨折・打撲・捻挫等

ゴルフ場やゴルフ練習場、打ちっぱなし場で、急激かつ偶発的なケガとして認識される骨折、打撲、捻挫などは、一般的にゴルフ保険によって補償されることがあります。


具体例として、以下のような例が考えられます。

  • ゴルフ場でつまずいて転び、足を捻挫した場合。
  • ゴルフ練習場の更衣室で転倒し、打撲した場合。


今回は骨折、打撲、捻挫を具体例として挙げましたが、これら以外にも、ゴルフ場内で予測できない怪我を負った場合も、保険の補償対象となります。


判断が難しい場合には、ご加入中のゴルフ保険会社に連絡して状況を確認してみることをおすすめします。

ゴルフ場/ゴルフ練習場での虫刺され

ある保険会社は、蚊やダニなどの日常的な虫刺されについては「偶発性」が不足しているとして、これらを補償対象外としています。

一方で、ダニや蜂のような、偶発的な要素がある虫による虫刺されについては、補償対象とすると定めています。 


ゴルフ中の虫刺されによって通院や治療が必要となった場合、ゴルフ保険の対象となる可能性があるため、まずはゴルフ保険の適用範囲を確認してみてください。どの種類の虫による虫刺されが補償対象とされているか、保険会社の規定を知ることで、安心してプレーを楽しむことができるでしょう。

ゴルフ保険適用外の怪我とは?

次に、ゴルフ保険適用外となってしまう怪我の具体例を紹介します。

マメや関節痛など予測できるケガ

継続的なゴルフプレーによって生じる手のひらのマメや関節痛などは、急に発生するのではなく予測可能なケガに分類されるため、ゴルフ保険の適用対象外となることがあります。


さらに、医学的な根拠のないむちうち症などや、既存の持病が原因となるケガも、通常ゴルフ保険の補償対象には含まれません。


具体例として以下のケースがあります。

  • ゴルフ練習場で練習し続けていたら、手のひらにマメができて痛い。
  • ゴルフ練習場で素振りをし続けていたら、肘の関節を痛めた。
  • ゴルフコースを回った次の日、なぜか身体中が痛い。



ゴルフ場の敷地外でのケガ

一般的に、ゴルフ保険の適用対象はゴルフ場およびゴルフ練習場の敷地内で発生したケガに限られます。

ゴルフ場の敷地外でのケガは、ゴルフに関連するか否かにかかわらず、保険の適用範囲外となります。 

 このような細かな条件や適用範囲は、保険契約の詳細によって異なることがあるため、保険契約書や保険会社の案内をよく確認することが重要です。

ゴルフ中に怪我!保険申請までの流れ


これまで、ゴルフ保険が補償する怪我とその対象外の怪我について説明してきました。


しかし、いざ実際にゴルフ中に怪我をした際に、保険請求で特別な証明書が必要なのか、何を準備すれば良いのか不安ですよね。

ここからは、ゴルフ中に怪我を負ってしまった際にどのような手続きをすれば良いのかについて説明していきます。


以下に示す手続き方法はあくまで一例です。保険会社によって詳細が異なる場合がありますので、既にゴルフ保険に加入している方は、各自で詳細を確認してみてください。

1:事故の連絡をしよう

もしゴルフ中に怪我をしてしまった場合、まずは自身が契約したゴルフ保険の保険会社に連絡しましょう。

多くの保険会社は、事故後のコールセンターやオンライン相談室を提供しています。これらのサービスを利用すると、必要な手続きや請求に必要な書類についての案内を受けることができます。案内に従い、必要な書類を用意し始めましょう。


なお、死亡/後遺障害補償金、入院日額、通院日額、手術費等は事故後請求できる対象期間限度日数が各保険会社によって定められています。

通常これらの期間は適切な余裕を持って設定されていますが、治療が続いていても限度日数を超えてしまうと補償を受けることができないことがあります。

この点にも留意して申請準備を行うことが大切です。

2:必要書類を作成しよう

ケガの治療が完了し、治療等に要した費用等が明確になったら必要書類を作成していきましょう。

ただし、ケガの治療継続中であっても、保険の対象期間を過ぎたり限度日数を超えた場合は、治療の終了を待たずに請求書類を作成し、保険会社に提出する必要があります。

治療の対象期間や限度日数は、保険会社ごとに異なる規定があります。詳細はご自身が加入しているゴルフ保険の契約内容を確認してください。


また、請求書類だけでなく、診断書証明書領収書なども提出が必要となることがあります。これらの書類はきちんと保管しておくようにしましょう。

3:保険金の算出・支払い

提出した請求書類をもとに、保険金額の支払い算出が行われ、保険会社から請求者に保険金が支払われます。


保険金を受け取ったら全ての手続きが終了です!

まとめ:もしもの怪我のためにゴルフ保険に加入しよう

いかがでしたでしょうか。


今回は本記事で以下のポイントについて説明しました。

  • ゴルフ保険で補償される怪我
  • ゴルフ保険で補償対象外の怪我
  • 怪我後の請求手続き方法


ゴルフ中は思いがけない怪我を負ってしまうこともあります。

ゴルフ保険に加入していれば、もしも怪我をしてしまった際の費用面の負担を軽減してくれます。

ゴルフを伸び伸びと楽しむためにもゴルフ保険に加入することをおすすめします。


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興味のある方はぜひ確認してみてください。