熱中症はゴルフ保険で保障される?熱中症補償で夏のゴルフに備えようのサムネイル画像

夏場に行うゴルフのリスクとして熱中症が挙げられます。近年は異常気象により、従来の熱中症対策を行っていても熱中症を患ってしまうことも。そんな時に役立つ熱中症補償が含まれるゴルフ保険をご存知ですか?今回は熱中症補償付帯のゴルフ保険について詳しく紹介します!

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
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この記事の目次

ゴルフ保険の熱中症補償とは?


夏のゴルフで注意すべきリスクの1つは「熱中症」です。

異常気象の影響で夏の気温が上昇し、対策をしていても熱中症になることもあります。


2023年度のアマチュア競技「関東ゴルフ連盟7月月例競技」では熟練のプレーヤーが熱中症で亡くなる事故も発生しました。

熱中症は対策をしていても気づかない間に発症することがあり、入院や、最悪の場合は死に至ることも起こり得ます。


もしもゴルフ中に熱中症を発症してしまった時に備えて、その治療費等を補償するゴルフ保険(ゴルファー保険)が存在することをご存知でしょうか。今回は、熱中症補償付きゴルフ保険について詳しく紹介します。

また、ゴルフで利用できる暑さ対策グッズなども紹介しているのでぜひ最後までご覧ください。

熱中症補償は傷害補償に含まれる?


さまざまなゴルフ保険を比較していると、「熱中症補償」がゴルフ保険の中に含まれているものとそうでないものがあります。


熱中症補償がないゴルフ保険でも、傷害補償があるから、熱中症で倒れてケガをしても同じ補償内容を受け取ることができるのでは?と考える方もいるかもしれません。


これに対しての回答としては「熱中症によるケガや事故は傷害補償には含まれないので、傷害補償を適用できない」です。

理由としては、熱中症は通常のゴルフ保険傷害補償の条件である「急激偶発的なケガや事故」には当てはまらないからです。暑さのなか行うゴルフでは、熱中症はある程度予測できるものと判断されます。


そのため、特に夏場でもゴルフを楽しみたい方は、もしものためにも熱中症補償があるゴルフ保険に加入することをおすすめします。



熱中症補償が含まれているおすすめゴルフ保険紹介

以下では、熱中症補償が含まれているゴルフ保険を紹介します。

楽天損保|ゴルフアシスト

準備中

損保ジャパン|THEカラダの保険

準備中

自身で行える熱中症を予防対策


保険加入は、もしもの時のためのリスク管理ですが、熱中症を発症しないように個人で予防することもとても大切です。

ここからは、熱中症予防対策やゴルフで使える予防対策グッズについて紹介します。

こまめに水分・塩分補給をしよう

熱中症対策として基本中の基本ですが、まずは水分補給塩分補給をこまめに行うことが大切です。


脱水症状の初期は、喉の渇きを感じにくいこともあるそうです。

喉が乾いたと感じる前にこまめに水分をとるようにしましょう。


また、水分補給ををこまめに行おうとしてても忘れてしまう、水ばかり飲んでいられないと感じる方には塩分チャージのアメがおすすめです。

夏場は市販のスーパーなどで塩分補給アメが販売されています。


口に含んで舐めているだけで、熱中症を予防することができるのでぜひ試してみてください。

冷却アイテムを使用しよう

水分・塩分以外にも、近年はさまざまな暑さ対策グッズが展開されており、これらを活用することも熱中症対策となります。


ゴルフ熱中症対策グッズ」とインターネット上で調べるだけでも、多くの冷却グッズを見つけることができます。以下は対策アイテムの一例です。

  • ネッククーラー
  • クールベスト
  • 冷却シート
  • 夏用グローブ
  • 冷感靴下

ネッククーラーや冷却シート、夏用グローブはすでに使用している方も多いのではないでしょうか。

首元を冷やしたり、涼しくて蒸れにくい夏用グローブを使用することで体内温度を下げることができます。

また、冷却シートは、使用すればちょっとした風も涼しく感じることができ、ゴルフ以外の場面でも大変おすすめです。


ここで紹介したアイテム以外にも、ゴルフ中の暑さ対策に役立つアイテムがたくさんあると思います。

紫外線対策をした服装で望むことや、複数のアイテムを同時に使用することで、より高い効果を出すこともできるのでぜひ検討してみてください。

プレー時間を変えてみよう

アイテムに頼らない熱中症対策として、プレー時間を変更して気温が高い昼間を避けるという方法もあります。


真夏といえど、朝晩は真っ昼間と比べて日差しが弱く、気温も2-3度低いことが多いです。

ゴルフ場によっては早朝枠として朝5時ごろからのコースがあり、朝の9時にはコースを全て回り終えている状態になることも可能です。ゴルフで朝活できるのは大変魅力的ですよね。


時間帯を変えてみることで夏場でも安全に楽しくゴルフを楽しむことができます。

ぜひ一度お近くのゴルフ場に早朝枠がないか確認してみてください。


まとめ:熱中症補償があるゴルフ保険も選択肢のひとつに!


いかがでしたでしょうか。


今回は夏場のゴルフに役立つ熱中症補償が含めれているゴルフ保険を紹介しました。

以下の2社が、熱中症による治療費や通院費が含まれているゴルフ保険となります。

  • 楽天損保|ゴルフアシスト
  • 損保ジャパン|THEカラダの保険

熱中症による事故は、通常のゴルフ保険傷害補償の条件である「急激で偶発的な事故」には含まれず、熱中症補償がないゴルフ保険では補償対象外となってしまうことが多いです。


気をつけていても発症してしまうことがある熱中症を、熱中症補償があるゴルフ保険でリスク管理することをぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。


保険以外にも、暑さ対策グッズやゴルフプレーの時間を変更するなど様々な熱中症対策があります。

自分の身体を守るためにも、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。


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興味がある方はそちらもご覧ください。