老後資金のためにみんないくら貯めてる?老後までに必要な貯金額とはのサムネイル画像


▼この記事を読んで欲しい人
  • 老後資金をいくら貯めているか気になる人
  • 老後の生活に不安を感じている人
  • 将来の年金や貯蓄が心配な人
▼この記事を読んでわかること
  • 世代別に老後資金をいくら貯めてるか
  • 老後に受け取れる年金収入の目安、支出額の見込み
  • 老後資金をいつから準備するべきか

内容をまとめると

  • 50代の貯蓄額の平均は1,684万円で、中央値は800万円
  • 老後の年金収入と生活費を差し引きすると毎月5万円の赤字となり、20年間で1,200万円が不足する
  • 老後資金はなるべく早く準備するべきだが、資産運用や支出の見直しを効果的に行うことで50代からでも間に合う可能性がある
  • 老後資金をいくら貯めるべきか・いつから貯めるべきか悩んでいる人は、マネーキャリアの無料FP相談を利用するのがおすすめ
  • 専門家に何度でも無料で相談でき、スマホでいつでもオンライン予約できるのでこの機会にお金の悩みを相談しましょう

老後資金の準備のために他の人がいくら貯めてるのか気になる人も多いでしょうか。貯蓄額の統計を見ることでいくら貯めてるか確認できますが、年金収入や老後の支出を理解しておかなければいけません。今回の記事では、老後資金の目安やいくら貯めているのかを解説します。

記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

この記事の目次

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みんなは老後資金にためにいくら貯めてる?

老後資金をいくら貯めてるのか、必要額はいくらなのかについて、疑問のある方も多いのではないでしょうか。


老後資金をいくら貯めてるかを知るためには、年代別の平均貯蓄額を調べるのがおすすめです。


また、他の人がいくら貯めてるかだけでなく、老後に必要な資金額を把握しなければいけません。


まずは、老後資金をいくら貯めてるかの目安について、以下のポイントを解説します。

  • 年代別の平均貯蓄額
  • 50代の平均貯蓄額と必要老後資金の差額

年代別の平均貯蓄額

老後資金にいくら貯めているかを把握するには、平均貯蓄額の年代別統計を確認するとわかります。


金融広報中央委員会が調査した、家計の金融行動に関する世論調査によると、年代別の貯蓄額の平均値と中央値は以下の通りです。

年代平均値中央値
20代292万円135万円
30代591万円400万円
40代1,012万円520万円
50代1,684万円800万円
60代1,745万円875万円
70代1,786万円1,000万円

一般的に年収や貯蓄額は、高額所得者や富裕層が平均値を引き上げるため、中央値を参考にすると良いでしょう。


中央値とはデータを小さい順で並べた際にちょうど真ん中にあるデータです。


例えば、60代の半数以上は875万円以上を貯めており、もう半数は貯蓄額が875万円未満となります。


したがって、自分の年代の中央値を参考にしながら貯蓄額の目標を立てるのが良いでしょう。


ただし、上記の全てが老後資金のために使われるというわけではなく、車の購入や住宅にかかる費用等により途中で貯蓄額が減る可能性もある点に注意が必要です。

50代の平均貯蓄額と必要老後資金の差額

みんながいくら貯めてるかだけでなく、貯蓄額が老後資金に足りているかが重要になります。


金融広報中央委員会が調査した、家計の金融行動に関する世論調査によると50代の金融資産保有額の平均は1,684万円で、中央値は800万円です。


一方で、金融審議会 市場ワーキンググループの調査によると、老後の年金収入と生活費を差し引きすると毎月5万円の赤字となり、年間で60万円不足します。


仮に、85歳まで生きたとすると60歳から25年間で1,500万円が不足し、貯蓄から補填しなければいけません。


しかし、50代の貯蓄額中央値が800万円であるということは、50代の半数は貯蓄額が800万円以下です。


したがって、必要老後資金とは約700万円以上の差額が発生しています


つまり、みんなが貯めてる貯蓄額だけでは老後資金が不足する可能性が高いです。

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50代の平均的な家計状況

先ほど、50代の貯蓄額中央値が800万円であり、老後資金には700万円程度が不足すると解説しました。


したがって、50代のうちに不足する老後資金を補う必要があります


しかし、50代の家計状況を理解しなければ、計画的に貯蓄を増やすのは困難です。


ここからは、50代の家計状況として、以下のポイントを解説します。

  • 50代の平均年収
  • 50代の老後に関する意識調査
  • 50代からでも老後資金を貯めるためにやるべきこと

50代の平均年収

まずは、50代の平均年収について、詳しく確認していきましょう。


国税庁が発表した「民間給与実態調査」によると、50~54歳の平均年収は約524万円、55~59歳の平均年収は約519万円です


ただし、平均年収は男女によって大きく異なっており、男性で700万円弱、女性で400万円弱となります。


また、勤務先の規模や自分の役職に応じて年収は大きく異なる点に注意が必要です。

50代の老後に関わる意識調査

50代になり、老後についてどのような意識を持っているのかについて確認していきましょう。


金融広報中央委員会が調査した、「家計の金融行動による世論調査」によると老後の生活を心配していると回答した50代は約83.9%であり、老後について不安を抱えている人は多いです。


つまり、50代のほとんどは老後の生活やお金などについて悩んでいることがわかります。


50代になると老後まで10年を切ってしまうため、なるべく早いうちに老後資金の準備をしておくことが重要です。

50代からでも老後資金を貯めるためにやるべきこと

50代になると老後まであとわずかの期間しかありません。


しかし、50代からでも老後資金を貯めるためにやるべきことはいくつかあります。

  • 支出(家計)の見直し
  • 資産運用の検討

支出の見直し

貯蓄を増やすためには、収入を増やすか支出を減らすしか方法はありません。

しかし、50代になると転職が難しく昇進できるかどうかは限られるため、急に収入を増やすことは困難です。

つまり、支出面を見直し出費を減らすことで貯蓄額を増やすのが望ましいでしょう。

毎月の家計を洗い出すことで何にお金を使っているか把握し、無駄な支出を削減することで計画的な貯蓄につながるでしょう。

資産運用の検討

仕事で収入を増やすことは難しいですが、資産運用を行うことで収入を増やすことが可能です。

投資の知識がない人でも投資信託やつみたてNISA、iDeCoを活用することで手軽に資産運用できます。

特に、iDeCo(個人型確定拠出年金)は毎月掛け金を積み立て、資産運用を行い将来年金として受け取れる商品のため、老後資金の準備に最適な商品です。

ただし、50代以降は資産運用で収入を増やそうとするあまり、ハイリスクな投資を行うことはかえって貯蓄を減らす恐れがあるため注意しましょう。

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老後資金のために貯蓄はいくら必要?

老後資金のためにいくら貯蓄するべきかがわからず、貯蓄の計画を立てる際に困っている人も多いのではないでしょうか。

必要な老後資金額を把握するためには、老後にかかる支出を理解することが重要です。

ここからは、老後資金の支出について、以下の3点を解説していきます。
  • 平均的な老後にかかる支出額と内訳
  • 既婚の場合の老後にかかる支出額と内訳
  • 独身の場合の老後にかかる支出額と内訳
それぞれの支出額、内訳について詳しく確認していきましょう。

平均的な老後にかかる支出額と内訳

老後にかかる支出がどのくらいで、どのような内訳でお金がかかるのかについて知らないという人も多いのではないでしょうか。

総務省統計局が2019年に発表した「家計年報調査(家計収支編)」では、65歳以上の消費支出の平均は、23万9,947円となっています

そもそも消費支出とは、食費や水道光熱費、住居にかかる費用など必要最低限を生活を送るために必要な支出のことです

しかし、実際には老後の趣味などにお金を使うこともあるため、上記の金額以上に支出が増える可能性があります。

また、社会保険料や税金の支払いなど非消費支出を合わせた場合の平均額は約27万円です。

上記の金額に加えて、医療費や介護費用、葬儀費用など様々な支出が発生する可能性があるため、さらに金額がかかると考えてよいでしょう。

既婚の場合の老後にかかる支出額と内訳

総務省統計局が2019年に発表した「家計調査年報(家計収支編)」では、65歳以上の既婚世帯の支出額は平均で249,704円です。


消費支出の中で最も多いのは、食費で二人分の食費を合わせると全体の約27%程度となります。


住居・光熱費、家具費用を合わせて15%程度と、食費に次いで多いです。


しかし、後述で解説しますが、独身世帯に比べると住居関連費用の割合は少ない傾向にあります。


一方で、交通・通信費や保険医療費の割合が独身世帯に比べて多いことが特徴で、2人分の医療費負担があるため、老後資金の準備が重要です。


独身の場合の老後にかかる支出額と内訳

総務省統計局が2019年に発表した「家計調査年報(家計収支編)」では、65歳以上の独身世帯の支出額は平均で163,781円です


食料品が全体の約25%と二人世帯と同等程度ですが、水道光熱費、住居費用を合わせて22%程度と既婚世帯よりも多くなっています。


既婚世帯は持ち家の場合が多く、借家等の場合でも独身世帯よりも負担が少ないことが理由です。


また、交通・通信費も全体の約9%と多く、スマートフォンの普及等により増加しているようです


また、交際費も全体の10%となっており、約1~2万円程度は趣味等に利用していることがわかります。


保険医療費は6.0%と二人世帯の6.6%に比べて若干少ないですが、独身世帯は一人で医療費を負担する必要があるため、老後に向けてしっかりと準備しておく必要があるでしょう。

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定年後の収入(年金)はいくら?

老後までにいくら貯める必要があるかを知るためには、支出だけでなく年金収入がいくらもらえるのかを理解しなければいけません。


総務省統計局が2019年に発表した「家計調査年報(家計収支編)」では、夫婦世帯の年金収入は216,910円で、独身世帯の年金収入は124,710円となっています。


したがって、夫婦世帯で65歳から20年間年金を受け取った場合約5,200万円を生涯で受け取れます。


一方、独身世帯で20年間年金を受け取ると合計3,000万円です。


ただし、前述の通り二人世帯の毎月の支出が249,704円、独身世帯の毎月の支出が163,781円であり、それぞれ年金収入より上回っています


つまり、年金収入以上に支出が多く、毎月赤字になる点に注意が必要です。

老後の貯金はいつまでにいくら準備したらいい?

老後資金はいつまでにいくら用意したらよいかについて気になる人も多いのではないでしょうか。

いつまでにいくら必要かについては、人によって異なりますが、以下の点を理解することが重要です。

  • 老後資金にいくら必要かは様々な要因がある
  • 老後資金の準備は50代からでも間に合う
ここからは、上記の点について、詳しく解説していきます。

老後資金にいくら必要かは様々な要因がある

老後資金にいくら必要かについては様々な要因が挙げられるため、一人一人必要額が異なります。


老後の必要資金に影響する要因として考えられるのは、以下の5つです。

  • 公的年金や退職金はいくらもらえるか
  • 老後年金以外の収入が得られるか
  • 家賃や住宅ローンの支払いがあるか
  • 預貯金・有価証券などの資産はあるか
  • 1世帯に何人家族がいるか
  • 本人、家族の健康状態
例えば、老後もアルバイトやパートで働く場合には、毎月年金以外の収入が見込めるため、老後までに必要な貯蓄が少なくなる可能性があります

したがって、上記の項目を確認しながら、支出・貯蓄・収入の3つを洗い出し、目標となる貯蓄額を決めることが望ましいでしょう。

老後資金の準備は50代からでも間に合う!

老後資金の準備はなるべく早く行うことが望ましいですが、50代からでも充分間に合う可能性があります。


重要なのは、今から必要な資金や将来受け取れる年金収入の見込みを逆算しながら、出来るだけ早く準備することです。


また、将来の出費については不確定要素も多いですが、なるべく多くの出費を事前に予想しておくことで対策を立てやすくなります。


将来受け取れる年金収入については、シミュレーションを利用することでいくらもらえるかの目安を立てられるため、ぜひ活用してみましょう。


老後資金の逆算や計画を立てるのが難しい人は、マネーキャリアで利用できる無料FP相談を活用し専門家と一緒に考えることがおすすめです。

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【参考①】退職金は減少傾向になっている!

老後資金の関係で覚えておきたいのが、退職金についてです。


50代のうちに老後資金の準備が間に合わなくても退職金で補填することができますが、年々受け取れる退職金額が減少しています。


厚生労働局の中央労働委員会が発表した「令和元年賃金事情調査」によると大企業勤務の大卒男性の退職金平均は約2,200万円、高卒で約1,800万円です。


一方で、中小企業勤務の大卒男性の退職金平均は約1,100万円、高卒で約1,000万円となり、大幅に減少します。


自分が将来受け取れる退職金がいくらになるかは、勤務先企業の退職金制度や勤続年数などによって異なります。


まずは、自分が働いている企業の給与規定や退職金に関する規定を確認しましょう。


例えば、企業によっては「退職一時金制度」だけでなく「企業年金制度」のように退職金を年金として毎月分割で受け取ることができます。


このように、一時金としてもらえるのか年金としてもらえるのかで貯蓄するべき金額が異なる場合もあるため注意が必要です。

【参考②】楽しみながら節約するポイント

老後資金を効率よく貯めるには、毎月の支出を減らすことが重要です。


食費や光熱費、趣味の費用など支出見直しのポイントはいくつかありますが、切り詰めすぎてしまうことでストレスを感じてしまうことも多いでしょう。


節約がストレスになってしまうと、続かない可能性もあるため、無理なくたのしみながら節約することがおすすめです


楽しみながら節約するポイントとして重要なのは、以下の通りです。

  • 高級ブランド品を購入せずにプチプラ品をたくさん購入することで趣味にお金を使いながら節約する
  • 断捨離を行い、いらないものを購入しないようにする
  • お金のかかりにくい趣味を探す
  • 旅行・外食などを切り詰めるのではなく、月1回、年1回など事前に回数を決めておく
上記の他にも自分で工夫しながら節約する方法はたくさんありますので、楽しみながら計画的に老後資金を準備しましょう。

まとめ:老後資金の悩みならまずはマネーキャリアで専門家に無料相談!

今回は、老後資金をいくら貯めてるのか、必要な資金について解説しました。


今回の記事のポイントは、

  • 年齢を重ねるごとに貯蓄額は増える
  • 50代の金融資産保有額の平均は1,684万円で、中央値は800万円
  • 老後の年金収入と生活費を差し引きすると毎月5万円の赤字となる
  • 50~54歳の平均年収は約524万円、55~59歳の平均年収は約519万円だが、企業規模や性別で変動する点に注意
  • 老後資金のために行うべきことは支出の見直し・削減と資産運用の実施
  • 65歳以上の消費支出の平均は、23万9,947円だが独身、夫婦世帯によって変動する
  • 上記のように自分の収入、貯蓄の状況や世帯人数に応じて必要な老後資金の金額が異なるため、いくら必要かどうかは一概に言えない
  • 支出の見直し等を効率的に行えば、50代から準備しても間に合う可能性がある 
でした!

老後資金をいくら貯めてるのか気になっている方は多いでしょうが、1人ひとり必要な金額が異なっているため、他の人の貯蓄額は参考にならない可能性があります。

したがって、自分がいくら準備するべきかをしっかりシミュレーションしておくことが重要です。

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