
- 個人年金について気になっている
- 公的年金だけでは老後が不安と感じる
- JA共済のライフロードに加入しようか迷っている
- JA共済のライフロードの評判について知りたい
内容をまとめると
- ライフロードは利回りが高く、受け取れる年金額の最低保証がある
- ライフロードのデメリットは返戻率が下がってきている点
- ライフロードは確実に年金を増やしたい人におすすめ
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JA共済のライフロードは最低利率の保証がある年金共済で、老後の資産形成におすすめです。節税効果も期待できますが、いくつかのデメリットもあります。この記事では、ライフロードの評判・デメリットを解説します。また、改悪されたと言われる理由についても解説します。
この記事の目次
目次を閉じるJA共済の「予定利率変動型年金共済 ライフロード」の評判は?
老後の資金を準備するための手段として、ライフロードのような個人年金を始める方が多くなっています。
JA共済の「ライフロード」は、最低利率が保証されている点が契約者から特に評価されています。
そのため、受けとれる最低年金額も決められており、契約者が安心できるポイントとなっているのです。
また、ライフロードは契約時の年齢や何歳まで払い込むかなどに応じて、自由にプランを選ぶことができます。
このように、年金の最低保証があり自由度が高いところが契約者に選ばれている点です。
JA共済のライフロードとは?予定利率推移って何?
JA共済のライフロードとは、1,000円の出資金を払い、JAの組合員になることで加入できる個人年金共済です。
ライフロードは予定利率変動型の商品となっており、契約の6年後から毎年利率が見直されます。
6年目からの予定利率はそのときまでわかりませんが、最低予定利率が設定されているため受けとれる最低年金額が保証されています。
この予定利率の変動のことを「予定利率推移」と言い、予定利率より上回った利率で運用されれば将来受けとる年金額も増える仕組みです。
つまり、ライフロードは最低利率が適用されたとしても元本割れすることなく、年金の資産形成のための積み立てができる個人年金共済と言えます。
JA共済のライフロードは「自分で準備する将来の年金保障」
JA共済のライフロードは、公的年金の不足分を自分で準備する将来の年金保障です。
「家計調査年表(2020年)」によると、年金収入のみの夫婦二人世帯は、生活費が毎月約3万5,000円不足すると報告されています。
また、現役世代(64歳までの働く人)が減少していることで、公的年金制度が見直されるかもしれません。
さらに、今後の消費税増税や少子高齢化などを考えると、老後の生活費の負担が増える可能性があります。
このように、老後の生活資金は自分で準備する時代です。
将来の年金生活を見据えて、老後の資産形成をしていきましょう。
JA共済「ライフロード」のメリットやデメリットは?
ここまでJA共済のライフロードの評判や内容についてお伝えしてきました。
ここでは、JA共済のライフロードのメリット
- 返戻率・利回りが高い
- 個人年金保険料控除で節税ができる
- クレジットカード払いが可能
について解説します。
また、JA共済のライフロードのデメリット
- 途中解約に元本割れする可能性がある
- 18歳~50歳までが加入条件
- 返戻率が減少している
についても解説します。
ライフロードのメリット①:返戻率・利回りが高い
ライフロードのメリットは返戻率・利回りが高いことです。
契約をしてから5年目までは0.3%で運用されますが、6年目以降はそれ以上の0.5%が最低保証されています。
つまり、予定利率を上回る利率で運用されれば、年金額は増えるということです。
個人年金保険の多くは国債をメインに運用されていますが、国際の利回り低下によって返戻率が低くなっているところが多いのが現状です。
しかし、ライフロードの返戻率は他と比べても高くなっています。
また、ライフロードは円建て保険のため、変額年金保険のように為替の影響を受けないこともメリットとして挙げられます。
為替の影響を受けないので、積み立てた額が保証されている(元本割れしない)のです。
さらに、ライフロードには定期年金タイプと終身年金タイプがあり、選択をすることができます。
終身年金タイプを選んだ場合、長生きするほど受けとる年金額が増え、得をします。
ライフロードのメリット②:個人年金保険料控除で節税ができる
個人年金保険料を支払うと、税制適格特約を付加していれば個人年金保険料控除を受けることができます。
税制適格特約とは、個人年金保険料控除を受けるために付ける特約のことです。
個人年金保険料控除では、次のように翌年の所得税と住民税から一定額が控除されます。
1年間に支払った共済掛け金(所得税) | 控除額 |
---|---|
20,000円以下 | 支払い保険料全額 |
20,001円〜40,000円以下 | 支払保険料等×1/2+10,000円 |
40,001円〜80,000円以下 | 支払保険料等×1/4+20,000円 |
80,001円〜 | 一律40,000円 |
1年間に支払った共済掛け金 (住民税) | 控除額 |
---|---|
12,000円以下 | 支払い保険料全額 |
12,001円~32,000円以下 | 支払保険料等×1/2+6,000円 |
32,001円~56,000円以下 | 支払保険料等×1/4+14,000円 |
56,001円〜 | 一律28,000円 |
仮に年収300万円の人が個人年金保険料を80,000円以上支払うと、所得税率は10%となり、次のように計算できます。
40,000円×10%=4,000円(所得税の節税額)
28,000円×10%=2,800円(住民税の節税額)
4,000円+2,800円=6,800円(合計の節税額)
所得税率は所得によって変わるので、所得が増えるほど節税効果が大きくなります。
また、1年間で見ると少ない金額でも長期で支払えば節税できる額は増えていきます。
しかし、個人年金保険に税制適格特約を付けないと、生命保険料控除の扱いになってしまうことに注意が必要です。
また、税制適格特約を付ける場合は、掛け金を10年以上支払わないと個人年金保険料控除を受けられません。
所得と掛け金のバランスを考え、節税のメリットをうまく受けられるようにしましょう。
ライフロードのメリット③:クレジットカード払いが可能
ライフロードの掛け金はクレジットカード払いが可能です。
また、保険会社によって10万円以上のクレジットカード払い不可というところもありますが、JA共済に上限額がありません。
口座振替からクレジットカード払いに変更したとしても掛け金が変わらないこともメリットです。
クレジットカード払いにすることでカードのポイントを貯めることもでき、よりお得に利用することができます。
ライフロードのデメリット①:途中解約に元本割れする可能性がある
ライフロードのデメリットは、途中解約すると元本割れする可能性があることです。
ライフロードは老後に受けとるものであることから長期の積み立てを前提としており、最長で35年くらい投資することになります。
そのため、掛け金を途中で引き出すことはできません。
もし途中で引き出したくなれば解約して手数料が引かれた額を受けとるか、一定の範囲で貸付を受ける必要があります。
ライフロードは積み立てであるため元本割れするリスクが高いですが、元本割れのリスクは他の個人年金保険にも言えることです。
掛け金を払い続けられるか、払込期間に無理がないか考えた上で、加入するようにしましょう。
ライフロードのデメリット②:18歳~50歳までが加入条件
ライフロードは農家組合員(正組合員)である18歳〜50歳までしか加入できません。
農家組合員(正組合員)でない場合は、10,000円ほどの出資金を払って准組合員になるか、員外利用(組合員にならずに利用)する必要があります。
しかし、員外利用については「一定の範囲で認める」とされており、仕組みが複雑です。
そのため、JA共済に加入しようと思ったら、出資金を払って准組合員になるしかありません。
また、ライフロードに加入する年齢によって、加入できないプランがあることに注意が必要です。
例えば、50歳男性が加入する場合、定期年金タイプの支払期間5年には加入できませんが、定期年金タイプの支払期間10年タイプには加入できます。
ライフロードのデメリット③:返戻率が減少している
ライフロードの返戻率が減少していることもデメリットとして挙げられます。
2021年4月までは加入後5年までの予定利率が0.5%、6年目以降が0.75%で返戻率が高くなっていました。
しかし、2021年4月から予定利率が見直され、加入後5年間の予定利率が0.3%、6年目からは0.5%と変更されています。
その理由は、個人年金保険が国債をメインで運用しているためです。
よって、国債の金利が低下すると予定利率が下がり、年金の最低保証額も減ってしまいます。
しかし、返戻率の低下はライフロードに限ったことではなく、他の個人年金も同様です。
6年目以降の予定利率はそのときまでわからず、契約時期によっては今より金利が下がる可能性もあることに注意しましょう。
JA共済のライフロードの評判はどう?
ここまでライフロードのメリットやデメリットをお伝えしましたが、本当に加入者の評判は良いのか気になるでしょう。
そこで、ライフロード加入者のリアルな口コミについてご紹介します。
良い口コミについては次のような保障内容に関した意見が多かったです。
- 利率が最低保証されていて元本割れしないので安心感がある
- 自分でプランを選べるので必要な保障だけを準備できる
- 簡単な告知だけだったので、持病があっても加入できた
- クレジットカードポイントが貯まってお得
悪い口コミとしては「担当者の態度が悪かった」というものがあり、ライフロードの内容についての意見は少ないようです。
ライフロードは老後の年金生活を支えるための商品であるため、長期投資が前提となります。
したがって、長期投資ができるお金に余裕のある人におすすめと言えます。

50代男性
節税になる
収入に余裕があって投資初心者にはいいと思う。個人年金保険控除を使えば節税になるし利率も悪くない。ただ資金拘束期間が長いのでそこは検討。

40代男性
一番の資産運用だと思う
色んな資産運用はあるけど、株に不信感がある人はライフロードおすすめする。解約返戻率高めの年金保険が一番教育資金の形成にいい。

40代男性
年収1200万円以上ないと無理
解約返戻率が高いので、投資に向いてると思ったのですが、計算してみると年収1200万ほどないと投資したほうがよさそう。投資嫌いだけど投資の代わりになるといえばなるが…
JA共済ライフロードと「じぶん積立」を比較!どちらがおすすめ?
お伝えしてきたように、ライフロードの口コミは良く、加入者の多い個人年金共済です。
しかし、明治安田生命の「じぶんの積立」も同様に人気で、契約者が増えてきています。
ここでは、JA共済のライフロードと明治安田生命の「じぶんの積立」を比較するため、次の表にまとめました。
ライフロード | じぶんの積立 | |
---|---|---|
利回り | 加入後5年間:0.3% 加入後6年目以降:0.5%の最低保証 | 約0.3% |
中途解約したときの 返戻率 | 元本割れ | 100%以上保証 |
月々の保険料 | 3,000円〜20,000円 | 5,000円〜20,000円 |
保険料の年払い | できる | できない |
保険料の払込期間 | 基本的に10年以上 | 5年間 |
個人年金保険料控除 | 受けられる | 受けられない 生命保険料控除の対象 |
受け取り方 | 定期年金か終身年金 | 満期保険金 |
上記の表から、ライフロードは「元本を減らさずに確実に年金を増やしたい人」におすすめと言えます。
また、じぶんの積立は「短期間の積み立てから無理なく始めたい人」におすすめです。
注意しておきたいのは、じぶんの積立は生命保険の扱いとなり、個人年金保険料控除を受けられないことです。
この表を参考に、どちらの商品が自分に向いているか検討してみてください。
まとめ:JA共済のライフロードの利回りはその年によるが、人気は高い
ここまで、JA共済のライフロードについて解説してきました。
この記事のポイントをまとめると、
- JA共済のライフロードは評判が良い
- ライフロードは利回りが高く、元本割れしないのがメリット
- 途中解約すると元本割れする可能性があり、返戻率は下がってきている
- ライフロードは元本割れせずに年金を増やしたい人におすすめ
- じぶんの積立は短期間の積立を考えている人におすすめ
ということになります。
個人年金共済は長期間積み立てるものなので、自分に目的に合った商品を選ぶ必要があります。
しかし、自分の判断だけで複数の保険を比較するのは難しいでしょう。
マネーキャリアでは、保険のプロであるファイナンシャルプランナーが何度でも無料で相談を行っています。
相談をしたから申し込まないといけないということはないので、この機会に一度ご利用ください。