
「残り湯洗濯は節約にならないって聞いたけれど本当?」
「残り湯洗濯を導入したいけれど節約できる金額が気になる」
とお悩みではないでしょうか。
結論、残り湯洗濯は正しく利用すれば節約になります!
▼この記事がおすすめな人
- 残り湯洗濯の節約効果について知りたい人
- 残り湯洗濯のメリット・デメリットを知りたい人
- 残り湯洗濯で効率よく節約する方法について知りたい人

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
- 残り湯洗濯は節約になるorならない!水道代の節約額をシミュレーション
- 残り湯洗濯が節約にならない・やめたほうがいいと言われる理由3選
- すすぎでは水道水が必要となる
- 給水ポンプの電気代がかかる
- 洗剤や漂白剤の追加コストが発生する
- 残り湯洗濯のメリット3選
- 水道代が節約できる
- 温水の使用により汚れ落ちが良くなる
- 環境に優しい
- 残り湯洗濯のデメリット3選
- 洗濯物に臭いがつく可能性がある
- 洗濯物が傷む可能性がある
- 全ての工程で残り湯を使えるわけではない
- 節約・家計に関する不安は専門家(FP)に無料相談がおすすめ
- 残り湯洗濯で効率よく節約する方法4選
- まとめ洗い・すすぎ1回洗剤を活用する
- ドラム式洗濯機の導入する
- 深夜電力を活用する
- 衣類乾燥機や浴室乾燥を効率的に使う
- 残り湯洗濯を使った節約についてよくある質問
- 電気代はいくらかかりますか?
- 風呂の残り湯を洗濯に使っている割合はどれくらい?
- 翌朝使っても大丈夫?
- 節約・家計改善ならマネーキャリアで無料相談【まとめ】
残り湯洗濯は節約になるorならない!水道代の節約額をシミュレーション
残り湯洗濯は節約になるのか・ならないのかを検証するために、実際にどの程度の節約ができるのかを1人暮らしと2人以上の家庭に分けてシミュレーションしました。
以下の表では、水道代、電気代、追加コスト(洗剤や漂白剤の増加分など)を考慮して、通常洗濯と残り湯洗濯のコストの差を比較しています。
1人暮らし (通常洗濯) | 1人暮らし (残り湯洗濯) | 2人暮らし (通常洗濯) | 2人暮らし (残り湯洗濯) | |
---|---|---|---|---|
月額水道代 | 約1,500円 | 約1,200円 | 約3,000円 | 約2,400円 |
月額電気代 | 約100円 | 約120円 | 約2,00円 | 約240円 |
追加コスト | 0円 | 約200円 | 0円 | 約400円 |
合計金額 | 約1,600円 | 約1,520円 | 約3,200円 | 約3,040円 |
結論として、1人暮らしでは残り湯洗濯を導入することで、月に約80円の節約が可能となる結果になりました。
一方で、2人以上の世帯では月に約160円の節約が見込めます。
しかし、残り湯を使用することで電気代が増える点や、追加で洗剤や漂白剤を使うことを考えると、大幅な節約効果が得られるとは言いにくいでしょう。
洗濯の頻度や家庭の状況に応じて、最適な洗濯方法を選ぶことが大切です。
残り湯洗濯が節約にならない・やめたほうがいいと言われる理由3選
まずは、残り湯洗濯が節約にならない・やめたほうがいいと言われる理由3選について紹介していきます。
紹介する内容は以下の通りです。
- すすぎでは水道水が必要となる
- 給水ポンプの電気代がかかる
- 洗剤や漂白剤の追加コストが発生する
すすぎでは水道水が必要となる
残り湯洗濯は節水に役立つと考えられがちですが、実際にはすすぎの工程で水道水を使う必要があるため、思ったほどの節約にはつながらないことがあります。
洗濯の際、洗いの工程では残り湯を活用できますが、すすぎでは清潔な水が求められるため、水道水を使用せざるを得ません。
特に、すすぎの回数が多い洗濯コースや、大容量の洗濯機を使用している場合、必要な水の量が増えるため、残り湯を使ったとしても水道代の節約効果は限定的になります。
また、洗剤や柔軟剤がしっかり落ちるようにするためにも、水道水でのすすぎが推奨されており、完全に水道水を使わずに済ませることは難しいのが現実です。
このように、残り湯を使ったとしてもすすぎで水道水を使用するため、期待したほどの水道代の節約にはならない可能性もあるため、実際にどれほどの節約になるのかを考えたうえで、洗濯方法を選ぶことが大切です。
給水ポンプの電気代がかかる
残り湯を洗濯に活用する際、多くの家庭では洗濯機に付属している給水ポンプを使用します。
このポンプを稼働させるには電力が必要であり、意外と電気代がかかることには注意が必要です。
一般的な家庭用給水ポンプの消費電力は約20W程度とされ、1回の洗濯で約10分間使用すると仮定すると、1回あたりの電力消費量は約0.00333kWhとなります。
電気料金が1kWhあたり30円の場合、1回の使用で約0.1円、1日1回使用すると月間約3円、年間で約36円の電気代がかかる計算になります。
一見すると小さな金額に思えますが、残り湯洗濯の節水効果と比較すると、節約できる水道代がポンプの電気代と相殺される可能性もあります。
特に、節約のためにポンプを長時間稼働させると、その分電気代が増えて結果的に思ったほどの節約効果が得られないこともあるため、残り湯を利用する場合は電気代の増加分も計算しておく必要があります。
洗剤や漂白剤の追加コストが発生する
残り湯洗濯は水道代の節約につながると考えられますが、衛生面の問題から、洗剤や漂白剤の使用量が増えることがあります。
お風呂の残り湯には皮脂や汗、石けんカスが含まれており、時間が経つと雑菌が繁殖しやすくなるため、そのまま洗濯に使うと衣類に臭いが移る可能性があることは頭に入れておきましょう。
この臭いや雑菌を防ぐためには、通常よりも洗剤を多めに使用したり、酸素系漂白剤や除菌効果のある洗濯洗剤を加える必要があります。
結果として、通常の洗剤の使用量に加えて、漂白剤や抗菌剤を毎回使用することで月に数百円~千円程度の追加コストがかかり、水道代の節約額よりも洗剤や漂白剤のコストが増え、トータルの節約効果がほとんど得られない可能性もゼロではありません。
特に、菌の繁殖しやすい夏場などは対策が必要になり、思った以上に手間やコストがかかることは考慮する必要があるでしょう。
残り湯洗濯のメリット3選
ここからは、残り湯洗濯のメリット3選について紹介していきます。
紹介する内容は以下の通りです。
- 水道代が節約できる
- 温水の使用により汚れ落ちが良くなる
- 環境に優しい
水道代が節約できる
残り湯を使うことで、洗濯にかかる水道代を抑えられるのが大きなメリットです。
一般的な洗濯機では1回の洗濯に約100リットルの水を使用しますが、洗いの工程で50リットルを残り湯に置き換えることで、使用する水道水の量を減らせます。
水道代は1リットルあたり約0.24円とされており、50リットルを残り湯にすることで、1回あたりの水道代は約12円の節約になります。
毎日洗濯を行う家庭では、月間で約360円、年間では約4,380円の節約につながる計算ですので、残り湯洗濯を活用することで水道代を抑えることができます。
ただし、すすぎには水道水を使う必要があるため、完全に水道代をゼロにすることはできません。
節約効果を最大化するには、洗濯機の設定や使用方法を工夫することが重要です。
温水の使用により汚れ落ちが良くなる
残り湯洗濯のメリットのひとつに、温水の効果で汚れが落ちやすくなる点が挙げられます。
お風呂の残り湯は水道水よりも温かいため洗剤が溶けやすく、洗浄効果が高まることがわかっています。
特に、皮脂や油汚れなどのしつこい汚れは冷水よりも温水のほうが落ちやすく、白物のくすみや黒ずみを防ぐ効果も。
そのため、冬場など水温が低い時期には、残り湯を使うことで洗濯の仕上がりを良くすることが可能です。
ただし、お湯の温度が高すぎると衣類を傷める可能性があるため、40℃以下の適温で使うのが理想的です。
残り湯を上手に活用することで、洗浄力を高めながら、効果的に汚れを落とせるでしょう。
環境に優しい
残り湯洗濯は、水の再利用を通じて環境負荷を低減できる点がメリットです。
近年、節水やエコな暮らしを意識する人が増えており、限られた資源を無駄にしない取り組みが注目されています。
洗濯のたびに大量の水を使用するのではなく、一度使ったお湯を再利用することで、水の消費量を削減できます。
特に、水道水の使用を抑えることで、上下水道の処理にかかるエネルギー消費を減らす効果だけでなく、水道代の節約にも期待できます。
水を供給するためには、浄水場での処理やポンプの稼働など、多くのエネルギーが使われているため、少しでも使用量を減らすことは環境に優しい選択といえるでしょう。
持続可能な生活を目指す人にとって、資源を有効活用する残り湯洗濯は、手軽に取り入れられるエコな方法のひとつです。
残り湯洗濯のデメリット3選
ここからは、残り湯洗濯のデメリット3選について紹介していきます。
紹介する内容は以下の通りです。
- 洗濯物に臭いがつく可能性がある
- 洗濯物が傷む可能性がある
- 全ての工程で残り湯を使えるわけではない
洗濯物に臭いがつく可能性がある
残り湯洗濯は節水に役立ちますが、使い方を誤ると洗濯物に臭いがついてしまうことがデメリットのひとつです。
お風呂の残り湯には、皮脂や汗、石けんカスなどの汚れが含まれており、放置すると雑菌が繁殖しやすくなるため、そのまま洗濯に使用すると雑菌が洗濯物に付着し、生乾き臭の原因にもなります。
特に、温かい残り湯は雑菌が増えやすい環境のため、長時間放置した湯を使うのは避けるべきです。
衛生的に使用するには、「入浴後すぐの残り湯を使う」「40℃以下のぬるま湯で使う」「洗濯後はしっかり乾燥させる」といった工夫が必要です。
また、抗菌作用のある洗剤や酸素系漂白剤を併用することでも、臭いを防ぐ効果が期待できるため残り湯洗濯のデメリットを打ち消せます。
残り湯を適切に活用すれば節約につながりますが、雑菌の繁殖によるリスクを理解し、正しい方法で使うことが重要です。
洗濯物が傷む可能性がある
残り湯洗濯を行う際、注意すべき点のひとつが衣類の傷みや色移りのリスクです。
お風呂の残り湯には皮脂や石けんカスといった不純物が含まれており、これらの成分が衣類に残ると、生地の劣化を早める可能性がある点には注意しましょう。
特に、入浴剤を使用した場合は、その成分が衣類に付着し、色移りや変色の原因になることもあります。
また、ナイロンやポリエステルなどの合成繊維は比較的お湯に弱いため、高温の残り湯を使うと繊維が傷みやすくなることも。
デリケートな衣類を洗う際は、水温が40℃以下になるように調整することが大切です。
残り湯を利用する際は、使用するお湯の温度や入浴剤の有無を確認し、色移りしやすい衣類とは分けて洗うなどの工夫が必要です。
全ての工程で残り湯を使えるわけではない
残り湯洗濯は水道代の節約に役立ちますが、すべての工程で使用できるわけではありません。
実際に残り湯を利用できるのは「洗い工程」のみであり、「すすぎ工程」では基本的に水道水を使う必要があるため、洗濯全体での水道代を大幅に削減できるわけではない点には注意が必要です。
すすぎの工程では、衣類に付着した洗剤や汚れをしっかり落とすために清潔な水を使うことが推奨されており、残り湯でのすすぎでは雑菌や皮脂汚れが衣類に再付着し、不衛生な状態になる可能性があるため、水道水を使用せざるを得ません。
結果として、洗濯1回あたりの水道代を完全にゼロにすることはできず、節水効果は限定的になります。
残り湯を活用することで多少の節約にはなりますが、大幅な水道代の削減を期待する場合は、すすぎ工程の水の使用量も考慮することが大切です。
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残り湯洗濯で効率よく節約する方法4選
ここからは、残り湯洗濯で効率よく節約する方法4選でついて紹介していきます。
紹介する内容は以下の通りです。
- まとめ洗い・すすぎ1回洗剤を活用する
- ドラム式洗濯機の導入する
- 深夜電力を活用する
- 衣類乾燥機や浴室乾燥を効率的に使う
まとめ洗い・すすぎ1回洗剤を活用する
残り湯洗濯の節約効果を高めるためには、洗濯の回数を減らし、効率的に水を使うことが重要です。
こまめに洗濯するよりも、2〜3日分をまとめて洗うなどの方法で、洗濯機の稼働回数を減らすことができれば水道代や電気代の節約につながります。
また、すすぎの回数を減らす工夫も効果的です。
最近では「すすぎ1回」で済む洗剤が多く販売されており、これを活用することで、1回分の水道使用量を大幅に削減できます。
すすぎの回数が減れば、洗濯時間も短縮されるため、電気代の節約にもつながるでしょう。
このように、まとめ洗いやすすぎ1回洗剤を活用することで、残り湯の使用だけでなく、全体的な水道代の節約効果を高めることができます。
ドラム式洗濯機の導入する
残り湯を活用する節約方法もありますが、そもそも洗濯時の水の使用量を減らせるドラム式洗濯機を導入することが、より効果的な節約につながる可能性があります。
ドラム式は縦型洗濯機に比べて使用する水量が約半分とされており、水道代の削減効果が高いのが特徴です。
そのため、残り湯を使わなくても水の使用量を抑えられ、より効率的な洗濯が可能になります。
また、ドラム式洗濯機は洗濯・脱水時の衣類の絡まりが少なく、傷みにくいというメリットも。
しかし、本体の価格が縦型洗濯機よりも高いことや、設置スペースを確保する必要があることがデメリットとして挙げられます。
初期費用がかかるものの、長期的に見れば水道代や電気代の節約につながるため、頻繁に洗濯をする家庭では導入することをおすすめします。
深夜電力を活用する
洗濯にかかるコストを抑える方法のひとつに、電気料金が安い時間帯を活用する方法があります。
多くの電力会社では「時間帯別電灯」などのプランを提供しており、深夜の時間帯は日中に比べて電気料金が割安になるケースが多くなっています。
特に、23時~翌7時を安価に設定しているプランが多いため、この時間に洗濯を行うことで電気代を節約可能です。
特に、乾燥機は消費電力が大きいため、電気料金が安い時間帯に使うことで節約効果がより高くなるでしょう。
ただし、夜間に洗濯を行う場合は、騒音対策も考慮する必要がある点には注意してください。
静音設計の洗濯機を選ぶ、マンションや集合住宅では振動を抑えるマットを敷くなどの工夫をすると安心です。
衣類乾燥機や浴室乾燥を効率的に使う
洗濯後の乾燥を効率よく行うことで、電気代の節約につながるだけでなく、洗濯物の臭いを防ぐこともできます。
特に、湿気が多い時期や室内干しが続くと、洗濯物が生乾きになりやすく、臭いの原因になるため、乾燥方法を工夫することが大切です。
衣類乾燥機を使う場合、洗濯物の量を適切に調整し、詰め込みすぎを避けることで乾燥時間を短縮可能で、余計な時間をかけずに済むため、電気代の無駄を減らせます。
また、浴室乾燥機を使う際は、換気をしながら温風を利用すると効率的ですので、サーキュレーターや扇風機を併用するものひとつの手です。
残り湯洗濯を使った節約についてよくある質問
ここからは、残り湯洗濯を使った節約についてよくある質問3選について紹介していきます。
紹介する内容は以下の通りです。
- 電気代はいくらかかりますか?
- 風呂の残り湯を洗濯に使っている割合はどれくらい?
- 翌朝使っても大丈夫?
電気代はいくらかかりますか?
残り湯洗濯を行う際、洗濯機と給水ポンプの電気代が発生します。
一般的な家庭用縦型洗濯機の消費電力は約500W、給水ポンプは約20W程度です。
洗濯機を30分、給水ポンプを10分使用した場合、それぞれの電力消費量を計算すると、洗濯機が約7.7円、ポンプが約0.1円となり、合計すると1回あたり約7.8円の電気代がかかる計算です。
これを1日1回の洗濯で換算すると、月間約231円、年間で約2,772円の電気代が発生します。
実際には、洗濯機の機種や使用環境によって多少の差が出るものの、残り湯を使用しても電気代がゼロになるわけではありません。
また、ドラム式洗濯機は乾燥機能を使用するとさらに電気代が増えるため、節約を意識するなら電力プランの見直しや、夜間の安い時間帯に洗濯を行う工夫も重要です。
風呂の残り湯を洗濯に使っている割合はどれくらい?
風呂の残り湯を洗濯に利用している家庭の割合は、調査方法によって異なりますが、一般的には約3〜6割程度とされています。
例えば、ライオン株式会社が実施した調査では、「ほぼ毎日使っている」が43%、「時々使う」が18%で、合わせて61%の家庭が残り湯を活用しているという結果が出ています。
参考:トクバイニュース
また、別の調査では、「よく使用する」が19.6%、「たまに使用する」が9.8%となっており、こちらも合計で29.4%の人が洗濯に残り湯を利用していることがわかります。
参考:ウェザーニュース
このように、残り湯洗濯は節水意識の高い家庭で比較的よく活用されていますが、一方で雑菌や臭いの問題、洗濯機の手間などを考慮して使用を避ける家庭も少なくありません。
残り湯を使うかどうかは、それぞれの生活スタイルや価値観によるところが大きいでしょう。
翌朝使っても大丈夫?
お風呂の残り湯を翌朝に洗濯で使用することは可能ですが、衛生面には注意が必要です。
残り湯には当然入浴した人の皮脂や石けんカスが含まれており、雑菌が繁殖しやすい環境が整っています。
特に、気温の高い時期は雑菌の増殖が早まり、臭いやヌメリの原因になることもあるため、清潔に使用するためには、「ふたを閉めて保管する」「なるべく早めに使う」といった工夫が必要です。
また、入浴剤を使用したお湯は洗濯に適さない場合があるため、成分を確認することも重要でしょう。
どうしても翌朝に使用したい場合は、洗い工程のみに使用し、すすぎは水道水で行うのが無難です。
残り湯を翌朝に使うこと自体は問題ありませんが、適切な管理と対策をしなければ、逆に衣類に雑菌が付着するリスクもあるため、十分に注意しましょう。
節約・家計改善ならマネーキャリアで無料相談【まとめ】
まとめると、残り湯洗濯は正しい使い方を実行すればエコと節約を両立した素晴らしい洗濯方法です。
ただし、節約金額は少額で、導入してからすぐに効果を実感できる方法ではありませんので、大幅な家計改善を目指している方は他の節約も並行しながら長く続けることが大切になります。
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