お金が貯まらない主婦に共通する原因またその解決方法を具体体な行動や家計簿の内訳を見ながら徹底的に解説していきます。さらに主婦が貯金ためにできるちょっとしたテクニックなどもご紹介します。また共働きなのにお金が貯まらない夫婦の原因と解決方法を解説
監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
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この記事の目次
- お金が貯まらない専業主婦の原因と上手にお金を貯める方法とは
- お金が貯まらない原因は主婦のお金の管理方法にあった?
- お金が貯まらない主婦に共通する特徴とは?
- ①家計をちゃんと把握していない・やりくりが下手
- ②必要なものを計画的に購入していない
- ③いろんな誘いに断れない性格である
- ④コンビニをよく使う・ATM手数料を払う
- ⑤スマホの仕組みがよくわかっていない
- ⑥外食をよくする
- ⑦食材を無駄にしている
- ⑧期間限定・初回限定セール・大特価という言葉に弱い
- ⑨財布にレシートがぎっしり入っている
- ⑩衝動買いが多い
- お金がたまらない主婦はお小遣いが少ない?
- お小遣いは少ないと不満ありつつも「妻費」が存在する
- 妻費が多くお金が貯まらない家計簿を見てみる【40代夫婦子供2人】
- 妻に使っていい上限を意識させることが大事
- 子供にお金をかけすぎて貯金ができない【実際の家計簿をもとに解説】
- ①実際の家計簿の内訳を見てみる【30代夫婦子供2人】
- ②通信費の見直しをしよう
- ③子供費には上限を設けることが大事
- ④被服費はあまりお金をかけないようにしよう
- ⑤ボーナスの半分以上は貯金にまわす
- 主婦ができるお金を貯めるコツとは
- ①夫婦でお金を貯める目的を設定する【ライフプランの設計】
- ②家計を一本化して収支の確認をする
- ③毎月一定のお金を自動積み立てにまわす
- ④低金利な世の中でも銀行口座は金利の高いところを利用する
- ⑤キャッシュレス決済を上手く利用する
- ⑥投資を上手く利用する
- ⑦無理した貯金はしない
- ⑧ふるさと納税をうまく利用する
- お金を貯めるために主婦ができることとは?
- 食費を抑えて無駄なお金の使用を減らす
- 衣類は賢く買って無駄なお金の使用を減らす
- 1000万円貯めた主婦が実践しているお金を貯める工夫とは?
- 外食を減らすための工夫とは
- 食材は一円でも安くより本当に必要かを考える
- お金のやりくりで溜まったストレスを発散はどうする
- 夫がお金のやりくりに協力的でない時はどうする
- お金が貯まる主婦とお金が貯まらない主婦は財布の中身が違った
- 共働きなのにお金が貯まらない夫婦の特徴とは
- 現在夫婦で共働きの数は上昇傾向にある
- 共働きだから使っていいという思い込み
- 夫婦間で家計の管理がうまくいってない
- お金が貯まらないのは夫婦の共通口座の使い方にある
- 共働きでお金が貯まる夫婦の特徴
- 夫婦でお金の話がちゃんとできている
- 夫婦それぞれ収入を管理して定期的に共有しあう
- 先取り貯蓄をそれぞれの名義で行う
- 夫婦の共通口座には必要以上にお金を入れない
- お金が貯まる決算シートを共有して利用する
- そのほか貯金に関するあれこれ
- 20代での貯金は不必要?
- 社会人で貯金初めての方が目指す貯金額の目安は100万
- 30・40代のために貯める必要のある養育費や老後資金
- 貯金に関する不安はFPに無料相談してみよう【マネーキャリア 】
- まとめ:主婦のお金を貯めるコツ
お金が貯まらない専業主婦の原因と上手にお金を貯める方法とは
こんにちは。マネーキャリア編集部です。
先日、専業主婦の方にこのような相談をいただきました。
お金が貯まらない原因は主婦のお金の管理方法にあった?
お金が貯まらない原因としては何が考えられるでしょうか。
最も多くみられることとしては家計のお金の流れを把握していないということがあります。
いくら節約を心がけても、毎月入ってくる収入や出ていく固定費などを曖昧にしかわかっていなければ、無駄が多く生まれお金も貯まらないでしょう。
お金が貯まらない主婦に共通する特徴とは?
お金が貯まらない主婦の方には様々な特徴がありますが、その中でも多く共通するものを下記にまとめました。
心当たりのあったものは見直してみることをオススメします。
①家計をちゃんと把握していない・やりくりが下手
家計の把握をしていない主婦はお金が貯まらないでしょう。
お金を貯めるためには家計の把握が必要不可欠です。
節約をするにしてもいくら節約をすれば、いくらお金を貯めることができるのかということを具体的にわかっていなければ、効果的にお金を貯めることはできません。
家計について何となくでしか家計を把握していない専業主婦の方はついつい余計な出費が増えてしまい、なかなかお金が貯まらないものです。
②必要なものを計画的に購入していない
物を買う際にも計画性が重要です。
食材や日用品など足りなくなるだろうからと考え、ついつい買ってしまうということがお金が貯まらない原因となります。
一つ一つは少ない金額でもそれが貯まり積もればかなりのお金となってきます。
使いきれずに捨ててしまい、それが家計の無駄になりお金を貯めることは難しいでしょう。
③いろんな誘いに断れない性格である
様々な誘いを断れない場合もお金が貯まりにくい原因となります。
お誘いを受けるとどうしてもお金がかかります。一度や二度なら軽い贅沢ということで良いかもしれませんが、お誘いを断れずにいろいろ受けていると出費がかさんでいきます。
それでは貯金は難しいです。
④コンビニをよく使う・ATM手数料を払う
コンビニやATMはどこにでもあり、わざわざスーパーや銀行に行かなくてよいので便利ではありますが、その分お金が多めにかかってきます。
これらの差額は少ないものですが、それも嵩んでいくと大きな出費として家計にのしかかってきます。
⑤スマホの仕組みがよくわかっていない
毎月かかってくるスマホの料金は家計にとって決して軽いものではありません。
そのスマホの料金について理解をし必要なものを払っているなら有用ですが、よくわからずに毎月お金を支払っている主婦の方も多いのではないでしょうか。
色々なプランがあったりわからない単語が多かったりして言われた通りの金額を払っていると自分たちにとって無駄になっていることが多いです。
もしお使いのスマホについて不鮮明なようでしたら、お金を貯めるために一度見直してみてはいかがでしょうか。
⑥外食をよくする
外食によく行くこともお金がたまらない原因の一つと言えます。
夕食を作ることが面倒だったり外食が好きだということで外食によく行く家庭も多いとは思います。
家族で外食をすると一人当たり少なくとも1000円以上はかかってくるでしょう。
それが多くなると食費がかさみ、家計に大きくのしかかってくることは明白です。
⑦食材を無駄にしている
必要以上に食材を買いすぎると、使いきれずに捨ててしまい、お金を無駄にしていることも多いでしょう。
そういうことがよくあると、なかなかお金も貯まらないということになってきます。
日ごろから冷蔵庫の中身を確認し、食事を作る際に必要な量を把握しておくことが重要でしょう。
⑧期間限定・初回限定セール・大特価という言葉に弱い
限定セールや大特価などで安くなっていても、よく考えずに買いすぎてはいけません。
確かに通常の価格よりは安くなっているかもしれませんが、不必要なものを買ったり必要以上に買いすぎてしまったりするとかえって出費がかさみます。
たとえ安くなっていたとしても、それが本当に必要なものかどうかを見極めて買うことが重要となってくるでしょう。
⑨財布にレシートがぎっしり入っている
財布の中がレシートで溢れているというのも、お金が貯まらない主婦の方の特徴です。
レシートがぎっしりあるということは、買い物の管理ができていないということです。
自分が買ったものの管理ができていないと、無駄遣いが多くなり、お金を貯めることは難しいでしょう。
⑩衝動買いが多い
一目ぼれをして衝動買いをするという話はよく聞きますが、それをしてしまうとお金を貯めることはできないでしょう。
衝動買いのように無計画な買い物が多くなると、毎月いくらほど出費があるのか予想できなくなります。
それではお金を貯めることで難しく、逆に貯蓄が減っていくことのほうが多いのではないでしょうか。
お金がたまらない主婦はお小遣いが少ない?
なかなかお金が貯まらない主婦の方はお小遣いが少ない傾向にあるようです。
下記で詳しく見ていきましょう。
お小遣いは少ないと不満ありつつも「妻費」が存在する
専業主婦の方が家計の管理をしているという家庭は多いはずです。
専業主婦の方のお小遣いが少ないとそれを理由に専業主婦の方が買いたいものを家計から「妻費」として捻出してしまうことがあります。
少ないお小遣いの代わりに特別会計としてでていくのです。
それではお金が貯まらないのにも納得がいきます。
妻費が多くお金が貯まらない家計簿を見てみる【40代夫婦子供2人】
- 食費 ¥45,000
- 水道光熱費 ¥24,000
- 通信費 ¥42,000
- 住居費 ¥120,000
- 子ども費 ¥65,000
- 夫こづかい ¥20,000
- 妻こづかい ¥10,000
- レジャー・外食 ¥20,000
- 被服費 ¥30,000
- その他 ¥10,000
- 保険料 ¥30,000
- 貯金 ¥15,000
- 妻費 ¥20,000
上記のように妻費がお小遣いの倍になっています。これをどうにかすればもっと貯蓄にまわせるでしょう。
妻に使っていい上限を意識させることが大事
家計を任せていると常にお金は手元にある状態なので、欲しいものなどがあればまあいいかと買ってしまいそれが「妻費」として積み重なってくる。
そこで、妻に使っていい金額を明確に意識させることが重要となってくるでしょう。
たとえば、今のお小遣いが少ないということならば、話し合いを増やす。そうすれば無駄に「妻費」として貯蓄を減らす必要はなく、お小遣いとしての支出は増えるが全体でみると節約になっています。
子供にお金をかけすぎて貯金ができない【実際の家計簿をもとに解説】
子供にお金をかけることは素晴らしいことですが、何も考えずにあれもこれもとお金をかけることは控えるべきです。
子供のためだからといってお金をかけすぎ、結果として家族の貯金ができない事態に陥ります。
①実際の家計簿の内訳を見てみる【30代夫婦子供2人】
- 食費 ¥40,000
- 水道光熱費 ¥21,000
- 通信費 ¥42,000
- 住居費 ¥100,000
- 子ども費 ¥52,000
- こづかい ¥30,000
- レジャー・外食 ¥20,000
- 被服費 ¥30,000
- その他 ¥12,000
- 保険料 ¥30,000
- 貯金 ¥15,000
②通信費の見直しをしよう
注目していただきたいのが通信費の¥42,000です。家族四人分の食費よりも高くなっています。
昔と比べ現代では通信費がかさむことは確かだとは思いますが、削れるところはあるはずです。例えば、携帯会社を料金の安い会社に乗り換えればそれだけで携帯料金が半値程度となります。
家族四人分の携帯電話の料金だけでかなりの節約になるはずです。
③子供費には上限を設けることが大事
先にも述べた通り、子供費は重要ですが何でもかんでもお金をかけるのではなく、必要なものを選ぶことが重要でしょう。そのために子供費に上限を設けることは有用です。
子供費の大半を占めているのは、習い事の費用です。
いくつもの習い事をかけ持つと、それだけでお金だけでなく子供の時間も無くなります。
また、子供の将来の学費などかかってくるお金を考えると、不必要な習い事は省き、お金を貯めたほうが子供のためにもなるのではないでしょうか。
④被服費はあまりお金をかけないようにしよう
被服費に関しても毎月¥30,000もかけるのは少々かけすぎのように感じます。
月¥30,000ということは年間¥360,000で、単純計算で一人頭年間¥90,000です。これを季節ごとに買うのみに抑えれば、浮いた分を貯金にまわせるでしょう。
⑤ボーナスの半分以上は貯金にまわす
ボーナスはまとまったお金が入る機会なので、使いたい気持ちもあると思いますが、逆に考えていただくと、よい貯金の機会でもあります。
今まで家族旅行に行ったり買い物をしたりしていたものを減らし、貯蓄に回して子供の将来のために備えましょう。
主婦ができるお金を貯めるコツとは
今までお金を貯められない主婦についてみてきましたが、それではどのようにすればお金を貯めることができるのでしょうか。
お金を貯めるコツについてみていきましょう。
①夫婦でお金を貯める目的を設定する【ライフプランの設計】
まず重要なのはお金を貯めるにあたって目標を設定することです。
むやみやたらに節約をしていても続かず効率的にできているとは言えません。
月に〇万円は必ず貯めるであったり今年中に100万円貯金するであったり、目に見える具体的な目標を掲げることがやる気にもつながります。
②家計を一本化して収支の確認をする
世帯主が生活費だけを主婦に渡している場合もあるかと思いますが、それだと家計の全体像が見えず、無駄が生まれてしまう可能性があります。
家庭の会計を一本化することで、全体が見えてお金も貯まりやすくなるのではないでしょうか。
③毎月一定のお金を自動積み立てにまわす
なかなかお金を貯められない人は毎月一定額を自動的に積み立てるのも一つの方法です。
それならば毎月必ず決まった額を貯蓄に回すことができ、残りのお金はすべてを生活費に充てることができるので、深く考えずとも安定して貯金ができます。
④低金利な世の中でも銀行口座は金利の高いところを利用する
現在銀行にお金を預けても大手の都市銀行でも普通預金0.001%、定期預金0.01%程度です。
ただ、ネット銀行の中にはもっと高金利のところもあります。そういうところを利用することで効率的にお金を貯めていきましょう。
⑤キャッシュレス決済を上手く利用する
最近はキャッシュレス決済をすることでポイントが貯まるったりキャッシュバックがあるったりするようになってきました。
キャッシュレス決済はお金を使っている感覚に乏しいので、お金を使いすぎてしまう危険性がありますが、うまく活用すれば無理せずお金を貯めることができます。
⑥投資を上手く利用する
投資と聞くと一種のギャンブルのように思われるかもしれませんが、今はリスクもほとんどなく毎月一定額を投資するという方法もあります。
このような投資をうまく活用することで上手にお金を貯めていくことも可能となっていきます。
⑦無理した貯金はしない
いくらお金を貯めたいからといって無理に貯金をすると長くは続きません。
逆にお金がないストレスから無駄遣いをしてしまう可能性もあります。
まずは無理のない範囲で節約を始めてみましょう。
⑧ふるさと納税をうまく利用する
ふるさと納税は自治体に寄付をしたお金が2000円を除き税金が控除され、さらにその自治体から返礼品を受け取ることができます。
実質負担2000円で自治体から様々な特産品や宿泊券をもらえるので、これを利用しない手はありません。
この制度を利用して楽をしてお得な生活を送りましょう。
お金を貯めるために主婦ができることとは?
主婦の方がお金を貯めるには具体的にはどのようにすればよいでしょうか。
主婦の方にできることを見ていきたいと思います。
食費を抑えて無駄なお金の使用を減らす
主婦の方が節約をしやすいものとしてまず食費があげられます。
その月の食費の上限を予め決めて、その中で納まるように工夫をするということが効果的です。
特売日や旬の食材を有効に使い節約に取り組みましょう。
衣類は賢く買って無駄なお金の使用を減らす
衣類も主婦の方が節約しやすいものの一つです。
最近は安くていい服が増えているのでかわいいし安いからいいやと衝動的に買ってしまうことが多いのではないでしょうか。
確かにいい服でも着ないものであれば無駄です。買うときはそれが本当に今必要かどうかを見極めて買うようにしましょう。
1000万円貯めた主婦が実践しているお金を貯める工夫とは?
実際にお金を貯めることに成功している主婦はどんなことを実践しているのでしょうか。
1000万円貯めた達人の節約法についてみていきましょう。
外食を減らすための工夫とは
外食を月一回の特別なこととすることがおすすめです。
今日は作る元気がないからと外食をしてしまうと、家で食べていればもっと安く済んだのにと悪いようにとらえてしまいます。
満足感を高めて節約もするために、月に一回ということを少ないととらえるのではなく、一回の特別な日ととらえるようにすることがおすすめです。
食材は一円でも安くより本当に必要かを考える
よく色々なスーパーをまわって一円でも安く食材を買おうとする主婦の方がいますが、それよりも無駄なものを買わないほうが重要です。
たとえ安くても不必要なものを買うと使い切ることができずに捨ててしまい、お金の無駄になってしまいます。
食材を買うときは数円の違いに頭を悩ませるのではなく、本当に必要なものかどうかを見極めることにしましょう。
お金のやりくりで溜まったストレスを発散はどうする
お金を節約して貯めなきゃと根を詰めすぎるとストレスがたまり、お金を使うことでそれを発散をしてしまっては本末転倒です。
お金をかけずにストレスを発散するか、そもそもストレスか感じずにお金を貯めることを目指しましょう。
夫がお金のやりくりに協力的でない時はどうする
主婦が節約をしようとしていても、夫がなかなか協力してくれないということも多いようです。
そういう場合は実際に夫がいくらくらいお金を使っているのかを目に見える形で提示すればわかってくれる場合が多いようです。
また、主婦が積極的に節約を心がけ、決まり事を守るなどすれば徐々に夫も協力してくれるようになっていくでしょう。
お金が貯まる主婦とお金が貯まらない主婦は財布の中身が違った
日ごろ持ち歩いている財布の中身にもお金が貯まる主婦と貯まらない主婦とには違いがあります。
貯まる主婦の財布の中身はカード類や現金が必要な分だけであったのに対し、貯まらない主婦の財布の中身は日ごろ使わないカード類や必要以上の現金など無駄なものが多い傾向にありました。
財布の中も整理することが無駄遣いを減らし、お金を貯めることにつながるようです。
共働きなのにお金が貯まらない夫婦の特徴とは
共働きの家庭は片方しか働いていない家庭と比べ収入が多い分お金も貯まりやすいような気がしますが、そううまくいっていない家庭も多いようです。
なぜお金が貯まらないのか、共働きなのにお金が貯まらない夫婦の特徴を見ていきたいと思います。
現在夫婦で共働きの数は上昇傾向にある
共働きだから使っていいという思い込み
共働きの家庭は片方しか働いていない家庭と比べ収入が多いため、それぞれが好き勝手お金を使っていてもなかなかお金に困ることはないでしょう。
それが危機感の欠如につながり、積極的にお金を貯めようという思いが少なくなっていくのです。
夫婦間で家計の管理がうまくいってない
共働きの家庭だとそれぞれが自分の収入を自分で管理する場合が多いようです。
それぞれで管理をしてしまうと家計全体の収支が見えずに無駄にお金を使いすぎてしまいます。
家計を一括化しないまでも、意識的にお金を貯めるためにも夫婦間で話し合いを行い家計の共通認識を持つべきでしょう。
お金が貯まらないのは夫婦の共通口座の使い方にある
夫婦の口座の使い方にも注意が必要です。
それぞれが二人の共通口座に毎月決まった金額を入れてそれを生活費や貯蓄にし、残りを自分のお小遣いにするという方が多いようですが、それはあまりおすすめできません。
まず、自分たちそれぞれで一定額を貯金してから、毎月の生活費を共通口座に入れ、残りを自身のお小遣いにする方法をとるのがよいでしょう。その際のお互いの貯蓄の共有の重要です。
共働きでお金が貯まる夫婦の特徴
それでは共働きでお金が貯まる夫婦にはどのような特徴があるのでしょうか。
夫婦でお金の話がちゃんとできている
夫婦間でお金の話がしっかりできていることは重要です。
共働きだとどうしても夫婦二人とも忙しく、なかなか話し合う時間も取れないかもしれませんが、それでも二人で家計に関する共通認識は必要です。
夫婦それぞれ収入を管理して定期的に共有しあう
家計を一括して管理する必要は必ずしも必要ではありません。
共働きの夫婦がそれぞれ自分で管理をしていても、夫婦間でその共有をして全体として把握ができていれば問題はありません。
先取り貯蓄をそれぞれの名義で行う
夫婦それぞれの収入に関してそれぞれで先取り貯蓄を行いましょう。
夫婦の共通口座で貯蓄をしてしまうと個人の口座が不透明になることも多く、お金が貯まりにくくなることがあります。
夫婦の共通口座には必要以上にお金を入れない
夫婦の共通口座に必要以上のお金を入れないようにしましょう。
共通口座にはその月に使う生活費だけを入れて、そのお金の中で生活をするように調整をし、お金を貯めるようにすることが大切です。
お金が貯まる決算シートを共有して利用する
夫婦のお金を透明化し共有することに決算シートは有効です。
夫婦のそれぞれについて家計簿のように収入や支出を記入し共有しておきます。
これにより夫婦で共通の現状認識と目標を明確化することができお金を貯めることに役立つでしょう。
そのほか貯金に関するあれこれ
主婦の方だけではなく、そのほかの貯金に関する色々なことについて紹介いたします。
20代での貯金は不必要?
まだ若い20代のうちはお金を貯金ではなく、様々な経験をするなど自分に投資をするべきだという人も多いでしょう。
もちろんそれも重要だと思いますが、たとえ20代といえど急な病気やけがなどはあり、それに備える意味でも貯蓄はしておく必要があるでしょう。
社会人で貯金初めての方が目指す貯金額の目安は100万
20代の方でも貯金はするべきだとお話をしましたが、金額としてはまず100万円を目指すことをお勧めします。
100万円あれば冠婚葬祭などある程度にことには対応可能であり、またきりがいい数字なので目標にもしやすいでしょう。
30・40代のために貯める必要のある養育費や老後資金
30代40代の方々はこれからの必要となってくる養育費や老後資金が心配という方が少なくありません。
それらのお金のためにまずお金を貯める習慣を整え、将来について夫婦でしっかり話し合ってください。
少しずつ資金を貯めていきましょう。
貯金に関する不安はFPに無料相談してみよう【マネーキャリア 】
ここまで貯金に関するお話をしてきましたが、実際に相談してみたいという場合は「マネーキャリア」を検討してみましょう。
マネーキャリアはオンラインで無料で相談が可能なので、自宅にいながらしたいときに相談することができます。
相談満足度も93%を誇るマネーキャリアが気になった方は一度詳細を確認してください。
まとめ:主婦のお金を貯めるコツ
この記事ではお金がなかなか貯まらない主婦の方にはどんな原因があるのか、またそれらの改善方法と上手にお金を貯める方法についてみてきました。
自分の家庭のお金について何となくではなく確実に把握をするようにし、いつまでにいくら貯めたいと目標を設定しましょう。
お金を貯めるためには節約を心がけるだけではなく、お小遣いや子供費の見直しも重要となってきます。
夫婦の老後資金や子供の養育費のためにも早めに貯金体質へと自分たちを変えて、お金が貯まる夫婦となっていきましょう。