
▼この記事を読んでほしい人
- お金が減ることに対して漠然とした恐怖や不安を感じており、なぜそんなに怖いのか理由がわからずに悩んでいる人
- 家計管理や節約方法を学びたいと思っているが、何から始めればよいかわからず一歩を踏み出せずにいる人
- 将来への経済的な不安を抱えている人
内容をまとめると
- お金が減ることへの恐怖は、将来への漠然とした不安やライフプランが明確でないこと、さらにお金を使うことへの心理的な抵抗感が主な原因となっている
- 安心してお金を使えるようになるには、現状の収支の把握や、ライフプランの作成、目的別に貯金をするなど対処法を実践する必要がある
- しかし、一人でこれらの対策を実行するのは難しいので、専門的な知識を持つファイナンシャルプランナーに相談するのがおすすめ
- マネーキャリアなら相談満足度98.6%、累計10万件以上の実績があり、FP資格を持つ専門家が家計見直しから将来設計まで何度でも無料で相談に乗ってくれる

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
- お金が減るのが怖い・使うのが怖い理由は?
- 将来への漠然とした不安がある
- ライフプラン・家計の見通しが立てられていない
- お金を使うことに対する心理的ブロックがある
- 安心してお金を使えるようになるための5つの対処法
- 現状の収支のバランスを把握する
- ライフプランを立てて将来必要なお金を把握する
- 期間・金額・目的を明確にして貯金をする
- お金の使い方に優先順位をつける
- 先取り貯金や投資など自分に合ったお金の管理方法を見つける
- お金にまつわる様々な症候群を解説
- お金使えない症候群
- 金銭恐怖症
- 節約症候群
- 【年代別・状況別】お金の使い方への不安対策
- 20代・30代の将来不安への対処法
- 40代・50代の教育費・住宅ローン不安への対策
- 60代以降の老後資金不安への取り組み方
- お金の使用に関するよくある質問
- 自分のためにお金を使えない場合は?
- お金はあるけど使いたくない場合は?
- お金が減るのが怖いという悩みを解消するには?
- お金が減るのが怖いと感じる理由や対処法のまとめ
お金が減るのが怖い・使うのが怖い理由は?
お金が減るのが怖い・使うのが怖い理由には以下の3つが考えられます。
将来への漠然とした不安がある
お金が減ること・お金を使うことへの恐怖心の理由として、将来への漠然とした不安がある場合が多いです。
特に以下のようなライフイベントに関する費用は金額が大きくなります。
- 結婚資金
- 教育資金
- 住宅ローン
- カーローン
- 老後資金
このような人生の大きな支出は「金額が大きい」「時期が不明確」「予想外の出費が発生する」ため、不安を抱きやすくなります。
大切なのは、漠然とした大金への不安を具体的な数字に変え、必要な費用を計画的に準備をすることです。
そのためにもライフプランを作り、これから起こりうるライフイベントと出費を把握しておくことが重要です。
ライフプラン・家計の見通しが立てられていない
お金が減ること・お金を使うことが怖い理由として、ライフプランや・家計の見通しが立てられていない可能性があります。
生活の中で何にいくらぐらい使っているのかを把握できていないと、家計が改善されず、お金に対する不安は募るばかりです。
しっかりと見通しを立てて、無駄遣いを減らしていくことが家計改善の第一歩です。
お金を使うことに対する心理的ブロックがある
お金を使うことに恐怖心がある場合は、お金を使うことに対する心理的なブロックがある可能性が高いです。
これは幼少期の家庭環境や親からの教えが影響しているケースがあります。
出費=無駄遣い、無駄遣い=悪という考えが身についている場合、過度に支出を抑えようとして、ストレスを多く抱えてしまう可能性もあります。
自分にとって本当に必要な出費を見極められるようになることが重要です。
安心してお金を使えるようになるための5つの対処法
安心してお金が使えるようになるためには以下の5つの方法があります。
これらの5つの方法を順番にこなしていくことで、徐々にお金を使うことに対する不安や恐怖心は軽減していきます。
今よりも心の余裕を持ち、生活を豊かにするためにも、安心してお金を使える力を身につけましょう。
現状の収支のバランスを把握する
まずは現状の収支のバランスを把握することが大切です。
お金が減るのが怖い、お金を使うのが怖いと考える人は、自分の収支について正確に把握できていない場合があります。
収入は給与の額面などで把握しやすいですが、支出は様々なものが含まれるので、意識しなければ把握しきれません。
収支すべてを把握して、無駄遣いを減らすことが恐怖心を克服する第一歩です。
ライフプランを立てて将来必要なお金を把握する
- 結婚資金
- 教育資金
- 住宅ローン
- 老後資金
期間・金額・目的を明確にして貯金をする
お金の使い方に優先順位をつける
先取り貯金や投資など自分に合ったお金の管理方法を見つける
お金にまつわる様々な症候群を解説
お金には、それにまつわる以下のような症候群があります。
- お金使えない症候群
- 金銭恐怖症
- 節約症候群
お金使えない症候群
お金使えない症候群は、お金を使うことに対して極端に不安を感じ、必要な場面でもお金が使えなくなる状態のことです。
例えば、生活必需品であっても、少しでも普段より金額が高いと無駄遣いと感じて買うことができなくなります。
その結果、必要なものが買えず、生活の質自体が下がってしまう可能性があります。
金銭恐怖症
金銭恐怖症は、お金に関すること全般に対して漠然とした恐怖や不安を感じている状態のことです。
お金を使うだけでなく、稼ぐこと、管理することに対しても不安が芽生え、そういったことを避けようとしてしまいます。
その結果、収支の管理ができなくなり、生活の質自体が大幅に低下する可能性があります。
節約症候群
節約症候群は、節約をしすぎるあまり生活全般に悪影響を及ぼしてしまう状態のことです。
節約のために生活必需品を買い渋ったり、食費を削りすぎて健康を害してしまう可能性があります。
節約症候群は、節約して支出が減ることで満足感が得られるので自分一人では症候群にかかっていることに気づきにくいのが特徴です。
【年代別・状況別】お金の使い方への不安対策
お金への不安は年代や生活状況によって大きく異なります。
20代・30代は将来への漠然とした不安、40代・50代は教育費や住宅ローンの負担、60代以降は老後資金への心配など、それぞれの年代特有の悩みを抱えています。
大切なのは、自分の年代や状況に合った適切な対策を講じることです。
ここでは年代別の特徴的な不安とその解決策について詳しく解説します。
20代・30代の将来不安への対処法
20代・30代は収入が不安定でキャリア形成期のため、将来への漠然とした不安を抱えがちです。
この年代の特徴は「今後収入が上がるかわからない」「結婚や出産などライフイベントが控えている」という不確実性の高さにあります。
対策としては、早めのうちに資産形成や資産運用を検討していきましょう。
まずは緊急資金として月収の3〜6か月分を普通預金に確保し、その後は少額からでもつみたてNISAを活用した投資を始めるのがおすすめです
月1万円からでも20年続ければ複利効果で大きな資産になります。
また、自己投資として資格取得や スキルアップにお金を使えば、将来の収入アップにつながります。
不安定な時期だからこそ、計画的な資産形成と自己投資のバランスが重要です。
40代・50代の教育費・住宅ローン不安への対策
40代・50代は教育費と住宅ローンの支払いが重なり、最も家計が厳しくなる時期です。
子どもの大学費用は私立で約800万円、国立でも約500万円が必要となり、同時に住宅ローンの返済も続いています。
この時期の対策は優先順位を明確にすることです。
教育費は学資保険や教育ローンを活用し、住宅ローンは繰り上げ返済してしまうよりも老後資金の確保を優先しましょう。
また、50代からでも遅くないため、確定拠出年金やつみたてNISAを活用した老後資金準備を始めてみましょう。
家計の見直しを行い、固定費の削減と収入の最大化を図れば、厳しい時期であっても乗り切れます。
60代以降の老後資金不安への取り組み方
60代以降は老後資金への不安が現実的な問題となります。
一般的に夫婦で約2000万円の老後資金が必要とされていますが、実際には個人の生活スタイルによって大きく異なります。
まず現在の資産状況と年金受給額を正確に把握し、月々の生活費との差額を計算しましょう。
不足分がある場合は、働ける間は継続して収入を得る、生活費を見直す、資産の一部を運用するなどの対策が必要です。
また、医療費や介護費用も考慮に入れつつ、保険の見直しも検討してみましょう。
もう60代過ぎたからといって諦めるのではなく、現実的な計画を立てて実行すれば、安心して老後生活を送れます。
お金の使用に関するよくある質問
お金の使用に関しては多くの質問がありますが、以下の内容がよく聞かれます。
- 自分のためにお金を使えない場合は?
- お金はあるけど使いたくない場合は?
自分のためにお金を使えない場合は?
自分のためにお金が使えない場合は、以下の要因が考えられます。
- 自分以外の人に使うのを優先しすぎている
- 収支のバランスが取れていない
お金はあるけど使いたくない場合は?
お金があるけど使いたくない場合は、お金を失うのが怖いという気持ちが強い可能性が考えられます。
お金が減るのが怖いという悩みを解消するには?
お金が減るのが怖いという人は意外と多いですが、実は金銭恐怖症や節約症候群という心理的な症状というケースは珍しくありません。
漠然とした不安や、お金に対する怖さを感じる場合は、まずは安心できる余裕を作ってみるのがおすすめです。
とくに、家計管理のプロであるファイナンシャルプランナーに相談すれば、十分な余裕をもった家計を維持しやすくなり、漠然とした不安を解消できる場合もあります。
どこでファイナンシャルプランナーに相談すればいいか悩んでいる人は、相談満足度98.6%で10万件以上の相談実績があるマネーキャリアのような無料相談窓口に相談してみるのがおすすめです。
中立的な立場から、あなたの状況にあった適切なアドバイスをしてくれるだけでなく、土日祝日も対応してくれるので平日は忙しいという人にも最適な相談サービスです。
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- 家計や貯蓄のアドバイスがもらえるので、お金が減ってしまうことに対する漠然とした不安を解消できる
- 将来のための資産形成に関する相談も含め、お金の悩み全般を何度でも無料で相談できる
- 一人ひとりの状況にあわせた適切なアドバイスがもらえる
お金が減るのが怖いと感じる理由や対処法のまとめ
本記事ではお金が減るのが怖いと感じてしまう理由や、その対処方法について詳しく解説しました。
ポイントをまとめると以下のようになります。
- お金が減るのをとにかく怖いと感じてしまうのは、将来への見通しが立たないのが主な原因
- 心理的な原因があるケースも多いので、まずはお金の流れを正確に把握するのが重要
- 自分でも病的にお金を使ったり減ったりするのを怖がっていると感じる場合は、お金の基礎知識をつけ、使用する目的をはっきりさせると解消できる場合もある
- 適正な家計と貯蓄や運用のバランスを考えるのが難しいと感じる場合は、家計のプロであるファイナンシャルプランナーに相談するのがおすすめ