

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!」
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この記事の目次
- 金投資が「やめとけ」と言われる理由5選
- 利息や配当がない
- 売値と買値の差が大きい
- 手数料が高い
- 税金優遇の制度を使えない
- 保管リスクがあることも
- 金投資はやめたほうがいい?FPへ相談し金投資の基礎を学ぼう
- 【失敗談から学ぶ】金投資は「やめとけ」は本当だった?
- 失敗談① 見通しが甘く価格下落で塩漬けに
- 失敗談②手数料やコストを軽視し利益がほとんど残らず
- 金投資をおすすめしない人の特徴3選
- 定期的な収入を得たい人
- ローコストの運用を目指す人
- NISAやiDeCoを使っていない人
- 金投資にメリットはある?
- リスク分散に役立つ
- 世界的な安全資産である
- 少額で投資できるケースも
- 金に投資をする方法3選
- 金現物の購入
- 純金積立て
- 投資信託の購入
- 金投資が自分に向いているか知りたい人はマネーキャリアに相談してみよう
- 【まとめ】金投資を「やめとけ」を鵜吞みにせず自分に合うか見極めよう
金投資が「やめとけ」と言われる理由5選
金投資は「安全資産」として知られ、多くの投資家がリスクヘッジの手段として注目しています。
一方で「やめとけ」といった否定的な意見も少なくありません。実際に金への投資には、他の金融商品とは異なる特徴やデメリットが存在し、事前にその点を理解しておかないと期待外れの結果になる可能性もあります。特に、初心者や短期間で利益を狙う人にとっては、不向きな面が目立つこともあるでしょう。
では、なぜ金投資が「やめとけ」と言われるのでしょうか?これから紹介する5つの理由を通じて、金投資の落とし穴や注意点を確認していきます。金に投資する前に押さえておくべきポイントを知ることで、判断を誤らないように備えておくことが大切です。
利息や配当がない
金投資が「やめとけ」と言われる理由のひとつに、利息や配当が一切発生しないという点があります。
株式であれば企業の業績に応じて配当金が得られたり、預金ならば金利によって利息が付いたりと、保有しているだけで定期的な収益(インカムゲイン)を受け取ることが可能です。しかし、金はそのような仕組みを持たない資産であり、持っているだけではお金を生み出しません。
このように、金にはインカムゲインが存在しないため、利益を得るためには基本的に売買による差益(キャピタルゲイン)を狙うしかありません。つまり、価格が安いときに購入し、高くなったタイミングで売却しない限り、金投資で資産を増やすことは難しいのです。
そのため、価格が上がらなければ当然利益は出ず、長期間保有しても収益が生まれないという結果になりかねません。
売値と買値の差が大きい
金投資において注意すべき点のひとつが売値と買値の差、つまり「スプレッド」の存在です。これは購入時の価格と売却時の価格に差があることで生じる、実質的な取引コストを意味します。
たとえば、金の買値が1グラムあたり9,000円で、売値が8,500円であれば、購入してすぐに売却した場合、1グラムあたり500円の損失が発生します。この差額は投資家にとって大きな負担となるため、軽視することはできません。
特に、スプレッドが広いと、金の価格がある程度上昇しない限り利益が出にくくなります。少し値上がりしたからといって売却しても、スプレッドによって実質的には赤字になってしまう可能性があるのです。これは、株式や投資信託などに比べて短期取引に向かない大きな理由のひとつでもあります。
手数料が高い
金投資が「やめとけ」と言われる理由の一つに、手数料の高さが挙げられます。とくに金の現物を購入するケースでは、単に売買手数料だけでなく、送料や保管料といった付随費用もかかる点に注意が必要です。
たとえば、自宅保管による盗難リスクなどを避けたい場合、専用の保管サービスを利用することになりますが、その際には年間で一定額の保管手数料が発生します。こうした費用は保有期間が長くなるほど増え続け、最終的にはリターンを圧迫する要因となりかねません。
さらに、金を間接的に運用する金投資信託やETFであっても、信託報酬や購入時の手数料が高めに設定されているケースが少なくありません。中には、信託報酬が1%を超える商品もあり、長期的には無視できない負担になります。こうした運用コストは、資産を増やすうえで障害となるため、金の価格がある程度上昇しないと利益が出にくくなるのです。
税金優遇の制度を使えない
金投資を検討する際に見落とされがちなのが「税金優遇制度が使えない」という点です。特に金の現物を購入して保有する場合、NISAやiDeCoといった税制上の優遇措置の対象にはなりません。
そのため、売却によって利益が出た際には、原則として「譲渡所得」として課税されます。しかもこの譲渡所得は、給与などと合算されて総合課税の対象となるため、所得の高い人ほど税負担が大きくなる可能性※1があります。
一方で、金に関連する投資信託やゴールドファンドであれば、NISAの適用要件を満たしていれば税制優遇を受けられるケースもあります。
たとえば、日興アセットマネジメントの「ゴールドファンド※2」など一部の商品は、NISA口座での購入が可能です。ただし、すべての金関連ファンドがNISA対象というわけではなく、事前に商品の条件をよく確認する必要があります。
保管リスクがあることも
金投資の中でも、金地金やコインなどの現物を直接保有するスタイルには「保管リスク」がつきまといます。現物資産は手元に存在する分、実感を持ちやすい反面、盗難や紛失のリスクを常に抱えることになります。
自宅で保管する場合、災害や空き巣といった外的リスクに加え、自分自身の管理ミスによる紛失の可能性も否定できません。
こうしたリスクを軽減するために、銀行の貸金庫や専門業者の保管サービスを利用するという選択肢もあります。これにより安全性は高まりますが、当然ながら別途の保管コストが発生します。年間で数千円から数万円程度の費用がかかることもあり、長期的に見れば無視できないコスト負担となるでしょう。
金投資はやめたほうがいい?FPへ相談し金投資の基礎を学ぼう

金投資に興味を持ちつつも「本当に自分に向いているのか分からない」「デメリットが気になって始められない」と感じている方は少なくありません。
確かに金は「安全資産」として知られていますが、利益が出にくいタイミングやコスト面での注意点、保管に関するリスクなど、初心者には見えにくい課題も多く存在します。特に、株や投資信託のように配当や利息が得られない点や、税制面での優遇が限定的であることは、長期的な資産形成を目指す上でしっかり理解しておきたい要素です。
そんな不安や疑問を感じている方にこそ、まずは金投資の基本から学ぶことが重要です。仕組みや特徴を理解せずに始めてしまうと「思ったように増えない」「思わぬリスクに直面した」といった結果になりかねません。特に初心者にとっては、専門的な知識を正しく身につけることが、安心して投資を始めるための第一歩となります。

【失敗談から学ぶ】金投資は「やめとけ」は本当だった?
「金は安全資産だから安心」「値下がりしにくいから損をしにくい」といったイメージから、金投資を始める人は少なくありません。しかし、こうした考え方だけに頼ってしまうと、思わぬ落とし穴にはまる可能性もあります。
実際に「やめとけ」と言われる理由の多くは、経験者のリアルな失敗談に基づいているケースが多いのです。理論や数字ではわからないような、投資の現場で起きている問題点を知ることは、これから金投資を始めようと考えている人にとって有益なヒントとなるでしょう。
ここでは、実際に金に投資したことで損失を被った2つの事例をご紹介します。見通しの甘さから価格下落に巻き込まれたケースや、手数料を軽視してほとんど利益が残らなかった例など、リアルな体験談から金投資のリスクを改めて見直してみましょう。
失敗談① 見通しが甘く価格下落で塩漬けに
金投資に対して「安定しているから安心」といったイメージを持つ方は多いですが、その先入観が思わぬ失敗につながることもあります。実際にあった例として「価格はそう簡単に下がらない」と思い込んで金を高値で購入してしまい、その後の下落で塩漬け状態になったという体験談があります。
この方は、初めての投資ということもあり、深く調べずに飛びついてしまいました。確かに金は長期的に見ると価値が安定している傾向がありますが、短期的には国際情勢や為替の影響などで大きく価格が変動することも珍しくありません。そのリスクを把握せず、上昇相場の中で「今買わなきゃ損」と判断し、最も高い時期に購入してしまったのです。
購入後まもなく金価格が下がり、含み損を抱える形に。損切りする勇気もなく「いつか戻るはず」と売ることもできずに数年が経過。結果として資金は長期にわたって固定され、他の有望な投資先に回すチャンスを逃してしまいました。
失敗談②手数料やコストを軽視し利益がほとんど残らず
金投資は「資産を守る手段」として注目されがちですが、コスト面を軽視すると、せっかく得た利益が実質的に消えてしまうケースもあります。
ある投資初心者の例では、金地金を購入し数年後に売却。幸運にも購入時より価格が上昇していたため、表面的にはプラスで終わったように見えました。ところが、実際に計算してみると、差し引きの利益はごくわずか。その理由は、取引時に発生するスプレッドや保管にかかるコストでした。
金には買値と売値の差(スプレッド)があり、売却時に思っていたより安い価格でしか引き取ってもらえなかったのです。加えて、自宅保管を避けるために貸金庫を契約しており、その年間費用が数千円から1万円前後かかっていたことも響きました。
金を保有していた期間中、実質的には「見えないコスト」が積み重なっていたことに後から気づいたのです。表向きの価格差だけを見て「勝った」と感じてしまったものの、手元に残った利益は想像よりもはるかに少ないものでした。
金投資をおすすめしない人の特徴3選

定期的な収入を得たい人
金投資は価格変動による売却益を狙う「キャピタルゲイン型」の資産運用です。そのため、株式の配当金や債券の利息のようなインカムゲイン(保有中に得られる収益)は基本的に期待できません。
特に、金地金や金貨などの現物資産は保有している間はまったく収益を生み出さず、利益を得るには売却するしかありません。ゴールドファンドなど一部の金融商品を通じた金投資では分配金が出るケースもありますが、それはごく一部に限られ、安定したキャッシュフローを得たい人にとっては満足のいくものとは言いがたいのが現実です。
そのため「毎月の生活費の足しにしたい」「老後資金を年金のように受け取りたい」といった目的で投資を考えている方には、金はあまり適した選択肢とは言えないでしょう。
ローコストの運用を目指す人
金投資はその特性上、他の資産運用手法と比較してコストがかかりやすいという側面があります。
たとえば、金地金や金貨などの現物を購入する場合、購入時・売却時の手数料が必要になるうえ、保有中も保管場所に応じて追加費用が発生することが一般的です。自宅での保管には盗難リスクが付きまとい、より安全性を求めて貸金庫などを利用すれば、それに見合った料金を支払わなければなりません。
また、金に連動する投資信託や上場投資信託(ETF)も、信託報酬などの運用管理費用が一定程度かかるため、ローコストを重視する人にとっては注意すべきポイントになります。とくに長期で保有する場合、毎年のコストが積み重なることで、想定していたリターンを削ってしまう恐れもあります。
NISAやiDeCoを使っていない人
NISAやiDeCoといった税制優遇制度を利用していない人は、まずこれらの制度の活用を優先することが重要です。
現物の金(ゴールド)への投資には、NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)のような非課税枠が適用されません。そのため、運用益に対して通常どおり課税されてしまいます。せっかく資産運用を始めるのであれば、まずは税金面でのメリットを最大限に享受できる制度を使ったほうが、効率的な資産形成につながるでしょう。
NISAやiDeCoは、それぞれ投資による利益が非課税になったり、掛金が所得控除の対象になったりと、節税効果が非常に高い仕組みです。特に投資初心者にとっては、リスクを抑えつつ資産を増やせる環境が整っているため、まずはこれらを活用してから次のステップに進むことがおすすめです。
金投資にメリットはある?
金投資は「やめとけ」と警戒されることも多いですが、一方で他の資産にはない独自のメリットも存在します。特に、投資全体のリスクを軽減したい人にとっては、有効な手段のひとつです。金は世界中で長い歴史を持つ安全資産として認識されており、経済不安やインフレ局面で価値が見直されやすい特徴があります。
また、金現物だけでなく、少額から購入できる金融商品も増えてきているため、まとまった資金がなくても気軽に投資を始められるのも魅力です。ただし、こうしたメリットが自分の投資目的やライフスタイルに合っているかどうかは人それぞれ異なります。
これから、金投資の代表的なメリットについて詳しく見ていきながら、自身に合うかどうかをじっくり考えてみましょう。
リスク分散に役立つ
資産運用において、リスク分散は非常に重要な考え方です。その中でも金(ゴールド)は、特に市場が不安定なときや、経済に対する不安が高まった際に価値が上昇しやすい特徴があります。地政学リスクやインフレ懸念が強まる場面では、安全資産としての側面が評価されるため、他の資産とは異なる値動きを示すことが多いのです。
また、株式や債券と比較して、金はそれらの金融商品と相関性が低いため、ポートフォリオに加えることで全体のリスクを軽減する効果が期待されます。例えば、株式市場が下落しても金が価格を維持する、または上昇する場合があり、こうした動きが資産全体のバランスを保つ手助けとなります。
そのため、長期的な資産形成を目指すうえでも、金を一部に組み入れることは有効な選択肢と言えるでしょう。
世界的な安全資産である
金(ゴールド)は、長い歴史を通じて世界中で価値を認められてきた資産です。このことから「世界共通の安全資産」としての地位を確立しています。特に注目すべきは、金がこれまでの歴史の中で一度も無価値になったことがないと広く言われている点です。
紙幣や企業株式などは、発行元の信用が低下すれば価値が急落することがありますが、金にはそのようなリスクがほとんど存在しません。これは、金そのものが実物資産であり、希少性と普遍的な需要を兼ね備えているからです。
また「有事の金」という言葉があるように、世界的な経済危機や戦争、政情不安といった不確実性が高まる局面では、金の価格が上昇する傾向があります。株式市場が暴落する中で金が買われる動きが見られるのは、リスク回避の手段として多くの投資家が金に注目している証拠と言えるでしょう。
少額で投資できるケースも
金投資というと「高額な金地金を購入しなければならない」といったイメージを持たれることが多いですが、実際には少額から始められる選択肢も多数存在します。たとえば「純金積立」であれば、月々1,000円〜3,000円程度の設定でスタートできるサービスも多く、初心者や投資に回せる資金が限られている人でも無理なく取り組める点が魅力です。
また、金価格に連動する投資信託やETF(上場投資信託)を活用すれば、少額から取引が可能です。こうした金融商品は現物のように実際の保管が不要なため、盗難や保管コストといったリスクが軽減されるという利点もあります。積立型の金投資では、価格が高いときには少なく、安いときには多く買う「ドルコスト平均法」の効果も期待できます。
金に投資をする方法3選

金投資に興味があるけれど「実際にどうやって始めればいいのか分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか。金への投資と一口にいっても、その方法はいくつか存在しており、それぞれに特徴やリスク、必要なコストが異なります。自分にとって最適な手段を見極めるためには、それぞれの方法を理解しておくことが重要です。
たとえば、実物資産としての魅力がある「金地金や金貨などの現物購入」、毎月少しずつ積み立てられる「純金積立て」、さらには手軽に分散投資ができる「金関連の投資信託」など、選択肢は豊富に用意されています。
これから紹介する代表的な3つの方法を参考にしながら、自分の資産運用スタイルや目的に合った形で、金投資を具体的に検討してみましょう。
金現物の購入
金投資の中でも、最もわかりやすく実感を得やすいのが「金現物の購入」です。
これは金地金(インゴット)や金貨を実際に手元に所有するスタイルであり、長い歴史の中で広く親しまれてきた伝統的な投資方法のひとつといえるでしょう。目に見える形で資産を保有できることから、資産の実在性を重視する方にとっては非常に魅力的です。
特に金地金は一定量以上の純度と重量を満たすものに対し、証明書が発行されることが多く、その信頼性や換金性も高く評価されています。また、美術品や骨董品のように収集的な価値を見出せる金貨もあり、投資でありながら趣味として楽しめる一面も持ち合わせています。
純金積立て
純金積立ては、毎月決まった金額や一定量の金を継続的に購入していく投資方法です。まとまった資金がなくても始められる点が特徴で、数千円単位からコツコツと資産を積み上げることが可能です。投資のタイミングに悩むことなく、自動的に購入が進むため、初心者にも取り組みやすい仕組みと言えるでしょう。
この手法の大きな魅力は、ドルコスト平均法の考え方を活用できる点にあります。価格が高いときには少量、安いときには多めに購入することになり、長期的には平均購入単価が平準化される効果が期待できます。その結果、一括購入に比べて価格変動によるリスクを抑えやすくなるのが特長です。
また、現物の金を自宅などで保管する必要がなく、管理の手間や盗難リスクも回避できます。保管コストがかからないプランもあり、ランニングコストを抑えたい人にとってはありがたい選択肢となるでしょう。
投資信託の購入
金への投資手段の中でも、比較的手軽に始められるのが「投資信託の購入」です。
特に「ゴールドファンド」と呼ばれる金価格に連動することを目指した投資信託は、初心者でも参入しやすい選択肢の一つとされています。証券会社で口座を開設すれば、ネット上から簡単に購入・売却ができるため、現物のような保管の手間がかからない点も魅力です。
この方法では、数千円から投資できる商品も多く、まとまった資金が手元にない方でも少額から積立投資を始められます。さらに、金融庁の定める要件を満たす投資信託であれば、NISAを活用して非課税での運用も可能です。税制優遇のメリットを受けつつ、コツコツと資産形成を目指せる点は、他の金投資方法にはない大きな利点といえるでしょう。
金投資が自分に向いているか知りたい人はマネーキャリアに相談してみよう

金投資には、インフレ対策やリスク分散といったさまざまな利点がある一方で、価格変動や利息がつかない点など、注意すべきデメリットも存在します。情報を集めて理解を深めたとしても「自分に本当に向いているのか分からない」「他の投資とどう組み合わせるべきか決められない」といった不安が残る方も少なくないでしょう。
とくに、これから資産運用を始めようとしている人にとっては、金投資の位置づけやリスクの捉え方が難しく感じられるものです。自己判断に自信が持てないままスタートするよりも、専門家の意見を取り入れながら、自分に最適な方法を探る方が安心して進められるはずです。
【まとめ】金投資を「やめとけ」を鵜吞みにせず自分に合うか見極めよう
金投資に対して「やめとけ」といった否定的な意見が見られるのは、確かに無視できないデメリットが存在するからです。しかし、それがすべての人に当てはまるとは限りません。リスクやコストを理解したうえで、自分の資産運用の目的に合っているかどうかを慎重に見極めることが、何よりも大切です。
たとえば、短期的な収益や定期的な収入を求める人には不向きでも、長期的なリスク分散を考える上では有効な選択肢となる場合もあります。その判断に迷ったときは、一人で抱え込まず、専門家に相談するのが賢明です。
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