資産運用会社ランキング!日本・世界別におすすめ紹介【2024年最新】のサムネイル画像
▼この記事を読んで欲しい人
  • 資産運用会社とは、具体的にどんな仕事をしているか知りたい人
  • 資産運用会社の特徴やランキングを知りたい人
  • どの投資信託を購入しようか迷っている人

内容をまとめると

  • 資産運用会社はファンド内の有価証券を運用する業務がメイン
  • 日本では日系金融グループ系が、世界では米国の資産運用会社がそれぞれ上位
  • 資産運用会社によって特徴や人気商品が違う
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積立NISAと投資信託の違いとは?併用や積立投資信託についても解説

近年のNISA制度についての情報の普及により、投資信託の注目度も高まっています。その銘柄を検討する中で「資産運用会社」という文字を目にしたことがあるのではないでしょうか?「資産運用会社」とはその商品の運用方針や投資先の選定を行うことを役割としています。「どの運用会社を選ぶのかは重要なの?」「人気の運用会社は?」今回は、資産運用会社にまつわる疑問を解決していきます!

この記事の目次

目次を閉じる

資産運用会社(アセットマネジメント)とその役割


資産運用会社とは「〇〇アセットマネジメント」「〇〇投信委託会社」などの社名にに表される会社です。


「名前くらいは何社か聞いたことはあるけど、何をしている会社かはよくわからない」そのような方も多くいらっしゃるかと思います。


資産運用会社は、投資信託のリターンに非常に大きな影響を与える会社です。


ですので実は、どの資産運用会社の商品を選ぶかによって、みなさんの資産形成の進み具合は大きく変わってきます。


この記事では、資産運用会社の役割やそれぞれの資産運用会社の特徴・ランキングについて解説していきます。


みなさんが投資信託を使って資産形成をしていく場合、商品を選ぶヒントになると思いますので、ぜひ最後までお読みください。

資産運用会社とは投資信託運用の専門会社

「資産運用会社」とは、投資信託の中に組み込まれた有価証券(株式・債券・ETFなど)を運用する専門会社です。


言いかえれば、みなさんのような投資家から集めたお金を元手に、どの有価証券に投資していくのかを決定するのが、資産運用会社のメイン業務です。


どの有価証券に投資すれば、投資信託の基準価額がより上がるのか、投資信託の目的に沿った運用ができるのかを判断するのが、資産運用会社の腕の見せ所です。これには経済や金融などの専門知識が必須になってきます。


なお、投資信託の運用においては資産運用会社のほかに、投資信託を販売する「販売会社」(銀行・証券会社など)、投資家の資産を管理する「受託銀行」(信託銀行)も登場します。

資産運用会社の役割

資産運用会社の1番の役割は、それぞれの投資信託の方針にあわせた運用を行うことです。


有価証券の売買だけでなく、投資信託から生まれた収益を投資家にどのように分配するかの決定も資産運用会社が行います。


なお、資産運用会社は運用の内容を受託銀行に伝える役割を担います。実際の有価証券の売買などを行うのは受託銀行です。


投資信託のリターンがどれだけ発生するかは、資産運用会社次第によるところが大きいため、非常に重要な役割を担います。


また付随の業務として、運用結果のレポート・目論見書(投資信託の重要事項説明)などの作成も資産運用会社で行っています。

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資産運用会社の分類


資産運用会社は、2023年12月現在、日本では109社登録されています。

参考:投信協会ホームページ


資産運用会社は大きく分けると、次のような分類ができます。

  • 金融グループ系と独立系
  • 外資系と日系
これらの分類や特徴についてや、個別の資産運用会社のランキングなどをこの先詳しく解説していきます。

特徴をとらえ、ランキングを知ることで、みなさんにあった商品を探すヒントになります。ぜひお読みください。

①金融グループ系と独立系

1つ目の分類方法として「金融グループ系」に属する資産運用会社か、「独立系」の資産運用会社かに分かれます。

金融グループ系は、大手の銀行や証券会社などの1つの傘下として、所属している資産運用会社のことです。

金融グループ系に属する資産運用会社は、例えば以下の通りです。

  • 野村アセットマネジメント
  • 大和アセットマネジメント
  • 三菱UFJアセットマネジメント
一方で独立系は、他の金融機関の傘下に属さず形態をとるものです。もともと資産運用会社に勤めていたファンドマネージャーが独立し、起業した会社が多いです。

独立系の資産運用会社の一例はこちらです。
  • さわかみ投信
  • ひふみ投信
規模は劣りますが、運用方針が個性的である商品もラインナップされています。

②外資系と日系

2つ目の分類方法として「外資系」の資産運用会社か、「日系」の資産運用会社かに分かれます。


外資系の資産運用会社には、例えば次のような会社があります。

  • フィデリティ投信
  • アライアンス・バーンスタイン
日系、特に金融グループ系に属する資産運用会社は日本での知名度が高いため、外資系の運用会社の名前を見てもピンとこない方もいるでしょう。

しかし、外資系の運用会社の資産量(実際に預かって運用を行っている金額)は日系の資産運用会社よりはるかに大きいことが多いです。

規模が大きいということは、それだけ投資家の資金を多く集められているということです。資金が大きくなると運用コストを下げやすいため、投資家が支払うコストが安くなる傾向があります。

「聞いたことないから」と敬遠せず、情報を収集すると良い商品に巡り合えるかもしれません。

【世界】資産運用会社ランキング

世界の運用会社のランキングは次の通りです。


順位
運用会社名総資産額
(億円)
1BlackRock米国14,863,261
2Vanguard Group米国12,571,038
3Fidelity Investments米国6,286,468
4State Street Global米国6,144,441
5J.P. Morgan Chase米国4,622,245
6Allianz Groupドイツ4,386,800
7Capital Group米国4,031,551
8Goldman Sachs Group米国3,667,505
9BNY Mellon米国3,614,542
10Amundiフランス3,463,274

wtw社「世界の運用資産規模トップ500社の運用会社ランキングの公表」より)


米国の資産運用会社が上位にランキングされているのが特徴的です。


その中でも1位のBlackRock社は、世界最大の規模をほこり、初めて10兆米ドルを超えた資産運用会社となりました。


また現在のトレンドでもある「ESG投資」の割合も増加しています。


ESGとは、Environment(環境)・Social(社会)・Governance(企業統治)の頭文字が由来しています。


目先の利益にとらわれずに、「環境を考慮した製品作りや不当な労働環境に加担しない、クリーンな会社こそ長期的な成長が見込める」という考え方です。


決算書等の数字に表れる「財務諸表」以外の部分も考慮して投資先を選定します。

【日本】資産運用会社ランキング


国内での運用会社のランキングは次の通りです。

順位運用会社名純資産額
(億円)
1三菱UFJアセットマネジメント107,017
2野村アセットマネジメント105,965
3アセットマネジメマネジメントOne84,072
4大和アセットマネジメント 80,873
5三井住友DSアセットマネジメント61,000
6三井住友トラスト・アセットマネジメント58,119
7日興アセットマネジメント53,041
8フィデリティ投信35,800
9アライアンス・バーンスタイン33,261
10ニッセイアセットマネジメント26,816

Quick社「投資信託選びの参考に!資産運用会社を純資産総額でランキング」より)


日系大手の金融グループ系が上位にランキングされているのが目立ちます。


ランキングインしている外資系の資産運用会社は「フィデリティ投信」と「アライアンス・バーンスタイン」の2社です。


規模は外資系に劣りますが、つみたてNISAの普及により、国内の運用会社の商品が非常に低く、日本人が目にしやすいという理由で国内シェアは日系に軍配があがっています。


強みや特徴、主力商品などは各資産運用会社によって異なります。


この先の記事では、各資産運用会社の特徴とおすすめ商品を紹介していきます。みなさんの商品選びのヒントとなりますので、ぜひお読みください。

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【2023年4月】資産が増えた資産運用会社TOP5社


2023年4月現在で、運用によって資産を増やすことができた資産運用会社のランキングを発表します。


「資産を増やすことができた」というのは、それだけ上手く運用できたということです。


運用の出来によって投資信託のリターンは大きく変わります。


このランキングをみなさんが資産運用会社を選ぶにあたってのヒントとしてください。

順位運用会社名資金増加額
(百万円)
1野村アセットマネジメント922,626
2大和アセットマネジメント  463,266
3三菱UFJアセットマネジメント336,291
4日興アセットマネジメント330,907
5アセットマネジメマネジメントOne191,940

投信資料館「投資信託の運用会社別純資産総額ランキング(2023年4月)」より)


投資は規模が大きいほど資産額も伸ばしやすい傾向があります。


そのため、純資産額上位の運用会社が、このランキングでも上位にいる傾向があります。

資産運用会社の特徴とおすすめ商品をかんたん紹介


先ほど紹介した、2023年4月時点の資産増加ランキングにおいて、上位の3社についてピックアップします。

  • 野村アセットマネジメント
  • 大和アセットマネジメント
  • 三菱UFJアセットマネジメント

各資産運用会社の特徴と、おすすめ商品を紹介します。


それぞれ異なる特徴があるので、みなさんが興味のある投資信託が見つかるかもしれません。


興味があれば他の資産運用会社の特徴についても調べてみてください。

野村アセットマネジメント

野村證券をはじめとする野村ホールディングス傘下の資産運用会社です。


野村アセットマネジメントの強みは、ETFで運用残高ランキングでは国内1位を獲得しています。(世界では6位)


「NEXT FUNDS TOPIX連動型上場投信」という商品が最も純資産総額が高い商品となっています。


この商品はTOPIX(東証1部の全銘柄の時価総額)と同じ動きをするように運用する商品です。


TOPIXが上がれば基準価額も上昇します。


日本企業全体がこれから成長していくことに期待している方は、こちらの商品を検討してみてはいかがでしょうか?

大和アセットマネジメント

大和証券をはじめとする大和証券グループ傘下の資産運用会社です。


人気商品はREIT(リート)を組み込んだ投資信託です。


REITとは、投資家から集めたお金で不動産を買い、不動産から生まれる賃料収入などの利益を投資家に還元する商品です。


大和アセットでは、REITを組み込んだ投資信託に人気が集まっています。


具体的には「ダイワ・US-REIT・オープン」「ダイワ・J-REITオープン」などがあります。前者がアメリカのREITを、後者は日本のREITを投資対象にしています。

三菱UFJ国際投信

三菱UFJ信託銀行の子会社の資産運用会社です。


「eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)」シリーズが、個人投資家に絶大な人気を誇っています。


投信ブロガーのランキングでも同シリーズは、多くのファンドが上位にランクインしています。


人気の理由は、手数料の安さです。他社同様ファンドが手数料を下げた際、eMAXIS Slimシリーズも、業界最安水準を目指して手数料を下げます。


アメリカ企業に投資したいのであれば「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」、アメリカに限らず全世界の企業に投資したい場合は「eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)」への投資がおすすめです。

まとめ:資産運用会社・投資信託の相談はマネーキャリアへ

資産運用会社のランキングや特徴、おすすめの商品などを紹介してきました。資産運用会社にもそれぞれ規模や特徴があることを理解いただけたかと思います。


この記事で紹介したことを再度まとめると以下になります。

  • 資産運用会社はファンド内の有価証券を運用する業務がメイン
  • 日本では日系金融グループ系が、世界では米国の資産運用会社がそれぞれ上位
  • 資産運用会社によって特徴や人気商品が違うので比較検討が大事
  • 世界の資産運用では「ESG投資」が現在のトレンド


気になる資産運用会社や投資信託は見つかりましたか?


どの投資信託で運用するかは、みなさんの資産形成にとって1番大切な部分なので、よく吟味してくださいね。


「やっぱり投資は難しいので直接相談したい」「自分に合う投資信託がわからない」といった場合は、マネーキャリアまでご相談ください!


顧客満足度93%のお金のプロが無料で何度でも相談に応じます。また、オンラインでも気軽に相談できます。


後悔のないよう、資産運用会社や投資信託を選んでくださいね!

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記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。