国民年金を全額免除するデメリットとは?将来いくらもらえるのかやその他の免除制度も解説のサムネイル画像
国民年金の保険料の支払いが難しく、全額免除を検討しているものの、
・年金を全額免除するとどうなるのか
・免除したら、将来いくら年金がもらえるのか
・そもそも免除申請はした方がいいのか
不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

全額免除は、保険料の支払いが難しいときに未納を防げる制度ですが、将来の年金額や保障内容に影響するため、デメリットを理解したうえで判断することが重要です。

本記事では、国民年金を全額免除した場合に生じる代表的なデメリットと、その影響を具体的な数字で整理し、あわせて他の免除制度との違いも解説します。

内容をまとめると

  • 全額免除中は、付加年金・国民年金基金・iDeCoなどの上乗せ制度を利用できず、老後資金を増やす機会を失う 
  • 追納できるのは過去10年分までに限られ、期限を過ぎると将来どれだけ資金があっても年金額を元に戻せない 
  • 免除申請をせず未納のままにすると、障害年金や遺族年金といった万が一の保障を受けられなくなる可能性がある
  • 年金が受け取れないかと心配なら、マネーキャリアの年金相談に問い合わせるのがオススメ
全額免除をすると年金が減るのは分かりましたが、 自分の場合、将来どれくらい足りなくなるのかまでは想像できません。 免除を続けるべきか、追納したほうがいいのかも判断に迷います。
井村FP

全額免除の影響は、「免除の年数」「今後の収入」「いつ追納できるか」によって大きく変わるため、一般的な数字だけでは判断が難しいのが実情です。


マネーキャリアの無料FP相談では、あなたの免除期間を前提に、将来の年金見込み額と生活費を照らし合わせて整理できます。 年金が不足する場合に、追納・貯蓄・iDeCoやNISAでどう補うかまで具体的に確認できるため、「免除しても大丈夫か」を数字で判断できるようになります。

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この記事の監修者「井村 那奈」

この記事の監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次

国民年金を全額免除する5つのデメリット

国民年金の全額免除は保険料負担を軽減できる反面、将来の年金額や受給条件に影響するため短期的な家計のやりくりだけで判断せずデメリットを理解したうえで判断することが重要です。


まずは、全額免除を選択した場合に生じる代表的な5つのデメリットを解説します。

  • 将来もらえる年金額が半分になる 
  • 付加年金や国民年金基金などの上乗せができない
  • 追納をしないと老後の受給額は増えない 
  • 追納の期限10年を過ぎると取り返せない 
  • 障害年金・遺族年金の受給条件に影響する場合がある

将来もらえる年金額が半分になる

国民年金を全額免除した期間は、老齢基礎年金の計算では、保険料を払った期間の半分として扱われるため、将来もらえる年金額が少なくなります

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老齢基礎年金とは、国民年金から支給される年金のことです。全額免除は年金がゼロになる制度ではなく、国が保険料の半分を負担するため、年金計算でも半分だけ反映される仕組みです。


例えば、1年全額免除になった場合は、半分の半年分として計算されます。

付加年金や国民年金基金などの上乗せができない

国民年金には、将来の受給額を増やすための「2階建て部分(上乗せ制度)」がありますが、全額免除中はこれらを利用できません

  • 付加年金: 月額400円をプラスして納めることで受給額を増やす制度
  • 国民年金基金: 自営業者などが厚生年金に代わる部分を作る制度 
  • iDeCo(個人型確定拠出年金): 税制優遇を受けながら老後資金を作る制度 

これらはすべて国民年金保険料を完納していることが前提条件です。全額免除(一部免除含む)になっている期間は、iDeCoの掛金拠出などができなくなり、効率的な資産形成の機会を逃すことになります。

追納をしないと老後の受給額は増えない

全額免除の承認を受けた期間は、あくまで年金の受給資格期間にはカウントされますが、前述の通り受給額は半減したままです。これを満額に戻すためには、後から保険料を納める追納を行う必要があります。
井村FP
「免除申請が通ったから安心」と放置していると、老後の年金受給額は低いまま固定されてしまいます。将来的に満額を受け取りたい場合は、生活に余裕ができたタイミングで必ず追納を検討しましょう。

追納の期限10年を過ぎると取り返せない

減額された年金を元に戻すための追納ができる期間は、過去10年分までと法律で決まっています。 この期限を1ヶ月でも過ぎてしまうと、どれだけお金を用意しても過去の分を納めることはできなくなります。
井村FP
その期間は一生涯、「未納ではないが、年金額が少ない期間」として記録されることになります。 特に、長期間免除を受けている場合は、古い年度のものから期限切れを迎えるため、計画的な管理が必要です。

障害年金・遺族年金の受給条件に影響する場合がある

障害年金や遺族年金は、これまでに年金保険料をきちんと納めている、または免除の手続きをしていることが受給の条件になります。


全額免除は日本年金機構に申請すれば未納扱いを防げますが、手続きをせずに放置すると、いざというときに年金を受け取れなくなる可能性があります。

全額免除になった場合、将来年金が足りるのか心配です。
井村FP

全額免除をすると年金額は少なくなりますが、実際に足りるかどうかは、免除の年数や今後の収入、貯蓄状況によって結果が変わります。


マネーキャリアの無料FP相談では、全額免除や追納をした場合に将来いくら年金が受け取れるのかを、家計全体を踏まえて数字で整理できます。 年金だけで足りない場合に、他にどの程度準備が必要かも把握して、あなたに合った対策方法を提案します。


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【シミュレーション】全額免除で将来いくらもらえる?

国民年金を全額免除した場合に将来いくら年金がもらえるのかは、免除された期間によって大きく変わります。 ここでは、令和6年度の満額(年額81万6,000円)を基準に、代表的な2つのケースで実際の受給額を計算してみます。


※以下は制度理解のための概算です。実際の受給額は物価スライド等により毎年度改定されます。

40年間全額免除だった場合の老齢基礎年金額

国民年金の老齢基礎年金は、20歳から60歳までの40年間すべて保険料を納付した場合に、満額の81万6,000円が支給されます。 


全額免除の期間は、年金計算上「国庫負担(税金)分の半分だけ納付した」として扱われるため、40年間すべて全額免除だった場合は、納付済期間20年分として計算されます。 

  •  計算式(目安): 816,000円 × (20年分/40年)= 40万8,000円 

満額のちょうど半分、年額約41万円となります。これを月額に換算すると約3万4,000円です。

10年間だけ全額免除して追納しなかった場合

次に、40年間のうち「10年間だけ全額免除」を受け、その後追納をしなかった現実的なケースを考えます。 


この場合、年金額の計算根拠となる「納付した年数」は以下のようになります。 

  • 全額納付した30年間: そのまま30年分 
  • 全額免除の10年間: 半分の評価となり5年分 
  • 合計: 35年分として計算 
  • 計算式(目安): 816,000円 × (35年分/40年)=71万4,000円

満額より約10万円少ない、年額約71万円となります。月額に換算すると約5万9,500円です。 


 10年間の免除によって、一生涯受け取る年金が月額で約8,500円減る計算になります。もし65歳から90歳までの25年間受け取ったとすると、生涯で約255万円の差が生まれます。

シミュレーションの金額を見ると、正直これだけで生活できるか不安になってきました…。
井村FP

年金の見込み額は、免除の期間や「いつ追納するか」によって複雑に変動するため、自分だけで正確に把握するのは難しいです。 


マネーキャリアの無料FP相談なら、家計のプロがあなたの状況に合わせて、追納した場合としなかった場合の差を具体的にシミュレーションします。 年金単体で考えるのではなく、家計全体から「老後資金をどう確保するのが一番効率的か」を判断したい方におすすめです。

国民年金の全額免除が受けられる条件とは?

国民年金の全額免除は、誰でも自由に選べるものではなく、経済的に納付が困難な場合にのみ認められるセーフティネットです。 


ここでは、審査の対象となる下記の2つの条件について整理します。

  • 所得が一定基準以下であること
  • 所得に関わらず免除が認められる「特例制度」

所得が一定基準以下であること

通常の場合、本人・配偶者・世帯主の3者それぞれの前年所得が、国が定めた基準以下である場合に認められます。 ここで重要なのは、「本人の収入が少なくても、同居している親(世帯主)や配偶者に一定の収入があると認められない場合がある」という点です。


審査基準は「扶養している家族の人数」によって変わるため一概には言えませんが、単身者であれば前年の所得が57万円以下(給与収入で約127万円以下)が目安となります。


井村FP
審査は、現在の収入ではなく、原則として前年の所得で見られます。「今年は収入が減って苦しいのに、去年の年収が高かったから審査に落ちた」というケースもあるので、収入が急に減った場合は特例制度の対象になるか確認しましょう。

所得に関わらず免除が認められる「特例制度」

前年の所得が高くても、失業や倒産、災害などにより現在の納付が困難になった場合には、「特例免除」を利用できる可能性があります。 


この特例を使うと、失業した本人の所得を「ゼロ」とみなして審査が行われます。そのため、前年にどれだけ高い年収があっても、全額免除が認められる可能性が高くなります

井村FP
退職して国民年金に切り替える際は、手続きと同時にこの「特例免除」を申請するのが鉄則です。何もしないと高額な保険料の請求が来ますが、申請さえすれば未納を防ぎ、将来の受給権や障害年金の保障を守ることができます。
自分が全額免除の対象なのか、特例制度に当てはまるのか判断が難しいです。
井村FP

全額免除の可否は、前年所得だけでなく、失業や収入減の経緯によって判断が分かれるため、制度を単体で見ると分かりにくくなります。 


マネーキャリアの無料FP相談では、所得状況や働き方を整理したうえで、全額免除・一部免除・猶予のどれが適しているかを確認できます。 免除後の年金額や追納の考え方まで含めて整理できるため、制度選択で迷っている方にもおすすめです。

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国民年金の免除を申請すべきか迷ったら「YES/NO診断チャート」

国民年金の免除申請は、正解が一つではなく、現在の収入や「将来どうしたいか」によって最適な選択が変わります。 今の状況に合った選択肢を見つけるために、3つの質問でチェックしてみましょう。

STEP1|今の収入で保険料(月額約1.7万円)を払うと生活が苦しいですか? 

  • YES → STEP2へ進んでください。 
  • NO(生活費には余裕がある) → 「通常納付」をおすすめします。 将来の受給額が満額確保されるため、無理に免除を使う必要はありません。 

STEP2|直近で「失業・退職」や「震災」などによる収入減がありましたか?

  • YES → 「特例免除」の対象になる可能性があります。 前年の所得が高くても、失業などの事情があれば、本人の所得を除外して審査してもらえます。早めに役所へ相談しましょう。 
  • NO → STEP3へ進んでください。 

 STEP3|数年以内に収入が回復し、生活が落ち着く見込みはありますか? 

  • YES → 「免除・猶予申請」+「将来の追納」 今は制度を利用して負担をゼロ(または減額)にし、生活が安定してから10年以内に「追納」をして年金額を満額に戻す計画がおすすめです。
  • NO(当面の見通しが立たない) → 「全額免除」を最優先 まずは全額免除を申請し、未納を防ぐことが最重要です。「障害年金」や「遺族年金」といった万が一の保障権利を守ることを優先しましょう。

診断してみたけれど、全額免除と一部免除、結局どっちが得なのか迷ってしまいます…。
井村FP

免除の判断は、「今の生活を守ること」と「将来の年金額を確保すること」のバランスが重要です。 


マネーキャリアの無料FP相談では、免除を選んだ場合と無理して払った場合で、将来の手取りや生活設計がどう変わるかをシミュレーションできます。 制度の仕組みだけでなく、「あなたの家計にとってベストな選択」をプロと一緒に整理したい方は、ぜひ活用してみてください。


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離職中・低所得の方が使える生活支援制度

国民年金の免除は、あくまで保険料負担を軽くする制度であり、生活費そのものを直接支えるものではありません。

ここからは、離職中・低所得の方が使える4つの生活支援制度を紹介していきます。

  • 住居確保給付金
  • 生活福祉資金貸付制度 
  • 社会保険料・税金の「減免・猶予」 
  • FP相談窓口

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年金免除とあわせて、生活を下支えする公的制度や無料FP相談をうまく組み合わせて活用することを検討しましょう。
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住居確保給付金

住居確保給付金」は、離職や廃業により家賃の支払いが困難になった人を対象に、国が家賃相当額(上限あり)を肩代わりしてくれる制度です。 


原則として自治体から大家さんや管理会社へ直接振り込まれるため、「家賃滞納で追い出されるかもしれない」という精神的な不安を解消できます。 


ハローワークでの求職活動などが要件となりますが、住まいを失うリスクを最小限にするために、家賃支払いに行き詰まる前の段階で相談すべき制度です。

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生活保護とは異なり、一定額以下の預貯金であれば手元に残したまま利用できるのが特徴です。「貯金がゼロにならないと頼れない」と諦めず、早めに自治体の自立相談支援機関へ相談しましょう。

生活福祉資金貸付制度

生活福祉資金貸付制度」は、銀行などの審査に通らない低所得世帯や失業世帯に対し、国が無利子または超低金利でお金を貸してくれる制度です。 


当面の生活費や、再就職するまでのつなぎ資金が必要な場合に活用でき、返済開始までの猶予期間も設けられています。 


窓口はお住まいの地域の社会福祉協議会です。申請から入金までには1ヶ月程度かかることもあるため、早めの行動が大切です。

社会保険料・税金の「減免・猶予」

収入が減った場合、負担が大きいのは国民年金だけではありません。「国民健康保険料」や「住民税」にも、申請することで保険料が安くなる(減免)、または支払いを待ってもらえる(猶予)制度があります。
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特に、会社都合退職(倒産・解雇など)の場合は、国民健康保険料が大幅に軽減される制度もあります。 これらは役所から案内が来ないことが多いため、自分で申請しないと高い保険料を払い続けることになるので注意しましょう。

FP相談窓口

利用できる支援制度は多岐にわたり、それぞれ窓口(年金事務所、区役所、社会福祉協議会など)が異なるため、一人ですべて把握するのは大変です。


FP相談では、年金免除を前提に、不足する生活費をどの制度でカバーすべきか、家計全体の収支を整理できます。 「制度が複雑で何から手をつければいいか分からない」という方は、マネーキャリアのような何度でも無料で相談できる窓口を活用し、FPと一緒に優先順位を整理するのがおすすめです。


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全額免除した後に払ってしまった場合の還付手続き方法

国民年金の全額免除が承認されたあとでも、手続きの行き違いや口座振替の停止が間に合わず、誤って保険料が引き落とされてしまうケースがあります。 この場合、免除期間中に支払った保険料は、手続きをすれば還付(返金)されます


<還付を受けるための手順> 

自動的に口座に振り込まれるわけではありません。日本年金機構から**「国民年金保険料還付請求書」という書類が届くため、必ず以下の対応が必要です。 

  1. 通知を確認する: 免除決定から数ヶ月後に届く書類を確認します。 
  2. 記入・返送する: 必要事項を記入し、振込先口座を指定して返送します。
  3. 期限に注意: 還付請求には2年という時効があります。書類を放置して期限を過ぎると、お金は戻ってきません。

国民年金の全額免除に迷ったらFPと相談


全額免除がいいのか、無理してでも少し払ったほうがいいのか…。どうするのが良いのか自分だけで判断するのは難しいです。
井村FP

全額免除を選ぶべきかどうかは、「今払えるか」だけでなく、「将来の受給額が半分になっても大丈夫か」「10年以内に追納できる見込みがあるか」まで含めて考える必要があります。 


FPに相談すると、免除した場合と無理をして納付を続けた場合で、老後の手取り額がどの程度変わるのかを具体的な数字で比較できます。 年金だけでは不足する場合に、iDeCoやNISA、あるいは貯蓄でどう補うか、あなたに最適なプランを提案します。 


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全額免除をすべきか猶予すべきか診断

保険料の支払いが厳しい場合、使える制度は主に2つありますが、実は「将来もらえる年金額」に大きな差が出ます。 

  • 全額免除: 税金分(国庫負担)は積み立てられるため、保険料を払わなくても満額の半分は将来受け取れます。 
  • 納付猶予: 受給資格期間(年金をもらう権利)にはカウントされますが、年金額には一切反映されません。

つまり、将来の年金額を少しでも守りたいなら「全額免除」の方が有利です。 しかし、全額免除は「世帯主(親など)」の所得も審査対象になるため、実家暮らしの方などは審査に通らないことがあります。

井村FP
「どちらを選ぶか」というよりは、「全額免除が通るなら全額免除。通らないなら納付猶予」という優先順位で申請しましょう。どちらの場合も、余裕ができたら「追納」することで年金額を満額に戻せます。

国民年金の免除以外にも使える免除制度について紹介

国民年金には、全額免除以外にも状況に応じた制度があります。 

  • 一部免除: 保険料の一部(4分の1〜4分の3)を払うことで、全額免除よりも将来の年金額を多く残せます。 
  • 納付猶予制度:本人(と配偶者)の所得が低い場合に、保険料の支払いを待ってもらえる制度です。
  • 学生納付特例: 学生本人の所得が少なければ利用できる猶予制度です。 

これらの制度は、「今の負担を減らすこと」と「将来の年金を減らしすぎないこと」のバランスを見て選ぶことが大切です。

井村FP

マネーキャリアの無料FP相談では、あなたの世帯状況で「どの免除なら審査に通りそうか」「それぞれの制度で将来の年金額がどう変わるか」をシミュレーションできます。 複雑な制度のメリット、デメリットを整理し、納得して手続きを進めたい方はぜひ活用してみてください。


国民年金を全額免除するデメリットのまとめ

国民年金の全額免除は、保険料の支払いが難しいときに未納を防ぎ、生活を守るための重要な制度です。 一方で、将来の年金額や保障内容に影響が出るため、「今の負担を減らす」ことだけで判断せず、デメリットを理解したうえで選択することが大切です。


ここまで解説してきた、全額免除の主なデメリットは次のとおりです。 

  • 全額免除の期間は、老齢基礎年金の計算上、保険料を払った期間の半分として扱われるため、将来もらえる年金額が少なくなる 
  • 全額免除中は、付加年金や国民年金基金など、年金額を増やす上乗せ制度を利用できない 
  • 免除期間は受給資格には含まれるものの、追納をしなければ年金額は減ったまま確定する 
  • 追納できるのは過去10年分までに限られ、期限を過ぎると将来の年金額を元に戻すことができない 
  • 免除申請をせず未納のままにすると、障害年金や遺族年金といった万が一の保障を受けられなくなる可能性がある 

このように、全額免除は「損か得か」で単純に判断できる制度ではありません。今の生活を守ることと将来の年金額をどう確保するかのバランスを取りながら、状況に合った制度を選びましょう。

井村FP

とはいえ、年金の制度は複雑で一人で判断するのは大変です。


もし、あなたが今、 

  •  全額免除・一部免除・納付猶予、どれが一番損をしないのか分からない 
  • 追納した場合としない場合で、将来の受給額にいくら差が出るのか知りたい 
  • 年金が減ることを前提に、iDeCoやNISAでどう補えばよいか整理したい

このように感じているなら、マネーキャリアの無料FP相談を活用し、家計全体の収支を踏まえて「具体的な数字」で確認することをおすすめします。 オンラインで相談可能、事前準備も必要ないので、まずは気軽にご相談ください。


今のうちに正しくシミュレーションし、対策を打つことで、将来後悔しない選択ができます。

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