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住宅ローンを含め複数のローンを組んでいると、返済日や返済額がそれぞれ異なり、管理に煩わしさを感じます。その際、「返済額を減らしたいけど、どうするべき?」「1つのローンにまとめることはできるの?」など、疑問に感じることも多いのではないでしょうか。

結論、ローンを1つにまとめることは可能です。

ただし、金融機関や住宅ローンの種類ごとに条件が異なっており、ローンをまとめるときは比較しながらニーズに合った商品を選ばなければなりません。

最適な商品を見つけるには、それぞれのローンに関して専門的な知識を持っていることが重要になります。

そこで本記事では「住宅ローンをまとめる・住宅ローンに他のローンを組み込む方法」や「おまとめローンでまとめられるもの」について解説します。

・住宅ローンなど、毎月の複数あるローンの返済金額を減らせるのか?
・他のローンも含めて、住宅ローンをまとめられる方法があればすぐに知りたい

という方はこの記事を読むことで、最低限に支払額を抑えて住宅ローンを組むことができます。

住宅ローンとほかのローンをまとめることには、返済の負担が減る可能性があったり、管理が楽にできたりするメリットがありますが、諸費用や金利面について詳細に計算する必要があります。デメリットもゼロではないため、プロに相談しておくのがおすすめです。


そこで、まとめる手段のほかにも、どのように住宅ローンの返済をしていくかの計画を、プロのFPに無料相談できる「マネーキャリア」に相談する方が増えています。マネーキャリアならお金の悩みを総合的に相談できるため、悩みを解決できます。


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内容をまとめると

  • 住宅ローンと他のローンは、1つの住宅ローンにまとめて窓口を一本化できる。ただし、金融機関や住宅ローンの商品によって特徴が異なるので注意が必要。また、目的別ローンは、原則まとめられない。
  • おまとめローンを利用すると返済負担が減る。しかし、既存ローンの平均金利が上がったり、他の用途では使えないなどのデメリットがある。
  • 銀行と消費者金融のおまとめローンは、どちらも裁量規制から外れる。ただし、以後ローンを組むときの審査にかかわるため、違いを理解しなければならない。
  • 住宅ローン以外に2社以上ローンがあるならまとめるのがおすすめ。しかし、ローンをまとめるには専門知識が必要なため、無料で何度でも相談できるマネーキャリアを利用する人が多い。
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この記事の監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!
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この記事の目次

住宅ローンとフリーローン・教育ローンなど他のローンを組み込む・まとめることは可能?

住宅ローンとフリーローン、教育ローンなど他のローンを組み込んだり、まとめることは可能なのか、疑問に感じていませんか?

結論、住宅ローンなどの各種ローンを1つにまとめることは可能です。

実は、抱えるローンの種類が増えると、それぞれに金利で返済に負担がかかってしまい、結果として経済的な負担が増えてると考える方もいます。ですが、実際はローン全てをまとめることで、結果的に経済的な負担が軽減することが期待できます。

以下のようなローンを利用しているなら、1つにまとめることも視野に入れて、返済負担額の軽減を目指してみるべきです。
  • 住宅ローン
  • リフォームローン
  • フリーローン
  • 教育ローン
  • 自動車ローン
  • カードローン
一括で全て返せるのがベストな節約にはなるものの、高額な現金を用意できないときは多々あります。その際、さまざまなローンを利用することで、ライフイベントに役立ち、貯蓄を残しておけます。

ただし、ローンの種類が増えれば増えるほど、返済日や借入残額、利息などの管理がしにくくなってしまい、無駄に多く支払ってしまうこともあります。

ローンを1つにまとめると、こうしたデメリットが解決できる反面、原則としてまとめるローンが同じ種類のローンでなければならないことに注意が必要です。

住宅ローンの契約を考えているのですが、自動車ローンとカードローンが残っているため、審査に不利になるのではないかと不安に感じています。


これは住宅ローンとまとめることはできますか?

たしかに、住宅ローン契約前に他の借り入れがある方は、不安に感じてしまいますよね。


住宅ローンなどは「目的別ローン」と分類され、金利が低く抑えられているのが特徴です。お伝えいただいた自動車ローンやカードローンとは種類が異なるため、まずは自分が利用している「ローンの種類」を把握するのがポイントです。


そのため、住宅ローンに組み込むことはできないものの、銀行の「おまとめローン」や低金利のフリーローンを利用して一本化する方法があります。


住宅ローンには、自動車ローンやカードローンは組み込めないのですね。


銀行の「おまとめローン」や低金利のフリーローンは、銀行ごとに金利や条件が異なると思うのですが、どこに相談すべきでしょうか?おすすめの相談先はありますか?

はい。銀行の「おまとめローン」や低金利のフリーローン、またこれからの住宅ローンについて話を聞きたい方は「マネーキャリアがおすすめです。


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住宅ローンをまとめる・住宅ローンに他のローンを組み込む方法

「目的別ローン」の1つである住宅ローンには、一定の条件を満たしていれば、他のローンを1つにまとめられる商品があります。


一般的に、ローンは利用する際には「目的」が決められており、その目的から逸脱するものにローンを充てることはできません。


たとえば、上記でも説明したように「住宅ローン」に「自動車ローン」の残額を上乗せしして、1つの住宅ローンにまとめることはできないのです。


ただし、以下のような場合は住宅ローンをまとめられる可能性があります。

  • ろうきんの住宅ローンに500万円を上乗せする
  • 住宅ローンを借り換える
  • おまとめローンを利用する

ただし、必ずしもローンをまとめられるとは限らず、1つのローンにしたことで、デメリットが発生することも考えられます。


とはいえ、住宅ローンと他のローンの返済で困ったときには、それぞれの仕組みを理解したうえで利用すれば、良い結果を生むこともあります。

ろうきんで住宅ローンをまとめる(500万円以内の場合)

ろうきんの住宅ローン「住宅プラス500」なら、500万円まで住宅ローンに上乗せして、ローンを1つにまとめることが可能です。


全国労働金庫協会(ろうきん)は、協同組織として「労働者の経済的地位」の向上をめざす、日本でただ1つの福祉金融機関です。


ろうきんで住宅ローンを利用していれば、以下のようなローンを「プラス500」部分としてまとめられます。

  • 家具や家電
  • 教育費
  • 自動車の購入資金
  • 他のローン(自動車・カード・教育)
  • ろうきんで利用しているローン(フレックスローン・無担保ローン)

一定の条件を満たせば、金利の引き下げが適用されるので、同じ500万円の借入額なら金利の安い「ろうきん住宅プラス500」がおすすめです。

金利通常引き下げ後
変動金利年2.625%年0.835%
固定金利選択型
(10年)
年3.050%年1.000%
全期間固定金利型年3.750%年1.900%

※2025年2月23日現在


住宅ローンに対する金利は、3種類から選択できますが、プラス500部分は「全期間固定金利」が適用されるので、注意が必要です。


とはいえ、ろうきん無担保ローン「ライフエール」に比べると、「ろうきん住宅プラス500」は、金利引き下げ後の金利の安さが目を惹きます。


参考までに、ライフエールの金利を紹介します。

  • 会員組合員:年2.70%
  • 生協組合員:年2.90%
  • 一般勤労者:年3.2%

ろうきんの住宅ローン「住宅プラス500」は、返済期間を最長40年まで設定できますが、収入や完済年齢によっては、審査を通過できない可能性があります。


ただし、金利の面から考えると、ろうきんの住宅ローンを利用しているなら、ローンをまとめる方がお得だと言えます。検討する際は、まず審査に通過できるかどうかを、専門家に相談してみるのがおすすめです。


(参照:近畿ろうきん

住宅ローンの借り換え

返済中の住宅ローンを、他の金融機関で取り扱う住宅ローンに借り換えすると、ローンを1本化できる可能性があります。


こちらは、「住宅ローンの残額分」と「他のローン」を足した金額で、新たに住宅ローンを組み、返済中のローンをすべて完済させる方法です。


住宅ローンの借り換えには、次のようなメリットがあります。

借り換えを検討するときは、金利に1%以上差があるときに検討することがおすすめです。


この際、金利変動を予測し、変動金利と固定金利のメリットを活かしつつ、住宅ローンを借り換えるのがポイントです。


ただし、金融商品によっては、住宅ローンを含む複数のローン1つにまとめられないケースがあります。特に、教育資金や自動車ローンなど、「目的別ローン」は目的が異なるため、原則として1つにまとめられません。


一方で、リフォームローンなら、「住宅に関する費用」とみなされるため、住宅ローンにまとめてしまうことが可能です。


先述で紹介したろうきんの「住宅ローンプラス500」や、各金融機関で取り扱う「おまとめローン」も、複数のローンを1つにまとめられるので、返済に悩みを持っている方におすすめです。


住宅ローンの借り換えは、金利が下がるメリットがある一方、デメリットもあるので注意すべきです。


また、借り換えの注意点は以下の通りです。

  • 健康状態に不安があると、団体信用生命保険に加入できない
  • 収入が少ないと判断されると、審査に通過できない
  • 転職などにより、勤務年数が少ないと審査で落ちる
  • 金融事故を起こした経験があると、ブラックリストとなりローンを組めない
このようなケースは、住宅ローンの借り換えができないので、該当しないタイミングで申し込むのがベストです。

おまとめローンの利用

現在複数のローンがあり、返済日や返済額の管理で悩んだときは、窓口を1つにまとめられる「おまとめローン」がおすすめです。


「おまとめローン」は、住宅ローンも含めて1つのローンにまとめられるので、毎月の返済額を軽減することが期待できます。


おまとめローンの大きな特徴は以下の4つです。

  • 担保を必要としない
  • 種類の違うローンも1つにまとめられる
  • 目的別ローンより金利が高い
  • 追加の借入はできない

ローンが複数あると、それぞれの利息により返済総額が大きくなりますが、おまとめローンを利用すれば、金利が低くなり返済額を減らせる可能性があるのです。


3社でローンを利用していた場合、それぞれの返済額をシミュレーションしてみると、以下のようになっていました。

シミュレーション借入額返済額
(返済期間)
返済総額
A社(12.5%)100万円2.4万円
(36ヶ月) 
121万円
B社(3.5%)120万円3.2万円(36ヶ月)
127万円
C社(12.5%)40万円1.5万円(24か月)
46万円

3社の支払額をまとめると、以下のようになります。

  • 借入金額の合計:260万円
  • 利息の合計:34万円
  • 総返済額:2,94万円
  • 毎月の返済額:7.1万円

ただし、借入金額金額を金利の低い「おまとめローン」で1本化した場合は、以下のようなシミュレーションとなります。

シミュレーション借入額返済額(返済期間)
返済総額
おまとめローン
(0.9%)
260万円2.3万円(120か月)
272万円

上記のケースでおまとめローンを利用したときのメリットは、以下のとおりです。

  • 適用される金利が「低く」なる
  • 利息の総額が22万円「少なく」なる
  • 毎月の返済額が4.8万円「安く」なる

ただし、おまとめローンは「目的別ローン」よりも金利が高いため、住宅ローンの返済残額が多いと、金利の違いで損をしてしまう場合もあります。利用しているローンの金利と、おまとめローンの金利を比較し、上手にローンをまとめるのがポイントです。

ろうきんの住宅ローン500は魅力的だと感じているのですが、ローンを一本化することで借り入れる額が大きくなり、審査などが厳しくなってしまうのではないか、と不安に感じています。

たしかに、住宅ローン契約での大きな不安のひとつに、「審査に通るのか」という部分がありますよね。


住宅ローンの審査では、ローン総額が増えるほど、必要となる年収額も大きく返済負担率が重視されます。そのため、まずはプロに年収や支出から借りれらる額を試算してもらうのがおすすめです。


基本的に、借入総額が年収に対して多すぎる場合や、過去に返済の遅延がある場合などは、審査に影響を及ぼす可能性があります。

自分の年収ではどのくらい借り入れられるのか、平均ではなく自分の家計に合った額を教えてもらいたいです。

ネットなどにはよく、年収額をベースにした「借りれらる額」の目安はありますが、実際収入と支出の割合は家庭ごとに違います。そのため、平均額だけをみて判断してしまうのは危険でもあります。


「自分の家計に合った返済額を知りたい」と考える方は、まず無料で何度でも話を聞くことができる「マネーキャリア」への相談がおすすめです。マネーキャリアなら一人一人の状況から実際無理なく返済できる額を、プロが提案してくれます。

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おまとめローンでまとめられるものは?

目的別ローンに他のローンをまとめることは原則不可能ですが、おまとめローンを主体にすれば、ローンを1つにまとめられます。


金融機関によって異なりますが、おまとめローンでまとめられるものは以下の通りです。

  • 教育ローン
  • フリーローン
  • マイカーローン
おまとめローンの商品によっては、住宅ローンもまとめられる場合もあります。


ここでは、上記で紹介した3つのローンやおまとめローンを利用することで、どんなメリットがあるのかを解説します。

教育ローン

子どもの教育費で現金が不足してしまうとき、悩みを解決してくれる方法が「教育ローン」です。


教育ローンには、国が運営している商品と民間の金融機関が運営する商品があるので、利用する際は特徴の違いを理解しておく必要があります。


それぞれの特徴は以下の通りです。

教育ローン民間
運営日本政策金融公庫金融機関
条件世帯年収が790万円以内一定の所得が必要
担保や保証人
連帯保証人
または
教育資金融資保障基金
原則として不要
金利固定金利のみ
(金利:年2.65%)
※保証料別
・固定金利
・変動金利
借入の上限学生1人人につき350万円
300万円~1,000万円

※2025年2月23日現在

(参照:日本政策金融公庫


国の教育ローンは、「固定金利」です。そのため、おまとめローンと比較して安い金利を選ぶのがおすすめです。


また、金利が高いタイミングで教育ローンを利用するなら、「変動金利」が選択できる民間の教育ローンを検討してみるのも一つの方法です。学費を助けてくれる教育ローンには、5つのメリットがあります。

  • 奨学金と併用して学費に充てる
  • 入学金や一人暮らしの準備費用を事前に用意できる
  • 進学にかかわる利用なら、塾や留学、資格取得なども利用可能
  • いつでも利用できる
  • 申込から入金までが早い
自由度の高い教育ローンですが、金利が高いことも大きな特徴です。そのため、返済で困ってしまう人も少なくありません。

タイミングによっては、おまとめローンの方が金利が低くなることもあるため、どちらも一度比較しておくのがベストです。特に、教育ローンも含め複数のローンを利用しているなら、1本化したローンでどれくらい返済が軽減できるか試算してみるべきです。

フリーローン

「フリーローン」は無担保で、ライフプラン・ライフイベントにあわせて幅広く利用できるのが特徴です。


フリーローンには、利用制限がないメリットがあり、以下のようなケースでローンが可能です。

  • リフォーム資金
  • 旅行資金
  • 引っ越し資金
  • 家具や電化製品の購入資金
  • パソコン本体や周辺機器どの購入資金
  • 婚礼資金
審査があるため一定の年収が必要になるものの、審査を通過できれば様々な場面で役立ちます。ただし、生活費や家賃、事業資金など利用不可となっているケースが一般的なため、ローンの利用方法はしっかり確認しておくべきです。


フリーローンは、金融機関によって借り入れ金額の上限が異なり、自由度が高いため金利は高めに設定されています。ただし、日本では「利息制限法」が定められており、上限は以下のように設定されています。

借入金額による
利息の違い
金利の上限
10万円未満20.0%
10万円以上100万円未満18.0%
100万円以上15.0%
(参照:日本貸金業協会

フリーローンは目的別ローンに比べると金利が高く、おまとめローンでローンをまとめる方がお得になるケースもあるため、注意すべきです。

マイカーローン

自動車を購入するときに使用できる「マイカーローン」は、担保を必要とせず幅広い用途で利用できるのが特徴です。


マイカーローンの対象となるのは、以下のような例があります。

  • 自動車、バイク、自転車の購入や付帯費用
  • 電動車いすの購入や付帯費用
  • 修理や車検費用
  • カー用品の購入
  • 免許証を習得するための費用
  • 車庫を建築する際の費用
マイカーローンの返済期間は、平均すると5~7年程です。


マイカーローンを利用するときは、以下のポイントに注意しておくべきです。

  • 契約した返済期間は、途中で変更できない
  • 返済期間が車の耐久年数を大きく上回らないようにする
  • 返済期間中に売却が可能か確認する
実は、マイカーローンの種類によっては、返済期間中に自動車を売却しようとしたとき、残額を一括返済しなければならないケースもあります。

返済額に大きく影響する金利は、2つのマイカーローンで異なります。一般的な金利相場は、以下の通りです。

金利の違い金利相場
銀行系のカーローン2~4%
信販会社系のカーローン4~10%
信販会社系のカーローンは、残価設定を用いて返済額を抑えることができますが、金利相場は高めです。ただし、審査の結果は銀行系のカーローンより早く、ディラーで車を購入するときは、信販会社系のカーローンを利用していることが多いと言えます。


また、カーローンの返済期間中に、「返済期間を変更したい」「もっと安い金利のローンの方が良い」と思ったときは、おまとめローンの活用がおすすめです。

おまとめローンでまとめられるものには、教育ローンやフリーローン、マイカーローンなどがあることが分かりました。


おまとめローンは、複数のローンや借入れを一本化して管理しやすくするローンになっており、特に 金利が高いローンを低金利に借り換えることで、毎月の返済負担を軽減することが期待できます。


ただし、自分はローンをまとめるべきなのか、どのくらい節約になるのかをまずは確認しておくべきです。その際、お金のことをまとめて相談できる「マネーキャリア」を活用することで、どのくらいお得になるのかプロにシミュレーションしてもらうことが可能です。


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住宅ローンからおまとめローンに借り換えるメリット

住宅ローンからおまとめローンに借り換えるメリットは、以下の3つです。

  1. 利息の負担が減る
  2. 返済が遅れるリスクが減る
  3. 多重債務の状態を解消できる
ローンの返済中、家計に影響を及ぼしてしまうケースの多くが、減収や多重債務です。特に、ローンやキャッシングなどで多重債務になってしまうと、本来支払える金額を上回り、オーバーローンとなってしまいます。


こうしたオーバーローンにより、住宅ローンの支払いが滞ってしまわないよう、返済額が増えてきたら住宅ローンの借り換えを検討すべきです。

利息の負担が減る

住宅ローンの契約をしたときに高い金利だった場合、「固定金利」で金利が高いなら、低金利の「おまとめローン」を利用すると、利息の負担を軽減することが期待できます。


定められた期間中は金利が変動しない「固定金利」には、2つの種類があります。

  • 固定金利期間選択型:5年~20年など一定期間は同じ金利を適用(期間後は変動金利型になる)
  • 全期間固定金利型:完済までずっと同じ金利が適用

これに対し、「変動金利型」は、市場金利にともなって金利が変動し、一般的に6ヶ月に1度、適用金利が見直されています。


たとえば、20年前の2004年、住宅金融公庫(いまの住宅金融支援機構)の固定金利は4.2%と、高い金利が適用されていました。2025年現在は、全期間固定金利の「フラット35」では、1.890%~3.570%の金利となり、金利は徐々に上がってきています。


そのため、金利負担を気にしている方は、早めに検討するのがおすすめです。金融機関によっておまとめローンの金利は異なりますが、低金利商品も存在しており、ニーズにあっていれば、ローンを1つにまとめることで返済負担の軽減に繋がります。

返済が遅れにくくなる

住宅ローンと他のローンを1つにまとめると、返済日や返済額の管理が煩雑にならず、無駄をなくした返済計画が立てられる点もメリットのひとつです。


一般的に、支払日は金融機関ごとに異なっており、複数のローン支払いがあると「うっかり忘れてしまった」というケースも少なくありません。その場合、延滞金が発生してしまったり、今後の審査に影響を及ぼす可能性が高くなります。


一般的に延滞金は14.6%が適用されており、高ければ20%になっているケースもあります。


期日までに支払いを終えなかった場合は、延滞金が増えるだけでなく、金融事故として信用情報機関に掲載されてしまう恐れがあるので、支払日には注意が必要です。


いわゆる「ブラックリスト」になってしうまうと、1つのローンにまとめようと思っても、審査に通らなくなってしまいます。


そのため、ローンの利用によって返済日の数が増え、毎月返済の準備に煩わしさを感じているなら、返済窓口を1つに絞る「おまとめローン」がおすすめです。

多重債務の状態を解消できる

ローン状態が複数になったり、キャッシングでお金を借りていたりなど、いわゆる「多重債務」の状態になったときには、まとめローンにより返済負担の軽減が期待できます。


多重債務になると、以下のようなデメリットが考えられます。

  • 借入審査に影響を及ぼし、新たにローンを組めなくなる
  • それぞれの返済に金利が発生し、返済額が多くなり生活費に影響を及ぼす
  • 返済が遅れたり、滞ったりする可能性

こうしたデメリットは、返済日や返済額などを一元化できる「おまとめローン」を利用すると、解消できる可能性があるのです。金融機関によって、まとめられるローンの数は異なりますが、なかには5社を超えていても「おまとめローン」を利用できるケースもあります。


本来、住宅ローンや教育ローン、自動車ローン、クレジットカードのショッピング枠などを除き、年収の3分の1を超える貸し付けは、貸金業法に定められた「裁量規制」によって禁止されています。


しかし、以下の条件を満たしていれば、裁量規制の除外対象となるため、おまとめローンを利用できる可能性があるのです。

  • 借り換え以前の金利を上回っていない
  • 段階的に借入残高を減らしていく返済計画
  • 毎月の返済額が、借入前より増えていない
  • 担保や保証について、借入前より条件が厳しくなっていない

ローンの残高がなかなか減らない人は、多重債務で利息が膨れ上がってしまっていることが考えられます。


返済が滞ってしまう前に、おまとめローンを利用した返済計画で、お金の不安を解決することがおすすめです。

(参照:日本貸金業協会

住宅ローンからおまとめローンに借り換えるメリットには、利息の負担が減る・返済が遅れるリスクが減る・多重債務の状態を解消できるなどのメリットがありました。


ただし、それぞれの金利の差やおまとめローンに借り換える際の諸費用まで含めて計算しないと、逆に損をしてしまうケースもあります。


そのため、まずは住宅ローンはもちろん、家計の悩みも合わせて住宅ローンのプロに無料相談できる「マネーキャリア」の活用がおすすめです。マネーキャリアならお金に関わるすべての悩みを無料で相談できるため、疑問を負担ゼロで解決できます。


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住宅ローンからおまとめローンに借り換えるデメリット

住宅ローンをおまとめローンに借り換えるデメリットは、以下の点が考えられます。

  1. 他社のローンは全て返済する必要がある
  2. 利息が高くなってしまう可能性がある
  3. おまとめローンを利用できる金融機関が少ない
金利が低くなる可能性のある借り換えですが、必ずしも金利が低くなるとは限りません。

その理由には、借り換え前のローン種類が原因となってしまっていることがあげられます。おまとめローンを利用する際は、借り換え後の金利などメリットだけを確認するだけでなく、どのようなデメリットがあるのかも、知っておくことが大切です。

他社のローンを全て返済しないといけない

住宅ローンからおまとめローンに借り換える際には、申し込み時に、返済対象とした金融機関のローンをすべて返済しなければならないのがデメリットです。


一般的に、おまとめローンには以下のような条件が定められています。

  1. 年齢や職業など、審査基準を上回っていること
  2. 審査や申込に必要な書類を提出できること
  3. 指定する金融機関を解約できること
おまとめローンを利用したとき、指定したローンを完済していなければ、3つめの条件に違反となってしまうのです。

おまとめローンは、追加で借入できないため、「既存のローンを遺して、追加でお金を借りられるようにしておきたい」と完済せずにいると、契約違反と判断されてしまいます。

また、完済する金融機関を、勝手に変更することも同様です。契約違反が発覚すると、一括返済を求められるため、指定した金融機関のローンは必ず完済し解約する必要があります。

ただし、おまとめローンの申し込み時に、指定しない既存のローンは完済する必要はありません。追加借り入れに備えたいなど、「解約したくないローン」は、おまとめローンの対象にしなければ継続が可能です。

おまとめローンを利用するときは、金利や返済期間を確認し、どの金融機関を対象とするのかを、よく検討するべきです。

逆に利息が高くなるケースがある

おまとめローンを利用して完済するローンの種類によっては、逆に利息が高くなってしまう可能性があるので注意が必要です。


一般的に住宅ローンや教育ローンなど「目的別ローン」は、担保があるため利息が低めに設定されています。一方、おまとめローンは「ローンを1つにまとめる」という目的であり担保を必要としないため、利息は低くありません。


そのため、「住宅ローン」や「自動車ローン」をおまとめローンの対象にすると、それぞれのローンに適用される金利は高くなってしまう恐れがあるのです。


また、キャンペーン期間など金利の低い時期におまとめローンを利用するときは、「金利が適用される期間」や「その後の金利」は、必ず確認しておくべきです。

おまとめローンを利用できる金融機関の数が少ない

住宅ローンの借り換えを含むおまとめローンは、なかなか見つからない点もデメリットのひとつです。


多くの金融機関がおまとめローンを取り扱っている一方、住宅ローンの借り換えを対象としているおまとめローンは多くありません。そのため、おまとめローンを利用するとき、住宅ローンの借り換えが含まれていると、以下のようなことが考えれらます。

  • 利用できるおまとめローンが見つからない
  • 見つけたおまとめローンではニーズに合わない
  • 見つけたおまとめローンでは審査が通らない

特に、銀行のおまとめローンは審査が厳しい傾向があります。消費者金融のおまとめローンなら、審査が低めに設定されていることが多くありますが、その後の借入などに影響が出るなど、将来のリスクを考えると一概におすすめできません。


おまとめローンを探すときは、適用金利や条件など、金融機関による違いもしっかり確認し、比較しながら選ぶことが大切です。

住宅ローンは金利が低いため、おまとめローンには不向きのように感じたのですが、それでも住宅ローンの負担が気になる場合、どのような対処法がありますか?

ご質問いただいたように、住宅ローンは担保を設定する目的別ローンになるため、そもそもの金利が低いのが特徴です。そのため、おまとめローンにすると逆に損をしてしまうケースも考えられます。


住宅ローンを契約中の方で、「毎月の支払い額が負担」「対処法を知りたい」という方は、借り換えを検討してみるのもおすすめです。

借り換えを検討する場合、どのような点に注意すべきなのでしょうか?

住宅ローンの借り換えは、金利差が1%以上あるか、諸費用の額を差し引いてお得になるのかがポイントです。


特に、住宅ローンの借り換えで後悔しないためには、念入りな借り換えのシミュレーションが必要になります。個人で多くの金融機関の金利を調べ、それぞれシミュレーションするのは負担になるケースも多く、まずはプロに話を聞くのがおすすめです。


マネーキャリア」なら実際にあなたが借り換えすべきなのか、どんなプランが合っているのかをプロと一緒に考えることができます。

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銀行と消費者金融のおまとめローンを比較

おまとめローンを利用するときには、金融機関の違いがどのように影響するかを理解したうえで選ぶことが大切です。


ここでは、以下に分けて銀行と消費者金融のおまとめローンを比較していきます。

  • 銀行のおまとめローンのメリット・デメリット
  • 消費者金融のおまとめローンのメリット・デメリット
銀行と消費者金融でのおまとめローンには、それぞれメリット・デメリットがあり、知らずに利用してしまうと損をしたり、将来後悔したりする可能性が考えられます。

人によってニーズが異なるため、金融機関の特徴を知ってメリットが活かせるおまとめローンを選ぶべきです。

銀行のおまとめローンのメリット・デメリット

まず、銀行のおまとめローンのメリット・デメリットを紹介します。銀行が取り扱うおまとめローンの大きなメリットは、金利が低いことです。


金利が低ければ、利息も減り毎月の返済額も軽減できるため、大きく節約することが期待できます。ただし、デメリットもあるため、まずは自分に合っているのかを判断するのがポイントです。


おまとめローンのメリット・デメリットは以下の通りです。

▶メリット

  1. 消費者金融のおまとめローンより金利の上限が低い
  2. 高額な借入額でも利用できる商品がある
  3. 裁量規制の「除外貸付」となり、以後もローンを利用できる可能性がある

▶デメリット

  1. 審査が厳しい
  2. 審査結果が出るまでに時間がかかる
  3. 必ずしも返済額が少なくなるとは言えない
2025年2月現在、銀行のおまとめローンは、年利1.5%から15%程度が相場になっており、各銀行によって差が大きいです。

1,000万円まで借入できるおまとめローンもありますが、金利が高くなったり返済期間が長くなったりして、必ずしも返済額が減るとは限りません。時間をかけてじっくり審査されるため、以下のような人は銀行以外のおまとめローンを探すことも考えておくべきです。
  • 早くローンを1つにまとめてしまいたい人
  • 転職したばかりで審査基準を満たさない可能性がある人

銀行のおまとめローンを利用する際は、様々なローンの種類を比較しながら、最適な方法を探すことが大切です。

消費者金融のおまとめローンのメリット・デメリット

次に、消費者金融のおまとめローンのメリット・デメリットを紹介します。ローンの一本化を急いでいるなら、審査が早い消費者金融のおまとめローンの検討もおすすめです。


消費者金融のおまとめローンなら、即日融資など審査結果を早く知ることができるものの、デメリットも多い点に注意が必要です。


消費者金融のおまとめローンのメリット・デメリットは以下の通りです。

▶メリット

  1. 審査スピードが速い
  2. 返済予定のローン種類が銀行より幅広い
  3. 審査の基準が銀行に比べて低い
▶デメリット
  1. 銀行に比べて金利の上限が高い
  2. 限度額が銀行よりも低い
  3. 裁量規定の「例外貸付」となり、借入残高全体が借入金となるため、以後はローンを組めなくなる可能性がある

消費者金融の利息は、2025年2月現在年3.0%~年18.0%となっており、銀行のおまとめローンより高い金利が適用されています。


消費者金融のおまとめローンを検討する際、以下に該当する人は、銀行のおまとめローンと比較してみることがおすすめです。

  • 審査基準が高くても問題なく、金利を少しでも安くしたい人
  • 返済計画を立てながら、おまとめローンを利用したい人

裁量規定の除外貸付である消費者金融のおまとめローンは、年収の3分の1以上借入すると、以後は消費者金融を利用できなくなります。消費者金融でおまとめローンを利用する際は、返済計画をしっかり立てて利用することが大切です。

銀行と消費者金融のおまとめローンは、それぞれメリット・デメリットがあることが分かりました。


すぐに借りられる消費者金融は魅力的できですが、金利が高く結果的に生活が苦しくなってしまう可能性もあります。そのため、まずは自分の家計を見直し無駄を排除してから検討するべきです。


毎月の生活が苦しい、ローンをまとめるべきか悩んでいる、という方は、「マネーキャリア」の活用がおすすめです。マネーキャリアなら一人一人の収入や支出、保険などを見直し、資産形成方法や貯蓄方法までプロがアドバイスしてくれます。


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借り換えができるおまとめローンをご紹介

おまとめローンには、銀行と消費者金融で特徴が異なるため、比較しながら検討することが大切です。


ここでは、借り換えができる4種類のおまとめローンを紹介します。

  1. 【北日本銀行】住宅ローンASUMO おまとめプラン
  2. 【JA】JAおまとめ住宅ローン
  3. 【SMBC】三井住友カード カードローン
  4. 【トマト銀行】トマトおまとめ住宅ローン

借入額や金利の上限が異なるので、それぞれの特徴を活かして、ニーズに合ったおまとめローンを利用するべきです。

北日本銀行「住宅ローンASUMO おまとめプラン」

北日本銀行の「住宅ローンASUMOおまとめプラン」がおすすめなのは、以下に該当するケースです。

  • 他の金融機関で借入も含め、住宅ローンで一本化したい
  • 自動車購入資金などを含めて、住宅ローンを組みたい
  • 返済期間を長くして、毎月の返済額を抑えたい

すでに他の金融機関で借入があっても、借入金を住宅ローンに組み込めるので、住宅ローンの借り換えとともに借金を一本化したい人におすすめです。


「住宅ローンASUMOおまとめプラン」の特徴は以下の通りです。

住宅ローンASUMO
おまとめプラン
条件
利用できる目的・住宅資金
・おまとめ資金
利用可能金額50万円以上2億円以内
※おまとめ資金は500万円以内
※住宅ローンの50%以内
借入期間1年~50年
連帯保証人原則不要
借入金利・当初固定金利型
・当初変動金利型
金利の引き下げ制度最大1.0%
保証料・借入金額ごとに規定あり
・分割の場合は年0.20~1.00%が上乗せ
返済方法元利均等毎月返済

住宅ローン「金利選択型商品」における2025年2月現在の金利は、以下のとおりです。

  • 当初変動金利型:1.000%
  • 当初固定金利型:1.050%~1.250%

融資期間が最大50年とゆとりのある設定になっているため、毎月の返済額を下げたい方におすすめです。


(参考:住宅ローンASUMOおまとめプラン|北日本銀行

JA「JAおまとめ住宅ローン」

JAバンクで取り扱う「JAおまとめ住宅ローン」は、各地域のJAで申し込むことができ、以下の人におすすめです。

  • 500万円以下の目的別ローンと住宅ローンを一本化したい人
  • 金利や保証料率に上乗せがないおまとめローンを探している人
  • 自営業で前年所得が300万円以上あり、住宅ローンの借り換えを検討している人
目的別ローンの返済を見直したいとき、JAバンクの「JAおまとめ住宅ローン」を検討してみるのがおすすめです。

「JAおまとめ住宅ローン」の特徴は以下の通りです。

JAおまとめ住宅ローン条件
利用できる目的・住宅資金
・おまとめ資金
利用可能金額10万円~1憶円
※おまとめ資金は500万円以内
※住宅ローンの50%以内
借入期間40年以内
※店舗により異なる
連帯保証人原則不要
借入金利・固定変動選択型
変動金利型
・固定金利型
金利の引き下げ制度 店舗によって異なる
保証料・年0.08%~0.4%
返済方法・元金均等返済
・元利均等返済


「JAおまとめ住宅ローン」の金利や引き下げ制度は、各店舗で異なりますが、どの店舗で一本化しても金利の上乗せはありません。


また、JAバンクの金利などの融資条件は、各JAによって異なるため店舗への問い合わせが必要です。JAバンクの「JAおまとめ住宅ローン」を利用する際は、必ず利用する店舗で確認するようにしてください。


(参照:店舗・ATM検索|JAバンク

(参照:JAバンク 熊本

SMBC「三井住友カード カードローン」

三井住友銀行の普通口座を持っていなくても利用できる「三井住友 カードローン」は、手軽にまとめたい人におすすめです。

  • WEBで申し込みをしたい人
  • 店舗へ行かずにスマホで借入や返済がしたい人
  • アプリを使って借入と返済を管理できる人
「三井住友 カードローン」は、おまとめローン専用ではなく、フリーローンです。しかし、使途が定めれていないメリットを活かして、他のローンの一本化が可能となります。


「三井住友 カードローン」の特徴は以下の通りです。

三井住友
カードローン
条件
利用できる目的自由
※事業資金は不可
利用可能金額10万円~800万円
借入期間1年ごとの更新
連帯保証人不要
借入金利変動金利
金利の引き下げ制度 あり
※三井住友住宅ローン借入を利用時のみ
保証料不要
返済方法約定返済

残高によって返済額が異なる約定返済(残高スライド方式)のため、返済時にどれだけ残高があるかによって毎月の返済額が変化します。


三井住友カードローンの金利は、2025年2月現在、年1.5%から14.5%です。なお、三井住友銀行の住宅ローンを利用している人は、年1.5%~8.0%に引き下げてもらえます。


おまとめローン専用商品よりも限度額は少ないため、住宅ローンの残額によっては利用できないケースもあります。契約してからしばらくの間、住宅ローンを支払っている人や、自由に使える資金を用意したい人などにおすすめです。


(参照:カードローン|三井住友銀行

トマト銀行「トマトおまとめ住宅ローン」

トマト銀行「トマトおまとめローン」は、他の金融機関と比べ、前年の所得基準が低い特徴があり、以下のような人におすすめです。

  • 前年度の収入が200万円以上あり、収入によって審査落ちの不安を持っている人
  • 高額な住宅ローンの借り換えができる金融機関を探している人
  • 広島・岡山・兵庫で住宅ローンの借り換えを検討している人
一般的に、前年度の収入による審査は、300万円以上という金融機関が多いですが、「トマトおまとめローン」は、200万円以上あれば申し込めます。

「トマトおまとめローン」の特徴は以下の通りです。

トマトおまとめローン条件
利用できる目的・住宅資金
・おまとめ資金
利用可能金額50万円~2億円
借入期間※おまとめ資金は500万円以内
※住宅ローンの50%以内
連帯保証人原則不要
借入金利・変動金利
・固定金利選択型
金利の引き下げ制度 保証料を一括すれば店頭金利を適用
保証料・分割:0.20%~0.50%
・一括:4,916円~78,469円
※期間や審査により異なる
返済方法元利均等返済
住宅ローンを「トマトおまとめ住宅ローン」に借り換える場合、勤務地・住居・融資対象物件のいずれかが、取扱店舗の営業区域内にある必要があります。

また、大阪支店と東京支店は除かれるため、兵庫県と岡山県、広島県内の窓口となり、利用できる人は限られると考えられます。

2025年2月現在において、店頭金利は以下のとおりです。
  • 変動金利:2.725%
  • 固定金利選択型:3.000%~3.400%
「トマトおまとめ住宅ローン」は、金利が目立って低いわけではないものの、カードローンやフリーローンよりは低く、自営業者なども住宅ローンを借り換えがしやすいのが特徴です。

各銀行やカード会社によって、借り換えができるおまとめローンにはさまざまな特徴があることが分かりました。


現在ローンを負担に感じている方は、上記のようなおすすめのおまとめローンを検討してみるのもおすすめです。ただし、おまとめローンを検討する前には、自分に合っているローンはどのようなものなのか、第三者の意見を聞いておくのがポイントです。


その際、銀行では客観的な意見をもらうことができず悩む方も多いため、まずは「マネーキャリア」の活用がおすすめです。マネーキャリアなら企業に属さない独立系FPに相談ができるため、第三者の目線から最適なアドバイスをもらうことができます。


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住宅ローンをまとめるときに利用できる無料の相談サービス

ここでは、住宅ローンをまとめるときに利用できる無料の相談サービスを紹介します。


住宅ローンと他の借入をまとめるとき、「どの金融機関で選べば良いのか」という疑問を感じる方も多くいます。住宅ローンを一本化する「おまとめローン」は、対象にできるローンの種類や金利が金融機関によって異なるため、まずは比較が重要です。


その際、銀行などの相談では自社商品についてのみしか話を聞くことができず、多くを比較できないのがデメリットでした。


そこでおすすめなのが、独立系FPに直接相談ができる「マネーキャリア」です。マネーキャリアならそれぞれ得意分野を持っているFPにオンラインで相談が可能です。


住宅ローンに特化したFPが多くいるため、専門家目線で相談者の立ち場から最適な方法を提案してもらえます。

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<マネーキャリアのおすすめポイントとは?>
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まとめ:住宅ローンとフリーローン・教育ローンなどをまとめることは可能?

ここまで、住宅ローンとその他ローンをまとめて、返済を一本化する方法について解説しました。


結論、住宅ローンとその他ローンは「おまとめローン」などを活用することで一本化することが可能です。ただし、商品によっては金利が高いケースも多く、逆に損をしてしまう場合もありため、注意が必要です。


結果的に損をしないためにも、住宅ローンの種類によって異なる金利や特徴、メリット・デメリットを理解しておくことが重要です。ただし、数多くある銀行の金利をそれぞれ調べたり、シミュレーションするのは時間も手間もかかってしまうことが懸念されます。


そんなときは、お金のプロであるFPに無料で何度でも相談できる「マネーキャリア」を利用することで、住宅ローンの商品を比較しながら、特徴をわかりやすく教えてもらえます。


マネーキャリアに在籍するFP(ファイナンシャルプランナー)の資格保有率は100%となっており、3,500人のFPの中から住宅ローンに精通したFPが担当となり、ライフプランに合わせて最適な住宅ローンのおまとめ方法を提案してくれます。


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