住宅ローンの申込条件には何がある?審査基準や確認しておくべきポイントを紹介!のサムネイル画像
住宅ローンを申し込む際に、金融機関によって異なる申し込み条件が設定されています。
申し込み条件は、年収や勤続年数などさまざまな項目があり、条件すべてを満たさないと申し込みができません。

また、仮に申し込みができたとしてもそのあとの審査を通過しないと融資が受けられないため、住宅ローンの申し込み時や審査時には条件を確認することが求められます。

そこで、この記事では住宅ローンの申し込み条件には何があるかや、審査基準や事前に確認しておくべきについて説明をします。

・住宅ローンを利用したいけど、申し込みの条件を満たしているか不安。
・申込条件や審査基準を事前に知って、スムーズに借り入れができるように準備したい

上記に当てはまる人はこの記事を読むことで申込条件や審査基準が把握でき、申込や審査に備えることができます。

内容をまとめると

  • 住宅ローンの申込条件には年齢や国籍、収入などさまざまな項目がある。
  • 住宅ローンの審査の項目には年齢、健康状態、年収などがあり、返済能力があるかどうかをさまざまな項目から判断される。
  • 住宅ローンの流れは、まず事前審査を行ってから、より多くの書類から詳しい審査をする本審査へと移る。
  • 住宅ローン審査の前には、申込条件は頭金の確認、それから返済計画が立てられるかが重要であり、返済計画を立てる際には専門家への相談がおすすめ。
  • 住宅ローンの申込条件を満たしているかどうかは専門家に相談することですぐに判断してくれるので、マネーキャリアのような無料相談サービスを利用する人も増えている。
この記事の監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

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住宅ローンの申込条件には何がある?

住宅ローンの申込をするためには、勤め先や収入などに関するさまざまな条件を満たす必要があります。


ある金融機関の住宅ローンでは以下のような申込条件が設定されています。

  • 申込時年齢が20歳以上65歳以下で完済時の年齢が80歳未満であること。
  • 団体信用生命保険に加入できること
  • 日本国籍を持っていること、または永住の許可を得ていること
  • 前年度税込み年収が300万円以上の正社員もしくは契約社員であること
  • 会社員の場合は現在の勤務先の勤続年数が3年以上であること
  • 自営業の場合は業歴2年以上で2年平均300万円以上の所得があること
このように住宅ローンの申込時には、年齢や収入などで一定の条件を満たさなければなりません。

条件が設定されているのは、住宅ローンは長期間継続して返済をしていく必要があるため、返済期間中は安定した収入が必要だからです。

金融機関ごとに申込条件は異なるため、住宅ローンを申込む際には事前に申込条件を確認しておきましょう。

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住宅ローンの審査の項目・条件は何がある?

住宅ローンの申込ができれば、次に待っているのは審査です。


審査とは、金融機関が借り入れが可能かどうかをさまざまな情報を基に判断することです。


審査の際には、下記の項目を中心に融資ができるかどうかが判断されます。

  • 借入主の年齢・健康状態
  • 借入主の雇用状況
  • 借入主の国籍や家族構成
審査の項目を知っておくことで、審査を受ける際に注意すべき点もわかってきますので、ぜひ参考にしてください。

借入主の年齢・健康状態

住宅ローンの借入主の年齢や健康状態は審査において重要な項目です。


令和4年度の民間住宅ローンの実態に関する報告書によると、完済時の年齢を審査項目に取り入れている金融機関は全体の98.7%であり、ほとんどの金融機関が審査項目としています。


また、借入主の健康状態についても97.9%の金融機関が審査項目に取り入れており

借入主の年齢や健康状態は、継続して住宅ローンの返済に大きく影響する要素です。


多くの金融機関では80歳までに住宅ローンを完済することが求められます。50代や60代での住宅ローンの借入をしようとすると、返済期間を短く設定しなければならず返済金額も高くなるため返済が難しくなる可能性が高まります。


また、健康状態が良くない場合、病気や体調不良により仕事を続けられなくなり返済が滞るリスクもあるため、金融機関は年齢や健康状態に注意しなければなりません。


住宅ローンは高額な借り入れを行うため、毎月の返済金額も高くなります。


そのため、年齢が高すぎたり、健康状態が悪かったりすると返済ができなくなる可能性が高いと判断されて審査に落ちる可能性が高いです。


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借入主の雇用状況

借入主の雇用状況も住宅ローンの審査時に厳しくチェックされる項目のひとつです。


令和4年度の民間住宅ローンの実態に関する報告書によると、雇用形態を審査項目としている金融機関は71.6%であり、勤続年数については93.2%が審査項目としています。


例えば、借入主が契約社員の場合には契約期間満了により住宅ローンの返済期間中に職を失うリスクがあるため正社員よりも住宅ローンの審査に通りにくいです。


また、勤続年数が短い場合も審査に通らない場合があります。


勤続年数が短い場合には、転職や退職をする可能性があるため、勤続年数が長い方が住宅ローンの審査には有利に働きます。


金融機関によって審査の方法は異なるため、契約社員でも契約内容や収入によっては審査を通過する可能性があります。


勤続年数についても、短い勤続年数でも借入が可能な住宅ローンもあるので不安な場合は事前に金融機関に問い合わせることがおすすめです。


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借入主の国籍や家族構成

借入主の国籍や家族構成も審査においては欠かせない項目です。


実際に令和4年度の民間住宅ローンの実態に関する報告書では、国籍を審査項目としている金融機関は全体の73.3%であり、家族構成を審査項目としている金融機関は29.8%です。


住宅ローンの中には、日本の永住権を条件としているところも多いです。


家族構成については、働いているパートナーがいると返済できなくなった時に代わりに返済ができる可能性が高いとみなされ審査に有利に働くことがあります。


ただし、就学している子供が多い場合には、学費や生活費が家計を圧迫し返済に支障をきたすと判断されるため審査が通りにくくなることがあるため注意が必要です。


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住宅ローンの審査の流れとは

ここでは、住宅ローンの審査の流れを紹介します。


住宅ローンを利用する際の審査は3つの段階を踏んで進みます。

  1. 住宅ローンの事前審査
  2. 本審査
  3. 融資の実行

まず、申込者がローンの事前審査を受けることから始まります。


ここでは、金融機関が申込者の信用情報や収入状況を確認し、借入希望金額を返済できる能力があるかどうかを審査します。


事前審査を通過すると、次に行われるのは本審査です。本審査では、事前審査よりもさらに詳しい情報が求められます。


具体的には所得証明書や勤務先の状況、借入希望額に対する返済計画などが審査の対象となります。また、購入予定の物件自体も評価され、担保価値が適切かどうかが判断されます。


そして、最終的な承認が下りると、正式にローン契約が締結され、融資が実行されます。


この過程には「数週間から数ヶ月」かかることが一般的であり、その間に追加書類の提出や詳細な説明が必要となる場合もあるため注意が必要です。

住宅ローンの審査で必要な書類は?

住宅ローンの審査においては以下の書類が必要です。

  • 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
  • 住民票
  • 源泉徴収票または確定申告書
  • 勤務先の在籍証明書または勤務先の給与明細
  • 不動産の売買契約書や建築請負契約書
  • 印鑑証明書
  • 納税証明書
住宅ローンの審査には、上記に記載したようなさまざまな書類が必要です。

まず、本人確認書類として運転免許書やパスポートなどの顔写真付きのものが基本的に求められます。

また、源泉徴収票や確定申告書によって収入の状況が確認されます。他にも勤務先で働いていることを証明するための在籍証明書や購入予定の物件に関する資料も必要です。

審査の際に求められる書類は、住宅ローンの融資を受ける金融機関によって異なります。

書類によっては準備に時間がかかるものもあるので、早めに確認することが重要です。

住宅ローンの審査の前に確認しておくべきポイント

住宅ローンの審査の前には、事前に確認すべきポイントが多々あります。


その中でも、必ず確認しておきたいポイントは以下の3つです。

  • 住宅ローンの申し込み条件は全て満たしているか
  • 借入以外で用意できる頭金はいくらあるか
  • 借入以外で用意できる頭金はいくらあるか
上記のポイントは審査を円滑に進める上で重要なポイントなので、これから住宅ローンの審査を受ける人は必ず確認してください。

住宅ローンの申込条件は全て満たしているか

住宅ローンの審査の前には、住宅ローンの申込条件を全て満たしているかが重要です。

住宅ローンの申込条件を満たしていない場合は、そもそも審査をしてもらえないか審査に通らない可能性が高いです。

住宅ローンの申込条件にある収入や雇用状況、国籍や家族構成などの条件をひとつでも満たしていない場合は住宅ローンに申し込むことはできません。

住宅ローンの申込条件は、各金融機関のホームページに掲載されています。条件を読んでも自身が満たしているかどうかわからない場合は事前に金融機関に相談しましょう。

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借入以外で用意できる頭金はいくらあるか

住宅ローンの審査前には、借入以外で用意できる頭金がいくらあるのかを確認しておくべきです。


住宅ローンの審査に通らなかった場合に、頭金を用意し借入金額を減らすことで審査に通る場合があるからです。住宅ローンの審査の際に、自身の借入希望金額が返済能力を上回っている場合には審査に通りません。


その際に、頭金を用意することで、借入を少なくすることができるため審査に通る可能性が高まります。また、住宅ローンを利用する際には、火災保険代や登記費用などさまざまな諸経費がかかります。


頭金を用意しておくことで、諸経費に頭金を充当できるため結果として借入金額を低く抑えることができます。


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申請する借入金の返済計画は問題なく立てられるか

住宅ローンの審査前には、借入したい金額に基づく返済計画が立てるかどうかも重要です。


住宅ローンは返済金額が高額であり、返済期間も30年以上となることが多いため入念な返済計画を立てる必要があります。


長期間継続して返済を続けていかなければならないため、子どもの入学や車の買い替えなどさまざまなライフイベントによる出費を想定して返済計画を立てなければなりません。


さまざまなライフイベントを自分で想定して計画を立てることは困難であり、計画にミスがあると返済が困難になってしまいます。


そのため、住宅ローンの返済計画を立てる場合には専門家への相談が必要です。

とくに、お金や住宅ローンに関する知識を備えた専門家であるファイナンシャルプランナ−に相談をすることでさまざまなライフイベントを踏まえた返済計画を立てられます。


また、返済を継続していくために家計の見直しも行ってもらえるので、安定した返済計画を立ててもらえるのはもちろん、何度でも無料で相談できるマネーキャリアの専門家へ相談してみましょう。

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住宅ローンの条件について悩む方が使うべき方法とは

ここでは、住宅ローンの条件について悩んでいる方におすすめのサービスについて紹介します。


住宅ローンを申し込む際には、金融機関が設定した条件を満たさない限り申し込むことはできません。申し込みの条件には、収入や雇用状況、国籍などさまざまな項目があり、自身が条件を満たしているかすぐに判断できない項目もあります。


そのため、住宅ローンを申し込む前には専門家に相談し、住宅ローンの条件を満たしているかを確認することが必要です。


住宅ローン申し込み前に専門家に相談する際には、マネーキャリアの無料相談を利用することがおすすめです


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さまざまな金融機関の住宅ローンについても日々情報を集めており、相談者の状況をヒアリングした上で申し込みが可能な住宅ローンを紹介してくれます。

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住宅ローンの申込条件には何があるかのまとめ

この記事では住宅ローンの申込条件や審査の流れ、注意点について解説しました。


住宅ローンの申込条件には収入や雇用状況、国籍などが設定されており、一定の返済能力がある人のみが住宅ローンに申し込みができるようになっています。


各金融機関によって申込条件が異なるため、申し込む前に事前に金融機関に確認することが必要です。


また、審査の際にはさまざまな書類が必要であり、長期的な返済ができるように返済計画を立てられるかどうかも審査前に確認すべきです。


住宅ローンの返済計画を立てる際には、さまざまなライフイベントによる出費や家計の状況をシミュレーションする必要があるため、自分で計画するのは極めて困難です。


返済計画を立てる際には、無料で何度でもファイナンシャルプランナーに相談ができるマネーキャリアがおすすめです。


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