内容をまとめると
- 住宅ローンの金利は、住宅購入の元金をローンで借りた際に、支払う利息の割合のことを指しています。日銀の動向や金融政策、資金の需要と供給のバランスなどによって変動する。
- 金利を知る上で確認するポイントは、各銀行の設定金利や日銀の対策など。ただし、素人が判断するのは難しく、専門家の意見を聞くのがおすすめ。
- 住宅ローンの金利は、変動金利・固定金利がある。支払い方は毎月のローン返済に上乗せされるのが一般的で、元利均等返済と元金均等返済がある。
- 住宅ローンの金利について相談したい方は「マネーキャリア」を活用するのがおすすめ。マネーキャリアなら何度でも無料で相談でき、専門家の客観的な意見を聞くことができる。
この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー、証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る
この記事の目次
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住宅ローンの今後の金利はどうなる?まずは金利の仕組みを解説!
ここでは、住宅ローンの金利は今後どうなるのか、まずは金利の仕組みから解説します。
- 住宅ローンの金利とは?どのように決まる?
- 住宅ローンの金利はいつ支払う?
住宅ローンの金利とは?どのように決まる?
住宅ローンの金利とは、住宅購入の元金をローンで借りた際に、支払う利息の割合のことを指しています。
例えば、3000万円を住宅ローンで借りた場合、元金だけを返済していくのではなく、利息分を乗せて返すのが一般的なケースです。住宅ローンの金利は固定でも1.368%程度のため、こちらの利息の場合、単純計算で3000万円に対する利息は、410万円程度になります。
また、住宅ローンの金利は、金融政策や資金の需要と供給のバランスなど、さまざな要因から決まります。変動金利や固定金利など、選ぶ返済方法によっても銀行ごとに金利は異なるのが特徴です。
ただし、金利は「利息制限法」という法律によって上限が定めれており、自由に決めていいわけではありません。金額ごとに定めれている上限は以下の通りです。
金額 | 上限金利 |
---|---|
元本が10万円未満の場合 | 年20% |
10万円以上100万円未満の場合 | 年18% |
100万円以上の場合 | 年15% |
住宅ローンは他のローンに比べ、長期返済をすることから、一般的に上記よりも低金利で貸し出されています。
参照:金融庁
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住宅ローンの金利はいつ支払う?
住宅ローンの金利は、いつ、どのように支払うのか疑問に感じていませんか?
結論、住宅ローンの金利は借入を行った翌月から毎月元金と合わせて支払うのが一般的です。
ただし、住宅ローンの金利の支払い方では「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類があります。それぞれの特徴はこちら。
返済方法 | 特徴 |
---|---|
元利均等返済 | 元金と金利分を合わせた返済額が完済時まで変わらないのが特徴 住宅ローンの金利は元金残高にかかるため、 返済が進むにつれて毎回支払う利息の金額分は少なくなる 返済計画が立てやすいのが特徴だが、同じ借入期間の場合は 元金均等返済よりも総返済額が多くなってしまうのがデメリット |
元金均等返済 | 毎月の返済額のうち、元金の額が一定となる返済方法で 返済額は利息が進むにつれ少なくなるのが特徴 返済開始当初の返済額が高くなってしまうため、 借入時に必要な収入も高いのがデメリット |
どちらの方法で金利を支払っていくかは、金融機関によって取り扱いが異なるため、事前に確認しておくのがおすすめです。
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現在の金利は低い?これまで10年間の住宅ローン金利を確認!
ここでは、現在の金利は低いのか、過去10年間の住宅ローン金利を詳しく確認していきます。
- フラット35の10年間の金利推移
- 変動金利の10年間の金利推移
フラット35の10年間の金利推移
フラット35の10年間の金利推移は、以下のようになっていました。ここでは、2015年(平成27年)〜2024年(令和6年)までの4月時点での最低金利・最高金利を比較していきます。(返済期間が21年以上35年未満のケースで比較)
年代 | 最低金利 | 最高 |
---|---|---|
2015年 | 1.540% | 2.120% |
2016年 | 1.190% | 1.820% |
2017年 | 1.120% | 1.670% |
2018年 | 1.350% | 2.010% |
2019年 | 1.270% | 1.960% |
2020年 | 1.300% | 2.030% |
2021年 | 1.370% | 2.170% |
2022年 | 1.440% | 2.540% |
2023年 | 1.760% | 3.070% |
2024年 | 1.820% | 3.210% |
上記を見てみると、10年前から最低金利・最高金利ともに上がっていることがわかりました。金利が一番低かったのは2017年ごろ、一番高いのは2024年となっていました。
参照:フラット35
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変動金利の10年間の金利推移
変動金利の10年間の金利推移を比較していきます。上記と同様に2015年(平成27年)〜2024年(令和6年)までの4月時点での変動金利を紹介します。
年代 | 変動金利 |
---|---|
2015年 | 1.308% |
2016年 | 1.213% |
2017年 | 1.157% |
2018年 | 1.177% |
2019年 | 1.177% |
2020年 | 1.177% |
2021年 | 1.187% |
2022年 | 1.187% |
2023年 | 1.200% |
2024年 | 1.233% |
変動金利は、10年前のほうが高く、現在はゆるやかに上昇していることがわかりました。一番高いのは2015年、一番金利が安いのが固定金利と同様2017年という結果になりました。
参照:楽天銀行
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今後の住宅ローンの金利を考えるうえで確認すべき項目
ここでは、今後の住宅ローンの金利を考えるうえで確認すべき以下の項目を紹介します。
- 日本銀行の金利の動向
- 各金融機関の設定金利
日本銀行の金利の動向
今後の住宅ローンの金利を考える際には、日本銀行の金利の動向をチェックしておくのがおすすめです。
近年日本銀行では、
- 2024年3月にマイナス金利を解除
- 約17年ぶりに利上げに踏み切った
- 2024年7月31日には無担保コール翌日物金利を0~0.1%程度から0.25%程度に引き上げた
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各金融機関の設定金利
今後の住宅ローンの金利を考える際には、各金融機関の設定金利もチェックしておくべきです。ここでは、最新の各銀行ごとの金利を紹介します。(2024年9月時点)
銀行 | 変動金利 | 固定金利 |
---|---|---|
SBI新生銀行 | 0.42%〜0.65% | 0.75%〜1.35% |
ソニー銀行 | 0.597%〜 | 1.375%〜2.526% |
auじぶん銀行 | 0.329%〜 | 1.215% |
中央労働金庫 | 2.475% (標準型) | 2.750%〜3.800% (標準型) |
上記をみてもわかるように、銀行によって利息には大きな差があることが分かりました。
また、住宅ローンの金利は月によって変動するため、こまめに全ての銀行を素人がチェックするのは難しいのが現実です。
そのため、金利の話を専門家以外が理解するのはむずかしく、それぞれの動向を詳細にチェックする必要性は小さいといえます。住宅ローン契約をしたい、金利が気になると考えた場合には、まず専門家に相談するのがおすすめです。
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住宅ローンの今後の金利について悩んでいる方におすすめのサービス:マネーキャリア
ここでは、住宅ローンの今後の金利について悩んでいる方におすすめのサービスを紹介します。
住宅ローンを組む際には「今の金利で契約していいのかな」「変動と固定金利、どちらを選ぶべきかわからない」など不安に感じる方も多くいます。
ただし、住宅ローン商品は数多く、全ての金利を把握するのは難しいのが現実です。個人判断だけで住宅ローンを決めるのは危険でもあります。
そこでおすすめなのが住宅ローンについて専門家の意見を聞くことができる「マネーキャリア」です!マネーキャリアなら独自のスコアで厳選されたFPにのみ話を聞くことができ、どの住宅ローンを選ぶべきか、金利について相談することが可能です。
相談は何度でも無料で行えるためこれから住宅ローン契約をお考えの方は、ぜひ活用してみてください。
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住宅ローンのローン形態、借入先、金利タイプがわかりやすかったです!
住宅ローンの他にも投資信託のことまで分かりやすく教えて頂きました。こちらが質問したことにも丁寧に教えてくださり面談して良かったです!
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住宅ローンを中心としたライフプランの相談もできました!
たまたま見つけて申し込みをしたのですが、親身になって色々と相談に乗って頂きました。無理してローンを組もうとしていたのを思いとどまることができ、とても感謝しています。ありがとうございました!
代
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住宅ローンの利用にあたり、現在の家計簿見直しを合わせて相談させてもらいました。自分で試算していて不安を覚えた部分が相談により解消でき、モヤモヤがなくなりすっきりしました。
まとめ:住宅ローンの金利は今後どうなる?
本記事では住宅ローンの金利は今後どうなるのか、確認すべきポイントなどについて解説しました。
結論、住宅ローンの金利を素人が判断するのは難しく、専門家に相談するのがおすすめです。住宅ローン商品は数が多いため、どのローンを選ぶべきか個人で決めるのは危険でもあります。
ただし、銀行やハウスメーカーなどへの相談では、自社商品について教えてもらうことしかできず、多くの商品を比較できないのがデメリットでした。
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