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「年収250万の手取り額は?」「年収250万の生活レベルは?」「年収250万の収入アップ方法は?」こんな疑問を持っている方は多いです。そこで本記事では、年収250万の手取り、年収250万の生活レベルやローン、家賃相場、年収250万の収入アップ法をまとめました。

この記事の目次

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年収250万の手取り額は?生活レベルや収入アップの方法は?

こんにちは。マネーキャリア編集部です。 


 先日20代の女性から、こんな相談がありました。

年収250万円だと手取り額はどれくらい?実際の生活レベルも教えてほしい。また、収入を上げるにはどうすればよいのか

国税庁の調査によると、働いている人の中で約6人に1人は年収250万円とのこと、かなり多くの人が年収250万円であることがわかります。 


この記事では、 

  • 年収250万円の手取り額は約203万〜212万円 
  • 働いている人のなかで年収250万の人の割合は約15%程度 
  • 実際にどのような生活をしているのか 
  • 年収250万円のローンや家賃の相場
  • 年収をあげるための5つの方法 

について解説していきます。 少しでも皆さんのお手伝いになれば幸いです。

年収250万の手取り額は約202万から212万!【計算方法を解説】


年収といっても、そのまま残額がもらえるわけではありません


会社員であれば、源泉徴収といって、あらかじめ社会保険料と税金が引かれた額が毎月支給されます。


計画的に生活資金を管理したり貯蓄するためには、自分の年収と手取りを把握しておく必要があります


では、年収250万円の人の手取り額はどれくらいなのでしょうか。


この項目では、

  • 年収250万円の手取り額を、独身や扶養者がいる場合別に計算
  • 年収250万円の所得税・住民税・社会保険料の合計額は約38万から48万
  • 月収やボーナス額がどれくらいなのか
について説明していきます。

➀年収250万円で独身の場合の手取りは202万

年収250万円で独身の場合、社会保険料と税金を引いた残りの金額は約202万です。


年収から引かれる、社会保障費と税金がそれぞれいくらなのか、詳しく説明していきます。


20~39歳の正社員ですと、社会保険料は、健康保険、雇用保険、厚生年金の3つで、年収社会保険料が引かれた金額に対して、所得税と住民税がかかります。


詳しい計算方法は後で触れるとしてまずは、それぞれの金額を表にまとめてみましょう。


項目金額
健康保険118,400
雇用保険7,500
厚生年金219,600
所得税42,200
住民税94,400
手取り2,017,860


以上のように年収250万円の場合は、手取りは約202万円になることがわかります。

②年収250万円で配偶者を扶養している場合の手取りは207万

年収250万円で配偶者を扶養している場合の手取りは、独身の場合よりも多くなり、207万になります。

家族を扶養している場合、扶養控除を受けられるのでその分、税金が少なくなります。

扶養控除とは、16歳以上の子どもや親、親族を養っている場合に受けられる控除のことで、38万円から63万円の控除額を受け取ることが出来ます。

配偶者が働いていない、もしくは年収が103万円以下の場合は、38万円分の扶養控除が受けられます


社会保険料は独身の場合と同じで、税金が少なくなります。


社会保険料と税金を表にまとめてみましょう。


項目金額
健康保険118,400
雇用保険7,500
厚生年金219,600
所得税232,000
住民税614,000
手取り2,069,860

以上のように年収250万円で配偶者を扶養している場合は、手取りは約202万円になることがわかります。


扶養控除は、年収103万円までなら受けられるので、配偶者がパートに出ることで払う税金を抑えたまま、生活を豊かにすることが出来ます。

③年収250万円で配偶者と子供一人を扶養している場合の手取りは212万

年収250万円で配偶者と子供一人を扶養している場合の手取りは約212万になります。

扶養控除は、配偶者だけでなく、16歳以上で生計を一にしている人であれば受けるられるので、配偶者と16歳以上の子供一人を扶養している場合は、その分、税金も少なくなります。

社会保険料と税金を表にまとめてみましょう。
項目金額
健康保険118,400
雇用保険7,500
厚生年金219,600
所得税4,200
住民税28,400
手取り2,121,860
以上のように年収250万円で配偶者と子供一人を扶養している場合の手取りは約212万になることがわかります。

子供を扶養する場合は、16歳未満の場合は、配偶者のみの扶養となるので注意してください。


ただし、その場合は、扶養控除に変わって子供手当てがもらえます。

年収250万円の所得税・住民税・社会保険料の合計額は約38万から48万

年収250万円の場合、所得税・住民税・社会保険料の合計額はどれくらいのなるのでしょうか?


社会保険料は、独身でも扶養する家族がいても変わりませんが、税金は扶養する家族の人数によって金額が変わります


独身の場合ですと、所得税・住民税・社会保険料の合計額は約48万円で、配偶者と子供一人を扶養している場合は、約38万円です。


それぞれの詳しい計算方法について説明していきます。


社会保険料

社会保険料は、年収に対してかかってくる金額です。

・健康保険


給与の4.935%。保険料率は、会社で入っている健康保険組合によって異なります。


・雇用保険


給与の9.15%です。


・厚生年金


給与の0.3%です。


税金

税金は、収入から社会保険料と各種控除額を引いた額に対してかかります。

・所得税

月給から社会保険料を引いた金額を、国税庁の一覧から確認。


・住民税

(収入-社会保険料-各種控除額)の10%です。

ただし、前年度の収入で決定されるので、一年ずれることに注意しましょう。

年収250万円の平均月収は14.5万円程度

年収250万円で手取りは207万であることはわかりました。


では、月平均だといくらになるのでしょうか。


平均月収は、月の生活費を考えるときに重要になっていきますので、把握するようにしましょう。


各種会社によって異なるのですが、月収は14.5万円程度だと思ってください。


年収は月収+ボーナスによって決まります。


ボーナスの平均を、月収の1.5~2倍として計算して、賞与が月収の1.5倍の場合は、月収15.3万円、月収の2倍の場合は、月収14.7万円になります。


250万円の平均月収は14.5万円程度と考えて良いでしょう。

年収250万円のボーナスは31万円程度

では、ボーナスの金額だとどれくらいになるのでしょうか。


これも各種会社によって金額や、回数もかわるのですが、平均的にみると月収の1.5倍〜3倍なので、31万円程度だと考えておくと良いでしょう。


まとまった金額なので、貯蓄に回したり家電の買い替えなど使いみちは色々ありそうですが、企業の業績や景気によって、増減するものなので、ボーナスがあるものとして生活の基盤を作ることは避けましょう。

年収250万の人の割合は全給与所得者の15.2%程度


次に、年収250万の人の割合は働いている人のうちでどれくらいの割合なのか見ていきます。

国税庁が出している令和元年の『民間給与実態統計調査』によると、給与所得者5,990万人の内で、年収200万~300万円の人は、784万人で15.2%程度になっています。

働いている人の約6人に1人は年収250万ということです。

では、男女ではどうなっているのでしょうか、次の項目でみていきましょう。

年収250万円の男性の割合は11%程度

年収250万円の男性の割合はどのくらいなのでしょうか。


同じく、国税庁『民間給与実態統計調査』によると11%程度です。


男性は正社員で働いている人が多く、また平均的に女性よりも年収が高い傾向にあるので、全体に対する割合は少なめです。


11%ということは、約10人に1人なので、そこまで珍しくないということがわかります。

年収250万円の女性の割合は21%程度

年収250万円の女性の割合はどのくらいなのでしょうか。


女性は、男性よりも大幅に増えて21%程度です。


大体5人に1人ですね。


女性は、非正規雇用で扶養の範囲を超えないように働いている人が多かったり、男性に比べると育児などでキャリアが中断しやすく、その分スキルによる昇給が少なため平均収入は低い傾向にあります。

年収250万の生活レベルを解説【家計簿を大公開!】


年収が250万円の人の月収は約14.5万円です。


その中でどうやって家計をやりくりしているのか、計算しやすく15万円として、一人暮らし、夫婦二人暮らし、夫婦二+子供一人、それぞれについて家計簿を見ていきましょう。


実際は、それぞれのライフスタイルごとに金額は違いますが、数字にすることで生活レベルをイメージしやすいと思います。


また、支出を考える際のポイントについても触れていきます。

➀一人暮らしの場合

一人暮らしの場合、住んでいる場所の家賃によりますが、問題なく生活できるかと思います。

通信費の見直しなど固定費を節約することで、貯蓄も可能です。
項目金額
家賃50,000
食費30,000
水道光熱費5,000
通信費8,000
交際費20,000
その他38,000
合計150,000

②夫婦二人暮らしの場合

夫婦の場合は、一人暮らしに比べて食費や家賃が増えます。月15万円で生活するのでギリギリで、生活費を切り詰めるなどの工夫をすることで貯蓄が可能になります

パートナーは、扶養の範囲内でアルバイトなどをすることで生活に余裕が出来ます。
項目金額
家賃60,000
食費35,000
水道光熱費8,000
通信費10,000
交際費15,000
その他22,000
合計150,000

③夫婦二+子供一人の場合

夫婦二人+子供一人の場合は、食費や光熱費を節約しても生活するだけで精一杯です。

子供が16歳未満であれば、子ども手当があるのですが10,000円~15,000円なのでそこまで家計の足しにはなりません。

生活費を切り詰めたり、扶養の範囲内でパートナーがアルバイトをしたりする必要があります

貯蓄も難しいので、教育資金や老後資金の確保の貯蓄が難しいでしょう。
項目金額
家賃60,000
食費40,000
水道光熱費10,000
通信費10,000
交際費15,000 
その他15,000
合計150,000

支出を考える際のポイントについて解説!

限られた金額で生活していくためには無駄な支出を省くことが大切になります。

そのためには、大きく3つのジャンルに分けてそれぞれどれくらいであれば使って良いのかを知っておくことがポイントになります。

生活費、娯楽費、貯金の項目に分けて、それぞれの月収にたいしてどのくらいの割合が理想なのか見ていきましょう。

生活費

生活費は家賃や光熱費、食費など生活する上でなくてはならないお金です。

毎月、決まった金額引き落とされてる家賃や通信費などを低くすることで全体の支出を抑えることができます

  • 家賃:月収×30%
  • 水道光熱費:月収×5%
  • 食費:月収×15%
  • 通信費:月収×5%

娯楽費

交際費や衣類費などの娯楽費は、全体の20%に抑えるようにしましょう。


生活費に比べて節約しやすいですが、我慢しすぎると反動で無駄使いで増えるので気をつけましょう。


貯金

怪我などで働けなくなった場合や、急な出費、教育費用や老後の資金のために、月収の20%は貯金をするようにしましょう。

予め、貯金する額を決めておいて、残りの金額で生活するようにしると貯金を継続して行うことができます。

年収250万円のローンや家賃の相場を解説


車や家など、大きな買い物をするときはローンを組む必要が出てきます。


基本的に年収250万円では、月々の支出が多くなりすぎないように注意して生活する必要があるので、ローンを組んでしまうと毎月返済額が発生してしまうので、おすすめではありません。


しかし、それでもローンを組む必要が出てきた場合に、実際にどれくらい借りることが出来るのかをお伝えしておきます。

年収250万の住宅ローンの借り入れ上限額は1,077万円程度

年収250万の住宅ローンの借り入れ上限額は1,000万円程度です。


住宅ローンを借り入れる場合は、返済額が月収の2割以内になるように計算して、ローンの借入額を決めるのですが、一般的には年収の5倍が妥当と言われています。


年収250万円の月収が14.5万円なので


145,000×0.2=29,000


借り入れた金額を月々3万円弱返済していくことになります。


ただし、修繕費や固定資産税や火災保険料などがかかるので、実際はそれよりも多くの金額が必要になります。


1000万円の物件を購入して月々返済するよりも、賃貸に住みながら堅実に貯蓄をしたほうがよいでしょう

年収250万のマイカーローンの相場は75万円から100万円

一方、マイカーローンは、年収の3割から4割と言われています。


年収250万円ですと75万円から100万円です。


7年で借り入れた場合の返済額は、月々10,000~14,000円になります。月収が14.5万円なので、ローンの返済額だけで結構な出費になることがわかります。


ローンを組むのではなく、貯金で一括購入する、もしくは必要なときにカーシェアなどのサービスを使うようにすると良いでしょう。

年収250万円の家賃は5万円前後【郊外の物件を探そう】

年収250万円の家賃の相場はどこくらいでしょうか。


一般的に、家賃は月給の3分の1と言われているため、手取り14.5万円の場合、家賃は5万前後が適当です。それ以上の家賃ですと生活費が圧迫されてしまい生活が厳しくなります。


築年数や部屋の広さにもよりますが、都心に近づくほどに家賃は高くなるので、都心から離れて郊外や駅から離れた距離の物件を探すほうが良いでしょう。

年収250万で結婚はできるが生活は厳しい


年収250万円で結婚をすることは出来るでしょうか。


結婚そのものは可能ですが、パートナーが働かない場合は生活は厳しくなるでしょう


また、結婚初期には、結婚式やハネムーン、新生活準備などでお金がかかります。結婚を考える場合には、最初にかかるお金も計算する必要はあります。


パートナーにも働いてもらい世帯全体での収入をあげることができれば生活に余裕もでますが、出産や育児で、女性が働けない期間が訪れる可能性もあるので生活費のやりくりには苦労するでしょう。

年収250万円では老後の生活が厳しくなる可能性がある


年収250万円では老後の生活が厳しくなる可能性があります


年金は働いているときに収めた金額に応じて支給される金額が決まるので、年収250万円で収めている金額だと、支給額だけで生活するのは難しいと思われます。


以下で具体的な金額を計算してみます。


・年金支給額


年金支給額=国民年金+厚生年金


国民年金:受取年金額(年)=2万円×加入年数


厚生年金:受取年金額(年)=加入中の平均年収×0.55%×加入年数


65歳で定年したとして、20歳から65歳まで正社員として途切れず働いた場合ですと


国民年金:2万円×45年=90万円

厚生年金:250万円×0.55%×45年=61万8,750円


90万円+61万8,750円=151万8,750円


働いているときは、手取りが約203万〜212万円なので、同じ生活をするには貯金を取り崩して行く必要があります。

年収250万の人が年収をあげる方法5選


年収250万円だと一人で暮らしてもそこまで贅沢は出来ず、また、ローンを組んだり、結婚や老後も厳しいことがわかりました。


余裕のある生活をしていくためには年数をあげる必要があります。


では、どのようにして年収をあげる必要があるのでしょうか。


以下の5つの方法で見ていきましょう。

  1. 今いる会社で昇進する
  2. 資格取得をする
  3. 副業を始める
  4. 転職する
  5. フリーターの場合は就職する

➀今いる会社で昇進する

年収を上げるためには、今いる会社で昇進しましょう。


昇進することで給料を上げることが出来ます。


昇進する方法としては、勤務年数によって昇給することもありますが、実績やスキルを身に着けて周囲にアピールしていくことが王道です。


上司などに実際に昇進方法を聞いてみるのも良いでしょう。


自分より数年勤務年数が長い人が、昇進しているかも目安になります。もし、数年勤務しても年収が上がらないようでしたら転職も考える必要があります。

②資格取得をする

年収を上げるためには仕事に関係のある資格を取得するようにしましょう。


資格を持っていることで、貴重な人材として扱われて結果、給与条件が良くなります


職場によっては資格手当が出る場合もあるので、確認してみることをおすすめします。


資格を所得することはスキルも身につきますし、転職などをする場合にも役に立つので、積極的に資格を取っていくことは大切です。

③副業を始める【スキルが身に付く副業だとなお良い】

社会的に副業を推進する流れになってきています。


副業といっても、アルバイトなどではなく、プログラミングや動画編集などのスキルもみについくような物を選ぶと良いでしょう


副業ではじめて仕事が軌道になり、本業へと転換するにというパータンもあります。


ただし、副業を禁止する企業もあります。副業をする際は社内規定や規則を確認してからにしましょう。 

④転職する

年収をあげるために給与水準の高い職場に転職するのもおすすめです。


業界によって年収の平均に差があることも多いため、平均年収額を調べてみるのも良いでしょう。


実際に転職をしなくても、転職サイトに登録して、相場を知っておくことが大切です。


また、どのような資格やスキルがあると給与が高くなるか、なども知ることが出来ます。

⑤今フリーターの場合は就職する

もしも今フリーターの場合は、まずは就職を目指すと良いでしょう。

非正規雇用の場合は、ボーナスをもらえることが少ないですし、昇給も正社員の人が優先されます。

また、景気が悪くなった場合などは真っ先に解雇の対象にあるので、安心して生活をしながらスキルを身につけたりキャリアアップをするには就職するほうが良いでしょう。

年収250万の手取り額・生活レベル・年収アップ方法まとめ

年収250万の手取額・生活レベルについて解説していきましたがいかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • 年収250万円の手取額は約203万〜212万円
  • 年収250万円は生活することは出来るけど、余裕は少ない
  • 将来の事を考えて給料を上げることが大切
でした。

年収250万円では、生活していくことはできますが、結婚や老後を考えた場合は、年収を上げていくような努力をしていくことが必要になってきます。

この記事で皆さんの生活が少しでも良くなれば幸いです。

マネーキャリアでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。