本当にあなたは年収が低い?平均年収にみる年収の低い職業ランキングのサムネイル画像

▼この記事を読んで欲しい人 

  • 日本の平均年収が気になる人
  • 自分の年収がどのくらいの位置なのか知りたい人
  • 年収を上げたい人

▼この記事を読んでわかること

  • 年収の低い業種・会社ワーストランキング
  • 年収の低い人・年収の低い職業の特徴
  • 年収が低い人が今すぐやるべき年収アップ法

内容をまとめると

  • 年収300万以下は低いと言える
  • 男女では女性の方が仕事を離脱する期間が多く年収格差がある
  • 出産や子育てには費用がかかるので収入が多いに越したことはない
  • 将来お金に困る生活をしたくない場合は、ライフプランを設計し、将来の資金計画を立てる必要がある 
  • ライフプランの設計は、お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談すべき 
  • FPの質が非常に高くおすすめの無料FP相談サービスはマネーキャリア 
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年収が低いっていくらから?最新のデータやランキング(年齢・業種・男女別)をもとに細かく解説します。また、年収が低い人、職業の特徴を解説し、女性が結婚相手に求める年収についてもご紹介!最後には、年収を上げるための方法を具体的にご紹介します。

監修者「谷川 昌平」

監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

あなたは年収が低いのか?年収の低い基準を平均年収から解説!

こんにちは、マネーキャリア編集部です。

突然ですが、あなたは自分の年収が平均と比べて低いのか気になったことはありませんか? 

世の中、お金が全てではありませんが、衣・食・住の質を向上させたり、趣味や娯楽をするためにもお金は必要不可欠です。 

内閣府「満足度・生活の質に関する調査(第一次報告書)」によると、世帯年収が2000万円から3000万円までは年収が高ければ高い程、生活に対する満足度も高まるとされており、収入は多いに越したことはないと言えるでしょう。 

今回は、平均年収はいくらなのかを中心に
  • 年収の低い業種・会社
  • さまざまな角度から見た平均年収
  • 年収の低い人・職業の特徴
  • 結婚と年収
  • 年収の高い職業
  • 年収アップ術
について解説していきます。 

年収と仕事についての理解を深めることで、収入アップに繋がれば幸いです。 

日本の最新の平均年収は約300万!300万以下は低いと言える


そもそも、日本の平均月収はいくらなのでしょうか?


厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査 賃金の推移」による、過去10年の平均給与は下記の通りです。

平均月収
平成22年(2010)29万6200円
平成23年(2011)29万6800円
平成24年(2012)29万7700円
平成25年(2013)29万5700円
平成26年(2014)29万6600円
平成27年(2015)30万4000円
平成28年(2016)30万4000円
平成29年(2017)30万4300円
平成30年(2018)30万6200円
令和元年(2019)30万7700円

こちらのデータを元に計算すると

30万7700円×14.5(賞与は2.5ヶ月分として計算)=446万1650円

令和元年の平均年収は、約446万円となります。


もしもあなたの年収が、これより下回った場合は平均年収より低いと思った方が良いでしょう。 

【最新】年収の低い業種・会社ワーストランキング!!


自身の年収が平均と比べて低いか高いかところで、次に気になるのは「他の人はどうなのか」ではないでしょうか?「


実際に面と向かって友人などに年収を聞くのはためらいがありますよね。


そこで、国税庁などの情報を元に作成した

  • 年収の低い業種
  • 年収の低い会社

ワーストランキングを紹介していくので、参考にしてください。 

年収の低い業種ワーストランキング2021年版を見てみよう

国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査 第2表 給与所得者数・給与額・源泉徴収義務者数」を参考に作成した、年収の低い業種ランキングは下記の通りです。
  1. 宿泊・飲食サービス業(約195万円) 
  2. 農林水産・鉱業(約219万円) 
  3. サービス業(約309万円) 
「宿泊・飲食サービス業」とは、宿泊業、飲食店、持ち帰り・配達飲食サービス業のことです。 

「サービス業」は理美容業、娯楽業、機械等修理業、労働派遣業などを指し、宿泊・飲食サービス業や、郵便局などの複合サービス事業、情報サービス業などは含まれません。 

同じサービスという単語の付く業種でありながら、その年収は100万円以上の差が開いています。

2位の「農林水産・鉱業」は、事業所の規模が多くなれば年収も跳ね上がる傾向にあり、1000人以上の事業所では年収440万円との結果が出ています。 

「宿泊・飲食サービス」と「サービス業」は「農林水産・鉱業」ほど事業所規模ごとの平均年収に差はありませんが、数十万円単位での差はあります。

ワースト3の業種でも、勤務先を考慮すれば年収アップも望めるでしょう 

年収の低い会社ワーストランキング2021年版を見てみよう

各上場企業の有価証券報告書を参考に作成した、2021年収入の低い会社ワースト3は下記の通りです。 

  1. 株式会社トスネット(約226万円/サービス業) 
  2. 株式会社アクシーズ(約267万円/農林業) 
  3. 株式会社井筒屋(約294万円/小売業) 

トスネットは宮城県仙台市に、アクシーズは鹿児島県鹿児島市に本社を置いている企業です。


栄えた場所にあるからといって、そこが稼げる職場とは限りません。


年収の低い会社を見ていると、サービス業や小売業が多く、意外にも農林・水産業を営む会社はそれほど数多くはありませんでした。 

様々なデータで見る平均年収【男女・地域・学歴・雇用形態・年齢】


同じ職業、同じ会社でも年収は人それぞれです。 

続いては厚生労働省が発表している調査データをもとに
  • 男女別に見た平均年収
  • 地域(都道府県)別に見た平均年収
  • 学歴別に見た平均年収
  • 雇用形態別に見た平均年収
  • 年齢別に見た平均年収
について解説していきます。

あなたとあの人の収入の差の原因は〇〇だった!?

謎が解けるかもしれないので、ぜひ参考にしてください。 

男性と女性で年収に差があるのか?女性は結婚が影響する?

まずは、男女間での賃金格差について解説しましょう。


厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査 賃金の推移」を参考に計算した、過去10年の男女別平均給与は下記の通りです。 

男性女性
平成22年(2010)
約476万円約330万円
平成23年(2011)約476万円約336万円
平成24年(2012)約477万円約338万円
平成25年(2013)約428万円約337万円
平成26年(2014)約477万円約345万円
平成27年(2015)約486万円約351万円
平成28年(2016)約486万円約355万円
平成29年(2017)約486万円約357万円
平成30年(2018)約490万円約359万円
令和元年約490万円約394万円

※いずれも賞与は2.5ヶ月分で計算


ここ10年間で男性の平均年収は14万円、女性の平均年数は34万円の増加です


伸び率としては女性の方が大きいですが、令和元年の年収を参考にすると、女性は男性と比較して126万円も年収が低いことが分かります。  


ただし、注意して頂きたいのが、女性の平均年収が低い=女性の多い業種は稼げないではないということです


統計局「産業大分類別従業者数の男女比」によると、女性比率が最も多い業種は「医療・福祉」で、年収の低いワーストランキングに入っていた「農林・水産業の女性比率はむしろ低いぐらいでした。


性別によってここまで年収に差が出てしまうのは、やはり結婚出産の影響が多いと言えるでしょう


昔と比べると男性も育児に協力的な時代にはなりましたが、出産は女性にしかできません。


どうしても女性の方が仕事を離脱する期間が長くなる可能性が高いため、出世し辛くなります。


産後も残業がしにくくなったりと、さまざまな要因でこういった年収格差が生じるのです。 

都心と地方で平均年収どれほど変わる?

都道府県別に見た平均年収を見ていきましょう。


厚生労働省「賃金構造基本統計調査 都道府県別」を参考にして作成した、平均年収が多い都道府県ランキングベスト3・ワースト3は以下の通りです。


平均年収が多い都道府県ベスト3 

  1. 東京都(約542万円) 
  2. 神奈川県(約486万円) 
  3. 大阪府(約464万円) 
※いずれも賞与は2.5ヶ月分で計算


平均年収が少ない都道府県ワースト3 

  1. 青森県(約349万円) 
  2. 岩手県(約357万円) 
  3. 秋田県(約358万円) 

※いずれも賞与は2.5ヶ月分で計算 


年収を地域別に見ると、人口密度が高い都道府県ほど年収も高くなり、人口密度が低いと年収も低くなる傾向にあります。


幸福度は必ずしも年収とは比例しませんが、都心地方では100万円以上年収が変わってくるので覚えておきましょう。

学歴による年収の差は?高卒と大卒の違い

厚生労働省「令和2年 賃金構造基本統計調査 学歴別」を参考に作成した、最終学歴別に見た平均年収は下記の通りです。

学歴男性女性
大学約568万円約418万円
高専・短大約500万円約374万円
専門学校約448万円約382万円
高校約428万円約316万円

※いずれも賞与は2.5ヶ月分で計算


男性も女性も、学歴によって数十万円以上の年収格差が生じ、大卒と高卒では100万円以上も違いが出てきます


学歴は年収に関係ないという意見も耳にしますが、統計的にみると学歴と年収は関係あると言えるでしょう。 

雇用別平均年収のデータを見る

厚生労働省「令和2年 賃金構造基本統計調査 雇用形態別」を参考に作成した、雇用形態別に見た平均年収は下記の通りです。

雇用形態男性女性
正社員・正職員約509万円約390万円
正社員・正職員以外約348万円約280万円

※いずれも賞与は2.5ヶ月分で計算


男性は「正社員・正職員」と「それ以外」で年収に150万円ほどの差が、女性では約100万円ほどの差が生まれました。


収入面だけ考えれば「正社員・正職員」にメリットがありますが、「正社員・正職員」は残業や休日出勤も増える可能性があるので、自分のライフスタイルを考慮して雇用形態を選ぶ必要があります。 

年齢による平均年収は?年収と年齢の関係とは

厚生労働省「令和2年 賃金構造基本統計調査 性別」を参考に作成した、年齢別に見た平均年収は下記の通りです。

年齢平均年収
19歳以下約260万円
20~29歳約330万円
30~39歳約420万円
40~49歳約491万円
50~59歳約534万円
60歳以上約336万円
※いずれも賞与は2.5ヶ月分で計算

全年齢を対象にした平均年収が約446万円なので、年代別の年収を見ると40代、50代以外は平均を下回ることになります。

年収のピークは50代で、日本は年功序列で成り立っている企業が多く存在します。 

退職の年齢は「高年齢雇用安定法」により、定年が60歳から65歳に引き上げられましたが、60歳を超えると支給される給与は減少傾向です。

ただし、近年は年功序列による報酬システムではなく、成果を元に報酬を決める企業も多く存在するので、必ずしも年をとれば収入が上がるわけではないので注意しましょう。

年収の低い人・年収の低い職業の特徴とは


性別、学歴、雇用形態、地域…さまざまな要因で収入が変動することが分かりました。


しかし、中には他の人と比較して「同じ条件で働いているはずなのに、あの人より自分の方が給料が低い」と感じている人もいるでしょう。


続いては、なぜあなたの給料が低いのか

  • 仕事内容
  • 業界・業種
  • 職業
  • 企業

の4つの項目に注目して解説していきます。 

仕事内容と給与を見比べる【時給換算をもとに解説】

残業や休日出勤は当たり前。


毎日ひたすら忙しいのに、給料が低いと感じている方は、一度自分の給料を時給に換算してみましょう。


時給の計算方法は下記の通りです。 

[月収]÷[1ヶ月の合計勤務時間] 

1ヶ月の合計勤務時間は、定時と残業時間を合わせて計算します。 


モデルケース

  • 25歳、男性、小売業 
  • 月収25万円、勤務日数21日
  • 定時…8時間 
  • 残業時間…15時間 

 この場合、1ヶ月の勤務時間は


(8時間×21日)+15=183時間

になります。


25万から183を割ると 、答えは約1366円になり、これが時給換算にした給料です。


見方を換えると、今までと違った印象を受けるのではないでしょうか?万が一、時間計算した給料が低く感じた場合は、転職を検討してみましょう。 

業種や業界の平均年収(基本給)が低い?

基本給とは、給料の基盤となるお金のことで、残業代や通勤にかかった交通費、各種手当などを含まない部分の収入を指します。


一般的に残業代賞与退職金などは基本給をベースに計算されることが多いので、基本給が低いと年収も低くなる可能性があります。 


基本給は給与明細書雇用契約書などに記載されているので、意識していなかったという方は一度確認してみると良いでしょう。 


国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査結果 第9表」を元に作成した、平均年収の低い業種ワースト3は下記の通りです。 

  1. 宿泊業・飲食サービス業(約260万円) 
  2. 農林水産業・鉱業(約297万円) 
  3. サービス業(約359万円)

 サービス業は全般的に人手が必要なことや、流行や客数によって売り上げが左右されやすく、年収も低くなりやすい傾向です。 


農業の場合も生産量、肥料や農薬等の資材の価格などの影響が大きく影響が出ます。


昨今では農業などだけでなく、別の仕事と掛け持ちで生計を立てている兼業農家も増えており、年収格差も生まれやすくなっています。

専門的がなく希少性のない職業は年収が低い?

先ほども登場した、国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査結果 第9表」を元に作成した、平均年収の高い業種ベスト3を見てください。
  1. 電気業、ガス業、熱供給業、水道業(約824万円) 
  2. 金融業、保険業(約627万円) 
  3. 情報通信業(約599万円)
 電気やガスなど景気に左右されず常に必要とされるライフラインに関わる仕事は一般的に年収が高くなる傾向にあります。

金融や保険なども流行に左右されるものでは無いうえ、専門性の高い知識や資格を持つ人材を集めようとする企業が多く好待遇です。

一般的に、特定の分野に対しての知識や経験が求められる仕事や、大きなお金が動く仕事、商品やサービスの需要に対し就業する人が少ない仕事などの年収は高くなります。

反対に、専門知識が必要なく、なり手の多い職業の年収は低くなりがちです。  

年収の低い企業の特徴を解説!

企業の規模別に見た年収について考えていきましょう。


国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査 第7表」を元に作成した、資本金と企業規模、従業員数の関係を示した表は下記の通りです。


従業員10人未満10人以上30人以上
個人約230万円約177万円約174万円
株式会社(資本金2000万円未満)約356万円約353万円約288万円
株式会社(資本金2000万円以上)約400万円約405万円約334万円
株式会社(資本金5000万円以上)約507万円約436万円約349万円
株式会社(資本金1億円以上)約457万円約692万円約426万円
株式会社(資本金10億円以上)約738万円約577万円約545万円
その他の法人約485万円約357万円約406万円
平均年収は約446万円なので、資本金が5000万ないしは1億円以上の株式会社でなければ高い収入を得ることは難しいと言えます。

従業員数は少ない企業の方が年収が高い傾向にありますが、企業規模は小さいと年収は平均の半分以下になることもあるので注意しましょう。

企業規模とは、企業に投入されている経営資源の大きさを示します。

ヒト」「モノ」「カネ」をどれだけ所有しているかが年収アップを叶えるポイントと言えるでしょう。

年収が低い人に結婚は厳しい?女性が旦那に求める年収とは


「今まで気にしていなかったけど、結婚を意識し始めてから年収が気になるようになった」


「年収が低いと結婚できない?いくらくらいなら結婚できる?」


などと思っているも多いのではないでしょうか?


続いては

  • 女性が男性に求める年収
  • 年収が低いことで起こる問題

をテーマに、近年の女性が考える結婚感と年収について話していきましょう。 

ずばり女性が旦那に求める年収は?

内閣府「少子化社会対策に関する意識調査 調査結果 」による、女性が結婚相手に求める年収は下記の通りです。

  1. 分からない(20.9%) 
  2. 400万円以上500万円未満(19.5%) 
  3. 500万円以上600万円未満(17.1%) 

 年収400万円未満で良いという女性は20.6%で、多くの女性が平均年収以上を求めていることが分かります。


しかし、年収が低いからといって結婚をあきらめる必要はありません。


同資料によれば経済力を重視するという人が全体の55.8%なのに対し、人柄を重視・考慮する人は94.2%と最も高くなっています。 


仕事への理解や、家事・育児の能力も重視・考慮する女性が多く、家庭の事も仕事も夫婦で協力していく姿勢が大切です。 

年収が低いと起こる結婚生活の問題

年収が全てではないとお話しましたが、収入は多いに越したことはありません。 


日本FP協会「主なライフイベントにかかる費用の目安」によると、出産にかかるお金は約51万円、子育て・教育にかかるお金は約1049万円とされています。


子供が生まれれば、家や車も大きくしたくなるでしょう。


子供がいない場合でも介護費用などを蓄えておかなければなりません。


わたし達の生活にはとにかくお金が必要です。


やりたいことがあるのに、その資金が無かったらどう思いますか?


きっと、心まで貧しくなってしまうことでしょう。 


せっかく大好きな人と結婚したのに、心が荒んでしまわないよう、稼げるようになっていて損はありません。 

年収の高い仕事はどんなものがある?


ここまで、年収が低い仕事の話を中心にしてきましたが、反対に年収の高い仕事についてもお話ししましょう。

年収が高い仕事がどんなものなのか分かれば、収入を上げるためにできることも見えてくるはずです。 
  • 年収が高い仕事は何か 
  • 年収の高い職業につくためにする3つのこと 
を紹介するので、就職や転職の際に役立ててくださいね! 

年収の高い職業ランキングをご紹介!

総務省統計局「日本の統計 第19章 労働・賃金 19-28」を参考に作成した、年収の高い職業ランキングは下記の通りです。 
男性 
  1. 医師(約1385万円) 
  2. 大学教授(約985万円) 
  3. 高等学校教員(約665万円) 
※いずれも賞与は2.5ヶ月分で計算

女性 
  1. 医師(約1146万円) 
  2. 高等学校教員(約582万円) 
  3. 薬剤師(約551万円) 
※いずれも賞与は2.5ヶ月分で計算

男性も女性も医師がダントツで1位という結果がでした。 医師になるためには、国家資格の取得はもちろん、大学の医学部(6年生)を卒業した後、2年間の研修をしなければならず、時間を必要とします。

教員や薬剤師も国家資格を必要とし、専門性の高い職業です。

一朝一夕(いっちょういっせき)で簡単になれるものではないだけに、納得の結果と言えるでしょう。 

年収の高い職業に就くには?

年収が高い職業に就くためするべきことは主に下記の3点です。 

  • 年齢など自身の状況を把握する
  • 年収の高い仕事や企業を選ぶ
  • 資格の取得など勉強を積極的に取り組む

まずは、自身の置かれている状況を理解し、そのうえで稼げる仕事を調べていきます。


一般的には、年齢と共に給料が上がることが多いですが、成果報酬制度を採用している企業も多く、20代で平均年収を超えることも夢ではありません。


都道府県により平均年収にも差があるため、同じような仕事に就くにしても、場合によってはお住いの地域から隣の県などに通勤した方が収入が増えることもあるでしょう。


専門知識を必要とする職業の方が年収も高くなる傾向にあるので、就きたい仕事に関する資格は積極的に取るようにしましょう。


年収の高い職業に就くためには、なんとなく働いていてはいけません。


自分の置かれた状況や各年収データを参考に、稼げる仕事を探し、それに向かって努力する姿勢が大切です。 

年収が低い人が今すぐやるべき年収アップ法4選


年収が低いからといって、諦めてはいけません。 


副業で本業以上の収入を得ることもあれば、転職で年収が格段に上がることもあります。


今の仕事を気に入っている方は、交渉次第では仕事を変えなくても、給料がアップする可能性も…。


続いては、年収を上げるための4つの方法を紹介するので、参考にして年収をアップを目指しましょう!

会社で給与アップの交渉をしてみる

「今の仕事を辞めたくない」 

「仕事量に対して給料が見合わっていない」 

と思っている方は、会社に給料を上げてもらうよう交渉してみましょう。 

特に、同業種の人や同じ会社の人、年齢など、周りの人と条件はほとんど同じにも関わらず、給料が低い場合はやってみる価値があります。

ただ、お金が欲しいからという理由での交渉は難しく、あなたの会社への貢献度実績を元にお金の相談はすると良いでしょう。 

すぐできる!副業を始めてみよう

「本業とは違うことでお金を稼いでみたい」 

「給料はいまいちだけど、本業は辞めたくない」
 
という方は、副業を初めてみると良いでしょう。 

副業は、本業に支障をきたさない労働時間で、初期投資の少ないものが、始めやすくておすすめです。 

具体的には
  • クラウドソーシングサイトの利用
  • アフィリエイト
  • ハンドメイド作品の販売
などです。

クラウドソーシングサイトを利用すれば、「プログラミング」や「動画編集」や「翻訳」などのように自分の仕事や資格をいかした専門性の高い仕事から、「データ入力」や「アンケート」のように誰でもできる簡単作業などを受注することが可能。 

絵を描いたり、物を作ることが好きな人は、ハンドメイド作品の販売に挑戦してみましょう。

趣味の一環として行うことが可能なうえ、収入を得られるなんて素敵ですよね。 

どれも始めは安定した収入が得られるようになるまで時間がかかりますが、自分のペースで副業ができるうえ趣味や仕事のスキルアップも狙えます。

諦めずに実績を積み上げていきましょう! 

転職して高収入の職業へ

収入を増やしたい場合、思い切って転職するのもひとつの手です。

たとえ同じ仕事内容でも、地域や企業を変えるだけで、収入が各段にアップする可能性は十分にあります。

もし、あなたの務めたい企業が有価証券報告書を提出している企業であれば、有価証券報告書の
を見ると年間年収が確認することができるのでおすすめです。

有価証券報告書は、金融庁が運営するサイトEDINET(エディネット)で閲覧が可能です。 

有価証券報告書を提出していない企業の場合は、ネットで口コミを検索するのも良いでしょう。 

知識をつけるーマネーキャリア でお金について学ぼうー

副業も転職もピンと来ないという方は、マネーキャリアの利用がおすすめです。


マネーキャリアは、保険相談やライフプラン相談、セミナーなどを通してあなたのお金の悩みを解決してくれるサポートを行っている会社です。 


今閲覧しているマネキャリマガジンのページでは、「保険」「税金」「資産運用」「収入」「確定申告」など、さまざまなテーマを取り上げているので、お金に関する知識がつくこと間違いなし! 


お金について無料で勉強して、豊かな生活を手に入れましょう! 

まとめ:年収の低い職業・職種ランキング

この記事では、日本の平均年収がいくらなのかを元に、どのような状態・条件だと年収が平低くなるかを話してきました。

令和元年の平均年収は約446万円

これを聞いてあなたは一体何を感じましたか?

平均より低くてショックを受けましたか?

高くて安心しましたか?

たとえ年収が平均より低かったとしても「収入が低くなる傾向・高くなる傾向」を学ぶことで、今後の対策が見えてきます。

この記事では特に
  • 年収が高いのは「男性」「都心部」「大学卒」「正社員」「40~50代」
  • サービス業、農林水産業・鉱業は平均年収が低い
  • 医師、大学教授、高等学校教員、薬剤師などは平均年収が高い
  • 女性が結婚相手に求める年収は400万円以上
について解説しているので、ぜひ参考にしてください。

しっかりと知識を得て行動し、年収アップを目指しましょう!

マネーキャリアでは、他にも読んで頂きたい記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。