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20代の平均年収はいくら?20代前半と20代後半では年収にどれくらいの差があるのか、男女間の20代年収の差、その他カテゴリー別に平均年収についてそれぞれ解説。さらに、20代で年収をアップさせるためにやるべきこと、転職のためにやっておきたいことを紹介。

記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

この記事の目次

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20代の平均年収はいくら?20代前半と後半でどう変わる?

こんにちは、マネーキャリアの編集部です。


先日20代の男性の友人から、こんな相談がありました。

僕の年収は20代の平均年収より低いのかな。みんな手取りっていくらくらいもらっているのかな。なんかこのままこの会社で安い給料で働き続けるのはどうなのかなって。

2020年のコロナ以来、失業率や倒産がどんどん増加しています。


さらに大学を卒業したけれど就職がなかなかできなかったりと若年層にもコロナ不況の波が押し寄せています。


それに伴ってボーナスの減額や昇給がなかったりと、会社員にも何らかの影響が少なからず出ていることでしょう。


そこでこの記事では、20代で働いている人の平均年収がいくらくらいなのか、そして20代前半と後半で年収はどう変わるのかを解説していきます。

20代前半だと平均約264万に対し20代後半だと平均約369万


まず20代の働く人の平均年収をみていくことにしましょう。

20代を前半と後半に分けて、全国の民間から給与を支給されている方に対しての年収額を国税庁の統計調査から抜粋してみます。
男性女性男女平均
20歳〜24歳278.1万円248.4万円263.9万円
25歳〜29歳402.7万円328.3万円369.4万円

引用:国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査


上記の表を見てみると、20代前半と後半ではかなり年収に差があることがわかります。

20代前半といえば、大学を卒業して間もないことから毎日が勉強ですし、社会に順応していくために日々学んでいると思いますし、仕事として成立できているかどうかも危うい年頃ではないでしょうか。そのため年収も低くて当たり前かもしれません。


ところが、20代後半になると仕事も覚えてきて、会社の新しい即戦力として認められてくる年頃ではないでしょうか。それが顕著に年収に表れているのでしょう。

20代(前半・後半)年収の手取りはいくら?

日本人はなかなか自分の年収がいくらかということは、社会人になると余計に友達同士でも話したりしないはずです。


ただ自分なりに人よりも高いと自覚がある人は、もしかしたらこんなにもらえる会社に就職や転職したということを自慢するように話される方もいらっしゃるかもしれません。

では日本の会社員の場合、20代の年収の手取り額はいくらくらいなのか平均額をみてみましょう。

男女平均男性女性
20代前半2,096,000円2,232,000円1,944,000円
20代後半2,888,000円3,114,000円2,536,000円

引用:厚生労働省「民間給与実態統計調査

手取りには何が含まれている?

サラリーマンの毎月の手取り額は、基本給や各種手当などが加算された総支給の給料から各種保険料などが差し引かれています

差し引かれる金額は一般的には下記が基本となっています。

  • 社会保険料(健康保険料・厚生年金保険料・雇用保険料)
  • 所得税
  • 住民税
ただし、会社によってや個人によって基本額にプラスして積立金などを差引かれる方もいらっしゃるでしょう。

手取りはおおよそ(年収)×0.8で概算できる

上記の基本の保険料や税金などを差し引いた額が給料の手取り額となりますが、この手取り額の計算は、一般的におおよそ年収×0.8で概算できます。


年収が270万の方ならば270万×0.8=216万ですから、毎月およそ18万円の手取り給料となることがわかります。


こうした計算ができると、自分の今の手取り金額から平均年収の計算ができるはずです。ただし、年収の中には賞与の金額も含まれていますので、賞与が含まれると年収がもっと高いという方もいらっしゃいます。


そのため毎月の手取り額は全然足りないという方も、年収が平均額を上回っているのなら、手取り額だけで自分は収入が少ないとは言い切れないということがわかります。

【男女別】20代(前半・後半)の平均年収を比較


ここでは20代の平均年収を男女別に比較してみましょう。

なかなか人と比べたことがないという方は、自分の年収が平均額と比べてどうなのかということの参考にしてみてください。

男性女性男女平均
20代前半(20歳〜24歳)約279万円約249万円約264万円
20代後半(25歳〜29歳)約403万円約329万円約370万円

引用:国税庁「民間給与実態調査」


こうして見てみると、次にようなことがわかります。

  • 20代前半よりも20代後半の方が男女間の年収の差が大きい
  • 歳を重ねるごとに男女間の年収格差が増える理由

20代前半よりも20代後半の方が男女間の年収の差が大きい?

20代の平均年収は20代前半よりも20代後半の方が男女間の年収の差がとても大きくなっています。


もちろん職種などにもよりますが、20代前半では資格やできる仕事も男女に大きく差がないということになるでしょう。ところが20代後半になると男性は大きく年収が増加しています。それに比べて女性は確かに大きく増加はしているものの、男性と比べると約80万もの差が出ています。これは20代後半になると女性の場合、結婚や出産育児などが関係してくるためではないでしょうか。


資格取得スキルアップなど20代後半には大きく年収がアップできる要素があるということもわかるはずです。

歳を重ねるごとに男女間の年収格差は増える?その理由とは

ではどうして歳を重ねるごとに男女間の年収格差は増えていくのでしょうか。その理由を考えてみると、やはり先ほども述べたような結婚・出産・育児が関係しています。


総務省の労働力調査を見てみると、20代前半から後半にかけて女性の労働力率がピークとなり、その後労働力率が回復されるのは40代前半から後半にかけてとなっています。


さらに「雇用形態別・年齢階級別女性の就業者割合」から女性の正社員の割合を見てみましょう。

正社員パート・アルバイト派遣社員・嘱託・その他
20歳〜24歳36.4%22.0%9.0%
25歳〜29歳42.8%16.0%12.6%
30歳〜34歳31.3%18.6%8.6%

上記の表をみてわかるように、女性の場合20代後半の正社員率が一番高いため、ここから歳を重ねるごとに正社員率は減少していきます。そのため、20代後半からどんどん男女間の年収格差は増えていきます。

【職種別】20代(前半・後半)の平均年収を比較


ここでは国税庁の「令和元年分 民間給与実態統計調査」から職種別の20代の平均年収を比較してみましょう。
  • 民間企業の業種別の20代の平均年収データ
  • 20代の年収が高い業種は電気・ガス・水道業
  • 公務員の業種別の20代の平均年収データ
これらの年収データを参考にして、年収の高い業種に転職してみるのも検討しても良いのではないでしょうか。

業種別の20代(前半・後半)の平均年収データ【民間企業】

民間企業の業種別の20代の平均年収データをみてみると、20代前半の全体の平均給与は263.9万円、そして20代後半の全体の平均給与は369.4万円となっています。

この平均年収を参考に上位の業種を見ていきましょう。

業種20代前半(20歳〜24歳)20代後半(25歳〜29歳)
電気・ガス・熱供給・水道業411.3万円513.7万円
金融業・保険業366.8万円459.2万円
情報通信業342.7万円418.5万円
不動産業・物品賃貸業257.8万円419.5万円

引用:国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査


上記は業種別に上から上位を順に3位まで並べていますが、最後の不動産業・物品賃貸業に関しては、20代後半が20代前半に比べて特に高くなっています。

一番年収が高い業種は20代前半後半ともに電気・ガス・水道業

民間企業の業種別の20代の平均年収データをみてわかったことは、一番年収が高い業種は20代前半後半ともに電気・ガス・水道業ということです。確かに20代前半で400万を超えているのはこの業種だけで、さらに20代後半で500万を超えているのもこの業種でした。


電気・ガス・水道業のインフラ系は、もともと国営だったこともあり給与水準の設定が高いことや、大企業が多いということも関係しています。


そして金融業や保険業に関しても大企業が多いですし、その次の情報通信や情報技術では技術力が反映して給与が高くなっています。

業種別の20代(前半・後半)の平均年収データ【公務員】

公務員のイメージとして安定はしているけれど、給料は特に高いわけではないと思っている方は多いはずです。そこで大卒の公務員の業種別の20代の平均年収データをみていくことにしましょう。

1年未満1年以上2年未満2年以上3年未満3年以上5年未満5年以上7年未満
全俸給195,179円202,547円209,396円221,973円238,015円
行政職188,851円194,907円201,766円213,713円229,803円
専門行政職195,966円201,818円207,358円219,047円237,133円
税務職214,086円218,741円224,147円239,693円252,881円
公安職209,672円214,905円222,120円233,535円244,759円
海事職

244,317円259,571円270,325円
教育職

256,050円284,000円
研究職193,600円211,150円226,775円242,900円271,917円
医療職
317,570円341,350円
福祉職
238,100円234,120円254,267円256,700円

引用:人事院「令和2年分国家公務員給与等実態調査


国家公務員の場合の賞与は4.45ヶ月分と言われていますので、上記の月収に賞与を加えて

年収の計算をすると、1年未満の行政職でも300万円を超えることとなります。そのため民間より年収は比較的高いということが言えます。


ただし、民間と比べると専門技術職でも20代前半と後半でそこまで大きな違いがないことがわかります。

【企業規模別】20代(前半・後半)の平均年収を比較


ではここで企業の規模別の20代の平均年収を比較してみましょう。


厚生労働省の「企業規模別、年齢階級別賃金」から抜粋して月額をみてみましょう。

大企業中企業小企業
20歳〜24歳(男性)222,300円211,600円207,600円
25歳〜29歳(男性)266,600円248,200円236,700円
20歳〜24歳(女性)
219,000円207,900円197,300円
25歳〜29歳(女性)244,900円233,800円216,300円

引用:厚生労働省「令和2年企業規模別賃金


上記の表から平均年収を予想すると、20代前半では大企業と言えども300万円を切ってしまうことがわかります。


そのため20代前半はどの企業に就職しても給料事情は変わらないということになり、単純計算ですが、20代後半にならなければ給料は上がっていかないということになります。

【雇用形態別】20代(前半・後半)の平均年収を男女別に比較


さらに雇用形態別の20代の平均年収を男女別に比較してみましょう。


こちらも厚生労働省の「雇用形態別、年齢階級別賃金」から抜粋して月額をみてみましょう。

正社員・正職員正社員・正職員以外
20歳〜24歳(男性)217,300円187,800円
25歳〜29歳(男性)256,200円210,000円
20歳〜24歳(女性)213,300円179,700円
25歳〜29歳(女性)239,500円196,500円

このように、20代前半ならそこまで大きな差はないようにも感じますが、正社員や正職員の場合はこれに賞与がプラスされますので、年収に大きな差が出てきてしまいます


いくら国が正規雇用と非正規雇用に差をつけないように、同一労働同一賃金の導入や助成金などを活用してと企業側に求めても、実際にはまだまだ大きく差があることは、働いてる方たちが一番わかっているはずです。

【職種別】20代平均年収ランキングをご紹介


ここでは職種別の20代の平均年収のランキングを紹介していきます。

20代後半の方の場合で平均年収の高い人を見てみると、職種によっては平均年収が594万円という方もいらっしゃいます。

  • 専門職の平均年収は約500万
  • サービス業は平均年収が約300万を切ってしまうことも

このように、職種によってはなんと年間200万もの差が出る結果となっています。

一位は専門職の平均年収約500万!

20代の平均年収ランキングを見てみると、1位は専門職(IT関連)20代で約500万もの年収を手にすることができています。


以下の厚生労働省の「産業別賃金」では年齢別の表記はありませんでしたが、産業別の正社員・正職員の平均月給の金額を見てみましょう。

職種男性女性
金融業・保険業489,800円289,400円
教育・学習支援業439,800円320,900円
専門・技術サービス業426,200円312,300円
情報通信業407,500円328,500円
医療・福祉363,200円272,200円
卸売業・小売業360,000円264,600円

引用:国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査

こうして見ると男性では最も多い月給が金融業・保険業で、女性では情報通信業が最も多くなっています。


金融業や保険業の場合外資系なども含まれていますので、外資系は給与設定の水準が日本よりも高いと言われています。

サービス業は平均年収300万を切るという結果に、、、

上位の職種を見たところで、ここでは6位以下の職種を見ていきましょう。

ここでも同じように産業別の正社員・正職員の平均月給の金額ですが、男女ともに宿泊業・飲食サービス業の月給が最も安くなっています。

職種男性女性
建設業348,900円255,000円
製造業331,000円241,500円
生活関連サービス業・娯楽業317,700円242,100円
サービス業304,500円246,100円
運輸業・郵便業292,800円241,100円
宿泊業・飲食サービス業290,400円227,000円

引用:国税庁「令和元年分 民間給与実態統計調査

【地域別】平均年収を都道府県別にご紹介

こうして民間の平均月給を見てきましたが、年収は地域によってかなりの格差があるはずです。そこでここでは、地域別の平均年収を都道府県別に紹介していきます。

男性平均年収女性平均年収
東京6,148千円3,324千円
名古屋5,488千円2,753千円
大阪5,478千円2,975千円
関東信越4,854千円2,732千円
広島4,786千円2,742千円
福岡4,771千円2,774千円

引用:国税庁「民間給与実態統計調査


上記は平均年収の上位6つの都道府県を抜粋していますが、やはり東京がダントツで高いことがわかります。ただ、男性と女性では少し違いがあり、女性の場合名古屋が少し低くなっているのがわかります。

【学歴別】20代(前半・後半)の年収は大卒と高卒でどれくらい変わる?


ここでは学歴別の20代の年収をみていきますが、大卒と高卒でどのくらい変わるのか比較してみましょう。

大学卒高校卒
20歳~24歳男性229,100円204,300円
25歳~29歳男性266,200円233,100円
20歳~24歳女性226,500円189,600円
25歳~29歳女性249,400円201,500円

引用:厚生労働省「学歴、年齢階級別賃金


上記の表から男性よりも女性の方が学歴による月給の差が大きいため、年収も大きく違ってきます。男性の場合は、20代前半で年収は30万円ほど変わってきますので、これは何年たっても差が開いていくはずです。

20代から始める年収アップの方法5選


では年収を少しでもアップするために、20代から始められる方法を紹介していきます。

ここではいまから始められる年収アップ方法を次の5つに絞って詳しく解説していきます。

  1. 昇給・昇格
  2. 副業
  3. 転職
  4. 残業
  5. 資産運用
あなたも少しでも年収アップに繋げられるように、できることから始めてみましょう。

①昇給・昇格を目指す

20代から始める年収アップの方法の1つ目は、昇給や昇格を目指すことです。
今の会社でもっと年収をアップさせるためには、一番の近道は残業ということになりますが、これでは残業をやめた途端給料が下がってしまいますし、肉体的精神的にも長く続けられるものではありません。

そうなると次に今の会社でいて年収を上げるためには昇給ということになります。ただし、これは今の自分のままでは勝手にどうにかなるものではありません。この先昇給を目指すためには、実績を残すことが必要となります。日々の努力もそうですが、一つ一つの仕事に対して面倒がらずに真面目に取り組んでいき、認めてもらいそれを実際の数字に繋げていくことが大切です。


20代の若い頃から頑張っておくことで、将来に大きく繋がっていくはずです。

②副業をして副収入を得る

20代から始める年収アップの方法の2つ目は、副業を始めて副収入を得ることです。

公務員の場合副業は禁止されていますが、民間の会社では最近副業が認められている会社も増えてきています。


20代ならどんなアルバイトでもできますし、特別なスキルがなくても応募できますので、空いた時間に少しだけでも柔軟な働き方ができるでしょう。


またインターネットの普及からネットで副業という方もとても増加しています。WEBデザイナーやWEBライターなど、そんなことはできないという方にはアンケートモニターなど、自分に合った作業を探してみるのも良いでしょう。

通勤などの空いた時間で気軽にできる副業は、気分転換にもなるのではないでしょうか。

③転職も視野に入れる

20代から始める年収アップの方法の3つ目は、転職も視野に入れておくことです。

今の会社では今後も年収アップが見込めなかったり、自分に合っていないと感じていたり、もっと良い環境で働きたいと少しでも考えているなら転職を考えてみても良いのではないでしょうか。


貴重な20代ですからもっと挑戦してみることも視野に入れておけば、柔軟に転職ができるかもしれません。いま考えた時に第一歩を踏み出さなければ、ずっとこのままくすぶってしまう結果になってしまうかもしれません。


社会人として働いていれば、この先自分がこのままでいるとどうなっていくかということは、薄々感じることはあるのではないでしょうか。なりたい自分になるためにも、年収をアップさせるためにも自分に合った会社を探してみてはいかがでしょうか。

④残業をして残業代をより多くもらう

20代から始める年収アップの方法の4つ目は、残業をして残業代をより多くもらうということです。単純に今の年収を上げようとすれば、もっと長い時間就業すれば当然給料も上がるはずです。


ただし会社によっては週何時間までしか働けないという方もいらっしゃるかもしれませんが、その時間いっぱいまで働くことならできるはずです。


残業で気をつけておかなければならないのは、精神的や肉体的に追い詰められることのないようにしなければなりません。毎日のことですから、メリハリを持って、今日はしない日ということを自分の中で決めておくなど、ルールを自分に課しておくことをおすすめします。

⑤資産運用をする

20代から始める年収アップの方法の5つ目は、資産運用をするということです。

もちろん元手がないと資産運用も難しいですが、資産運用を目標にして少ない金額から投資信託などから始めてみてはいかがでしょうか。初心者ならiDeCoから初めてみるのも良いかもしれません。


当然リスクは理解しておかなければなりませんが、最初は元手金を貯金してある程度の蓄えができれば、それを元手に投資を行うことができます。


ただし闇雲に儲けが大きいからと、FXやビットコインなどに手を出すのではなく、自分がきちんと投資の内容を勉強して理解しておく必要があることは納得してから始めることが大切です。

転職を成功させるためにやっておきたいこと2選


ここからは転職を成功させるためにやっておきたいことを解説していきます。

  • 自己分析を徹底的にする
  • 資格を取得する
  • お金の知識を身につける
これらのことは、20代に限らず社会で働く人皆さんに通じることですので、自分自身を高めるためにもぜひ身につけておきましょう。

①自己PRのための自己分析を徹底的にする

転職を成功させるためにやっておきたいことの1つ目は、自己PRのための自己分析を徹底的にすることです。

まず転職をするためには、「自分はこの会社に来ればこういったことができる」といったことをアピールしていかなければなりません。そのためには、その会社が欲しいスキルや技術を取得していなければなりません。

こうして逆算していくと、自ずと自分がどんな会社でどんな仕事をしていきたいかということに繋がっていくはずです。事前に自分の資格や自分には何ができるのかを整理しておくことも大切な一歩になるでしょう。

②資格を取得して付加価値をつける

転職を成功させるためにやっておきたいことの2つ目は、資格を取得して自分に付加価値をつけることです。


たとえばいまの会社にこれからもまだいるとしても、転職することになっても資格取得は大切な自分の武器になります。20代の若い頃だから資格取得の勉強もはかどるはずです。

さらに会社によると昇給にも繋がりますし、資格手当が付くこともあるでしょう。


これからのキャリアに役立つ資格を取得することで、転職する会社にはとても欲しい人材ということもあります。とにかく自分を磨き成長させるためにも、自分のこれからに役立つ資格を見つけて取得していきましょう

参考:家計を改善したい人はお金のプロに相談すべき理由

この記事を読んでいる20代の方は「年収を上げて生活を豊かにしたい」と考えている人が多いでしょう。

とはいえ、筆者は生活を豊かにするために最も手っ取り早い方法は、節約などの家計の改善だと考えています。

なぜなら、年収アップするまでには時間がかかってしまいますが、家計改善は今すぐ取り組めるからです。

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FP相談サービスには様々なものがありますが筆者が自信をもっておススメできるのは、マネーキャリアの無料FP相談サービスです。

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さらに、この先どうすればお金が貯まっていくのか、そしてそのためにはどんな仕事をしてどのような会社に転職すれば良いのか、そこまで答えが出てくるはずです。
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まとめ:20代の平均年収は前半と後半で大きな違いが見られる

20代の前半と後半の平均年収や手取りの給料はいくらくらいなのかを、あらゆる方向から解説してきましたが、20代の方には参考になったのではないでしょうか。

  • 20代前半の平均年収は約264万に対し20代後半の平均年収は約369万
  • 年収に約0.8をかけると手取り年収額となる
  • 20代は前半に比べ後半の平均年収は男性が高い
  • 平均年収は職種別・企業別・雇用形態別・地域別・学歴別で変わってくる
  • 20代から始める年収アップ方法
このように、20代の平均年収から20代では前半と後半で年収に大きな違いが見られるということがわかりました。


このことから社会人になって働くと同時に自分のスキルアップを目指して、自分を磨くことを努力をしていきましょう。資格取得や自己分析はもちろん、無料相談を活用してお金の勉強をしながら、わからないところは自分が理解できるまで学んでいくことで、自然と年収アップに繋がっていくはずです。