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「大学の学費が払えなくて延納したいけど、理由の欄に何と書けばいい?」このような疑問を抱えている方は多いでしょう。そこで本記事では、円の瓜生裕の書き方、

記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

この記事の目次

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大学の学費が間に合わない!学費の延納理由はどう書けばよい?

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「諸事情により、学費の支払期日に間に合わなくなるかも...」という状況に陥った事がある方もいるのではないでしょうか?


例えば、


  • ケガや病気でアルバイトが思うようにできなかった

  • 親からの仕送りが遅れてしまった

  • 災害などの急な支出があった

  • 奨学金の振り込みが遅れた

などの理由が考えられます。


またそもそも、「学費は延納できる?その場合理由はどう書いたらいい?」という疑問も同時に湧いてきますよね。


そこで本記事では、


  • 学費の延納理由の書き方(3つの例)

  • 延納願の書き方・注意点

  • 延納と分納について

解説します。

本記事を読むことで、延納理由の書き方から延納願の申請方法まで詳しくわかるようになります。

ぜひ最後まで読んでみて下さい。

【例文】大学の学費延納理由はこう書く!コロナの例も紹介


延納理由について、「どんな内容を、どのように、どれくらい書けばいいの?」と不安に思う方も多いでしょう。


正解の書き方があるわけではないので、以下のようにポイントを抑えて書くようにしましょう。


  1. 【理由】なぜ延納が必要なのか
    理由は正直に書いて大丈夫です(急な支出やコロナウイルスの影響など)。

    ただし、嘘の理由を書くのは止めましょう。

    もしバレた際は、延納の取り消しや最悪の場合、除籍処分もあり得るかもしれません。

  2. 【支払い根拠】どのようにして資金を調達するのか
    資金の調達方法は、1.の理由によって変わると思います。

    例えば、

    ・実家の家計が悪化した
    ⇛奨学金や国の支援制度を申請する

    ・急な支出があった(災害や家族の手術など)
    ⇛アルバイトを普段よりも多めにする

    などが挙げられます。

    無理のない方法を記入するようにしましょう。

  3. 【文章量】どのくらい書けばよいのか?  各学校の様式によっては、理由記入欄がレ点チェックだけの場合や、5~7行くらいの記入スペースがある場合もあります。 たくさんの記入スペースがある場合でも、上記の1.と2.がしっかり書かれていれば、文章量についてはあまり気にする必要はありません。 「文章量」よりも「内容」を意識して書きましょう。

それでは、以下で記入例を3つ紹介します。

ご自身の状況に合わせて、例文を組み合わせたり、文字数を調整したりしてみて下さい。

記入例①

「新型コロナウイルス感染症の影響により両親の収入が著しく減少し、期日までの学費納入が困難な状況です。


また、収入の回復時期についても不透明な状況です。

そのため、日本学生支援機構の奨学金の申請を検討しています。

加えて、今までしていなかったアルバイトも新しく始める予定です。

最終期日までに必ず納入しますので、延納について許可くださるようお願いいたします。」


記入例②

「私自身が交通事故に遭遇し、アルバイトができなかったため、期日までの学費納入が困難な状況です。


今は既に退院し、交通事故前と同様にアルバイトができる状態まで回復しているため、目標収入を達成できる見込みです。


以上より、最終期日までに必ず納入しますので、延納について許可くださるようお願いいたします。」

記入例③

「祖母が病を患い、入院・手術費用などの急な出費が発生したため、期日までの学費納入が困難な状況です。


両親の収入や私のアルバイト収入に変化はないため、最終期限までには学費を納入できる見込みです。


以上より、延納願を申請いたします。」

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大学の学納金延納願の書き方、注意点やポイント


延納願を記入する上で最も苦労する点は、先ほど解説した「延納理由」だと思います。


延納理由以外は、学部や名前などの細かい記入が多いですが、注意点やポイントがいくつかあるので、以下で紹介していきます。

事実をそのまま書く

上記でも説明したように、「延納理由」はご自身の状況を正直に書いて大丈夫です。


延納理由によって延納願が却下されるということはまずありません


万が一可能性があるとしたら、「理由」よりも「資金調達」の方でしょう。


奨学金や国の制度を利用するにしても、申請から〜許可までに時間がかかってしまいます。


従って、学費の納入ができなくならないように、貯金をしておくなど、何があっても対応できるようにお金を管理しておくことも重要でしょう。



学生本人と保護者は別々の印鑑を使用

年脳願の様式には、保護者のだけの印鑑で良い場合と学生本人の印鑑も必要な場合の2パターンあります。


学生と保護者の印鑑が必要である場合は、別々の印鑑をしましょう


ただし、シャチハタの使用は避けましょう


学生の方で印鑑を持っていない場合は、用途が幅広い「認印(みとめいん)」を作ることをオススメします。


ハンコヤドットコムであればネットで注文できますし、自分の印鑑を持っておいて損はありません。


ひとり暮らししている学生さんは書類を実家に送付する時間も必要なので、印鑑納期も含めて早めに対応するようにしましょう。



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学費延納・分納の仕組みと申請方法


これまで、学費の「延納」について紹介してきましたが、「分納」という方法でも学費を納入することができます。


延納と分納の違いは以下のとおりです。


  • 延納
    支払期日を遅らせ(最終納入期日)、納入は一括で行う。

    最終納入期日は多くの大学で予め設定されている場合が多いです。

  • 分納
    最終納入期日までに、納入金を何度か分割して支払う。

    分割回数や納入金額は、大学側で設定している場合としていない場合があります。

    また、分納を認めていない大学も一部あります。

分納を認めている大学であれば、延納願と分納願は同一書式で、申請する方に丸をつけるスタイルが多いです。

申請方法は、必要事項(印鑑や納入・分納理由、分納金額など)を記入し、延納・分納申請期日までに大学に届け出ればOKです。

まとめ:大学の学費、延納理由の書き方は?

ここまで、延納理由や延納・分納の違い、申請方法について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?


本記事のポイントは、

  • 学費の延納・分納理由は、【理由】を正直に書き、【支払い根拠】を具体的に書く

  • 延納・分納願の印鑑は、学生と保護者で別のものを使用する

  • 「延納」は最終納入期日までに一括で支払い、「分納」は最終納入期日までに分割して支払う

です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。