フラット35は繰上げ返済しない方がいいって本当?専門家が解説!【2024年最新版】のサムネイル画像

フラット35は、融資金額の一部または全額を繰り上げ返済することが可能ですが、実際に繰り上げ返済をしたいと検討した場合に、本当に繰り上げて返済をしたほうがメリットがあるのか悩んでしまいますよね。


フラット35は、期間や金利が固定で安心感があるものの、そのなかでも可能な限り利息を減らし、その後のライフプランに備えたいのが本音です。


では、フラット35を繰り上げ返済した場合には具体的にどのような影響がでてくるのか、その後の対応策を含め大変難しい問題になります。


そこで、この記事では、「毎月の返済負担を減らしたいけれど、どのようにしていいかわからない」や「フラット35を繰り上げ返済する際の対応策」などを解説していきます。 


・フラット35で住宅ローンを組んでいるが、繰り上げ返済するか迷っている方 

・繰上げ返済した際の自身の将来にでる影響がわからず、何から相談していいかわからない 


この記事を参考にすることで、フラット35を繰り上げ返済する場合にどこに注意して、誰に相談すればいいかなどの選び方が明確になるので、住宅ローンの不安が解消できます。

住宅購入を検討した際に、ほとんどの場合が住宅ローンを組むことを考えますが、払い始めてその後返済を繰り上げたいと考えた際に自身で計画的に考えるのは大変難しい問題です。 


そのため、マネーキャリアのような、住宅ローンのプロ(FP)に無料で何度でも相談ができるサービスを活用し、不安を解消しつつどのように行動すべきかを明確にする方が多くいます。


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内容をまとめると

  • フラット35と金利、団体信用生命保険の関係
  • フラット35は繰り上げ返済しないほうがよいのは、繰上げ返済で団体信用生命保険の保証期間が短縮され、住宅ローン減税の効果が減少し、なおかつ最低10万円のお金が必要になるため
  • フラット35を繰上げ返済するメリットは、設定金利が1%を超えている場合は返済額を抑えられ元金が減少し、それにともない余裕があるうちに将来の負担を減らすことができる上に、返済能力が向上するため、信用情報が改善される可能性がある
  • フラット35で繰上げ返済を行う際の手続き
  • 住宅ローンを組むのに適した条件や確認すべき項目、フラット35を繰り上げ返済するか悩む人が使うべき方法は、住宅ローンに関する相談が何度でも無料のマネーキャリアでの相談がおすすめ
この記事の監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。
>> 谷川 昌平の詳細な経歴を見る

この記事の目次

フラット35は繰上げ返済しない方がいいって本当?

フラット35は、長期にわたる固定金利の住宅ローンであり、金利は融資条件により異なります。


また、団体信用生命保険(団信)への加入は任意であり、加入することで安心感が得られる一方、加入しない選択肢も可能です。


住宅ローンを検討する際は、金利や団信の条件を十分に理解し、自身のライフスタイルに合ったプランを選択することが重要です。

フラット35と金利の関係

フラット35は、住宅金融支援機構と民間金融機関が提携して提供する全期固定金利の住宅ローンです。


フラット35は全期間固定金利のため、借入時に将来の返済額を確定することができます。


このため、市中金利が上昇しても返済額は変わらず、将来にわたって無理のない返済計画を立てることができます。


2024年11月現在、フラット35の金利は以下のとおりです。

借入期間金利範囲最頻金利
21年以上35年以下年1.840~年3.470%年1.840%
20年以下年1.450~年3.080%年1.450%

これらの金利は、融資率(借入金額が物件価格に対する割合)や加入する団体信用生命保険によっても異なります。


また、フラット35には買取型と保証型があり、保証型のほうが買取型よりも低い金利が適応されます。

フラット35と団体信用生命保険の関係

フラット35では、団体信用生命保険(団信)への加入が原則任意です。


これは、利用者が健康上の理由で団信に加入できない場合でも、フラット35を利用できることを意味し、過去に大きな病気をしていたり、手術を受けていたりしている健康に不安を抱えている人でも利用が可能となっています。


団信は、死亡や所定の身体障害状態になった場合に、住宅ローンの残債が保険金で支払われる仕組みですが、加入しない場合で返済ができなくなった際には、住宅を相続した家族が債務を引き継ぐことになります。


 団信に加入すると、万が一の際に住宅ローンの残債が免除されるため、家族にとっての経済的負担を軽減ができますが、加入は任意になります。

フラット35の繰上げ返済は、自身のライフスタイルに繰上げて返済することが合っているかを考えることが重要です。


余裕資金を利用しないとその後のライフプランに重大な影響を及ぼすため、 ポイントを事前に確認しておかなければなりません。


しかし、自身の現在置かれている状況を見直したりどのような行動をとるべきかを迷った場合、なかなかひとりで情報収集するのは大変です。


そのため、気軽に「相談満足度の高いプロ(FP)」に無料相談できるマネーキャリアを使い、理想の住宅を手にするため気軽に相談してみましょう。


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フラット35は繰り上げ返済しない方がいいと言われる3つの理由

フラット35は繰上げ返済しないほうがいいと言われる3つの理由がいくつかの理由からか指示されています。 


以下にその主な理由を詳しく説明します。

  • 繰上げ返済で住宅ローン減税の効果を受けられなくなる
  • 繰上げ返済には最低10万円のお金が必要になる
  • 繰上げ返済で団体信用生命保険の保証期間が短縮される

繰上げ返済で住宅ローン減税の効果を受けられなくなる

フラット35は繰上げ返済しない方がいいと言われる3つの理由1つ目は、繰上げ返済で住宅ローン減税の効果を受けられなくなることです。


住宅ローン減税(住宅借入金等特別控除)とは、住宅ローンを利用して住宅を購入した際に、一定の条件を満たすことで所得税や住民税から控除を受けられる制度です。


この制度は、住宅購入者の金銭的負担を軽減できるため、住宅ローンを組む際にはメリットとなります。


具体的には、繰上げ返済をおこなった年の住宅ローン残高に基づいて控除額が計算されるため、繰上げ返済をおこなうことで、住宅ローン控除の対象となる残高が減少し、控除を受けるメリットが薄れることになります

繰上げ返済には最低10万円のお金が必要になる

フラット35は繰上げ返済しない方がいいと言われる3つの理由2つ目は、繰上げ返済には最低10万円のお金が必要になることです。


フラット35を繰上げ返済するには、最低金額が設定されており、インターネット経由での繰上げ返済は最低10万円、窓口では100万円以上が必要です。


このため、少額の返済を希望する人にとってはハードルが高く感じられるかもしれません。


余裕がない場合は、繰上げ返済できないデメリットがあります。

繰上げ返済で団体信用生命保険の保証期間が短縮される

フラット35は繰上げ返済しない方がいいと言われる3つの理由3つ目は、繰上げ返済で団体信用生命保険の保証期間が短縮されることです。


繰上げ返済をおこなった場合、返済期間が短縮されることにより、団信の保障期間も影響を受ける可能性があります。


具体的には、繰上げ返済によって返済期間が10年未満になると、住宅借入金等特別控除の対象外となるため注意が必要で、繰上げ返済による保障期間の短縮は十分に考慮する必要があります。


繰上げ返済で、団信の適用条件や税額控除に影響がでることがあるので、事前に金融機関に相談することが推奨されます。

繰上げ返済をおこなう際には、経過利息が発生する場合があるため、フラット35を繰上げ返済しようと考えた際には計画的に行動することが重要です。


相談のタイミングとしては、繰上げて返済したいと考えた早い段階であることが必要ですが、どのようにしたらよいのかは、なかなかひとりで解決するのは大変です。


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フラット35を繰上げ返済するメリット

フラット35を繰上げ返済することには、メリットもあります。


以下にその主な利点3つを詳しく説明します。

  • 設定金利が1%を超えている場合は返済額を抑えられる
  • 余裕があるうちに将来の負担を減らすことができる
  • 繰上げ返済をしておくことでその他の借入がおこないやすくなる

設定金利が1%を超えている場合は返済額を抑えられる

フラット35を繰上げ返済するメリット1つ目は、設定金利が1%を超えている場合は返済額を抑えられることです。


繰上げ返済をおこなうことで、元金が減少し、それにともない支払う利息も減ります。


特に金利が高い場合は、利息軽減効果は顕著です。


例えば、借入金が3000万円で金利が1%の場合、100万円を繰上げ返済すると、約50万円の利息を軽減できる可能性があります。


これにより、総返済額を大幅に減少させることができるので、長期的に見て合計の返済額を減らすためには経済的となります。

余裕があるうちに将来の負担を減らすことができる

フラット35を繰上げ返済するメリット2つ目は、余裕があるうちに将来の負担を減らすことができます。


繰上げ返済には、返済期間を短縮する方法と毎月の返済額を軽減する方法があります。


返済期間を短縮する場合、毎月の返済額はそのままにして、返済期間を短縮できるため早期に住宅ローンを完済することができ、将来的な経済的負担を軽減できます


そのため、余裕があるうちに将来の負担を減らすことができるため繰上げ返済するメリットとなります。

繰上げ返済をしておくことでその他の借入が行いやすくなる

フラット35を繰上げ返済するメリット3つ目は、繰上げ返済をしておくことでその他の借入がおこないやすくなることです。


繰上げ返済をおこなうことで、借入金額が減少し、返済能力が向上するため、信用情報が改善される可能性があり、他のローンやクレジットカードの審査が通りやすくなることがあります。

フラット35の繰上げ返済は、返済額の軽減、返済期間の短縮、手数料不要、安定した資金計画、そして精神的な安心感を提供します。


ただし、繰上げ返済は手元資金が減少するため、急な出費等に備えておく必要があり、これらのメリットを考慮し、自身の経済状況やライフプランに合わせて検討しなければなりません。


しかし、どのような行動をとるべきかを迷った場合、なかなかひとりで解決するのは大変です。 


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フラット35で繰上げ返済を行う際の手続き

フラット35で繰上げ返済をおこなう際の手続きについて以下のポイントを整理しました。

  • 返済額軽減型か返済期間短縮型かを選ぶ
  • 窓口返済かインターネット返済かを選ぶ

返済額軽減型か返済期間短縮型かを選ぶ

フラット35で繰上げ返済をおこなう際の手続きには以下の2つがあります。


返済額軽減型

月々の返済額はそのままにして、借入期間を短縮。

メリットは、月々のローンが少なくなり、デメリットは、利息軽減効果は期間短縮型のほうが大きいことです。

毎月の返済額が少なくなるため、月々の出費を抑えたい人におすすめの返済型です。

返済期間短縮型

借入期間はそのままにして、月々の返済額を減少。

メリットは、返済期間を短くできることで、デメリットは、月々の返済額が少なくならないことです。

毎月の返済額は変わりませんが、期間を短縮することで利息軽減効果が大きいので利息を減らしたい人におすすめです。

窓口返済かインターネット返済かを選ぶ

金融機関の窓口返済

店舗での手続きの場合は、100万円以上の繰上げ返済が求められるので、余裕資金があるときでないと利用しにくいです。

繰上げ返済を希望する日の1ヵ月前までに、取引している金融機関に連絡し、必要な書類を提出すます。

インターネットサービス

「住・My Note」を利用すると、10万円以上から繰上げ返済の手続きが可能です。

手続きは、事前の登録が必要で、「住・My Note」でメールアドレスを登録してIDを取得し、送られてきたURLより手続きを進めます。

10万円からと窓口での返済よりも小額からの返済が可能ですので、少しづつでも繰上げ返済したい人に向いています。
 
また、いずれの方法でも基本的に手数料は無料になりますが、保証型の場合は金融機関によっては手数料が発生することがあります。

フラット35の繰上げ返済にはメリットもデメリットもあるため、両方の特徴をとらえ、きちんと検討したうえで答えを出すようにしましょう。


また、自身のライフプランに当てはめて、収入の変動に応じた適切な返済計画を立てることが重要です。


そのため、きちんとリスクを理解したうえで計画的な行動が求められるので「相談満足度の高いプロ(FP)」に無料相談できるマネーキャリアを使い、理想の住宅を手にするため気軽に相談してみましょう。 


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【一番オススメ】フラット35の繰上げ返済に迷っている方が使うべきサービス

フラット35の繰上げ返済はメリットもありますが、合わせてデメリットもあります。


個人に合わせたライフプランに合った検討が必要になるため、「本当にフラット35の繰上げ返済は自分にとってメリットの方が大きいのか!?」と不安に思われている方におすすめのサービスを紹介します。


住宅ローンを借りる際の、金利やプランに関する詳細はインターネットで調べれば、ほとんどの情報がわかりますが、実際に返済に関した相談は個々により異なるため、住宅ローンの詳細を把握しても「借りたあとはどのようにしたらよいのか」「フラット35の繰上げ返済はどの程度の余裕資金から始めたらよいのか」という難しい問題を自分で解決するのは大変難しいです。


そこで使うべきなのが「ファイナンシャルプランナーへの無料相談サービス」のマネーキャリアです。


プロと一緒に、住宅ローンに関する問題を相談できることはもちろん、状況に合わせたオーダーメイドの提案を受けられるので、完済を急ぐあまりに、無理のある返済計画を組んで将来的に困窮してしまうリスクを防ぐことができます。 


特に、無料で何度でも相談が可能なマネーキャリアは、納得がいくまで住宅ローンの悩みを相談でき、たくさんの選択肢のなかから、フラットな目線で最適な住宅ローンに関する提案が受けられるので、住宅ローンに悩む人が使うべき方法として大変おすすめです。


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まとめ:フラット35の繰上げ返済はしない方がいい?

フラット35の繰上げ返済は必ずしも推奨されるものではありません。


特に、手元資金の確保や住宅ローン控除の活用を重視する場合は、繰上げ返済を避ける方が賢明な選択となることもあります。


個々の状況に応じて、慎重に判断することが重要です。


しかし、住宅ローンは複雑で将来のライフプランまで見越して計画を立てることは難しく、万が一延滞してしまった場合は、一人で考えてもなかなか答えが出ない難しい問題です。 


加えて、住宅ローンを検討した場合は自分の独断だけで決めずに、お金の専門家に確認してもらい自身のライフプランに合っているかを照らし合わせながら準備を進める必要があります。 


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