投資信託はやめとけと言われる理由4選!デメリットと注意点を解説!のサムネイル画像
資産運用について調べると「投資信託はやめとけ」と見聞きしたことがあるかもしれません。   

なぜ、投資信託をしない方がよいと言われているのか、具体的な理由について解説します
 
投資信託は正しい理解ができれば株式投資より始めやすく、リスクが低い資産運用法です。

しかし、投資信託には知っておくべきデメリットや注意点もあります。 

この記事では資産運用のお悩みを資産運用の専門家に無料で相談できる窓口もご紹介しまので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。           

内容をまとめると

  • 投資信託はやめとけと言われる理由は、正しい知識と対策法を知れば解決できる
  • 投資信託の運用はほったらかしで問題ないので忙しい人にこそおすすめ
  • 投資信託はファンドマネージャーに運用を任せるので知識のない初心者でも始めやすい
  • しかし、自分にあった銘柄を選ぶには、自分自身の基準をもち、商品の特徴やリスク度から選択することが重要
  • とはいえなにから始めればよいのかわからない場合、無料で相談できる資産運用のマネーキャリアに相談する人が増えている
この記事の監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者 谷川 昌平 フィナンシャルプランナー

株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。メディア実績:<テレビ出演>テレビ東京-テレ東「WBS」・テレビ朝日「林修の今知りたいでしょ!
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この記事の目次

投資信託はやめとけと言われる理由4選


投資信託はやめとけと言われる理由は、4つのデメリットがあるためです。

とくに初心者が投資信託を始める際に、この4つのデメリットを知らずに始めると途中で挫折したり、失敗する可能性が高まってしまいます。

そのため、まずデメリットについて理解しておくことが大切です。


  • 手数料を支払わなければならない
  • 短期間での利益が期待できない
  • 商品が膨大にあり選ぶのがむずかしい
  • 元本割れする可能性がある

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手数料を支払わなければいけない


投資信託は「信じて託す」という言葉のとおり、自分では資産運用をおこなわず、購入後の商品の運用はファンドマネージャーと呼ばれるプロが行っています。


人に運用を代行してもらうため、運用にかかわる運用会社や信託会社、販売会社に手数料を支払っています。


手数料の種類は大きく分けて3つあります。


手数料内容目安となる数値(年率)
購入時手数料窓口やネットで購入するときにかかる無料~4%
信託報酬投資信託の運営に関する経費0.1~3%
信託財産留保額投資信託を解約や売却時にかかる無料~0.5%

とくに信託報酬の費用は資産を保有している間はずっと払い続けるため、長期間保有するほど影響が大きくなっていきます。


たとえば、信託報酬は総資産額の年率0.1~3%程度が目安で、引かれるタイミング、報酬額は会社によって異なります。


把握する方法は、証券会社の「交付目論見書」に記載されているため、事前に確認して、少しでも安い証券会社で契約するようにしましょう。

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短期間での利益が期待できない


投資信託は、投資をを継続することで少しづつ利益が増えるしくみのため、開始してもすぐには利益が上がりにくい傾向があります。


もしも、短期間で大きな利益が欲しい場合は、個別株への投資や、大きな資金を運用するといった運用方法が必要になります。


しかし、このような方法はリスクが大きいため、ある程度の知識や経験が必要になってきますから、初心者向けではありません。

商品が膨大にあり選ぶのがむずかしい


投資信託の商品数は非常に豊富で、2024年12月時点で5,776本のファンド数があります。(参考:一般社団法人投資信託協会


その中から1つの商品を選ぶには自分なりの基準を持ち、取捨選択できる判断力も必要ですが、数が多すぎるため初めての方にはむずかしいです。


しかし、銀行や証券会社の窓口で相談した場合は、金融機関側にとって利益が高く、投資家にはメリットが薄いものがあるため注意が必要になります。

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元本割れする可能性がある


そもそも投資信託は、預金のように元本保証されているものではない点を、理解しておく必要があります。


投資の出資金は、さまざまな要因から価格が変わりやすく、たとえば出資企業の業績しだいで価格は変わり、世界の経済や予想できない天変地異も含め、未来を予想することは投資のプロであっても不可能です。


ですので、運用は順調な時と悪い時があることを踏まえて、タイミングによって元本割れになる可能性があることを頭にいれておく必要があります。

投資信託のメリット


一方で投資信託には多くのメリットがあります。


ところで、投資を始めてみたいが最初の一歩が踏み出せない要因として

  • 投資に不慣れで失敗することが怖い
  • 仕事が忙しくて投資を始めることができない
  • 知識をつけたいが勉強をする時間がない

といったことがあるかもしれませんが、そんな方こそ投資信託をお薦めするメリットが5つあります。

  • 分析のプロに投資を委託できる 
  • 少額から投資を始められる
  • 忙しい人でもほったらかし投資ができる
  • 分散投資でリスクを軽減できる
  • 積立投資をすると複利効果で資産の増加が期待できる

ここからは、投資信託のメリットについて順に解説していきます

分析のプロに投資を委託できる


投資信託は自分で運用することがなく、専門家に任せられる点で投資家の負担が少ないことがメリットとして挙げられます。


また、投資信託はプロが選んでパッケージ化されている商品なので、自分で1つひとつ選ぶ必要はありません。


たとえ知識がない人も、投資の勉強時間が取れなくてなかなかスタートできないと感じている方も、投資信託なら資産運用をはじめやすい環境ができています。

少額から投資を始められる


投資信託は少額投資が可能で、一口100円から始められる商品も多く存在します


ほかの運用商品であればたとえば株式の場合は、数万円、債券は個人向け国債なら1万円くらいと、投資を行う場合にはある程度まとまった資金が必要になります。


しかし投資信託は少額から始められるため、失敗が怖い人でもお試しで気軽に始めることができます。

忙しい人でもほったらかし投資ができる


ほったらかしでも投資ができる投資信託ですが、その理由は2つあります。


  • 設定した積立日に自動引落としできる
  • 毎月定額で購入するため購入するタイミングを気にしなくてよい  

長期で積立運用を行なう場合、毎月定額で決まった日に購入するため、価格の変動に左右されることなく購入を続けられます。


また、日々価格が変わる資産を、購入するタイミングを変えて長期間購入することで価格の安いときには多く購入でき、反対に高い時は少なく購入することで、長い間には変動価格を平均的にすることから、価格の変動リスクを抑えられるからです。


この方法を「ドルコスト平均法」といい、忙しくてまとまった時間がない方も問題なくおこなえる投資方法です。

分散投資でリスクを軽減できる

 

投資信託はさまざまな資産を組み合わせたパッケージ商品です。


すでに、自然にリスク分散が効いたポートフォリオに設計されているため、比較的安定した資産運用ができるようになっています。


金融商品は種類の違いにより、それぞれ異なった動き方をすることがあります。


たとえば、株式の価格が下がった時には債券の価格が上がるといったように、金融商品ごとに動き方は異なるため、複数の資産をもつことで、市場の変化にも柔軟に対応でき、大きな損失を抑える効果が期待できます。

積立投資をすると複利効果で資産の増加が期待できる


毎月積立投資をすると複利の効果が働き、資産の増加が期待できます。


そのしくみは、出資金を運用して得た分配金を「再投資」することで、元金が増えるため加速度的に資産を増やしていくことができるからです。


しかし、1つ注意点があり、投資商品を選ぶ際の分配金の受け取り方法に「再投資型」を選択して銘柄を選ぶ必要があります


もし、分配金を都度受け取る「受取型」を選択してしまうと、積立投資の複利効果は得られなくなってしまうため注意しましょう。

投資信託をはじめるときの注意点


投資信託の魅力や、初心者でもはじめやすいメリットについて解説してきました。

ここからは、投資信託をはじめるときの注意点について解説します。
  • 商品選びの基準を決める
  • 商品の特徴を理解する
  • 過去の運用実績を確認する

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商品選びの基準を決める


種類が豊富な投資信託の商品の中では、商品選びの基準を決めることは大切です。


具体的には以下のポイントを押さえておきます。


  • 手数料の安い証券会社や商品を選ぶ
  • インデックスファンドから選ぶ  

投資信託は購入時や保有時、売却時も費用がかかります。


長年の間に資産に影響を与える面もあるため、商品選びにおいて重要な基準の1つです。


手数料は証券会社によって異なりますが、店舗を持たないネット系列の証券会社は、有人の店舗型に比べてコスト面も低く抑えられています


手数料は、証券会社のホームページや商品の販売欄に記載されているため、事前に確認することをおすすめします。


ファンドには種類があり、インデックスファンドは株価指数に連動した成果を目指すため安定した運用で、初心者におすすめです。


対して、アクティブファンドは株価指数を超える成果を目指し積極的な運用と手数料は高い点で中級以上の経験者向けのファンドです。

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商品の特徴を理解する


投資信託は株式や債券など複数の金融商品を組み合わせたパッケージ商品で、資産のリスク分散ができるように設計されています


組み合わせの資産配分でリターンやリスク度合いが異なり、商品ごとの特徴があります。


自分にあった商品に投資するため、資産の特徴を理解しておくことが大切です。

  • 株式中心の商品ーハイリスクハイリターンで積極的に運用
  • 債券中心の商品ーローリスクローリターンで堅実で安全な運用
  • バランス型(株式と債券の組み合わせ)ーミドルリスクミドルリターンでバランスよく運用

株式が多いタイプは、ハイリスクハイリターンで積極的に運用していきたいという商品です。


価格の変動が大きいため、大きな利益が出るときと、大きな損失が出る可能性があり、リスクが大きくても利益を追求したい人に向いています。


債券タイプはローリスクローリターンで、価格の変動は小さく、着実に安定した運用をしたい人に向いています。


大きな損失は出ない分、市場が好調時も大きな利益は出にくいことが特徴です。


バランス型はミドルリスクミドルリターンで、値動きも先の2つの中間的な動きをする形となっています。


バランスよくほどほどの運用を行ないたい人に向いています。

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過去の運用実績を確認する


投資信託を始める際の注意点として、過去の運用実績を確認することも重要なポイントです

  • 長い運用実績がある
  • 純資産総額も順調に伸びている

この2つを満たしているファンドなら安心できる運用を行なうファンドであると判断できます。


過去の運用実績は、新聞や投資信託会社のホームページで確認できるため、基準価格や利回り、分配金の推移などから判断してみましょう。

投資信託の代わりとなる資産運用方法3選


投資信託以外にある資産運用方法について解説します。


投資信託とは異なる特徴をもつ代表的な3つの資産運用方法を紹介します。


  • 個別株式
  • 生命保険
  • ETF

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個別株式


個別株とは、証券取引所に上場している会社の株式のことを指します


上場している株式から自分が選択した株を購入し、値上がりしたタイミングで売却したときの差益を得る方法が個別株式です。


企業の株を購入すると株主になれるため、運用成果が出れば配当金がもらえたり、株主優待でギフトがもらえるメリットがあります。


しかし、個人で株取引をおこなう場合は100株単位といった大きな資金が必要なこと、値動きが激しく大きな損失が出る可能性もあります。


単元未満株取引で少額での取引は可能ですが、株式優待は受けられない制限があります。

生命保険


終身保険、養老保険などは生命保険の保障機能と同時に資産形成ができるタイプです


  • 加入期間中は【万一の保障】
  • 保障が不要になったタイミングで解約したら【解約返戻金】がもらえる


保障と貯金両方の機能を持っているため、長く継続できるなら、大きな損をするリスクは少ない資産運用法です。


また、生命保険料控除で税金面の対策ができます。


デメリットは長い間保険料を払い続ける必要があることです。


10年から20年単位で一定の保険料を払い続けることはリスクでもあり、途中でやめれば保障も資産形成もできなくなってしまうため、慎重な判断と支払える範囲での計画的な運用が必要です。


支払いが困難な場合、保険の減額で保険料を減らすことができますが、保障が少なくなったり、将来の解約返戻金も少なくなっていまいます。


また、健康状態によっては再加入できない場合もあるため注意が必要です。

ETF


ETFは、上場している投資信託のことです。


運用管理費用が安いことがメリットで、9時~11時30分までと、12時30分~15時30分の取引時間に証券取引所にて取引できます。


株式のように値動きを見ながらリアルタイムで一日に何度でも売買できることが特徴です。


また、株式などの場合、複数の銘柄を持つにはまとまった資金が必要ですが、ETFは1つの銘柄で複数の銘柄に分散投資する効果があり、数千円から始められるのもメリットです。


このようにETFは株式のような部分と、投資信託の分散投資の両方の良さが合わさった商品です。


ETFには次の種類があります。

  • 国内債券ETF ー 国内債券の指数に連動するETF
  • 外国債券ETF ー   世界全体や国別・地域別の債券指数に連動するETF
  • REIT ETF   ー 国内外のREIT(不動産投資信託)の指数に連動するETF
  • 商品ETF   ー 金や原油などの天然資源の価格や指数に連動するETF  

しかし、注意点もあります。

  • 分配金が自動的には再投資されない
  • 売買できる時間が限られること
  • 購入できるETFの数が少ない

リアルタイムでの取引は時間に制限があり、価格は取引時間中は変動します。

また分配金は自動的に再投資されないため自分自身でおこなう点は注意です

投資信託で失敗しないための相談窓口とは?


投資信託を始めてみたいけど、失敗が怖くて悩んでいる方は資産運用のプロに相談することをおすすめします。


資産運用の方法は、その人自身のライフプランや状況に応じて設計しないと失敗してしまう可能性があるからです。


しかし、自分の状況に合う資産プランを自分だけで考えることは難しいです。


一人ひとりのライフサイクルや目標から資産運用計画を作っていくことで土台のしっかりとしたプランができますが、そのためにはFPなど専門家と相談しながら進めていくことが最善の方法なのです。


そして、投資における自分のリスク許容度を知り、ぴったりあう商品選びやリスク管理の方法もアドバイスしてもらえます。

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投資信託の悩みを無料で解消できる:マネーキャリア

しかし「どこに自分の悩みを相談したらいいのかわからない」と言った方に、資産運用や投資信託の悩みを無料で解消できる47都道府県で対応のマネーキャリアをおすすめします。


マネーキャリアは相談件数100,000件、資産運用にくわしいFPの3,500人から独自スコアロジックで選別した優秀なアドバイザーが対応します


マネーキャリアは納得できるまで何度でも無料で相談ができ、アンケート実績での相談後の満足度は98.68%の資産運用相談窓口です。 

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投資信託はやめとけと言われる理由まとめ


投資信託には、資産運用としてのメリットが多くある一方、デメリットや注意点もありました。


まずは投資信託の特徴、基礎となる知識を身につけて、自分にあう資産運用を実践すれば初心者でも効率よく資産を増やすことはできます。


しかし、「どんな知識が必要かわからない」「何から始めればいいのかわからない」という方は投資信託の疑問やお悩みを、プロのアドバイザーに何度でも無料相談できる資産運用のマネーキャリアへ相談してみましょう

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