8人家族の生活費をシミュレーション!月収別モデルと教育費の備え方のサムネイル画像
「8人家族の生活費をシミュレーションしたい」 
「今の収入で生活していけるのかな?」

そんな不安を感じている方も多いでしょう。

結論からお伝えすると、8人家族でも生活費をきちんと把握し、固定費や教育費の工夫をすれば、無理なく暮らしていけます。

この記事では、収入別の生活費シミュレーションや、今後の支出を見極める方法、生活費が厳しいときの具体的な対策について解説しますので、ぜひ参考にしてください。

・「子どもが多くても安定した家計運営をしたい」
・「教育費や将来の支出が心配」

そんな方は、本記事を読むことで、無駄のない家計管理方法や将来を見据えた生活費の調整方法がわかります。
井村FP

8人家族の家計を守るには、現状の支出把握と将来のライフプラン設計、そして収入アップといった両面からの対策が重要です。


実際に、マネーキャリアをはじめとした無料相談を活用し、家計のプロ(FP)に教育費計画や生活費の削減方法を教わる家庭が増えています。


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内容をまとめると

  • 8人家族でも計画次第で無理なく暮らせる
  • 収入別生活費シミュレーションで現状を把握
  • 将来の教育費やライフスタイル変化も視野に入れる
  • 固定費削減や収入アップが家計改善のカギ
  • マネーキャリアでは家計や教育費の無料相談ができる

この記事の監修者「井村 那奈」

この記事の監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次

8人家族の生活費を収入別にシミュレーション

8人家族の生活費を、収入別にシミュレーションしました。


今回は以下の家計黄金比を用いて、生活費を算出しています。


  • 住居費:25%
  • 預貯金:18% 
  • 食費:15% 
  • 生活費:13%(水道光熱費6%/通信費5%/日用品2%) 
  • 医療教育費:9%(生命保険料4%/医療費1%/教育費4%) 
  • 小遣い:8% 
  • 娯楽費:5%(交際費2%/娯楽費2%/嗜好品1%) 
  • その他:4%(交通費2%/被服費2%)

それでは早速見ていきましょう。

月収40万円

月収が40万円の場合、家計の黄金比に基づくと、生活費の内訳は以下のようになります。


  • 住居費(25%):10万円
  • 預貯金(18%):7万2,000円
  • 食費(15%):6万円
  • 生活費(13%):5万2,000円(水道光熱費:2万4,000円・通信費:2万円・日用品:8,000円)
  • 医療教育費(9%):3万6,000円 (生命保険料:1万6,000円・医療費:4,000円・教育費:1万6,000円)
  • お小遣い(8%):3万2,000円
  • 娯楽費(5%):2万円(交際費:8,000円・娯楽費:8,000円・嗜好品:4,000円) 
  • その他(4%):1万6,000円(交通費:8,000円・被服費:8,000円)

家計の黄金比に当てはめると、食費が6万円と8人家族には少ない印象です。

子どもの年齢にもよりますが、少なくとも食費に10万円はかかるでしょう。

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また、家族が多いと水道光熱費や日用品費も多くかかるため、月収40万円の場合はほとんど貯金ができないのが現状です。


8人家族で月収40万円なら、収入アップに目を向けるのもひとつの対策でしょう。

月収50万円

月収が50万円の場合、生活費のシミュレーション結果は以下のとおりです。


  • 住居費(25%):12万5,000円
  • 預貯金(18%):9万円
  • 食費(15%):7万5,000円
  • 生活費(13%):6万5,000円(水道光熱費:3万円・通信費:2万5,000円・日用品:1万円) 
  • 医療教育費(9%):4万5,000円(生命保険料:2万円・医療費:5,000円・教育費:2万円) 
  • お小遣い(8%):4万円
  • 娯楽費(5%):2万5,000円(交際費:1万円・娯楽費:1万円・嗜好品:5
    000円)
  • その他(4%):2万円(交通費:1万円・被服費:1万円)

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月収40万円の場合と同様に食費が足りないため、貯金額から補填することになるでしょう。


その反面、地方に住むなどして住居費を抑えられれば、無理なく生活が可能です。


上手く節約しつつ収入アップも目指していけば、将来への貯蓄もできるでしょう。

月収60万円

月収が60万円の場合の生活費は、以下のようにシミュレーションできます。


  • 住居費(25%):15万円
  • 預貯金(18%):10万8,000円 
  • 食費(15%):9万円 
  • 生活費(13%):7万8,000円(水道光熱費:3万6,000円・通信費:3万円・日用品:1万2,000円)
  • 医療教育費(9%):5万4,000円(生命保険料:2万4,000円・医療費:6,000円・教育費:2万4,000円) 
  • お小遣い(8%):4万8,000円 
  • 娯楽費(5%):3万円(交際費:1万2,000円・娯楽費:1万2,000円・嗜好品:6,000円) 
  • その他(4%):2万4,000円(交通費:1万2,000円・被服費:1万2,000円)

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月収が60万円あれば、住居費に予算をかけられるうえ、子どもの成長で食費が上がっても対応できるくらい余裕資金があります。


とはいえ、教育費や老後資金にも備えるには、できる限り固定費を抑えて貯蓄に回すべきです。


月収別にシミュレーションを行いましたが、あくまで目安であり、家計を把握するにはカスタマイズされたシミュレーションが不可欠です。


マネーキャリアでは、あなたの家庭に合わせた生活費のシミュレーションや、将来への備えまでアドバイスします。


8人家族の生活費に不安がある方は、一度相談してはいかがでしょうか。

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8人家族の今後の生活費を把握する方法

今の生活費だけでなく、今後の8人家族の生活費がどれくらいかかる見込みか気になる方も多いでしょう。

以下の3つのステップを意識すると、全体像がつかみやすくなります。

  • 現在の支出と今後のライフスタイルから考察する
  • 子どもの教育プランを立てる
  • お金の専門家に相談する

これらの方法を順に確認することで、漠然とした不安が数字に置き換わり、具体的な行動計画を立てやすくなります。

それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

現在の支出と今後のライフスタイルから考察する

まずは現在の支出と、今後のライフスタイルから考察してみましょう。

 現状を正確に把握しなければ、将来の予測や改善策を立てられません。

たとえば、家賃や食費・光熱費といった固定費に加え、交際費やレジャー費などの変動費も洗い出すことで、無駄な出費や改善余地が見えてきます。
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さらに、「現在食費に10万円かかっているけれど、5年後は子どもが成長し15万円くらいかかりそう」などの予測を立てていきます。 


このように、現状と未来をセットで考えることで、より現実的な生活費の予測ができるでしょう。

子どもの教育プランを立てる

子どもの教育プランを早めに立てておきましょう。

教育費は長期間にわたり高額の支出になりやすく、計画なしでは家計を圧迫する恐れがあるためです。

たとえば、小学校から大学まで公立を利用する場合と、私立に進学する場合では総額が数百万円単位で異なります。 
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進学希望や学習環境の理想像を踏まえ、早めに資金準備を始めることが重要です。


こうして具体的なプランを描くことで、安心して子育てに取り組めるようになります。

お金の専門家に相談する

生活費や将来資金の見直しを効率的に進めたい方は、お金の専門家に相談するのもひとつの手です。

専門家は第三者の視点から収入と支出のバランスを分析し、最適な家計改善策を提案してくれます。


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自分で将来の支出を予測したり、教育計画を立てたりしても、どうやって資金を準備したらよいかわからないという方がたくさんいます。


その点、マネーキャリアでは家族のライフプランを作成し、必要な金額の算出や準備方法まで一括してお金のプロ(FP)に任せられるため安心です。


自己判断だけでは見落としがちな改善ポイントを見つけられるので、効率よく生活費や将来の見通しを立てたい方はぜひご相談ください。 

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8人家族の生活費が厳しいときにできる対策

8人家族の生活費が厳しいときは、多方面からのアプローチが必要です。

主な方法は次の4つです。

  • 固定費をできる限り抑える
  • お金のかからないレジャーを楽しむ
  • 教育費は奨学金を検討する
  • 節約よりも収入アップを目指す

状況に応じて組み合わせれば、短期的な負担軽減だけでなく、長期的な家計改善にもつながります。

それぞれの方法について、順番に確認していきましょう。

固定費をできる限り抑える

固定費をできる限り抑えることは、家計改善の基本です。

家賃や通信費・保険料など毎月必ず発生する費用を削減すれば、その効果を継続的に得られます。

たとえば、家賃の安い物件への引っ越しや、格安スマホへの切り替えは、年間で数万円から数十万円の節約になるでしょう。 
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また、加入している保険の内容を見直すことで、必要以上の保障に払っている費用を減らせます。


固定費削減は一度の見直しで長期的な効果を得られるため、まずはじめに取り組んでみてください。

お金のかからないレジャーを楽しむ

家族の充実感を保ちながら支出を抑えるには、お金のかからないレジャーを楽しむことも有効です。

レジャー費は変動費のなかでも高額になりやすく、工夫次第で大きく削減できます。

例えば、公園でのピクニックや地域のイベント、図書館での読書会などは、費用をほとんどかけずに楽しめるはずです。 
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自宅で映画鑑賞や、料理イベントを企画するのもよいでしょう。 


毎回お金のかかる遊びをしなくても、アイデア次第で家族の思い出は十分につくれるのです。

教育費は奨学金を検討する

教育費は奨学金を検討することで、家計の負担を軽減できます。 

奨学金には返済義務のあるものとないものがあり、条件に合えば無利子や給付型を利用できる場合があります。 

例えば、日本学生支援機構の奨学金や自治体独自の給付制度は、多子世帯にとって心強い制度です。
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奨学金を利用するなら、早めに情報を収集し、申請条件や必要書類を確認しておくことが重要です。 


適切な制度を利用すれば、教育の機会を守りつつ家計の安定も図れます。

節約よりも収入アップを目指す

収入アップを目指すことは、8人家族が長期的に家計を改善するための有効な選択肢です。

支出を減らすにも限界があるため、副業やスキルアップによる昇給などで収入を増やす方向に舵を切ることが大切です。

たとえば、在宅でできる仕事や資格取得を通じた転職は、生活の質を下げずに家計を強化できます。 
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さらに、夫婦で働き方を見直すことで、世帯収入の底上げも可能です。 


収入増加は、将来の備えやゆとりある暮らしを実現するための大きな力となります。

8人家族の生活費に関するよくある質問

最後に、8人家族の生活費に関するよくある質問をご紹介します。 

  •  食費はどうやって節約する? 
  •  奨学金を借りれなかった場合はどうしたらいい? 
  •  生活費がどうしても足りないときは? 

 家計を支えるための方法はひとつではありません。 

それぞれの質問に沿って、具体的な工夫や解決策を見ていきましょう。

食費はどうやって節約する?

食費を節約するには、まずまとめ買いと計画的な献立作成が効果的です。 

なぜなら、無駄な買い物を減らし、使い切れる食材だけを購入できるからです。
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たとえば週末に1週間分の献立を立て、特売日や業務スーパーを活用すると、大幅な節約が期待できます。 


衝動買いを防ぐ仕組み作りをして、我慢せずに食費を節約しましょう。

奨学金を利用できなかった場合はどうしたらいい?

奨学金が利用できない場合でも、学費を工面する手段はあります。

奨学金以外にも、国の教育ローンや自治体の補助制度・学校独自の特待制度など、ほかにも選択肢が存在します。 
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また、通信制や夜間課程を選び、働きながら学ぶ方法も有効です。 


そのため、複数の制度や進学ルートを比較し、自分たちに合った方法を早めに検討しましょう。

生活費がどうしても足りないときは?

生活費が足りない場合は、公的支援や一時的な収入源の確保を考えましょう。 

生活保護や児童扶養手当など、状況に応じて受けられる制度が複数あります。 


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加えて、副業や短期バイトを組み合わせれば、急場をしのげるでしょう。 


支出削減だけでなく、収入面での対策も同時に進めることが解決の近道です。

8人家族の生活費が不安ならお金のプロ「マネーキャリア」に相談

8人家族の生活費を収入別にシミュレーションし、今後の支出予測や家計改善の具体策を紹介しました。

これから家計を見直したい方は、まずは現在の支出を把握し、将来の教育費や生活費の見通しを立てることから始めましょう。

とはいえ、「節約は限界」「教育費をどう準備すればいいかわからない」と悩む方も多いはずです。

そんなときは、「マネーキャリア」の無料相談を活用してみてください。

教育費の準備方法や奨学金の活用・生活費の見直しなど、プロのファイナンシャルプランナーに何度でも無料で相談可能です。

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8人家族の生活費や将来の教育資金に不安がある方は、一度マネーキャリアに相談してみてはいかがでしょうか。
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