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奨学金の申請後に面接が必要になる場合は多くあります。奨学金の面接では具体的にどのような質問がされるのか、不安に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。この記事では奨学金の面接でよくされる質問やその回答例、面接の際にどのような服装でいけばよいか解説します。

記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

この記事の目次

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奨学金の面接で聞かれる質問例とは?どう回答したらいい?

こんにちは、マネーキャリア編集部です。


生命保険文化センターの調査では大学に進学している生徒のうち、2人に1人は奨学金の受給を受けています。


奨学金を受給する際には「書類審査」と「面接新朝」があります。


そんな中、

奨学金の面接審査で落ちた
面接って何を話せば良いのか、よくわからない

という声がありました。


夢を持って奨学金審査を受けたにも関わらず審査に落ちてしまうことがあります。


奨学金審査は落ちることがないという風に誤解している方が多くいらっしゃると思いますが、実際には落ちる人が多数います。


この記事では、そんな方を減らすために面接での

  • 回答例
  • マナー
  • 注意点

などについて解説していきます。


奨学金面接を受けれれる方のお手伝いになれば幸いです。

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奨学金の面接でされる質問例と回答例を紹介!

まずは奨学金面接で実際に聞かれる可能性が高い質問と回答する際に押さえておきたいポイントをご紹介していきます。


自身が聞かれた際にどのように答えるかということをしっかり考えながら読んでくださいね。

①なぜ奨学金を申請しましたか?


この質問で面接官が聞きたいことは「どうして奨学金を借りようと思ったか」です。


奨学金を借りる理由としては1人1人全く異なっていると思います。

例えば

  • 家庭の経済状況が苦しい
  • 両親の勤務先が倒産した
  • 進学したい学部・学校に多くの学費が掛かる
  • アルバイトする時間を勉強に当てたい
  • 自身で学費を工面したい
等がの理由が挙げられると思います。
この中で自身の想い・境遇にあった内容を纏め、面接官に述べることが出来れば問題ありません。

大まかな流れの例としては
  1. 教師になるのが夢で大学に進学したい
  2. 家庭の経済状況では、大学に進学することはできない
  3. 進学をするために奨学金を受給したい
といった形で説明をします。

大切なことは「勉強がしたい!!」という想いをしっかり伝えることです。

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②ご家庭の経済状況について教えてください。


この質問で面接官が聞きたいことは「どんな経済状況で、本当に奨学金が必要なのか」です。


奨学金申請理由が異なれば、経済状況も様々な状況となります。


ここでは、状況→学費が足りない→奨学金が必要という流れを作ることが大切です。


例えば

  1. 父の会社が倒産した。母はパートをしているが収入が低い
  2. このままでは入試に受かっても入学金が払えずに進学できない
  3. お金はないが、勉強をしたい・諦めたくない
  4. 進学したいので奨学金を受給したい
という流れです。

自身の境遇について客観的に理解した上で「なぜ奨学金が必要なのか」という点を整理してください。

③アルバイトはしていますか?ご自身の収入について教えてください。


アルバイトをしている方は

「収入があったら減額されるかも」

「収入がないことにしよう」

と考えるかもしれません。


ここで整理するポイントは

  • なぜアルバイトをしているか
  • アルバイト収入は何に使っているか
  • アルバイトをしなければならない経済状況か
です。

次の流れで説明するとスムーズです。
  1. 家庭の経済状況が厳しい
  2. アルバイトをして家計を支えている
  3. アルバイトをしている時間を勉強に当てたい
  4. そのために奨学金を受給したい
このように説明すると収入があるが決して贅沢な状態ではないと理解されます。
また、奨学金の必要性についても述べることもでき、一石二鳥です。

アルバイト収入があっても支出・家庭の経済環境をしっかり説明すれば問題ありません。 

④奨学金をどのように利用するか教えてください。

奨学金を受給した際は多くの方が次の用途に利用すると思います。

  • 進学・授業料の支払い
  • 通学費・生活費

この質問では実際に「何に使うか」を答えることが必要です。
回答例としましては
  • アルバイトで工面していた住居費に充て、勉強・就活に専念する
  • 入学金・授業料に充て、家庭への負担を軽減させる
  • 語学を習得するための海外留学費用に充てる
等が挙げられます。

ここでは受給した奨学金を有意義なことに利用することを説明すべきです。

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⑤大学・学部の志望理由を教えてください。


700校に及ぶ多種多様な大学の中から1校を選ぶ際には確かな魅力・理由があると思います。


ここでは自身がなぜその大学・学部選んだかという想いを正直に述べてください。


例えば

  1. ロケット開発者になりたい
  2. 〇〇大学〇〇学部はロケットエンジンについて学ぶことができる
  3. なので〇〇大学に行きたい
という形で述べるとスムーズに説明できます。

ここでは「自身が学校を選んだ理由」を想いを乗せて説明することが大切です。

⑥高校・大学・大学院で学びたいことは何ですか?


進学をする際には「学びたいこと」「体験したいこと」があると思います。


この質問で面接官が聞きたいことは「学ぶ意欲」です。 


奨学金を受給するにあたって「学ぶ意欲」はとても重要視されます。


このような流れで説明するとスムーズです。

  1. 将来になりたい職業や夢を語る
  2. その為に進学する・在学している学校で学びたいことを語る


自身が「学びたいこと」をしっかりと伝えることが大切です。

⑦今あなたはどのような研究をしていますか?

研究内容を問われた際に答えるべき重要なことは

  • 研究を始めた動機・背景
  • 研究している概要
  • 研究結果をどんなことに生かしたいか
です。

このような流れで説明するとスムーズです。
  1. 幼少時から船が好きで「なぜ鉄が浮くのか」と不思議に思い、興味を持った
  2. 船が浮くメカニズムを知った時には大変な感動があった
  3. 現在では、船がより効率よく運行できる船首構造について研究しています。
  4. この研究を生かして新たな船型を開発研究に携わりたい
  5. 将来は自身が考案した船型が海で走る姿を見ることが夢です。

大切なことは自身の研究内容に「背景・経験・将来の計画」を交えて説明することです。
その為にはしっかり自身の研究内容と向き合ってください。

⑧あなたの好きな教科・科目は何ですか?


ここでの教科・科目の選び方では進学する・在学している学部の特色にあったものを選ぶことをオススメします。


面接官には

  • その教科・科目を好きになった理由
  • どんな内容が好きなのか
ということを伝えるべきです。

例えば外国語大学に行きたい場合のケースを紹介します。
  1. 中学生の時に日本語が話せない外国人の英語の先生がいた
  2. その先生がとてもユニークな方でたくさん話がしたいと思い、勉強を始めた
  3. 勉強の成果もあり、少しづつ話せるようになった
  4. 日本語でも面白かったが、英語で話す先生はもっと面白かった
  5. これまで見ることができなった一面を見ることができたのは英語のおかげ
  6. その経験から英語が好きになった

ここでは「なぜ好きなのか・どんな勉強がしたいのか」を伝えることが大切です。

⑨どのような課外活動に取り組んでいますか?


課外活動とは学校教育課程以外の活動のことをいいます。


次の活動が課外活動に挙げられます。

  • アルバイト
  • 学校委員会活動・生徒会
  • ボランティア活動
  • 部活動・サークル活動
  • 留学・勉強に関する活動

この質問で面接官が聞きたいことは「どんな環境で活動したか・何を学んだか」です。
例えば「部活動」について回答する際は次のような流れになります。
  1. 私は〇〇高校の〇〇部に所属しています。
  2. 〇〇ぶは全国屈指の強豪校であり、レギュラーを獲得することは大変困難です。
  3. 私はレギュラーを取るために毎日練習後に自主練習を継続して行っていました。
  4. その結果もあり、異例の2年生でレギュラーに抜擢されました。
  5. その経験から「継続すること」「諦めないこと」の大切さを学びました。
このように最後に経験から得た「学んだこと」を述べることが大切です。

課外活動をした覚えがない人もいらっしゃると思います。
ですが、どんな人でも好きなこと、夢中になったことはあるはずです。
一度自分の活動を振り返り探してみてください。

⑩今までに印象に残っている学校での経験や授業について教えてください。

ここで取り上げる内容は進学する・在学している学部の特色に近い内容が望ましいです。

取り上げるオススメの内容は次の通りです。

  • 好きな授業・講義
  • 実験・体験授業
  • 文化祭・体育祭等の学校行事

面接の際は次のように答えるとスムーズに説明できます。
  1. 印象に残っていることは「プログラミング」の授業です。
  2. 私たちが使用している携帯電話・パソコンにはプログラミングが欠かせません。
  3. 実際に授業でアプリ・ツールを構築し、稼働時の感動が忘れることができません。
  4. この経験からより広く・深いプログラミングを学びたいと思いました。
ここでは「興味を持っていること」「その経験から得たこと」を説明することが大切です。

その経験から「進学をしたい!!」という強い思いも一緒に伝えることが出来ればGoodです。

⑪将来の夢は何ですか?


将来の夢を聞かれた時に答えたい内容は次の通りです。

  • 自身のなりたい職業・夢
  • そのために奨学金が必要

面接の際は次のように答えるとスムーズに説明することができます。
  1. 私の夢は「看護師」になることです。
  2. 看護師になるためには実習・教材・学費に多くのお金がかかります。
  3. アルバイトをすることも可能ですが、より多くの経験・知識を得るために勉強に時間を掛けたい。
  4. 勉強に集中し、夢を実現するためには奨学金が必要です。
ここでは「自身の夢」に「どのようにすれば叶うか」を説明し、そのために「なぜ」奨学金が必要かを述べることが必要です。

「夢を叶えたい!!」という強い意志を伝えることが大切です。

⑫あなたの長所・短所は何ですか?自己PRをしてください。


この質問に答えるために自身を客観的に見る必要があります。


長所・短所は表裏一体であり、自身が自信を持っている面の裏側を見ると上手く話すことができると思います。

また、長所を生かした自己PRを最後に添えて答えるようにしましょう。

面接の際は次のように答えるとスムーズに説明することができます。
  1. 私の長所は「集中力があること」です。
  2. 一度集中すると集中途切れることがありません。
  3. 私の短所は「物事に没頭しすぎてしまうこと」です。
  4. 長所で述べた通り、一度集中すると周りが見えなくなってしまい、物事が終わるまで没頭してしまいます。
  5. このように私は一つのことに集中することに長けており、勉強もその例外ではありません。
  6. この集中力を活かして、難関である「司法試験」を目指しています。
  7. 奨学金を受給させて頂けた際には勉強に「集中」して取り組む予定です。

ここで注意すべきことは
  • 長所に進学・勉強に全く関係のない、「ゲームが得意」等を入れないこと
  • 短所に学校生活(勉強・実習)に影響が出る「積極性がない」等を入れないこと
です。

この質問では自身を見つめ直し、上手に自己PRをしましょう。

⑬今までにリーダー経験はありますか?



この質問では「結果」より「プロセス」が重要視されます。


自身がどのように考え、行動し、チームを動かしたかを説明します。


回答例としては次の通りです。

  1. 私は野球部に所属してました。
  2. 野球部では、キャプテンの他に投手リーダー・捕手リーダー・内野リーダー・外野リーダーという役割分担をしています。
  3. 私はその中の捕手リーダーをしていました。
  4. 捕手は投手に球種を指示する際にサインを送ります。従来から使用しているサインでは投手からはどうしても見づらい状態でした。
  5. 私は投手リーダーと話し合い、サインを投手から見やすい形に変えました。
  6. その結果、サインミスが減り、試合での捕球ミスが格段に減りました。
  7. このように私には問題解決力があります。

このように自身の「リーダー経験」と「取り組んだ経験」述べることが大切です。
リーダーポジションをした経験がなくとも、自身が積極的に取り組んだことを述べれば問題ありません。
例えば
  • 教室の掃除分担をした
  • 部室の物品配置を提案した
このような内容に肉付けし、経験談として答えましょう。

⑭あなたのあこがれの人や見本となる人は誰ですか?


この質問では自身が憧れた人・見本にしている人を探してみましょう。


答える際には自身がなりたい職業・人を挙げるとスムーズに答えることができます。


例えばこのようなイメージです。

  1. 私の憧れの人は看護師さんです。
  2. 私は小さい頃に骨折し、手術を経験しています。
  3. 初めての手術で怖くて、不安でいっぱいでした。
  4. そんな中、担当の看護師さんが「大丈夫だよ、すぐに良くなるから」と元気付けてくれ、不安を和らげてくれました。
  5. その経験から私の憧れは「看護師さん」にであり、夢は「看護師になること」になりました。
  6. 憧れの「看護師さん」になるためにしっかり勉強をしていきたいと思います。

ここでは「憧れ・見本となる人」になるためには「そのような」ことをする必要があり、「なぜ」奨学金が必要を述べることができればとても良いです。

⑮好きな映画や本について教えてください。


この質問に対しては本当に自身が好きなものを選びましょう。


また、その中で自身が勉強したい内容が含まれていることが多くあります。

例えば

  • 理系に進学・・・「オデッセイ」「インターステラ」等の宇宙・科学に基づく映画
  • 医科に進学・・・「神様のカルテ」等の医療に基づく映画
  • 生物学に進学・・「ウォール街」等の金融系映画
です。

このように映画・本は何に興味を持っているか、その物事が好きかということがわかります。
もし、好きな映画と勉強したい内容が同じであれば興味を持っていることをアピールをすることが大切です。

⑯あなたの今までの失敗とその失敗から学んだことを教えてください。


失敗と聞くと「そんなことを言ってしまって大丈夫なのか」と思う方が多くいらっしゃると思いますが、問題ありません。


失敗とは行動・挑戦をしなければしません。


この質問では「行動挑戦」を述べることが大切です。

例えば

  • テスト勉強を頑張りすぎて体調を崩した・・・・・体調管理が大切
  • 友達と旅行を計画したが宿を取り間違えていた・・計画性が大切
です。

失敗と聞くと悪い印象があると思いますが、何もしない人は失敗をしません。
「行動したこと」「失敗したこと」を説明して、学ことができて良かったことを説明することが大切です。

⑰【その他】授業の出席状況や成績に関する質問


奨学金は勉強をするために借りるので授業の状況や成績に聞かれることがあると思います。


ここで大切なのは「嘘を付かないこと」「理由を説明すること」です。


例えば「遅刻・早退が目立っていた」場合には

  1. 両親が離婚しており、幼い弟の世話を見なければならない時があった。
  2. 弟が熱を出して父が仕事で迎えに行けない時に迎えに行ったり、朝に病院に連れて行ったりしたいた。
  3. 勉強をしたい気持ちはあるが、弟を置いていけないので、学校にも説明して「遅刻・早退」をさせて頂いてました。
このようにしっかり理由がある場合にはマイナスに取られることはありません。

自身の「環境」「想い」をしっかり伝えることが大切です。

奨学金面接の流れと注意点を解説【マナーを守って好印象を与えよう】

ここからは面接時の流れ、注意点について解説していきます。


面接をする際に見られるポイントにマナーがあります。


知らなければしてしまうマナー違反もあると思いますので、しっかり理解した上で面接に挑みましょう!!

①入室

まずは入室時のマナーについて説明します。

入室時の流れは次の通りです。

  1. 入室時にドアをノックする
  2. 面接官が「どうぞ」と声を掛けられるまで待つ
  3. 声を掛けられたら「失礼します」と挨拶をしながらドアを開ける
  4. 入室し面接官に「どうぞお掛けください」と言われてから椅子に座る

この際に気をつけるポイントは
  • ノックは2回ではなく、3回または4回行う。
  • 入室する際には元気よく挨拶をする。
ノックについては、2回ノックはトイレの在室確認に使用されますので失礼にあたります。

また、国際ルールではビジネス利用では4回となっていますが、日本では3回が主流となっていますので、3回でも問題ありません。

次に入室時の挨拶については、できる限り元気よくすることが大切です。
人の第一印象は3〜15秒で決まるといわれており、入室時の印象が面接の印象となります。

少しでも良い印象を残すためにも元気よく挨拶をしましょう。

②自己紹介

自己紹介は面接官に自分を知ってもらうために自分を紹介するものです。


自己紹介では次のことを意識しましょう。

  • 自身の氏名・所属・年齢など基本的な情報を簡潔にわかりやすく説明する
  • 自己PRや後の回答に繋がりやすい内容を取り入れる
  • あくまでも紹介を目的にしているので、自己PRと混在しないこと

自己紹介をする際は1分間を目安にしましょう。

面接は面接官との会話ですので、あまり話しすぎてしまうと印象が悪くなってしまいます。

簡潔に・わかりやすく自身の説明をすることが大切です。

③質問と回答

こちらでは質問をされ、回答する際に気をつけるべきことを紹介します。


回答する際には次のことに気をつけて回答してください。

  • 5W1Hを活用し、質問内容に簡潔に答えること
  • 質問され、回答をする前には「はい」と元気よく返事をすること
  • 言葉遣いには気をつけて「です・ます調」で答えること

先ほども述べた通り面接は面接官との会話に自身の強み・アピールをするものです。

時間がない中、自分のために時間を割いてくれたことに感謝をした上で回答してください。

その意識を持つと自然に「簡潔」に「元気よく・丁寧に」受け答えができるはずです。

④退室

ここまで面接始め〜回答について解説しましたが、最後に退出時について解説していきます。


退出時に大事にするポイントは次の通りです。

  • 席を立つ前に感謝の気持ちを述べること
  • ドアを開けて退室する前に面接官の顔を見て「ありがとうございます」と伝える
  • 退室後にすぐ気を緩めることなく、会場を離れるまで緊張を切らないこと

面接中に上手く応対ができたからといって安心してはいけません。
面接は退出までが評価になります。
最後まで面接官への感謝の気持ちを忘れずに行動することが大切です。

奨学金の面接は身だしなみを整えよう【服装や髪色に注意】

面接を受ける際に悩むポイントでは「服装・髪型」等の外見があります。


こちらでは奨学金面接にはどのように挑めばマナー違反とならないか解説していきます。


面接を受けている際に面接官は次のポイントを見ています。

  • 清潔感があるか
  • TPOにあっているか
  • 服装が乱れていないか

服装や髪型は面接官との第一印象の中ではとても重要です。

一度悪い印象を与えてしまうと挽回するのはとても難しくなってしまいます。

そんな状況にならないように気をつけましょう。

奨学金によって面接の有無が異なる!【JASSOは基本面接なし】


奨学金によって審査の方法・面接の有無が大きく異なります。


多くの方が利用される日本学生支援機構では面接審査を行っていません。


こちらでは面接の有無について解説していきます。

①面接が必要な奨学金


民間機関や大学・企業から奨学金を受給を希望する際に面接が必要になるケースが多い傾向にあります。


例を挙げると

  • コカ・コーラ
  • 電通
  • 篠原育英会
  • キーエンス
です。

企業によって特色・傾向もありますのでしっかり対策していきましょう。

②面接が必要ない奨学金


面接を必要としていない奨学金は公的機関が運営しているものが多くあります。


面接がない場合は書類選考を行われ、奨学金の審査を行われます。


面接の代わりに「奨学金申請理由書」を求められることがあります。


こちらも機関によって特色がありますので、しっかり対策をしましょう。

奨学金面接に関するQ&A4選

ここからは奨学金面接についてよくある質問に答えていきます。


普段、聞けない内容ですのでしっかり理解した上で面接に挑みましょう。

①面接で落ちることはある?

こちらの答えは、当然「落ちることがあります」です。


各機関では奨学金に充てることができる予算が決まっており、全員に貸与することはできません。


人気の高い奨学金は競争率が高く落ちてしまう可能性がありますので注意が必要です。


②奨学金の面接は圧迫面接されるって本当?

基本的に圧迫面接をされることはありませんが、運営機関が違い、面接官も異なっているので実際に行われている可能性もあります。


ですが、そのような面接をする機関から融資を受けるより、親身に相談に乗ってくれる機関から融資を受けるべきといえます。


一度、圧迫面接を受けたからといって諦めることなく、前向きに進んでいきましょう!!

③保護者も一緒に面接を受ける?

基本的には保護者と共に面談は行われません。


奨学金は保護者が融資を受けるのではなく、学生本人が受けるためです。


ですが、実際に保護者面談を行っている機関もありますので、事前に調べておくことが大切です。

④在学途中で奨学金を申請した場合面接でどんな質問がされる?

在学途中で申請をした場合は「なぜ奨学金を受けようと思ったか」という質問を受けるはずです。


一番お金が掛かる入学時期ではなく、在学中にお金が必要になるとすると学校生活も大きく変わってくるからです。 


ここでは経済状況・卒業をしたい想いを伝えることが大切です。

参考:留学奨学金の面接で聞かれる質問と回答例を紹介!

海外留学する際には多くのお金が掛かりますので奨学金の申請をする方が多数派だと思います。


こちらでは海外留学を希望した際に受ける面接について解説していきます。

また、留学先の言語でスピーチをする面接があります。


日本の大学に行く際とは内容が異なりますのでしっかり対策をしていきましょう。

①なぜ留学したいのですか?

まずは留学をしたい理由を問われます。


ここでは自分の想いをしっかり述べることが大切です。

  • 自分にとって留学とはどんなものか
  • 留学をして何をしたいか
  • 留学経験をどんなことに活かそうと思うか
このようなことを自身の想いを乗せて説明するとスムーズに進みます。

留学したい理由をしっかりアピールできるようにしておきましょう。

②この留学先を選んだ理由を教えてください。

次は世界には100を超える国がある中「なぜその国を選んだか」を問われます。


この質問には自身がその国で学びたいことを正直に答えましょう。

  • ネイティブな言語を学びたい
  • 天候・文化の違いを学びたい
面接官もプロなので、その場凌ぎの嘘をいってもバレてしまいます。

本当に自信がその国に行きたい理由を強い想いに乗せて伝えることをオススメします。

③この留学先の大学に行きたい理由を教えてください。

次に留学大学を選んだ理由を問われます。


語学を学びたいだけでは、どの大学でもできます。


なぜ留学先大学を選んだかロジカルに説明できなくてはなりません。


例えば

  • 〇〇学のトップである〇〇教授の元でより多くの体験を積みたい
  • 〇〇民族の研究をしているのは〇〇大学だけであるため

等が挙げられます。


奨学金の審査をされる際は実際にやりたいこと・勉強したい意欲を重視されます。

しっかり準備をしていきましょう。

④留学先で取り組みたいこと・学びたいことは何ですか?

最後に留学先で取り組みたいこと・学びたいことを問われます。


この質問にも自身が留学先に興味を持っていることを述べるとスムーズに答えることができます。

  • その国でしかできないこと
  • 日本では体験できないこと
このようなことを体系立てて説明しましょう。

ポイントは「その国でしかできないこと」です。

しっかり学びたいことを伝えましょう。

参考:病院奨学金の面接での質問と回答例を紹介【看護学生必見】

ここまでは進学をする際に受給する奨学金でしたが、看護師になるために受給する奨学金が存在します。


この奨学金は「病院奨学金」と呼ばれ、将来の看護師を育成するために運営されています。


こちらでは普段耳にする機会が少ない病院奨学金について解説していきます。

①なぜ看護師になりたいのですか?

まずは「なぜ看護師になりたいか」を問われます。


ここでは看護師という職業にどこまで「真剣」になりたいかを説明します。


決して楽ではない「看護師に本当になりたいか」という意思を確認されます。


ここでは看護師を目指したエピソードを説明するとスムーズに進むと思います。


病院奨学金は公的機関でないため「本気度」が重要となってきます。

②将来どのような看護師になりたいですか?

次は将来の看護師像について問われます。


ここでは自信が理想とする「看護師像」を述べることが大切です。


奨学金を受給し、「最終的にはどのような看護師になって働きたいか」を面接官に伝えましょう。

③この病院を選んだ理由は何ですか?

次は数ある病院奨学金の中で「なぜこの病院を選んだか」です。


奨学金を病院から受給した際は給付をしていた病院で働くことになります。


そのことから「なぜこの病院で働きたいと思ったか」という形で回答をしても良いと思います。


例えば

  • 自身も入院したことがあり、看護師さんに勇気付けられた
  • 自分が入りたい専門科があり、働きながら学びたい
等です。

各病院の特色を掴んだ上で挑むようにしましょう。

④看護師になったらこの病院に長く勤めてくれますか?

最後に病院が一番聞きたいことです。


病院奨学金を受給した際は給付していた病院で看護師として働くこととなります。


病院としては、人材不足である看護師にできるだけ長く働いて欲しいものです。


奨学金を受給し、看護師になりたいのであれば、「御院で長く働かせて頂きたい」と答えるべきでしょう。


このように答えるためには事前に申請する病院について調べてから申請をしましょう。

まとめ:奨学金の面接はしっかり対策をしよう

奨学金審査における面接について解説していきましたがいかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • 積極性・目標・今後のプランを説明する
  • 入退室・服装・マナーには気を配ること
  • 奨学金を受給して学びたいという想いを伝えること
  • 留学面接は留学先・留学大学を選んだ理由を述べること
でした。

奨学金の面接は普段、経験している面接とは異なるので「どう対応したらいいか」困っている方が多くいます。

面接で困った時には「奨学金を受給して学びたい」という意欲を面接官にしっかり伝えましょう。

そうすれば良い結果を得られる確率が格段に上がります。

マネーキャリアでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。