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つみたてNISAの銘柄はいくつ買えばいいの?
複数銘柄運用のメリットとデメリットって?
▼つみたてNISAで銘柄はいくつ買うべき?複数銘柄運用のメリットとデメリット
  • 分散投資という観点では、投資信託1本でも効果がある
  • 複数銘柄運用のメリットは分散投資でリスクを減らす効果がある
  • 複数銘柄運用のデメリットは組み合わせによっては集中投資になってしまうことも

内容をまとめると

▼この記事を読んでわかること
  • つみたてNISAの銘柄はいくつ買うのがおすすめ?
  • 複数銘柄運用のメリット・デメリット
  • 複数銘柄運用をはじめるなら無料の専門家「マネーキャリア」に相談
監修者「井村 那奈」

監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次

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つみたてNISAの銘柄はいくつ買うのがおすすめ?


つみたてNISAで買うことのできる投資銘柄は250本を超えています(2024年2月29日時点)。


金融庁のお墨付きとはいえ、つみたてNISAの銘柄はいくつ買うのがベストなのか?一つだけでもいいのか?悩む方も多いでしょう。


結論、つみたてNISAで買う銘柄数は1つでも十分といえます。

理由は、つみたてNISAの特徴である「投資信託」の商品を選んでいる時点で分散投資できているからです。


たとえば、全世界株式の投資信託を選んだ場合、先進国株式や新興国株式、国内株式といった、文字通り「全世界」の株式を組み入れており、世界中の株式指数に連動します。


そのため、投資対象が全世界株式であるファンド同士だとどの銘柄を組み合わせても同じような運用成績となり、リスク分散ができないのです。


リスクをとって高いリターンを得たいなど、目的や状況によりいくつ買うのがベストなのかは異なります。

しかし、いくつかの銘柄を組み合わせればその分管理も複雑になるため、特に投資初心者は1つの銘柄だけでも十分なのです。

本記事では、つみたてNISAの複数投資、銘柄購入数の気になる点について解説していきます!ぜひ最後までご覧ください!


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そもそも複数銘柄を購入する目的とは?

そもそも、つみたてNISAで複数銘柄を買う目的は、リスクを分散させることにあります。


特定の銘柄だけに投資していた場合、その銘柄の価値が下がれば資産も減ってしまいますよね。

いくつかの銘柄に投資している場合は、仮に1つの銘柄の価値が下落しても、残りの銘柄の価値が上昇していれば資産の減少をおさえることが可能です。


複数銘柄を買う目的はリスク分散にありますので、商品を選ぶ際は値動きの異なる銘柄を組み合わせるようにしましょう。

みんなは銘柄を何個保有している?アンケート

つみたてNISAの投資は、いくつかの銘柄を組み合わせる、1つでも十分、といったさまざまな意見があります。

実際のところ、つみたてNISAなどの投資をしている人は、いくつくらい銘柄を保有しているのでしょうか?


楽天証券のアンケート調査によると、保有している銘柄の個数は以下のようになっています。

保有している投資信託の本数回答割合
1本36%
2本29%
3本16%
4本19%

(参照:トウシル「みんなはどうしてる?投資の実態調査(4)投資信託の選び方」


結果は、1-2本が65%と半数を超えていました。

アンケートからも、投資する銘柄の個数は1つまたは少数でも十分であるといえそうです。

複数銘柄に分散投資するメリットとは


つみたてNISAでいくつかの銘柄に分散投資することは、メリットとデメリットの両面があります。


複数銘柄に投資するメリットは、リスクの分散ができることです。

投資においては、以下の項目を分散させるほどリスクをおさえられます。

  • 資産:株式や債券、現預金など
  • 地域:日本やアメリカ、新興国など
  • 時間:ドルコスト平均法(定時定額購入)、長期間投資など
予測が難しい状況であっても、分散投資することで何かあったときのリスクを減らすことができます。
資産地域時間の項目を分散させるほど、リスクヘッジの効果は高まるといえるでしょう。

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複数銘柄を所有するデメリットとは


一方、複数銘柄を所有するデメリットは、組み合わせによって分散効果が期待できない可能性があることです。


国内株式と新興国株式、米国株式、欧州株式といった異なる地域の組み合わせはリスク分散に効果的です。

しかし、投資対象地域が一部被るような組み合わせは、分散効果が低くなってしまいます。


たとえば、以下のような組み合わせです。

  • 全世界株式+日本株式
  • 全世界株式+先進国株式
  • 全世界株式+新興国株式
  • 先進国株式+米国株式
全世界株式は、国内株式や先進国株式、新興国株式を含むため、どの銘柄を組み合わせても同じような運用成績となってしまいます。

また、先進国株式には米国株式が含まれるため、この組み合わせも分散効果が低いといえるでしょう。

複数銘柄の所有は分散効果を高めるのに効果的ですが、組み合わせる内容によっては分散投資のメリットを十分に得られない場合もあるため、銘柄選びには注意が必要です。

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つみたてNISAで複数銘柄を選ぶ時のポイント


つみたてNISAでいくつかの銘柄を買うときは、分散投資という目的を踏まえたうえで組み合わせを考えることが大切です。


ここでは、つみたてNISAで複数銘柄を買うときのポイントを3つ紹介します。

  • ポイント①投資先の地域が異なる銘柄を選ぶ
  • ポイント②手数料が低い商品を選ぶ
  • ポイント③インデックスファンドを選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。

ポイント①投資先の地域が異なる銘柄を選ぶ

1つ目は、投資先の地域が異なる銘柄を買うことです。


国や地域によって経済状況や景気動向は異なります。

リスクを分散させるために、いくつかの国や地域を組み合わせて商品を購入しましょう。


つみたてNISAの投資銘柄については、以下のような地域があります。

  • 日本国内
  • 米国
  • 先進国
  • 新興国
  • 全世界
国内と国外、あるいは先進国と新興国のように、異なる国や地域の銘柄を買うことによって、ある地域で経済状況が悪化し保有銘柄が値下がりしても、ほかの地域の銘柄の値上がりでカバーする、といったリスクヘッジが可能になります。

とくに地域による分散投資を強めたい場合は、全世界株式を中心に運用する投資信託を買うのがおすすめです。

ポイント②手数料が低い商品を選ぶ

2つ目は、手数料が低い商品を買うことです。


つみたてNISAの対象商品は、販売手数料がゼロ(ノーロード)、信託報酬(投資信託の運用・管理にかかる手数料)も一定水準以下と、投資初心者でも安心して商品を選びやすいのが特徴です。


信託報酬は買う銘柄によって異なります。

一定水準以下であるため、余計な手数料はかかりませんが、銘柄を保有し続ける限りは継続的に発生するコストです。


信託報酬は年率で表記されるため、わずかな違いに感じられるかもしれません。

しかし、手数料が0.1%異なるだけでも年単位でコストの差が積み上がっていきます。


また、信託報酬が安いからといってパフォーマンスに悪影響を及ぼすわけではありません。

商品を買う際は信託報酬をチェックし、手数料の安い銘柄を選ぶようにしましょう。

ポイント③インデックスファンドを選ぶ

3つ目は、インデックスファンドを買うことです。


投資信託(ファンド)には「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の2種類があります。

それぞれ運用方針や組入銘柄の特徴が異なり、両者のおもな違いは以下の通りです。

インデックスファンドアクティブファンド
運用方針特定の指数に連動する特定の指数を上回る
組入銘柄特定の指数の構成銘柄と同様専門家の調査・分析を通じて選定
信託報酬安い高い

初心者のうちは、インデックス型を買うのがおすすめです。


特定の指数と連動しているため値動きがわかりやすいほか、アクティブ型よりも手数料が安く、安定した資産運用ができます。

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購入銘柄個数・組み合わせに迷ったらリスク許容度を確認してみよう


いくつ銘柄を買うか、銘柄の組み合わせに迷ったら自分のなかのリスク許容度を確認してみましょう。

リスク許容度とは、一時的にどのくらいの資産の下落を受け入れることができるのか、という度合いのことです。

「資金に余裕があるから20%くらい減っても大丈夫」
「お金が減るのは嫌だから10%くらいにとどめておきたい」

このように、自分の資産状況や家族構成、メンタル面などを考慮して、リスク許容度をあらかじめ決めておくとよいです。

リスク許容度を決めておくことで、運用方法も以下のように変わってきます。
  • リスク許容度が高ければ、株式(ハイリスク)の比率を高くする
  • リスク許容度が低ければ、債券(ミドルリスク・ローリスク)の比率を高くする
つみたてNISAは長期で運用することにより資産の拡大が期待できる制度のため、自分が安心して継続できる組み合わせを選ぶことが大切です。

リスク許容度に応じて資産配分を決め、その配分に応じた銘柄の選定をしていきましょう。

自身のリスク許容度やそれに基づく銘柄購入本数で悩んだら専門家に相談してみるのもおすすめです。
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複数銘柄の購入でよくある質問


ここでは、複数銘柄を買うときのよくある以下の質問について解説いたします。
  • 質問①組み合わせの上限はあるの?何個まで?
  • 質問②銘柄は途中で変更できるの?

質問①組み合わせの上限はあるの?何個まで?

いいえ、組み合わせや個数の上限はありません。


非課税投資枠の範囲内であれば、制限なく買うことができます。

(2024年からはじまる新NISAの「つみたて投資枠」は年間120万円


ただし、複数の銘柄を購入すれば、その分管理も煩雑になります。

いくつ銘柄を買うか迷う際は、購入の目的を明確にし、それに合った個数で運用しましょう。

質問②銘柄は途中で変更できるの?

はい、銘柄は途中で変更が可能です。


ただし、銘柄を変更する際にはいくつか注意しなければならないことがあります。

詳しくは次の章で解説いたしますのでご参照ください。

つみたてNISAで銘柄変更する時の注意点


投資の目的に合わせて銘柄を組み換え、ポートフォリオ(資産構成)を変更しようと考えている方もいるでしょう。

つみたてNISAの銘柄変更(スイッチング)は簡単に行なえますが、状況によっては損をしてしまう可能性もあります。


ここでは、つみたてNISAで銘柄変更するときの注意点を3つ紹介します。

  • 「値上がりしている」と理由だけで投資対象への変更はしない
  • 銘柄数が少ない時は金融機関の変更も視野に
それぞれ詳しく見ていきましょう。

「値上がりしているから」を理由に銘柄を買い替えるのは要注意

「値上がりしているから」を理由に銘柄を買い替えるのは要注意です。


値上がりしている投資対象を見つけると、つい銘柄を変更したくなってしまいますよね。

しかし、その値上がりはいつまで続くかわかりません。


「もっと値上がりするだろう」と安易に考えて買うのは危険です。

購入後、すぐに値下がりしてしまうなど、タイミングによっては損をしてしまいます。


直近の成績だけでは判断せず、長期的に見て成長が期待できる銘柄を買うようにしていきましょう。

銘柄数が少ない時は金融機関の変更も視野に

3つ目は、銘柄数が少ないときは金融機関の変更も視野にいれることです。


つみたてNISAの対象商品は250本以上ありますが、商品の取扱本数は金融機関によって異なります。

たとえば、あるネット証券では200本近くの取り扱いがある一方で、ある銀行では20本も取り扱っていない、といったケースは少なくありません。


商品の取扱本数は、資産形成に直結します。

取り扱う銘柄数が少ないときは、取扱本数の多い金融機関を選択するなどの対応を検討しましょう。


つみたてNISAの金融機関変更については、以下の記事で解説しております。

変更には必要な手順やルールがありますので、事前に確認しておきましょう。

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まとめ:つみたてNISAで銘柄をいくつ買うか迷ったらマネーキャリアへ!

今回は、つみたてNISAで銘柄はいくつ買うべきかについて解説いたしました。


 この記事のポイントは以下のとおりです。

  • つみたてNISAの投資信託自体に分散投資の効果があるため、初心者は1つの銘柄を買うだけで十分
  • 複数銘柄を買う目的はリスク分散にあるため、選ぶときは資産・地域・時間を組み合わせるのがポイント
  • 資産状況や家族構成、メンタル面など、自分のリスク許容度に合わせて長期で運用することが大切
銘柄を1つだけにする、あるいはいくつか買うことに正解はありません。
投資の目的やリスク許容度を考え、自分にとって適切な銘柄を購入して組み合わせていくことが大切です。

とはいえ、銘柄をいくつか買うべきか、1つにするべきか迷うこともあるでしょう。
マネーキャリアでは、つみたてNISAで買う銘柄の個数や組み合わせの相談が可能です。

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