- 統合失調症
- てんかん
- 気分障害(うつ病・躁うつ病)
- 依存症
- 高次脳機能障害
- 入院、手術の有無
- 直近の健康診断の結果
- 公的支援の要介護認定の有無
この記事の監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次
コープ共済はうつ病などの精神疾患があっても加入できる可能性がある
コープ共済はうつ病などの精神疾患があっても加入できる可能性があります。
精神疾患には具体的に以下の種類があります。
- 統合失調症
- てんかん
- 気分障害(うつ病・躁うつ病)
- 依存症
- 高次脳機能障害
どの精神疾患においても、コープ共済に加入する際の告知事項において、該当項目がなければ加入が可能です。
そのため、告知事項にはどんなものがあるのかを把握しておくことが大切です。
加入できない場合は告知が緩い緩和型プランを検討する
精神疾患によってコープ共済加入の条件を満たしていない場合は、告知が緩い緩和型プランへの加入を検討しましょう。
緩和型プランは、通院中や投薬中でも申し込める加入条件が緩やかなコースです。
以下の項目に該当していない場合は加入できる可能性があります。
- 現在、入院中ですか?
- 現在、医師から、「今後1年以内の入院または手術」をすすめられている状況ですか?
ただし、コープ共済の緩和型プランは加入条件が緩やかな反面、加入から1年以内の場合、支払われる共済金が半額になるという欠点があるため注意が必要です。
コープ共済に加入する際の基本的な告知事項
コープ共済に加入する際の基本的な告知事項は以下のとおりです。
- 現在入院中か
- 入院や手術をすすめられているか
- 過去5年以内に所定の病気で診察・投薬・治療・検査を受けたか
- 過去1年以内に病気や怪我で診察・投薬・治療・検査を受けたか
- 過去1年以内に健康診断などで再検査・精密検査・治療の指示があったか
- 妊娠中で健康保険適用の診察・投薬・治療・検査を受けたり指示があるか
- 過去5年以内に帝王切開をしたことがあるか
【重要】告知義務違反を起こさないために
コープ共済に限らず、保険や共済に加入する際は告知義務違反を起こさないように注意する必要があります。
告知義務違反は、保険に加入する際に、重要な事実について故意または重大な過失によって事実を告知しなかったり、事実と異なることを告知したりすることを指します。
告知義務違反を起こしてしまうと以下のようなペナルティーが課せられる場合があります。
- 共済金を請求しても支払われない
- 契約を解除される
- 今までの掛金が返還されない
また、意図せず告知義務違反を起こしてしまわないようにも注意する必要があります。
例えば、「だいたい5年前に治療が終わったはず」と思い告知しなかったら、「実は治療が終わったのは4年10ヶ月前だった」なんてこともあり得ます。
意図しない告知義務違反を避けるためにも、告知を行う際には告知項目に関する自分の情報を正確に把握する必要があります。
コープ共済で通常のコースに入れない人向けの制度
コープ共済には健康な方向けのコースに入れない人、すなわち持病がある人でも加入できる制度があります。
特定病気加入制度 | 病名や病気の程度によっては加入が可能 |
---|---|
条件付加入制度 | 特定の病気は一定期間保証しない形での加入 (一部コースを除く) |
上記のような条件付きの共済に加入する際の告知事項は以下の2つです。
- 現在入院中である
- 入院手術の指示が医師からあるか
ほかにも加入条件がゆるやかなコースも用意されているので条件に合わせて選べます。
通常のコースと比べて告知項目は少ないですが重要なものになるので告知義務違反にならないように注意しましょう。
精神疾患で入院・通院をしてもコープ共済の共済金の支払い対象になる?
精神疾患で入院・通院をしている方はコープ共済の共済金の支払い対象になるのでしょうか?
コープ共済には加入できることが決まったとしても、その後の入院・通院に共済金が支払われなければ元も子もありません。
本当に支払いが対象になるのかどうかもきちんと確認しておきましょう。
コープ共済の共済金は全ての入院・通院に支払われる訳ではありません。
- 共済金が支払いにならない場合
- 共済金について気になることはコープ共済へお問い合わせを
- 不安な人は無料の保険相談がおすすめ
共済金が支払いにならない場合
共済金が支払いにならない場合はどういったことが原因なのでしょうか。
- 申込前に起きた事故などによる通院・入院費
- 嘘の記述で申し込みをした場合
- 共済金の支払いに必要な書類がそろっていない場合
共済金について気になることはコープ共済へお問い合わせを
共済金について調べて見たけどほかにも気になることは多々あるという方は多くいるはずです。
ご自身で調べるには限界もあります。
そんなときはコープ共済へお問い合わせをしてみましょう。
精神疾患などの病は人にはなかなか相談しづらい病気です。
ひとりで解決するには大変な労力が必要となります。
精神疾患を患っている人はどういった共済金が支払われるのか?
共済金はいつ振り込まれるのか?など気になる点を問い合わせてみましょう。
不安なまま保険に入り続けるのは良くない状態です。
共済金についての疑問点をはっきりさせておきましょう。
不安な人は無料の保険相談がおすすめ
共済金についてだけでなく保険商品はとても複雑な商品がおおいのが現状です。
保険についての説明をいちど聞いただけでは理解するのがとても難しいとおもいます。
今まで聞いたことのない専門用語も数多くあります。
ましてや精神疾患といった特殊な事例であればなおさら複雑になってしまいます。
そんなときは無料の保険相談がおすすめです。
- 保険に関する知識が豊富
- 様々な事例に対応
- 実績と経験
があるプロに相談してみましょう。
自分だけでは答えが定まらない場合にもプロであれば専門的な知識と経験をいかし、適切なアドバイスがもらえます。
マネーキャリアでは無料で保険に対する相談を行っています。
他にもお金に関するお悩みなども受け付けています。
自分だけでは判断しづらいものや周囲に相談しにくい内容はプロに話を聞いてもらうのが最適でしょう。
まとめ:コープ共済は精神疾患・うつ病でも入れる保険?統合失調症の場合や告知についても解説
この記事では、コープ共済は精神疾患・うつ病でも入れる保険?統合失調症の場合や告知についても解説してきました。
今回の内容をまとめると、
- コープ共済はうつ病などの精神疾患があっても加入可能
- コープ共済の告知義務と告知事項については項目内容をよく確認する
- うつ病や統合失調症などの持病があってもコープ共済への加入は可能
(過去5年間精神疾患の通院歴がないこと、などが条件) - 精神疾患で入院・通院してもコープ共済の共済金は支払いの対象になる
(虚偽の報告、契約申込み前のものは対象不可となる、などが条件)