3人家族の生活費平均はいくら?こどもの年齢別シミュレーションや節約方法も紹介のサムネイル画像
「3人家族の生活費平均はいくら?」
「3人家族の毎月の生活費は?」
とお悩みではないでしょうか。

結論、3人家族の生活費は平均30万円前後です。

この記事では、生活費の平均を子どもの年齢別にシミュレーションしながら解説します。

生活費の内訳や節約方法、教育費のおすすめの貯め方についても解説するのでぜひ参考にしてください。

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監修者「井村 那奈」

監修者 井村 那奈 フィナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナー。1989年生まれ。大学卒業後、金融機関にて資産形成の相談業務に従事。投資信託や債券・保険・相続・信託等幅広い販売経験を武器に、より多くのお客様の「お金のかかりつけ医を目指したい」との思いから2022年に株式会社Wizleapに参画。
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この記事の目次

3人家族全体の生活費の平均は約30万円!

こどもの年齢を考慮しない「3人家族の平均生活費」は30万円前後です。


それぞれの内訳を見ていくと、以下の表の通りになります。

費目金額
住居18,013円
食料86,554円
光熱・水道23,855円
家具・家事用品12,375円
被服及び履物9,644円
保険医療14,728円
交通・通信42,838円
教育10,448円
教養娯楽29,765円
その他
(雑費・使途不明金)
45,777円
合計293,997円

※引用:家計調査報告2023平均結果の概要|総務省統計局


ただし、これは全国平均であり、都市部と地方では差が出るので注意が必要です。


その他にも賃貸か持ち家、車の有無などでも必要な生活費は変化していきます。


ただ、都市部だと住居費用が増える傾向にあるので、都市部在住の方は33~34万円前後を想定しておきましょう。

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3人家族の生活費の平均と内訳をこどもの年齢別にシミュレーションで解説

3人家族の生活費の平均と内訳を以下のこどもの年齢に分けて解説していきます。

  • こどもが2歳以下の場合
  • こどもが3~6歳の場合
  • こどもが小学生の場合
  • こどもが中学生の場合
  • こどもが高校生の場合
こどもにかかる費用は年齢によって大きく異なっていきます。

金額もそれなりの額が必要ですので、事前にシミュレーションをして把握し、準備しておくことが大切です。

こどもが2歳以下の場合

こどもが2歳以下の場合の生活費の内訳と平均は下記の通りです。

費目金額
住居39,358円
食料51,159円
光熱・水道16,868円
家具・家事用品10,144円
被服及び履物
13,404円
保険医療12,430円
自動車・交通33,277円
通信16,041円
教育510円
教養娯楽24,950円
その他
(雑費・使途不明金)
53,055円
合計271,196円

※内閣府の平成17年「こどものいる世帯の年齢層別消費支出」を元に消費税増税分を加味して計算


合計の平均額は約27万円かかります。


こどもが2歳以下の場合は、頻繁にこどもの着替えが必要だったり子育て用品をそろえる必要があったりするため、衣類や家事用品にお金がかかりやすいといえます。

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こどもが3〜6歳の場合

こどもが3~6歳の場合の生活費の内訳と平均は以下の通りです。

費目金額
住居39,358円
食料59,506円
光熱・水道18,396円
家具・家事用品9,086円
被服及び履物14,967円
保険医療11,290円
自動車・交通28,445円
通信16,041円
教育19,727円
教養娯楽33,053円
その他
(雑費・使途不明金)
56,305円
合計306,174円

合計の平均額は約30万円かかります。


また、この年齢になると、幼稚園や保育園に通う子供が増えてきます。


そのため、タオルや布団などの必要物品や学費などで教育費が増加傾向です。


食べる量の増加や、通園でほかの子供と関わるようになり風邪をもらいやすくなるなど、食費や保険医療費も増える傾向にあります。


全体で見ると、2歳以下の時よりも、約3万円ほど増えています。

こどもが小学生の場合

こどもが小学生の場合の生活費の内訳と平均は以下の通りです。

費目金額
住居88,000円
食料70,735円
光熱・水道19,517円
家具・家事用品9,361円
被服及び履物16,328円
保険医療10,115円
自動車・交通33,514円
通信16,826円
教育9,015円
教養娯楽32,967円
その他
(雑費・使途不明金)
43,959円
合計350,337円

合計の平均額は約35万円かかります。


この頃にはマイホームを購入する人が増えるので、住居費用が大きく増えています。


また、小学生からは成長期に入り、高校生にかけて食事量が増えるので、食費はどんどん増える傾向にあります。


教育費は多少減りますが、その分、学習塾や習い事などが増えるので、教養娯楽費での支出が大きいです。

小学生は支出が多くなる時期ですが、中学・高校・大学を見据えて、教育費の貯金をし始めなければならない時期でもあります。


いざというときにお金を貯めようとしても、教育資金はなかなか貯まらずとても大変です。


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こどもが中学生の場合

こどもが中学生の場合の生活費の内訳と平均は以下の通りです。

費目金額
住居88,000円
食料77,698円
光熱・水道21,865円
家具・家事用品9,223円
被服及び履物16,806円
保険医療9,069円
自動車・交通30,015円
通信19,447円
教育25,812円
教養娯楽31,827円
その他
(雑費・使途不明金)
44,214円
合計373,976円

合計の平均額は約37万円かかります。


小学生の場合に比べて教育費が大きく増えています。


これは高校受験に備えて塾に通ったり、私立中学に進学したため学費が増えることがあるためです。


また、中学からは部活動も始まり、それに応じて道具や遠征などにも費用が必要になってきます。

こどもが高校生の場合

こどもが高校生の場合の生活費の内訳と平均は以下の通りです。

費目金額
住居88,000円
食料82,521円
光熱・水道22,888円
家具・家事用品10,604円
被服及び履物16,804円
保険医療10,380円
自動車・交通40,720円
通信23,197円
教育39,593円
教養娯楽27,234円
その他
(雑費・使途不明金)
55,006円
合計416,677円

合計の平均額は約41万円かかります。


高校生では食費、通信費、教育費などが増加傾向です。


食費は高校生が一番食べ盛りですので、特に男子では大人以上に食べる子も少なくありません。


また、高校生ではほとんどのこどもがスマホを持ち、中にはパソコンを持つ子もいるので、通信費が増える傾向にあります。


教育費については中学同様に公立・私立で大きく変わってくるので、臨機応変に対応することが大切です。

3人家族生活費の節約のコツを紹介!

3人家族生活費の節約のコツについて、以下の3つに分けて解説していきます。

  • 食費
  • 水道光熱費
  • スマホ代・通信費

それぞれ家計に与える影響は小さくないものです。


この3つの費用を削ることができると、家計に余裕をもたらしてくれます。


また、節約も辛いと挫折してしまうので、長続きする方法を紹介していきます。

食費の節約方法

食費を節約する基本的な方法はスーパーを利用して、自炊をすることです。

食費が多い家庭は、以下の3つのどれかに当てはまっていることが多いです。
  • コンビニ使いすぎ
  • 外食しすぎ
  • 生ものや野菜の買いだめしすぎ
コンビニや外食はお金がかかるイメージがありますが、買いだめも度が過ぎてしまうと家計を圧迫してしまいます。

買い物はスーパーで行い、買う前に買い物リストを作って必要以上に買いすぎないことが大切です。

また、裏技としてクレジットカードを使ってポイントを貯めたり、閉店間際に行って値下げ品を買うなども効果的な方法です。

ただ、それにこだわりすぎ、ポイントを貯めるために余計に買ったりしては意味がないので、注意する必要があります。

水道光熱費の節約方法

水道光熱費の節約方法は以下の3つがあります。

  • 電力会社&ガス会社の変更
  • 契約アンペア数の変更
  • 電気代やガス代が高い家電の利用制限
水道光熱費は毎月必ずかかるものなので、一度節約できると家計への影響は大きいです。

電力自由化の影響から、各電力会社の価格競争は激化しており、プランによっては1,000~2,000円の節約になる可能性もあります。

ただし、一人で乗り換えるのが不安という場合は、電力・ガス取引監視等委員会のホームページに方法や注意点などが記載されているので、参考にするといいでしょう。

光熱費は乗り換えで節約可能ですが、水道代は自治体の管轄なので料金を変えるには引越しが必要になります。

そのため、まずは光熱費の節約に取り組むのがいいでしょう。

  • 光熱費が家計を圧迫している
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スマホ代・通信費の節約方法

スマホ代や通信費を節約する方法は以下の3つです。

  • スマホは絶対にショップで契約しない
  • 安くて快適な業者を選ぶ
  • iPhoneは即売却しandroid端末を買う
スマホは生活必需品ですので、できるだけ安くコスパ良く使うことが重要になります。

スマホを購入する場合、店舗では人件費などの経費が加味されているので、ネットのほうが安い傾向にあります。

その中でも、iPhoneは本体価格が高いので、android端末のほうがコスパ良く利用することができます。

通信業者はdocomo、au、Softbankの大手3キャリアが有名ですが、基本プランの値段は高いので、格安SIMを使うだけでも大きく通信費を節約することができます。

格安SIMに迷う方は、楽天モバイルやahamo、日本通信SIMなどを検討してみるといいでしょう。

3人家族の理想と実際の生活費内訳

3人家族の理想と実際の生活費の内訳について以下の内容を解説していきます。

  • 生活費は固定費と変動費に分けられる
  • 【変動費】理想の生活費内訳
  • 【固定費】理想の生活費内訳

一概に生活費とまとめられていますが、しっかりと固定費変動費に分けて考えることが大切です。


特に固定費は毎月必ずかかる費用なので、節約できると家計に大きなゆとりをもたらしてくれます。


理想の生活費を満たしていない人であっても決して諦めず、家計管理の見直しや節約を駆使して、少しずつ理想に近づいていきましょう。

  • 理想的な生活費にはなかなか届かない
  • よその家庭がどのようにやりくりしているのか気になる
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生活費は固定費と変動費に分けられる

まず、生活費を大きく2つに分けます。

  • 固定費:生活するうえで毎月ほぼ定額でかかる費用
  • 変動費:毎月変動する費用
基本的に、毎月の出費が一定である人はいません。
それは、変動費が上下するためです。

家計簿をつけている方にとってはお馴染みですが、ここで固定費と変動費にあたるものを全て挙げていきます。

a.固定費

  • 家賃(住宅ローン等)
  • 光熱費
  • 通信費
  • 保険料(医療費)
  • 教育費
  • 交通費(自動車関連費)
固定費には、生活するうえで重要な「住」の部分が含まれるため支出の中でも大きな割合を占めます。
また、親世代と比べて通信費が増加しており、固定費の負担は増える一方です。

b.変動費

  • 食費
  • 衣料費
  • 交際費(レジャー代)
  • 日用品
  • その他(趣味に使うお金など)
変動費は固定費に属さないものが含まれます。
2021年6月現在、コロナによる外出自粛が続いているため交際費は減少傾向が見えます。

【変動費】理想の生活費内訳を紹介

では、まずは変動費から3人家族の理想の生活費内訳を見ていきましょう。

世帯の手取り収入を100%として、10%を貯蓄する前提で解説していきます。


a.食費:20%

変動費の中で最も大きな割合を示すのが食費。

食費の支出割合は、「エンゲル係数」とも言われ、日本でのエンゲル係数は平均25%前後と言われています。


しかし、平均通り25%では貯蓄が厳しくなります。

こどもが大きくなると教育費で赤字になる月すら出てくるでしょう。


理想としては15%に抑えていきたいですが、低収入の場合かなりしんどいので20%とします。


b.衣料費:3%

洋服にお金をかけるという習慣は捨てるのが賢明です。


家庭を築きこどもを育てることを考えれば、服はUNIQLOやGU等のファストファッションや西松屋やしまむらなど中心にして、上手に着まわしましょう。


着用頻度のことを考えると仕事がスーツなら私服の購入は控えるのも一案です。


体格さえ変わらなければ、大学時代で買った洋服+買い替えで何とかなります。


また、どうしても衣服にこだわりたい方は他の項目で支出を減らすなどして調整しましょう。


c.交際費(レジャー代):5%

これまでは付き合いによる飲みも多かったと思いますが、コロナでいかに無意味だったかに気付いたはずです。


5%でもかけすぎだと思いますが、あまり減らすとストレスによる浪費もあり得ますのでこのくらいにしておきます。


d.日用品:2%

かなり厳しい金額になってしまいますが、幼少期は教育費が少なく済むので


日用品+教育費(後述)=10%


を目安にしてください。ネットでの購入適切なまとめ買いを行うことで安く済ますことができます。


e.その他(趣味に使うお金など):2%

こどもを育てるならこちらの部分についてはある程度諦めることも重要です。
小学校入学まではもう少し使っていても許されますが、後々困ることになります。

【固定費】理想の生活費内訳を紹介

固定費も解説していきます。


a.家賃(住宅ローン等):25%

過去に「手取りの1/3」と言われた家賃ですが、2021年現在でこの基準を当てはめると破綻します。


そもそも手取りの1/3を家賃に充てていた時代は特別でした。

  • 昇給&終身雇用が当たり前
  • 通信費は今の半分以下
  • 消費税5%以下
  • 年金制度も安泰
今では考えられない世界だったのです。

経済が停滞する今、住居関連に大金を払うのはおススメしません。
この割合は理想ではなく「絶対防衛ライン」としての25%です。

マスコミが感染者数ばかり報道する中で、コロナで家を失う人も増えています。
無理なローンを組んだり、見栄を張って豪華な部屋に住まなくても生活できるのです。

これから家を買う方、絶対に25%未満に抑えてください。

どうしてもオーバーする方は、自動車関連費用をで調節を試みましょう。

b.水道光熱費:6%

水道光熱費は、そう簡単に減らせるものではありません。
どうしても夏冬は高くなりますし、春秋は安くなります。

この割合は、東北北海道在住の方には無理な数値です。その分住居費は安く済むはずですので、住居費の割合を引き下げましょう。

c.通信費:5%

何も考えずにスマホを契約している方には厳しい数値だと思いますが、ここは工夫次第で十分達成できます。

最近は格安SIMや新規加入のキャンペーンなどがさかんに行われていますので情報収集をしましょう。

また、こどもにスマホを持たせる年齢は、1年でもいいので遅らせましょう。
詳細は後述します。

d.保険料(医療費):5%

家族がいる以上、ある程度保険は必要です。
ただ、近年では共働き夫婦も増え男女の収入格差も縮小しつつあります。

個々の家庭事情によりますが、高収入であればあるほど民間の医療保険や生命保険の有用性は落ちてしまいます。


公的保険の保障内容も確認し、無駄のない保険を組んでいきましょう。


e.教育費:8%

こどもが大学進学すると毎月8%捻出するのは非常に厳しいですが、その点は貯蓄で補ってください。

中学・高校は教育水準の高さを求めて私立に通わせることを希望する方もいますが公立と比較してどの部分が優れているのかしっかり検証してから決断しましょう。


私立学校は教育水準にばらつきも大きく、またお金持ちの子が多いため出費もどんどん増えます。


どうしても良い教育を受けさせたいなら、他の費用を我慢するか給与収入を増やすなどして対策をとってください。

低収入でこどもの成績が良ければ、無利子の奨学金を借りる手もあります。


f.交通費(自動車関連費):9%

自動車が必要か否かにより変動します。

都心部なら多少住居費を高くしてでも自動車を持たない生活をするのはアリです。


地方在住者にとって自動車は必需品ですが、持つのは1台までにしておいた方が良いでしょう。


通勤で夫婦とも必要な場合は、片方は自転車+公共交通機関や原付で我慢する工夫も必要です。



これで、合計90%に収まりました。

出費割合についてまとめた表を下記に載せておきます。

費目割合
家賃25%
食費20%
水道光熱費6%
日用品2%
衣料費3%
通信費5%
交通費
(自動車関連費)
9%
交際費
(レジャー代)
5%
教育費8%
保険料
(医療費)
5%
その他
(趣味に使うお金等)
2%
貯蓄10%
合計100%


これなら急な出費があっても貯蓄で賄えます。

おすすめの教育費を貯める方法・保険を紹介!

将来的に大金がかかってしまう教育費。

特に大学進学までを想定するなら入念な準備が欠かせません。


しっかり貯める方法を紹介します。

手元の教育費を増やす

手元の教育費を増やす方法は以下の3つです。

  • ネットバンクの普通預金or定期預金:年率0.1%~0.2%
  • 個人向け国債:年率0.05%~
  • 新NISA:年率は商品による

ネットバンクや個人向け国債リスクはほぼありませんが、金利は低いですが、新NISAであれば、リスクはありますが一番増える可能性が高いです。


新NISAは国が設けた制度で、最大1800万円の元本を非課税で運用ができますし、投資商品も金融庁が選定した信頼性の高い商品になっているので安心です。


あまり詳しくない方は、下記のような人気商品を積み立てていくといいでしょう。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

ただし、あくまで投資は元本割れのリスクはあるので、その点は理解した上で投資してみたい方は、楽天証券やSBI証券を利用してみましょう。

半強制的に教育費を貯める

増やす方法は、そもそも元手がなければ効果がありません。

お金を貯める方法も紹介します。

主な方法は財形貯蓄と自動積立の2つです。


a.財形貯蓄

これは企業によって制度自体がない場合もありますが、あるなら利用を検討すべきです。

教育費用を貯める専用の財形貯蓄はありませんので、「一般財形貯蓄」を利用することになります。


一部利息が非課税になったり、給与天引きでより強制力のある貯蓄ができます。


b.自動積立

銀行に用意されている自動積立を利用する方法もあります。
低金利時代なので、ほとんど増えませんがある程度強制力をもった先取り貯蓄が可能です。

ただし、いずれも貯蓄できるだけの余力がなければいけません。
前述の節約を実行し、安定的な貯蓄が確保できるようになってから取り組んでください。

学資保険などを活用して教育費を貯める

財形貯蓄も自動積立も、貯めることに関しては優秀な制度ですが、金利はほとんど無いに等しく、ほぼ増えません。


「貯めて少しでも増やしたい!」と思う方は、学資保険の利用も検討してみてはいかがでしょうか。


こちらも低金利のあおりを受けて返戻率は落ちていますが、102~105%前後は戻ってきます。すなわち、払い込んだ金額+2~5%が満期時に返ってくることになります。

【まとめ】こどもの将来のために生活費の貯蓄・節約をしよう!

ここまで、3人家族の生活費について取り上げてきましたが、いかがでしたでしょうか。

本記事では、

  • 3人家族の平均生活費
  • こどもの年齢ごとの生活費
  • 3人家族の生活費を節約する方法
  • 教育費の貯め方
など、生活費だけでなく貯め方や節約方法まで幅広く紹介しました。
まとめると、以下の通りです。
  • 3人家族の生活費の平均は30万円だが、住居費によって変動がある
  • こどもの年齢が上がるにつれて、生活費も上がる
  • 食費は外食やコンビニを控えて節約
  • 通信費は格安SIM業者や安いandroidスマホに変更して節約
  • 光熱費は電力会社やガス会社を変更、電力消費の多い家電を利用制限して節約
  • 教育費を貯める方法は、投資信託、学資保険、財形貯蓄、自動積立などがある
とにかく子育てはお金がかかります。
こどもが幼いうちはそこまで影響がありませんが、小中高と年齢が上がるにつれてどんどん影響が大きくなります。

早めに備えておいて損はありません。
こどもが生まれる前からしっかり準備して、お金に困らない家庭を築きましょう!