余った奨学金の使い道!貯めておく?使い切る?奨学金利用者が解説!のサムネイル画像

▼この記事を読んでほしい人

  • 余った奨学金をどう使えばいいのか決まっていない人
  • 余った奨学金は投資に使うべきなのかどうか知りたい人

▼この記事を読んでわかること

  • 余った奨学金をどう使うべきか 
  • 余った奨学金を投資や資産運用に回したい場合はお金のプロに相談すべき理由
お金に関する悩みならまずはマネーキャリアの無料相談を気軽に利用してみてください!

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内容をまとめると

  • 余った奨学金は投資や資産運用に使うのが良い
  • 余った奨学金は繰り上げ返済や貯金に使うのも良い
  • 投資や資産運用を始めるときはお金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談すべき
  • 余った奨学金を有意義に使いたい場合は、お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談すべき
  • FPの質が非常に高いおすすめの無料FP相談サービスはマネーキャリア 
  • どんなに些細なことでもお金にに関する質問があるなら、いますぐマネーキャリアを利用したほうがよい 
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多くの人が利用している奨学金制度。もし奨学金が余った場合どうすればいいのでしょうか。貯金、繰り上げ返還、投資などが考えられますが、奨学金制度を利用していたFPが、余った奨学金の使い道や、奨学金を多めに借りるべきなのかを徹底解説します。

記事監修者「谷川 昌平」

この記事の監修者谷川 昌平
フィナンシャルプランナー

東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

この記事の目次

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余った奨学金の使い道は?使わなかった場合はどうする?

こんにちは、マネーキャリア編集部です。


先日、20代の友人から、こんな悩みを聞きました。

大学時代に奨学金を借りていたんだけど、奨学金が余ったんだよね。その奨学金はどうすればいいかな?

最近は、奨学金を借りたのはいいものも必要以上に借りたことが原因で余った奨学金をどのように使えばいいのかわからずに、悩んでいる学生・新卒が非常に増えています。 


「中学校や高校で奨学金について教えてもらいたかった」


日本では、奨学金・金融についての教育が不十分であると指摘されています。 


実際、日本証券業協会の調べによると、中学校、高校での金融教育の授業時間の確保状況は不十分であると回答されています。


そこで今回は、学校で教えてもらえなかった余った奨学金の使い道について、奨学金利用者が順序だててわかりやすく解説します。 


「余った奨学金を使わなかった場合は貯めておけばいいのか」、「金融投資や自己投資で使い切ればいいのか」、で悩んでいる方の道しるべになれば幸いです。

余った奨学金は投資に使うのがおすすめ!その理由を解説!


結論を言うと、余った奨学金は投資に使うのがおすすめです。


なぜなら、

  • 貯めたりするよりも老後資金を蓄えることができるから
  • 収入源を増やすことができるから
  • 若いうちから金融リテラシーを高めることができるから

という理由があるからです。


それぞれ詳しく解説していきます。

理由➀貯めたりするよりも老後資金を蓄えることができるから

奨学金を銀行に預金していても、ゼロ金利時代の現代ではお金はほとんど増えません。


一方で、余った奨学金を投資に回すことで、お金を堅実に増やすことができる可能性があります。


たとえば、「S&P500」や「eMAXIS Slim 全世界株式」などのインデックスファンドの場合、だいたい年利は6%~9%前後ですが、銀行に預金していた場合、年間で0.001%〜0.2%しか増えません。


仮にインデックスファンドで100万円を運用すると、年間で6万円~9万円に増えますが、預金であれば、年間で10円~200円しか増えないのです。


確かに、投資にリスクは付き物ですが、インデックスファンドの場合は、過去の例を見るに非常にローリスクなため、銀行にお金を眠らせておくよりかは賢い選択と言えるでしょう。

理由②収入減を増やすことができるから



たとえば、余った奨学金を投資に回すことで、本業である「労働収入」に加えて「投資収入(配当金・売却益など)」という2つ目の収入源を生み出すことができます。


仮に本業をクビになったとしても労働収入が一時的に途絶えるだけで、投資収入は途絶えずに、なんとか生活資金を補うことができます。逆も同じです。


つまり、本業で得た収入と投資で得た収入は互いに支えあう関係になりえます。


収入源を増やすことは、リスクヘッジにつながり大きな精神安定剤になるのです。ですから、余った奨学金を投資に回すべきなのです。

理由③若いうちから金融リテラシーを高めることができるから

たとえば、突然両親から「明日、起業しなさい」と言われて1,000万円を渡されても、経営が成功する確率は低いでしょう。


なぜなら、経営学やマネジメント、マーケティングなどの知識・スキルがないからです。


つまり、経営においての常識・ルールを知らないことが大きな原因になります。


これと同じで、金融リテラシーがない人がいきなり投資を行っても大体は失敗するでしょう。


ですから準備期間が必要になります。


それが20代前半~後半です。たとえ投資で損失をだしてしまったとしても、まだやり直しのきく年齢なので、金融リテラシーを高めるために余った奨学金は投資に回すべきでしょう。


資産運用はお金のプロに相談してから始めたほうがいい理由

ここまで余った奨学金を投資や資産運用に使うべき理由を解説してきました。


将来の資金を増やす手段として、資産運用はおすすめです。


とはいえ、

投資や資産運用と言っても、どんなことをすればいいの?株やFXはリスクが高そうで怖い。。。

このように感じた方は多いでしょう。


結論から言うとそのような方は、マネーキャリアの無料FP相談サービスを利用するのがおすすめです。 


FP相談サービスとは、お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)が、お金に関する悩みを抱えている人に対してプロの視点からアドバイスするサービスです。 


資産運用に関する悩みをFPに相談することで、 

  • どんな投資や資産運用が相談者に最適なのか
  • 投資で増やした資金の管理方法
  • ライフプランの形成やライフイベントごとにかかるコストの準備方法

など、投資や資産運用だけでなく、資産運用に関連する様々なお金に関する悩みを解決してくれます。 


日本には様々な無料FP相談サービスがありますが、特にマネーキャリアは、お金のプロであるFP3,000人と提携を組んでいる日本最大級のFP相談サービスです。 


マネーキャリアのサービスでは、スマホ一つで資産運用に関する悩みなど、お金に関する悩みをすべて解決できます。 


相談の予約はすべてLINE上で完結し、相談もZOOMなどを用いたオンラインの相談が可能なので、資産運用について気軽に相談可能です(もちろん対面も可能)。 


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その他の余った奨学金の使い道を奨学金利用者が紹介!



そうは言っても、投資が上手くいくかどうかは人それぞれです。


「資産形成をするべきだ」と外野から言われて、それを鵜呑みにしてなんとなくの理解で投資を始めてしまっても、人によっては大きなダメージを負うこともあるでしょう。


そこで、下記4つの余った奨学金の使い道を解説します。

  1. 繰り上げ返済・一括返済をする
  2. 卒業後の資金として貯める
  3. 万が一に備えて貯金する
  4. 奨学金の額を途中で減らす

①繰り上げ返済・一括返済をする

奨学金は繰り上げ返済・一括返済ができます。


 繰上げ返済とは、毎月の返済額とは別に返済することで、一括返済はその名の通り、一度に借りたぶんの奨学金(元本)を返済することです。


 この場合、本来上乗せされるはずだった「利息」を減らすことができるため、多少お得になります。

②卒業後の資金として貯める

一人暮らしでかかる生活費用に備えて貯めておくのも一つの手です。


一人暮らしをする場合、主に下記の費用がかかります。


  • 賃貸の初期費用(敷金・礼金、前家賃、仲介手数料など)
  • 飲食費、家具・家事用品費、水道光熱費、通信費、医療保険などの生活費


初期費用と1ヶ月分の生活費をざっと見積もっても40万円~50万円ほどはかかるでしょう。


そのため、これらの費用をまかなう準備金として貯めておくのもいいでしょう。


③万が一に備えて貯金する

社会人になると上記で挙げた費用に加えて、ついつい忘れがちな突発的な費用についても念頭に置かなければなりません。 


 たとえば、 

  •  冠婚葬祭で必要になる礼服や喪服 
  •  祝儀金や香典
  •  会社の同僚との交際費

などが挙げられます。


これらの出費は予期せぬ時にかかるものですので、奨学金を万が一に備えて貯めておくのも良いでしょう。

④奨学金の額を途中で減らす

「口座にお金があると使ってしまう・・・貯金できない」という方は、奨学金の額を途中で減らすことも頭の片隅に入れておきましょう。


ただし、奨学金を減額することはできますが、短期間に増額・減額を繰り返すこと一時的な理由によるものは認められません。


両親とよく相談して、減額すべきかどうかを考えましょう。


余った奨学金の使い道はお金のプロに相談するのも良い

ここまで、余った奨学金の使い道について解説してきました。


とはいえ、

正直、自分に最適な余った奨学金の使い道が分からない。
余った奨学金をどのように使うのが将来一番得するの?

このように感じた方もいるでしょう。


そのような方は、お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談することをおすすめします。


お金のプリであるFPは、相談者の資産状況や、性格、将来の目標などから総合的に判断して、相談者に最適な余った奨学金の使い道を提案してくれます。


日本には様々な無料FP相談サービスがありますが、特に、お金のプロであるFP3,000人と提携を組んでいる日本最大級のFP相談サービスであるマネーキャリアの無料FP相談サービスがおすすめです。 


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無料FP相談おすすめランキング!口コミ・選び方も解説【比較表つき】

奨学金の利息はどのくらい?利息を低くする方法は?

この項目では、奨学金の利息について、利息を低くする方法についてを解説します。


しかし始めに言っておきますが、奨学金の利率は0.2%前後なので、繰上げ返済・一括返済を無理にするほど大きなメリットがあるとは言い難いです。


自分にあった最適な選択肢を選びましょう。

①奨学金の利息は非常に低い

奨学金の利息は0.2%前後です。


しかし、民間の消費者金融で借りる場合だと、「約3%~18%」にもなるため、いかに奨学金の利息が安いかがわかるかと思います。


仮に1万円を借りた場合、

奨学金:20円 
消費者金融:300円~1,800円

になります。


大きな差であると一目でわかるでしょう。

②繰り上げ返還(繰り上げ返済)すると利息が減る

繰り上げ返済をすると、0.2%前後の利息が減ります。


たとえば、下記の例だと約8万円分の利息を減らすことが可能です。

  • 奨学金:3,840,000円(月8万円借りた場合) 
  • 利率:0.2% 
  • 返還期間:20年 
  • 月賦返還:16,338円/月 
  • 総返還額:3,921,282円 


たった8万円程度しか減額されないと捉えるのか、8万円も減ると捉えるのかは人それぞれですが、少しでも利息を減らしたいのであれば繰上げ返済・一括返済を活用すべきでしょう。  

③在学中に繰り上げ返還(繰り上げ返済)すると無利息になる

在学中に奨学金の借り入れを辞退することで、繰り上げ返済することも可能です。


奨学金は貸与終了時に決定する利率が返済完了まで適用されますので、貸与終了時に繰り上げ返済をすると無利息になります。


しかし、繰り上げ返済をするべく奨学金を辞退したのはいいものの、やっぱり繰り上げ返済・通常の返済が困難になってしまった、という事態に陥ることもあるでしょう。


その場合は在学猶予申請を活用しましょう。


在学猶予申請は、卒業するまで返済期限を伸ばす制度です。


奨学金の場合、在学中に利息は増えないので、無理をする必要はありません。


確かに無利息になるのは望ましいことですが、自分の生活が第一です。少しの利息のために苦汁を飲んでまで無利息を目指す必要はないでしょう。


したがって生活に余裕があった場合に、貸与終了時に繰り上げ返済するのをおすすめします。


【奨学金に関するQ&A集】実際に奨学金を借りていた私が回答

奨学金で悩んでいる学生の方に向けて、実際に奨学金を借りていた経験者に話を聞いてみました!


ぜひ、参考にしてみてください。

①奨学金の返済のために就職先を給料で選んでよいか

奨学金の返済のために給料で就職先を選ぶべきです。

なぜなら、給料で選ばないと奨学金の返済が滞るリスクが高くなるからです。

日本学生支援機構によると、仮に返済を延滞してしまうと、本人、連帯保証人、保証人に対して文章・電話による督促が行われます。

つまり、本人だけでなく、保証人になってくれた家族にも迷惑・負担をかけることになってしまうのです。

ですから、これを避けるために奨学金の返済のために就職先は給料で選ぶべきでしょう。

②奨学金は余分に借りるべきか

奨学金は余分に借りるべきです。


なぜなら、奨学金の利率は消費者金融に比べてかなり低いからです。


自己投資、金融投資などのように有効活用できるのであれば、自身の市場価値を高めるためにも、将来的な生活を豊かにするためにも、余分に借りるべきです。


ただし、有効的な用途が見つからない、浪費してしまう可能性が高いのであれば、借りないほうがいいでしょう。


コラム:初任給を考えて奨学金を返済できるか逆算しよう

初任給を考えて奨学金を返済できるか逆算してみましょう。


「奨学金の返済」をしても、満足のいく額を「貯金」して、生活に余裕を持ちたいものです。


大卒の平均初任給は約21万円、一人暮らしの平均生活費は約16万円です。

仮に毎月の返済額が2万円だとすると、下記のように概算できます。

【初任給】 【生活費】 【奨学金】 【貯金】
 21万円 - 16万円 - 2万円 = 3万円 
 23万円 - 16万円 - 2万円 = 5万円
 25万円 - 16万円 - 2万円 = 7万円

初任給が21万円の場合だと貯金が3万円しかできないため、突発的な出費が重なった場合に、返済は困難になるでしょう。


切り詰めて生活をすれば、捻出できるかとは思いますが、それでは生きる楽しみがなくなってしまいます。そうなると精神的にまいってきますので、初任給は23万円~25万円は欲しいところですね。


それと18万円以下の初任給になると、貯金額が0円になってしまうのでかなり危険です。


そうならないためにも、就職先は給料で選ぶべきでしょう。


コラム:奨学金を借りる目的!大学に進学するメリットとは?

そもそも奨学金を借りてまで大学に進学するメリットとは、一体何なのでしょうか。


それは「大卒」という称号を手に入れて、生涯年収を高められることです。


大卒をほしがる大企業はたくさんありますし、中小企業の中でも高卒より大卒を求めている企業はたくさんあります。そして年収の面においても、約30万円~200万円ほどのふり幅で高卒と差が生まれます。


年収200万円もの差が生まれれば、400万円ほどの奨学金を借りていたとしても、わずか2年間で相殺、以後は大きなプラスになるので、大学に進学するメリットは大きいと言えるでしょう。


まとめ:余った奨学金の使い道は投資がおすすめ

余った奨学金の用途、利息についてを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • 余った奨学金は「投資(インデックスファンド)」に使うのがおすすめ
  • 他の使い道として「繰り上げ返済・一括返済」「卒業後の資金として貯金」がある
  • 奨学金の利息は「0.2%前後」と非常に低い
  • 繰り上げ返済をすることで利息を減らせる

でした。


結論、初任給23万円~25万円以上の会社に就職して、余った奨学金をインデックスファンド等のローリスク投資に回し、もう一つの収入源を構築しながら労働収入と投資収入で奨学金を返済する方法がおすすめです。


しかし環境によっては、その都度の最善の選択は異なりますので、金融リテラシーを高めつつ、自分に最も適した使い道を選びましょう。


皆さんの人生がより良いものになれば幸いです。


また、余った奨学金の使い道は、お金のプロであるFP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのも良いでしょう。


お金のプロであるFPなら、余った奨学金をどうすれば将来に役立てられるのかアドバイスをしてくれます。


例えば、

  • 資産運用の方法
  • どのような保険に入っておけばいいのか
  • 家計の改善
  • 貯金の方法や資金の管理方法

等です。


日本には様々なFP相談サービスはが存在していますが、特におすすめなのはマネーキャリアの無料FP相談サービスです。


マネーキャリアは、3,000名以上のFPと提携を組んでいるため、FPの質が非常に高い無料相談サービスです。 


マネーキャリアのサービスでは、スマホ一つで資産運用に関する悩みなど、お金に関する悩みをすべて解決できます。 


なぜなら相談の予約はすべてLINE上で完結し、相談もZOOMなどを用いたオンラインの相談が可能だからです(もちろん対面も可能)。 


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